アーカイブ:2019年6月

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本日の日経新聞の一面には、カタルが述べていた内部留保の高止まりの話が載っています。カタルはケネディクスが先行事例だろうと解説しています。最初はレガシーアセット(負の遺産=損失を抱えた不動産)の整理を優先させていました。宮島さんが積極姿勢に転じたのは2年ほど前でしょう。そうして…昨年から今年にかけ一般企業の流れも、積極姿勢に変化し始めています。その理由が内部留保です。だから日本は名目時代に入る訳です。

これまでは不安で、不安で堪らないから預金(内部留保)を積み増します。ところが…その規模がGDPに近づくのは、幾らなんでも積み過ぎです。だから積極姿勢に転じます。自社株買いは、その一つ表れです。 更に設備投資にM&Aと盛んになります。前向きな投資が盛んになり、AIはまだ技術的に応用可能になっていませんが、その前身のRPAなどの利用が加速し、人員が削減されます。どんどん効率化投資が進むわけです。

だから安川なんかも…強いのかも知れません。イメージはファナックの信越化学、安川のSUMCOの位置づけです。これは株価の癖(値動き)の話です。

日本はもともと…長年にわたり空洞化(生産移転)に取り組んできました。その為に長い「就職氷河期」が生まれ…社会問題化しました。最後は「ブラック企業」問題が発生するほど…追いつめられた訳です。

常識で考えれば分かります。通常なら…入社まもない電通の高橋さんを追い込むほど残業を強いますか? 余程、社内が追い込まれていたわけです。だからヤマト運輸にも、直ぐに着火しました。そこでヤマト運輸は、意を決して…値上げをしたら、意外にも世間からもその行動は認められます。今回の消費税引き上げも、たぶん同じでしょう。ただ、まだトヨタのような考え方の社長も居ます。あれはトヨタの社風でしょう。名古屋人らしい…考え方です。

分かりますか? 時代の流れの動きを解説しています。株式投資で一番大切なことは、時代の流れに乗る事なのです。カタルは時代を創設する企業が「成長株」になると述べています。ただマイクロソフトやFAANGのような企業はなかなか生まれません。仕方がないから時代の流れに乗る会社を選択するしかありません。

それでは…時代に乗る会社とは何か?

例えば…本日の日経新聞です。11面です。先日も述べているロシアによるLNGのアジア輸出です。当然のことですが輸出基地を作るにも…掘削する設備を増設する仕事は増えます。この現象は直ぐに千代化の企業業績に直結しませんが…支援材料です。豊富な案件があれば、選別受注が出来ますから無理をして利益を削らなくて済みます。

今の千代化の株価位置はどうでしょう? カタルは、そもそもの千代化の地相場は800円前後だと述べています。その株価と比較して半値以下に位置している千代化、チャンスが来ています。だから…必ず、千代化の中期経営計画は支持され、相場は500円台に入るのでしょう。それは何故か? だって時代が後押ししています。つまり株式市場で儲けるためには、「時代の風」が吹いている企業を探す事なのです。企業業績は、必ず、後追いします。

世界で一番成長するのは「アジア圏」なのです。昭和30年代の日本が、次々に生まれているアセアンは素晴らしい成長を遂げます。

何故、Jトラストにカタルが心を傾けているか? その「時代の風」が吹いているからです。リスクを果敢に取る藤澤社長は、投資に値するのでしょう。法螺吹き…と、さんざん言われ続け、実際に成長路線を歩んでいるソフトバンクを、今でも批判する輩は大勢います。でも実際に彼は1億円を10兆円レベルに引き上げた実績があるのです。

6年間も叩かれ続けた株価が、ようやく…水面上に顔を出したJトラスト。新しい躍動が始まります。少なくとも3年や5年程度の株価上昇期間を迎えるのでしょう。時代に上手く乗れば…株価は10倍、20倍になります。時代を創設するわけではありませんが…それに近い役割を担う可能性もあります。

何故なら…誰も開拓してない仕事にチャレンジをしています。カタルには雪山のラッセルに見えます。だからカタルは惹かれているのでしょう。昨日は少し高い520円で買いましたが…この辺の10円や20円はどうでも良いのです。どれだけ株を入れられるか…が勝負なのでしょう。

証券マンの人も、一皮、むけましょう。顧客の資産を大きく増やすことが出来るなら、その顧客とは一生の付き合いになります。どれだけ…そんな顧客を作ることが出来るか? それが証券マンの財産でしょう。

目先の成績ではないと思っています。目先の株式手数料1000万や2000万など…どうでも良い話です。そりゃ、上司に褒められ、賞与も増えます。でもそんな事は、何にも自分の財産として残りません。それより…顧客の信頼を勝ち得ることでしょう。だから、よちゃんの顧客は200億も飛ばしたのです。まぁ、相手は資産家だけれど…それでも200億は大きなお金です。

でも人間と言うのは…目先の欲に振り回されます。困ったものです。カタル自身もそうですからね。「腹をくくる」と一言で、簡単に言えますが…実際の行動はなかなか難しい。

千代化の株価は、そろそろ飛んでいいと思っていますが、なかなか鈴を付ける奴がいません。昔は、この手の株なら1000万株単位で、買う奴が居たのです。ずいぶん市場も小ぶりになりました。まぁ、Jトラのような小型株も…なかなか買う奴が出て来ませんからね。何処かで…ストップ高を交えるような器だと思っていますが、現実はどうなのでしょう。

村田製作(6981)は全個体電池のサンプル出荷だそうです。既にFDK(6955)なども先行しているものですが…村田は規模が違います。もともと急速充電が可能だとされ…安全性も優れていると言われています。三桜工業(6584)は日経新聞に載っていました新技術が続々と生まれます。全個体電池の解説は此方が良いかな?

ただ株価は、このような単発の材料だけで、継続して上がるものではありません。むしろカタルは千代化を手掛けるべきだと思っています。この手の値幅が欲しいなら、Jトラストですが…仕掛け筋次第です。まぁ、僕らは無理をせず、下値を…賢く組み入れて置けば良いのでしょう。別に上値を追う必要はありません。

あれれ…昨日は3050円が売れるわけですね。古河電工は3100円台に突入しています。次の3000円割れは…再びチャンスになります。この株の本番も…まだまだ先でしょう。ソニーと同列です。米中会談の開催とか…言われていますが、習近平は洞窟暮らしをした人間です。トランプのお坊ちゃまと…器が違うのでしょう。たぶん…時間稼ぎなのでしょう。

でも救われました。相場は崩れそうだったのです。一夜にして相場の雰囲気はガラリと変わり…天国と地獄の違いを思わせる構図です。僕らは無理をせず、賢い投資家を目指すのです。全個体電池など…所詮は、準備されてない単発でしょう。強烈な仕掛け人が求められています。僕に、お金があればなぁ~。それでは貧乏人の戯言はこの程度にして、また明日。



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