アーカイブ:2018年10月7日

良いね。前澤さん

昨日の有料読者向けサイトの原稿で、おばあちゃんが他人の動向を気にする性格に触れたのですが、今朝は日刊スポーツにZOZOの前澤氏が「俺は前へ進むわ」の文言が述べられていました。記事は此方です。カタルは彼を応援しています。実は…金曜日だったかな? 「ZOZO」の株式を少し買いました。「メルカリ」は利食いをしたので、現在は持っていませんが、またいつか買おうと思っています。

前澤さんのような集団につるまない、独自の路線を歩む人間を多く育てねばなりません。価値観は多様なのです。日本人は基本的に、村論理を継承するイエスマンのロボットを量産する教育を受けてきました。故に仕方がないのでしょう。しかし本物の価値は希少なものです。「万が一」と言う言葉のように、全てが成功できる道理はなく…失敗も多いのでしょう。

カタルはトヨタ社長とソフトバンクの提携を見て…日本も時期が到来したように感じています。「名目時代の確立」です。大震災の報道を何年も繰り返し、傷をなめ合うNHK報道のようなジメジメした後ろ向きの姿勢より、パッパラパーと生きる前澤さんのような成功者がたくさん生まれると良いと思っています。でも日本人は妬みますからね。困ったものです。

もう一つ、今、かみさんが銀座から帰ってきて…デパートは中国人で溢れていると語っていました。そういえば…あちらは国慶節でしたね。観光客が多いのでしょう。ヴィトンの店から出て来るのはスタイルの良い中国人だそうです。日本人と見分けがつかず…口紅の色が赤、みんなブランドバッグを持っているとの事です。

その中国人の話では、此方を紹介しておきましょう。記事は此方です。深圳の人口に触れており1980年の人口30万人が今は1400万人だとか…。カタルは何故、中国がここに来て強いのか?この理由を考えてみると、きっと小皇帝でしょう。一人っ子政策の為に、わがままな人間が増えて…その勢いが、今はいい方向に働いているのでしょう。たぶん中国の強さは此処にあるのでしょう。

独創的な発想は突飛な幻想から生まれます。日本人は長い間、卑屈な精神状態を強いられており、心が歪みました。この「失われた時代」に閉じ込められたエネルギーが、次の名目時代に一気に爆発するかどうか…。楽しみですね。

ここで本日の日経新聞の7面が絡みます。市場の整合性の話をしているわけですが…読者の人は理解が出来ていますか?

ここに欧米の株価は、失われた時代で8倍になったと報じられています。この8倍と言う数字は、年率換算でおよそ7%を超える辺りに位置します。7%で30年なら7.612倍、8%なら10.06倍です。しかし日本株はおよそ半値なのです。カタルが日本株は10万円と言う意味を、昨日のレポートで述べたのは…何も単なる幻想ではありません。論理的な裏付けがある成長期待から述べた話です。

業況判断指数の推移

世の中の仕組みは上手くできており…上下に必ず動きます。好調な時があれば…不調なときもあります。ここでは景気循環を見ると分かります。分かりやすいのは、先日発表された日銀の短観でしょう。こんな感じで…景気循環はいつも上下に揺れています。

何故、日本は「奇跡の復興」と言われたか?

日本のバブル崩壊前は、米国の庇護もあり東西冷戦の恩恵をフルに受け、奇跡の成長と言われるほどのラッキーに恵まれ成長過程を歩んでいます。財政赤字と言われていますが、世界一の債権大国の為に円も高い水準です。(今は円安に振れています。)

でも早く次のステップに歩まないと…膨大な借金で一気にガラガラポンの世界に蹴落とされます。今が一番大切なのです。先ほどの深圳の事例を見ても分かると思いますが、はやくスマートコミュニティーを確立させないとなりません。その為には経営者が馬鹿だとダメです。トヨタの動きは、だから重要なのです。これで舞台が整います。

何故、カタルが東芝。東芝と言っているか?

馬鹿は自社株買い7000億円がどうのこうの…と目先のことを述べますが、カタルの真の狙いは、別のところにあります。まぁ、勿論、目先の自社株買いも重要ですが…そんな事より、この復活が日本企業の「真髄」を見せるかもしれないと考えているのです。今から東芝の4桁目標を掲げると馬鹿だと言われそうなのですが…実は内心では期待しています。

この東芝の話とトヨタの動きは連動しているのです。名目時代の確立の話です。名目時代への突破口になりえるのです。本日の日経新聞7面と先ほど紹介したZOZOの前澤さんの話と深圳の話題はすべて「市場の整合性」から生まれています。

明日は休みですから、自分で考えましょう。カタルの見解が正しいかどうか…分かりませんが、忘れなければ、明日、解答と言うかカタルの見解を述べます。

有料会員の方へ
昨日原稿をアップしました。この日銀短観の業況判断指数のグラフなども景気循環の話です。この流れで教科書では…金融相場、中間反落、業績相場、逆金融相場、中間反騰、逆業績相場と流れます。本日の課題も重要ですから…レポートと合わせて読んでください。



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