アーカイブ:2019年5月

5/24

われわれは「時間」の概念が乏しいように感じます。要するに…人間は性急に答えを出したがります。でも世の中の問題は難しい問題も多く、「正義」が、必ずしも正しいとは限りません。大概、結論が難しい問題は、時間をかける事が良い事も多いのです。だから結論を急がない事です。信用の期日から来たからどうしようか…。買った株が下がったからどうしようか…。中には時間が解決する事もあります。

まぁ、プロは常に限られた時間の中で成果を競わされますから仕方がありませんが、素人の時間は、いくらでもあるのです。その内、何とかなるだろう~。とのんびり構えれば良いですね。かたるは、いつもそんな投資をお薦めしています。要するに無理をしないことです。自分の器を超えた勝負をしてはいけません。株価の上下で心が動揺すると言う事は…既に自分の器を超えた勝負に挑んでいることになります。株価など…どうでも良いさ…と思える金額に抑えましょう。

でも若者は多少の冒険をしましょう。若い内の借金は財産だと思って、目一杯に自分自身を磨くことです。無理をして背伸びをし続けると、いずれ自分の器も拡大します。失敗を恐れずに行動するのです。その時は自分自身の直感を信じて行動すればいいのです。株式投資なら、これは行けそうだと感じたら、躊躇せずに行動しましょう。その勘を信じるのです。そうして自分を磨けばいいのでしょう。どうせ…お金の話など大きな問題ではないからです。植木等の♪その内、なんとか…なるだろう。なのです。

さて本日の相場はどうでしょう。日経平均株価は204円安の20948円前後です。昨日のNY市場が安かったためでしょう。本日の日経新聞には米中の貿易交渉の長期化の話が掲載されていました。昨日、カタルは「上山下郷政策」の話しを紹介しています。都会の若者1000万人を田舎に行かせ…働かせる話です。毛沢東時代の再来です。日経には「長征」の話しが載っていました。時代錯誤も甚だしい。でも習近平氏は文革の被害者で…自身の体験談です。その苦難を耐えてきた人物です。なにしろ洞窟生活ですよ。

貿易摩擦問題も火花が散っています。チャートから判断すると、今年の秋には相場が改善する事を暗示しています。つまり11月の大統領選入りから、株を下げたくない米国の思惑があります。

一方、日本は自社株買いに象徴されるように、日本の経営者の意識改革が進んでいます。株式の持ち合い解消が指摘されてから久しい時間が経過しますが、ようやく伊藤忠のデサント問題やLIXELなど…レオパレスもそうです。みんな根っ子は同じです。故に時代推移を考えると…必ず、日産自動車もこの後、揉めることになります。株主の権利は絶対です。

失われた時代、この30年間は、このような日本人意識の変化を促す時間だったのでしょう。つまり失われた時間は、必要不可欠だったとも言えます。ようやく、日本の村論理派も時代の変化を認めるのでしょう。

今回のゴーン事件は、最後の「あがき」でしょうか? そんな印象を抱いています。時代の変化には下地があり、切っ掛けにより一気に転換するのです。ブラック企業問題は昔からありました。早い話、パイオニアの指名解雇事件から始まったと言えます。そうして電通の高橋さんの自殺を切っ掛けにして一気に方向転換しました。

相場も同じでしょう。「流動性の罠」から、なかなか抜け出せませんでしたが、来年は完全離脱だと思っています。今はその為の幕間繋ぎの相場でしょう。故にカタルは今年3月から既に駄目相場と諦めていました。下がらない株として選択した「フリュー」を観れば分かります。もう既に売り切って他の株を選択していますが…。今は仕手材料株の相場だと述べています。要するに素人が簡単に儲かる相場とは違います。

その仕手株として千代化、チタンにJトラを選択し、あとはDeNAと昨日からソニーを買い始めています。公約通り、本日も寄り付きで200株だけ追加でソニー株を買っています。そんなに上がるとは思っていませんが、5%基準だから下がりもしないでしょう。上手くすれば先日の高値は、幾ら駄目相場でも抜くと考えています。本日は200円安相場ですが、カタルの選択は正しかったような展開です。この中で異彩を放つ銘柄もあるようです。

駄目相場でも、丁寧な観察は必要ですよ。もうファンドは秋から冬にかけてのターゲットに合わせ行動を開始している所もあるのでしょう。この意味が分かるかな?

