アーカイブ:2016年11月

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カタル:これは凄いことになりそうです。カタル自身、昨日は「金融相場」の真偽を疑っていました。でも岡三証券だけは545円で、朝から1000株の買いを入れており、これが安値ですが買えていました。本当は「三菱UFJ」などですが…実際にはカタルもトランプ氏の真意を疑っていたのです。グラフは米国金融株(大手6社)のリーマンショック前を1として、指数化したグラフです。

米国大手金融を指数化したグラフ(リーマンショック前を1)

米国大手金融を指数化したグラフ(リーマンショック前を1)

故に大統領の一般教書演説までは模様眺めの展開か?…とも思っていましたが、この考えは間違っていたようで…始まったのかも知れません。そう考える方が、全ての動きに整合性が見られます。日銀は物価目標について早期達成を断念したようですが…間違っているかもしれません。

カタルは前から述べています。これだけ世界中の中央銀行が、お金をジャンジャン供給しているのに…何故、インフレにならないのだろう? とっても不思議でした。でもその結論としてBRICsからの資金引上げにより、中国などへの資金移動が減る為に需要が減退する。もう一つが金融規制でした。米国の民主党政権下で行われた清貧思想ですね。この判断は難しく、ある意味で必要とも言え…、小泉・竹中改革の評価に、似たところがあります。どっちが正解か…分からないのです。

しかし昨日のNY市場は2日間続けて…金融株は、どれも大商いでした。加えて市場の噂では、財務長官にJPモルガンのCEOダイモン氏の起用が話題にあがっていました。彼がトランプ政権の下で受けるかどうか分かりませんが、これまで民主党政権下では、散々…制裁金を科せられ、金融界は苛められてきましたから、受託する可能性もあると思います。最近、大きく叩かれていたウェルズ・ファーゴが、昨日は大人気になっていました。

何故、窓を大きく開け…大銀行の株が飛ぶのか?

今朝方、カタルは三菱UFJ銀行を2000株580円の指値で買いに行きましたが、気配値だけが先行し、結局590円まで上げて589円で買ったようです。加えて、みずほ株も買いました。野村証券も買いましたね。カタルはケネディクスを多く持っているので、この買い増しは見送りました。日本の機関投資家は、金融株の持ち株は全くなし…と言うガラガラの状態だろうと推察しています。そもそも「流動性の罠」ですから、金融相場への対応はしていませんね。これは大変なことですよ。

安倍政権の誕生が決まり、日本でも2012年11月から翌年の春まで急騰相場が続きましたが…米国の株価位置は高く、日本とは条件は違いますが、来年の一般教書演説発表まで…金融株は仕手化する可能性が出てきましたね。それほど…今回の「金融規制緩和」は、凄い事でしょう。

昨日は10月のマネーストックが発表されており、カタルは金融庁の姿勢が大きく変わったと評価していました。3月に赤字法人への融資再開など、一連の金融行政が変わったので、何れ、時間の問題で日本株は「流動性に罠」を抜け出せると思っていました。此処にトランプ誕生により、一気に金融規制面で制約を受けていたお金が、市場に出てきます。だから壮大な相場に走りますね。これはトランプ次第ですが、金融規制緩和なら、既に、本格的な金融相場は確定でしょう。

マネーストックの前年比伸び率推移(M2)

マネーストックの前年比伸び率推移(M2)

あれ? おかしいな。昨日の夕刊には3.2%増となっていたので…おかしいな? 調べたらM3なのですね。カタルの使っていた資料はM2なので、数字が違っていました。そこでM2のグラフを、再び掲げますね。9月は3.5%増で、10月は3.7%増です。カタルは、ようやく金融庁の方針転換や、1月のマイナス金利適用の効果が、市場に出てきたと思っています。黒田さんが、途中で心が折れなければいいのですが、既に流石のマイナス金利批判に、方針を転換しましたからね。人間らしいです。仕方ないと言えば…仕方ないのですが。

そもそも金融規制の為に「流動性の罠」の沼の底が、更に深くなっていました。でもこれで日本も動きますね。ケネディクスに期待していた人達は、おまちどうさまです。来年は期待通りの相場に発展すると思っています。歴史的な量的緩和を実施して居ましたから、一気に流れますよ。ダムが決壊するようなものだとの認識が、必要かもしれませんね。案外、ストップ高が連続するような相場になるかもしれません。それは米国のトランプ次第でしょう。

