アーカイブ:2016年12月

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かたる:それにしても米国株は強いですね。カタルが証券界に入った当初、日経平均株価は1万円台でNYダウは1000ドル台だったのです。1984年頃の話です。常に日本株は、米国株の10倍の水準だったのですよ。バブル期は日本が3万円台ですが、NYは3000ドルに届いていませんでした。まぁ、ダウ平均株価は恣意的な構成なので単純に比較はできませんが…今の状態は、完全に日本と米国は並んでいます。この現実を日本の政策官僚はどう感じ…どう考えているのでしょう。株価なんか…関係ないと切り捨てるのでしょうか?

失われた時代を続けた為に、すっかり日本は世界の成長から引き離されています。何故、地価が高騰するのが悪いのでしょう。日本のメディアは、盛んに…中国の不動産価格の上昇をバブルだ、バブルだと騒いでいます。中国の不動産の購入者は、ほとんどが現金なのですね。最近でこそ…ローンの割合も増えて来ましたが、頭金の比率は高く2割は当たり前で…5割程度が多いと聞きます。政策官僚のアホは、真剣に日本の現状を考えたことがないのでしょう。ブラック企業が蔓延る背景を考えないのですね。東大法科の人間は、自分で物事を考えることができないのでしょうか? カタルのような馬鹿でも…日本の欠陥は、明らかに見えるのに…。

ケネディクスは、日本で第4位の不動産の実質的な所有者なのです。不動産を所有するとは、一体、どういう事なのでしょう。ローンを組んで不動産を持っていれば他人が支配していることになります。自分の資金ではありませんね。地所も三井不動も住友不動も多額の借金をしています。ケネディクスはリートと言う形で実効支配しています。影の所有者が銀行か…リート化の違いですね。

確かに…リートに払う配当金は、銀行借り入れの利息より高く、充分な効果を発揮できません。値上がり益もそうですが…それでも実効支配と言う点では、同じことですね。逆に不動産の値下がりなどのリスクは、ケネディクスにはありません。だから…どんどんAUMを増やす事が出来ます。この低金利ですから、本来は収益化の見込みさえあれば…どんどんAUMを増やすべきですね。だからカタルは慎重に行動している宮島さんを3流域と言っています。完全に実質成長型の経営です。ただ逆に堅実とも言えます。

ケネディクスの日足推移

ケネディクスの日足推移

 

カタルが来年、失業率の3%割れが定着すると…日本は大きく変わると述べています。可処分所得が増え、前向きな世界になります。そこに米国のトランプ政権誕生により、一気に金融規制が緩和されると…世界中の銀行は、イタリアのモンテ・パスキ銀行のように無理をして増資をしなくてもよくなります。日本の2003年頃を想い出してください。その後遺症が、今も続いています。低株価で増資を強行したために、発行済み株式総数が増え過ぎ…なかなか論理的株価に戻る事が出来ません。今だって、銀行は自社株買いを実行しようと思っていますが、金融庁は、この銀行規制の自己資本比率規制を達成するために、自社株買いを認めていません。三菱UFJだけが1000億円単位で、僅かに認められているのです。

全く、馬鹿な政策です。この金融規制が緩和されると、金融庁は銀行の自社株買いを認め、銀行は一斉に大規模な自社株買いを発表しますから、一気に純資産価格を上回ります。こんな事は、既に決まっている事なのです。仮に途中で銀行株が休んでも…まだまだ、安い水準なのですね。自分の頭で考えなさい。他人が、どう言うか…なんか、関係ありません。自分が、どう考え、どう行動するか…なのです。

カタル君は貧乏なので、あまり大きく買い越す事は出来ませんが、「働き方改革」のクラウドワークスの成長は、間違いないと考えています。この働き方こそが…未来の形でしょう。昨日から持ち株を増やす行動に出ており、本日も買っています。後程、時間がある時に、丁寧に解説する時間もあるでしょう。心配いりませんからね。1300円台で買った人も…時間がずれるだけの話です。下がれば、下がる程…たくさん買えるからラッキーです。何しろサイバーエージェントは、1101円で45万株も買ったのです。藤田さんの眼力は、なかなかですよ。カタルの評価ではありません。

カタルは、若干の主力株の休みを想定しており、スピード感を考え、アークを再び買い増し…です。昨日は、大引けの127円でも2000株、本日は寄り値で6000株を買い増しました。130円は、もともと、会社が想定している最低ラインなのでしょう。だからオプションの転換価格が、この価格なのでしょうね。本日、日経新聞に革新機構のJDI支援が載っています。シャープの誘いを蹴り、日本の官僚組織らしい判断です。

カタルは小さな政府を希望しています。どちらかと言えば市場原理派です。故に米国共和党のような考え方ですね。良く知らないので、憶測ですが…この革新機構と言うのは…小泉・竹中改革で生まれた組織ですね。そうして、形を変えて存続しているのでしょう。鐘紡もアークも同じような再建ですね。この手を離れ、オリックス傘下になったアークの活躍が、これから、どうなるか? トランプ政権誕生で、先進国への回帰現象もあるのでしょう。

果たして、アークの発行するB種優先株の転換が、見られるかどうか…。435円ですから500円台の株価に戻れば…良いのですね。名目の世界とは…どんな形か。市場がお手本を示すと良いのですが…。この主力株のお休みの間隙を縫い…果たして、市場人気を独占できるかどうか…。参加者の手腕の見せ所です。楽しみです。まぁ、素人は株価が高くなると買いますからね。先週は…綺麗に相場が立ち立ち上がり、新しい相場の開始の筈です。

基本的に名目時代は、ゼロサム論理と違います。故にクラウドワークスも、下がれば買い続ければいいのです。単純ですね。カタルはあまり上手に立ち回ろうとはしません。それよりトコトン付き合う方ですね。だからベンチャリで40億円を飛ばしたのです。

こんなバカだから…皆さんは、カタルに付き合うのも勝手ですが…自分なりに、よく考え慎重に行動をしなくてはなりません。何度も、何度も…しつこいぐらいに、同じことを述べています。日本人は馬鹿ですからね。メディアの馬鹿が、日本人の資質を一層、悪くしています。そう言えば…長淵君のメディア批判の歌(乾杯)が話題になっていましたね。みんな同じことを思っているのですね。何も…カタルだけではありません。

後講釈は、誰にでも出来ます。そんな事より、今、ある現実を前にして…自分がどう行動するのか?それが問われるのです。株式取引は、ある意味で精神修行の場でもありますね。いつも真剣勝負です。それでは…また明日。



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