アーカイブ:2016年11月18日

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カタル:ようやく米国のスプリント株も、ソフトバンクが買収した株価7.65ドル台を、先日、上回り15日に7.74ドルを付けました。でも昨日は7.49ドルです。ソフトバンクは、借金が多いとか…批判されているようですが、その批判は、現在の局面では間違っており、借金をしてスプリントやARM社を買収するのは正しい戦略です。

今度は、その株式をファンドに移行させると言います。金利上昇が見込まれ、先手を打った形です。しかし孫氏の先見性は、非常に鋭いタイミングで決まります。このスプリントの買収は安倍政権への転換期(円安への転換)ですし、ARM社はブラグジットの直後に発表されています。このスピード感は素晴らしいですね。他の経営者は見習うべきです。安全、安心と言う幻想を掲げている馬鹿は、能力のある若者に、席を譲るべきでしょう。

もともと人間工学上…たぶん野心を持って行動できるのは30歳台なのでしょう。世間をある程度知り、イロハが分かるようになります。自分の勤める会社の姿も見えるようになりますからね。

やはり「リクルート」(6098)は、良い社内カラーを持っていますね。これまではリクルート株が担保になっており、株主構成が歪でしたが、徐々に普通の状態に変化しています。まもなくリクルートは、日本を代表する値嵩株になるでしょう。ソフトバンクと共に1万円以下の会社ではないでしょうね。しかし機関投資家と言うのは、アホの集団ですね。日本生命や第一生命などの運用担当者は、馬鹿揃いなのでしょう。

今回の三菱UFJの値動きを観ると分かります。売り物がなく…空を切って上昇している姿を観ると…彼らの頭には、まともな利回り判断も出来ないのですね。マイナス金利の国債を保持し…2~3%を超える株式配当利回り投資もしてないのでしょう。通常、信用力のある大手機関投資家は、市場金利でいくらでも資金を調達できます。1000億円単位で借り入れを起こす事も容易でしょう。ところが…借り入れして株式投資をすると言う能力もないようです。まったく馬鹿揃いです。

カタルは、今年初め…みずほ株の利回り投資をお奨めしました。やはり株価は200円を超えて来ましたね。何れも、まだ妥当株価に届いていませんが…市場には日銀の当座預金に300兆円以上の資金が、眠ったままなのです。この意味を全く理解していませんね。昨日、日銀は米国金利高から波及する国内金利上昇に対し、無制限オペを通達し、低金利を維持しています。

所詮、日銀には適わないのです。その日銀は、未だに…ずっとリートを購入している訳です。カタルは述べています。ケネディクスの宮島さんは馬鹿だと思いましたね。いちごHDのようにファンドを組成して、ガンガンAUMを増やすべきなのです。ところが…彼は倒産の危機に遭った苦労を想い出し…健全策に終始していました。ようやくユトリが生まれたようで、正常な状態に戻り自社株買いを始めましたが…来年は、いよいよ「流動性に罠」から抜け出し、一斉に、この当座預金に眠る300兆円が動きます。

カタルは不思議でなかったのです。どうして「流動性に罠」から、なかなか抜け出せないか? 世界中の中央銀行が量的緩和を実施しているのに…何故、物価が上昇しないのか?不思議でした。 理由はリーマンショックの反省から発生した金融規制です。天文学的に拡大していたCDSの清算が続き、金融デリバティブが制限されたボルガー・ルール、そうしてドッド・フランク法からの清貧思想の広がりです。FRBのストレステストを見れば明らかですが…、リーマンショック級の株式の値下がりなどを前提として、規制が強化されています。

つまりリーマンショックの最低下限の水準で、経済活動を押さえようとしていたわけですね。通常の世界は、名目の世界なのです。しかしデフレを歓迎する政策を続けました。日本が、ずっとそうだったのです。極めつけは…2003年ですね。みずほが倒産すると言われた5月が、転機になっています。小泉・竹中改革が行き過ぎていたわけです。

しかし安倍政権が誕生し、日銀は方針転換しましたが…肝心な金融政策は、チグハグなままでした。それが今年に入り、名実ともに…名目時代へ方向転換しましたね。金融庁は方針を転換したのが、今年の3月7日です。赤字法人への融資再開。さらにその後…金融庁はノルマを復活させます。昔の日銀の窓口指導のような物でしょう。この事は、昨日の日経新聞の夕刊「十字路」に報道されています。「アウトライヤーを育てよ。」に載っている「事業性評価融資」ですね。

安倍政権誕生から、実に4年が経過し、ようやく官も変化を見せ方針転換です。金融庁は今度、この事業性評価融資の伸び率を検査対象にして、伸びてなければ指導します。お上の指導で、ようやく貸し出しが伸び始め…名目時代が加速します。如何にも、日本らしいですね。

実は3月22日の日経夕刊にも、不動産投資市場30兆円の文字が踊り、国土交通省はインフラ投資を加速させるために、税制優遇も検討すると報道されていました。ケネディクスの宮島さんも、おそらくようやく「名目時代」対応に変化するのでしょう。その理由はトランプ政権の誕生です。

トランプ政策の基本は、減税とインフラ投資ですね。今度、インフラ銀行を創設するとか…。インフラ銀行? 何処かで…聴いた言葉です。そうですね。AIIB…中国が主体となりアジアインフラ投資銀行を創設しましたね。でもそもそも市場は、市場原理に基づき発展すべきです。インフラ投資の原点は、採算性が合うかどうか…。なるべく民間論理を優先させるべきです。だから無限の広がりがある「コンセッション」を支援せねばなりません。オリックスが「関西空港」を軌道に乗せます。

