アーカイブ:2019年6月25日

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最近は間違いが多く…申し訳ございません。読んでいて「おかしいな」…と思ったら教えて頂くと助かります。実は日曜日のコラムでひざ軟骨「ジャック」に関する記事を書いた時に、頭がJトラストに染まっているせいか…JTECと書くところ、当初はJトラストと誤って書いていました。ごめんなさい。既に訂正してあります。教えて頂いてどうも有難うございました。だいたい3回か4回は読み直しチェックしているのですが…気付かないものですね。銘柄名を間違えたり…誤字や脱字などあると思いますが御容赦下さい。

さて昨日の売買代金は1兆4115億円と…2兆円を割ると少ないと言われる日本株市場ですが、1兆5000億円も割れる始末です。みんながG20の行方を気にしているのでしょうが、それにしても主体性がないと言うか…なんというか。もともと主力株は無理なのです。トヨタなどの株が大きく上がることはありません。だからカタルは進化論の銘柄でさえ…秋以降と言うシナリオを描いています。

その目安は何か?

既に会員レポートでは、ずっと前に述べていますが、半導体の在庫状況です。当初は第3Q~4Qと言われていましたが、米中貿易摩擦など…不安定な経済状況を受け年内の方向性に変わり、最近は、なかにはもっとズレルと言う意見もあります。設備投資が継続していたためでしょう。一斉に減産行動になっていませんでしたからね。中国が上山下郷や長征など訳の分からない事を言った時点で、回復シナリオは延びています。

この行動を見て、米国世論は強硬派が増えていると言っていいのでしょう。最近の観測ではトランプの再選は、決定的との観測も多いようです。日本人の感覚からすると、おかしいな…と思いますが、ベトナム戦争やイラク戦争などの経験が、米国民には根付いています。今回のイラン問題だって、中東の不安を煽っているのはイランだと言う説が一般的です。イスラエルが予てから主張している方向性に流れています。

日本人の多くも、米中貿易戦争で、内心では中国の行動が変わることを望んでいる人は多く、カタル自身、中国は国際慣習に従うべきだと思っています。その方が中国の為だと思いますが、共産党政権の維持は曲げられません。この米国の要求を全て飲むと…政権の弱体化は否めません。だから条件闘争なのでしょう。もう決まっていることなのでしょう。G20に期待する方がどうかしているのでしょう。溝が広がらないことが、望みと言う程度でしょう。カタルはそう考えています。

この路線が正しいとすれば、当面はゲリラ戦で時間経過を待つしかなく…だから材料仕手株相場になるのでしょう。昔なら株価は全面安で下げ続けています。でも既に実質的に名目時代入りしているので株価は下げません。その理由を、カタルは日本の経営者が、内部留保の水準が高レベルになり、ようやく態度を変えている…と皆さんに伝えています。

邦銀の人員削減や富士通のリストラなど…本日の新聞にも、損保ジャパン4000人削減の文字が躍っています。紹介している内容は日本の先頭集団の動きです。今はRPAなどの導入で効率化が進んでいますが、何れ…AI導入になります。ようやく日本も新しいステップに入った訳です。この動きはさらに広がるでしょう。何しろ、日本人は横並び意識が強い集団です。

時間的には消費税の引き上げと、半導体相場の回復と、日本の名目時代入りの時間推移などが重なり合います。だから早ければ年内から、壮大なスケールの相場が幕を開けます。遅くとも…来年の何処かの時点では、良い相場になるのでしょう。米国は大統領選の佳境時期になります。だからゴタゴタは今年、一杯でしょう。そんな感覚です。

この空白の半年程度は、何をやるか?

カタルは千代化にチタンと…Jトラストと述べています。 本日もJトラストを買っています。聞くところによると…千代化やJトラストは証券会社によっては、規制が掛かっており信用取引で買えないところも多いようです。証券会社の自己防衛です。

証券会社もリスクを負えないから、大幅赤字の銘柄などは融資の対象になりません。証券会社が小さいから、少しでも危ない要素がある会社は融資対象にならないのです。これはそれぞれの証券会社の独自規制です。大和などの大きな会社はみんなフリーです。会社の規模が大きく…余程の大きな玉にならないと規制は掛けません。小さな証券会社は数十億の損失は痛手になる為に、最初から融資を受けないのです。

僕ら歩合セールスは良く引っ掛かり、会社に迷惑をかけた奴も大勢います。所謂、受け渡し不能と言う事故です。顧客が株の代金を払わずに逃げる奴が居ます。そんな事故は、最近は聞かなくなりました。皆さんも大口に株の取引をやれば分かりますよ。煩い証券会社が沢山あります。大手証券はかなり大きくならないと個別規制をかけません。現金や日本国債を担保にすれば問題はないのです。でも個別株もリスクの大きな銘柄もありますからね。