まぁ兎も角、相場は「見どころ」を掴んでいると…なかなか面白いでしょう。総合的に相場の繋がりを考えて、見えない糸を探るのです。「市場の整合性」は絶対です。何故、市場の整合性が生まれるか?それは…時代がその方向性を歩んでいるからです。だから時代に先行して動くとソフトバンクの孫氏のようになるのでしょう。

ソニーはイメージセンサーの新工場を計画しており、設備投資額を1000億円上乗せして1兆2000億円にするとか…ようやく世界基準になって来ました。2月の1000億円の自社株買い続き、今回は2000億円の自社株買いを発表しています。僅かな期間に2度目ですよ。それも5%基準です。何故、カタルは駄目だと思っている「進化論」銘柄のソニーも、ここに来て買っているか? ソニーは、今は大きく上がらないでしょうが、年末から来年に掛けての中心銘柄になり得ます。要するに…経営者の手腕次第で株価は上下します。

カタルが、事前に述べている通りの相場展開になっているようです。でもまだ3流です。何しろ貧乏人なのです。

ここは…仕掛け人の動向次第ですが、Jトラの話しを少ししましょう。皆さんは目先の大赤字を気にしているようですが、よく勉強しましたか? 何故、カタルが前四半期の3Qのビデオと4Qのビデオを比較して欲しいと述べたのか? カタルは4Q、今回のビデオが公開された日に視聴し、藤沢さんの発言を聞いて…Jトラ株の買い増しを始めました。その前から打診買いはしていますが、まだ確信を持てていませんでした。しかし今回のビデオを聴いて大丈夫だと判断したのです。その焦点が分かったでしょうか?

あの発言のなかで、20億円、60億円の具体的な数字が出ています。つまりインドネシアの現状が掴めてないと、あの発言は生まれません。具体的な原因を掴み対策を講じているからあの数字が、発言として出てきています。

ビジネスモデルは優れています。3月16日にアジアの成長を述べていますが、この発想はずっと前からのものです。故に人口が多いアジア圏の所得向上から見て、日本だけの商圏がアジアに広がると言う発想を前から持っていました。だからブツブツが「空売り」でやられた資生堂が、馬鹿高値になったのです。ブツブツの話をしたのは何時だったかな?2年か、3年前の話です。

今度は金融版が、必ず起こると思っていました。何しろ日本の地銀は運用難で困っているのです。農林中央金庫が危ないCLO投資に前期は6000億円増やし、何故…7兆も投資をしたか? 金融庁は危ない投資として、緊急検査をして実態把握をしました。この背景は日本だけがCLO投資に前向きだからです。米国の債務は過去最大規模に膨らんでいます。だからFRBは利上げを昨年末に実施したのです。様々な背景があり…Jトラストは大きく伸びる素地を持っているのです。

だから今のJトラの焦点は、インドネシアの出血だから、それが止まれば…次のカンボジア…更に…と成長は続きます。久々に大物感が漂っている銘柄の一つです。そのスタートラインに立ったばかりなので、此処から数年は株価が大きく上がる事でしょう。まだ他にもたくさんの焦点がありますが、本日のカタルはJトラを買っていませんが、昨日は段階的に475円まで買っています。ただしこの475円は500株だけしか買えていません。先日は499円も買ったのです。500円以下の株ではありません。

なにしろ経営陣は500円以下で、いくらでも株を買えるのに…789円で282万株もJトラスト株を買ったのです。トヨタ社長が、あの公募株10598円を買いましたか? その広報が此方です。この記事を見た瞬間に…興味を覚えてカタルは480円からJトラを買い下がっていました。ようやく開花時期を迎えます。先ずは第一波動ですが…順次、株価は高値奪回(4750円)に向け、動き出すのでしょう。上手く運べば…そうなります。故に皆さんは先ずは100株だけで良いから、騙されたと思って買っておくことでしょう。100株なら5万円です。

ほら…みんな、どの株も事前に言った通りの展開になっています。今は戻っているのです。日経平均株価は133円安まで改善し始めており、DeNAは高値かな?いやまだですね。2175円が先日あります。現在は2128-2163-2100-2160=1701000(10:25)です。昨日の出来高が160万ですから、本当は100万割れが、この株の地相場です。でも100万台なら目先の売り物は切れているのでしょう。この株の信用買い残は少ないのです。故に一段高は必定です。

チタンも高いですね。999-1043-983-1042=457800(10:27)です。この株の天井は高いですからね。千代化はまだ沈んでいます。本日は271円と270円で買っています。もう長くなったので…この辺でやめましょう。無理をしない事…ブツブツ投資を心掛け、のんびりやりましょう。それでは…また明日。大引けのJトラは祝杯の大トラになるか…それとも苦杯になるか…どんな形になるのでしょう。全体相場が休めば…仕手系株の出番です。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2019年5月
« 4月   6月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
株式投資関連の本