考えて行けば…必ず、時代はコンセッションを求めます。安倍さんは馬鹿ではなく…まぁ、かなり優秀な方でしょう。税制優遇などの処置を講じ…これから爆発的な需要が生まれる、戦後構築されたインフラの再整備に、このコンセッション(リート)の仕組みが応用されます。PFIなどの民間の力を利用するわけです。

カタルは、本日もケネディクスを寄り付きで1000株買いました。最初は500株、500株、そうして株価が下げたので短期で2000株、長期で1000株、そうして本日は4日連続でまた1000株、購入しました。何故、決算を受けて大幅安したのか? カタルにはサッパリポンです。

理由は何か? たぶん日経新聞を使った仕掛けじゃないか…と推察しています。だって…先週から大手銀行株は上昇を始めているのです。おかしいですね。慌てて…仕掛け構築が始まった印象を抱いています。まぁ、結果は来年の話ですが…。

自分で相場のシナリオを構築して、株式市場の様々な現象を眺めてみると良いのです。その株価の動きに、整合性があるかどうか? この見極めは、かなり経験を積まないと分かりませんね。 歩合生活で真剣に相場を観てないと…サラリーマンの証券マンでは、所詮は素人領域ですからね。テレビに出ている有名なアナリストは、みんな定年を迎えると消えます。残っている人など…見たことがありません。日本らしい村論理です。

カタルは、前からケネディクスは、一株利益100円台を叩き出せる会社…と述べています。その時に、このコンセッションと言う夢が加わると…株価は一気に仕手化します。何故、この銘柄に、拘っているか? それは強弱感が、対立しやすいのです。三井不動や地所などと違い、自家保有の不動産でない為です。

不動産所有額と株式時価評価の比較

不動産所有額と株式時価評価の比較(この資料は今年4月ものです)

でも実際は、同じ効果を持っているのです。上場企業で兆円単位以上の不動産を自由にできる所は、殆どありません。ケネディクスの実質的な不動所有ランキングは6位なのです。2位のJR東海や4位のJR東日本の不動産は、地方物件が多く価値がありません。7位のトヨタも8位のNTTもそうですね。9位のJXもそうです。

1位の地所、3位の住友不動、5位の三井不動に並ぶのです。三井不動は17436億円ですが、ケネディクスは16613億円です。しかし時価総額は三井不動が2兆9405億円ですが、ケネディクスは1328億円しかありませんね。(本日の時価総額1126億円=424円で計算)この表は4月時点に作成したものですが…。トランプ政権が誕生し、自己資本比率の足かせが外れ…、日本もようやく…名目時代に移行します。

ここから、株価は急騰し始めると思っています。必ず、世界中の能力のある連中が、このような「ダイヤモンド」を、見逃す筈がありません。ヘッジファンドは…みんな優秀なのです。故に、仕掛けが開始されたのではないか?…と思っています。このマジックは絶対に宝物級です。

株式投資と言うのは、頭のいい奴が、少し頭のいい奴を、騙すゲームです。勝者はいつも少数派なのですね。理想形はストップ高を交え急騰するのが、スターマインの開始です。だから皆さんは、まだ参加しなくても良いのです。何処かで今回の大手銀行のように…チャートが、綺麗に立ち上がります。それから参加していいのですね。でもカタルは事前に…その事を、このように伝えておきます。全ての条件が、これほど揃う事は歴史的な価値があるのです。

だって考えて下さい。日銀様が、無限に自社製品を買ってくれるのです。通常は販売に苦労するのですが…作れば、いくらでも買ってくれる日銀様が控え…政府も名目600兆円を目指すために、政策応援をするのですからね。こんな条件が揃う事はないですね。

きっと、一生に一度のチャンスでしょう。でもいつものカタルの癖ですが…早すぎても待たされ、痺れが切れるから…。今は、また下準備の段階なので…みんながワイワイ言い出してから、乗ると良いのでしょう。だって天井は、三井不動産並みの時価総額になるのですから…10倍以上ですからね。だから、早い話が…株価が849円を超えてから、参加すれば良いですね。読者の皆さんに、事前に語り続けている「かたるの妄想」です。

さて…クラウドワークスも売るつもりでしたが…逆に買いたくなってきました。どうも買い方が「本手」のように見えるのです。昨日は無理せずに1005円だったかな?…で5000株の買いが継続して、這わせてありました。ただ今度は、時間を要する筈です。しばらく高値ボックスに終始するのでしょう。どの程度の時間か…。玉の集まり具合と、企業業績の変化次第でしょう。失業率の3%割れが継続し、仕事量は増えますから人手が足りません。仕方なく企業は外注します。やはりこのようなクラウドソーシングは、人材派遣以上に伸びると確信しています。だって地方に生活していて、自由な時間で仕事ができるのです。それも一流域の仕事ができるのです。素晴らしい仕組みですね。

やはりカタルは2100円でも、安いと思うのですが…カタルの妄想だけでは、株価は実現しませんからね。カタルの妄想が、一般化しないと駄目なのです。サラ金株も良いのですが…半導体も相変わらず強いですね。金融株は当然のことですが…利食いが入ります。でももともと機関投資家の保持は少なく…トランプ政権への移行で、どんどん、その方向性に傾斜しますから、買わざる得ません。最後は、馬鹿な機関投資家が上値を買う事になります。金融株は止まった所を、如何に玉を揃えるかで…年末年始の証券マンの成績が左右されるのでしょう。金融相場は、最初から、馬鹿になった奴が勝つのです。如何に、自分自身が、馬鹿になって行動できるか、どうかで…今後が決まります。それでは、また明日。



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