千代化もJトラストも大幅赤字からのV字回復狙いだから…どうしても危ない印象を持つのでしょう。例えば千代化、この銘柄は前期に1000億円から2000億円に、1000億円も追加損金を積み増しましたが…まだ追加損失を疑っているのでしょう。だからなかなか空売りが減らずに、逆日々状態で「売り禁止」になっています。

なかには間違って、格言を解釈している人も居ます。「逆日歩に買いなし」と言う諺は、通常、株価がドンドン上がり、高値圏で逆日歩が付く有様を言います。こんな株価が下値圏で逆日歩が付く時には言いません。株価位置が下値だから悪材料がどんどん出てくるのでしょう。

優先株の転換は100円だから発行済み株式が増えるとか…。何故、三菱商事が優先株で処理をしたか…その意図が分からないようです。だから好材料が連発しているのに株価がなかなか浮上しないのでしょう。もっと勉強したらどうなのでしょう。

追加損失も状況次第ですが、仮に交渉が纏まれば…千代化はストップ高の可能性があります。カタルも分かりませんが、カタルはそう考えています。やるなら…この株程度の規模が、今の相場に相応しいと思っています。

ペルシャ湾の航行は運賃が上がり、石油価格も上がり、資源を生産する会社は潤いますから開発投資が膨らむのが当たり前です。だから利潤が増える可能性があります。問題は追加損失ですが、カタルは1000億円から2000億に前期に押し込んだと思っています。だから当初の見込みから1000億も増えたのでしょう。もう処理済みという判断です。いくら経営者が馬鹿でも、そこまでの見込み違いはないでしょう。

Jトラストを買ったのは、タイの詐欺事件の損失を全部処理済みだからです。更にインドネシアの不良債権処理も前倒しで…損失を落としました。だから融資が減っています。回収しているからでしょう。この金額がいつ増えるか? その時は既に黒字転換しています。カンボジアの案件が遅れているのは、インドネシアの教訓でしょう。慎重に内容を精査しているのだろうと思っています。明らかに、誰か大口の人が株を買っています。おそらく会社関係者の内幕を知る人物でしょう。

5月21日に239万株の出来高が出来て、株価は500円台に入りましたが…500円台の滞在期間が長くなっています。つまり好転が明らかなのでしょう。年内800円、来年は4ケタに乗せるのでしょう。カタルは、そう考えています。だって会社説明会で社長が時間を述べていました。見込みが立たなければ…回復時期の明言など出来ません。だから300円台の株価が500円台になっているのです。

市場と言うのは、全ての株価を織り込んで動いています。それが効率的市場仮説です。どちらも赤字から脱出した段階で、ICUから一般病棟に移ったばかりだから、弱弱しく見えますが、本来の地相場に株価は戻るのでしょう。361億円の大幅赤字でもJトラストの現金は871億円もあります。それなのに時価総額は593億円ですよ。この会社が泡沫企業に見えますか? これから更に不良行を買うのです。

Jトラストの決算短信より

会社の経営者が半値になった自社株を789円で買いますか? このストックオプションの実行こそ、経営者の未来に対する自信の表れでしょう。こんな会社は聞いたことがありません。此方です。だからカタルはJトラストを応援しようと思った理由の一つです。

自分で決算書を見てみればいいのです。決算書も見ないで、わいわいガヤガヤ…あらぬ「風説の流布」まがいのヤフーファイナンスなどの…誰が書いたか分からない様なネタを信じるのはやめましょう。自分で調べましょう。カタルは日経新聞の記者も信じていません。

G20でどちらに転んでも、相場の下値はかなり堅いでしょう。もう名目時代がスタートしているからです。まだ名目時代の行動様式の広がりが感じられませんが、これからドンドン広がるでしょう。

ですが…カタルの意見も間違っているかもしれませんから、自分で調べ、カタルに意見をするようになってください。お前の考え方のここがおかしいと…メールで指摘されてみたいものです。僕らは、賢い投資家を目指しています。その為に自分自身も勉強しないとなりません。そうしないと…なかなか何億も投資は出来ませんよ。さてそれでは…また明日。

株価が下がると、もっと買いたい誘惑に駆られます。でも自分の力量を超えた投資はやめましょう。株式投資は、いつも…真坂、魔坂、まさかの坂道があるのです。坂道を転がらない為に常に自重をせねばなりません。



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