三菱UFJの4ケタ奪回から、2000円相場が実現できる可能性は高いと思っています。みずほは500円でしょう。野村、岡三なども4桁相場への復帰ですね。勿論、ケネディクスも上場来高値を目指すのでしょう。馬鹿にする奴は、空売りをすればいいのです。

クラウドワークスの四半期別の収入推移

クラウドワークスの四半期別の収入推移

さて期待値に届かなかったクラウドワークスの数字ですが、マズマズの及第点です。だから1300円台の株価を維持できなかったのですね。カタルは1300円台を維持して2100円越えを当初は予想していました。実際の数字は常識通りに落ち着きました。でも過去最高更新で、売り上げは50%増ですからね。昨年は811でしたが…今年は1228だそうです。51%増の数字ですから…、やはり立派なものです。上場すると、認知度が一気に高まり、飛躍する段階があります。ヤフーのような飛躍期を期待しましたが、及第点の数字でした。このブレイクする波が、これから来るかどうかは…分かりませんがマズマズなのでしょう。

おそらく新しいステージの進展次第でしょう。本日は1100円で1000株だけ買いました。別に数字は悪くなく、期待値には届かないが、四半期別で過去最高だった2Qの326を超えて…4Qは328でしたね。故に安くなれば…これからも買うつもりです。既に10:25現在で、出来高が339800株と大きく出来ており、数字を巡り…意見対立が見られるようです。売り物次第ですが…後場から株価が戻るかもしれません。まぁソコソコ及第点の数字なのですが…、事前の期待値が高く、目先筋が、どの程度存在するかでしょう。

金融相場が主流だろうと思いますが…、毎日、三菱UFJが50円ずつ上がる訳ではありません。どの株も、目先筋は存在し利食いが入りますから、その間隙を縫う形で、クラウドワークスなどを、再評価の相場が存在すると思っています。

故に、本日は買ったのですね。また高値を超えてくるでしょう。数字は、その事を語っています。株と言うのは、もともと強弱感が対立するから相場になるのですね。カタルように…50%以上も、収入が伸びると思う奴もいれば、赤字の継続だと思う奴もいるでしょう。もしそうならアマゾンなどの株は、絶対に買えませんね。ずっと赤字企業だったのですから…。先ずは売り上げの評価です。まぁ、吉田さんのこれからの手腕に期待です。

仮に今期の数字の伸びが落ちて、30%増水準を継続できるなら、お金を使わなければ…早期に黒字転換の可能性もあります。でも赤字とか黒字とか…の目先を追うのではなく、業務の拡大を期待しています。別に赤字継続でも…一向に構いません。市場は、このような企業を応援しないとなりませんね。やはり2100円越えを、実現させてやりたいものです。そうして市場を通じて資金を提供し、企業を応援したいものです。売り物が切れれば…藤田さんは、買い増しをするんじゃないかな? そんな数字だと思っています。彼は実際に1101円で買っていますからね。

まぁ、カタルの見方が、正しい訳じゃないから…個人で自分の思うように行動すればいいのです。所詮、メディアや市場の認識など…間違っている事も、良くあります。その証明が、一昨日の1000円安と昨日の1000円高ですね。そのようなイレギュラーな動きを、信念を持って行動できるかどうか…。付和雷同で目先の株価の動きを観て行動していると、痛い目に遭いますからね。カタルの基本構想は、いつも一貫しているつもりです。

頑張れ!カタル銘柄。ケネディクスの453円には36万株あります。美味しいですね。歩合セールスが、その気になれば…100万や200万程度の売り物は、魅力的ですね。どっちが効率は良いのでしょう。株価が下がっているクラウドワークスか…それとも金融株か?

神のみぞ、知る領域なのでしょう。それでは、また明日。無理をしないように…、互いに頑張りましょうね。アレレ…。今、原稿を読み直ししていたら、クラウドワークスがストップ安しましたね。トホホ…さっき買ったばかりなのに…追証が気になる水準になって来ました。しょうがないから、朝、買った、みずほを利食いしよう。それにしても、目先筋の売り物って…、結構、あるんですね。不思議だなぁ~。そんなに、悪い数字のようにも見えないが…。まぁ、仕方がありません。市場が、決めた価格ですからね。またね。



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