アーカイブ:2020年5月

過剰流動性相場の可能性

物事には、様々な解釈の仕方が存在します。今回のコロナ騒動では何故、日本だけが優等生なのか…サッパリ理解が出来ません。やはり何らかの条件が日本人に組み込まれているのでしょう。アジア圏は比較的軽いように見えます。

この騒動は、メディアの過剰な報道姿勢により…「我々の心」に、大きなインパクトを与えています。でも過去の報道の中でも、ずいぶん的外れなメディアの主張はあります。日本人の特性なのでしょう。一度、燃え上がると一気に火が付きます。○○ブームですね。我も我も…と大合唱になります。

政治批判と言うか…安倍政権憎しのメディアの報道姿勢は、どうにかならないものかと思っています。森・加計問題も、桜を見る会も、今回の検察庁の定年問題からの黒川問題も…カタルには、確かに厳密に指摘すればアウトなのでしょうが、もういい加減にすればいいのに…と思います。政治家は選挙があり、選挙民が判断をすることでしょう。

田中角栄の時もそうでした。カタルは新潟人ですから、その恩恵を受けています。新幹線に高速道路、主要幹線道路は国道になり整備費は国が負担をします。陳情に行くと、国道にしろ…だとか、川を一級河川に認定しろだとか…法律の隙間を付き、便宜を図ってきたように思います。日本は法治国家なので、なんでも法律を改正しないと制度改革が出来ません。面倒な国です。

パッパラ・パーが基準のカタル君、細かい事を言われると嫌になる性格です。

だから株価が下がり続ける「失われた時代」下でも、歩合給の世界で勤まったのでしょう。今のコロナ禍の生活苦など、当事者は大変でしょうが、たかが…1年や2年、やり方次第で、どうにでも凌げる問題だろうと思っています。

そんな生活感が、株式の相場観にも反映されているのでしょう。カタルレポートは一貫して、良く言えば前向きと言うか…馬鹿丸出しと言うか…。自分が株価は下がる可能性もあっても、さりげなく指摘するだけで…どちらかと言えば、そのネガティブ思考は封印をして、いつもポジティブな路線を選択します。

年末年始の米国株の暴走も懸念をしていたのです。だから何処かで乖離調整は否めないと思っていました。でもまさか…コロナとは。

でも…やはりあの2月に株を売る選択はなかったですね。確かに持ち高が大きく過ぎて、自分の力量を超えていたから、一度は警戒をして一旦は持ち株を外すのですが…また直ぐに買い直しています。株って、直ぐに急落をするわけではなく、騙しながら…下げ過程を歩み、耐えられなくなると…一気に暴落しますからね。

だから皆さんも、カタル銘柄が上がっているからと言って、「油断大敵」ですからね。自分の力量を把握して株価が半値や1/3になっても良いように…いつも事前に対処をしておかねばなりません。

今は非常に難しい場面です。例えばロイターの此方の報道は、今の相場を言い当てています。デフレかインフレかの論議は面白いですね。グローバル化は中国の安い労働力が提供され、日本の村社会の「価格システム」を崩壊させました。だからユニクロがバブル期に500円Tシャツを販売して、カタルは車に乗って近くのユニクロに行った時に、日本株を空売りして、ユニクロを買えば大正解だったのでしょう。

時代の変遷の読みは面白いでしょう。あれは1993年頃の話じゃないかな? ユニクロはまだ小さい会社でした。あの時に上場していたのかどうか…。今調べたら上場は1994年ですね。だからまだ上場企業でなかったのかな? 兎に角、国内の製造業が制度崩壊する現象だったわけです。つまりグローバル化です。ニトリが格安の家具を販売できたもの、海外生産での輸入です。そうして日産マーチの生産移転が2010年です。

カタルは電通の高橋さんの死は、清貧思想が蔓延して、失われた時代が終了する合図だと、勝手に理解しています。あのユニクロの500円Tシャツと同じ社会現象の一つです。

古くは黒船来航が、江戸時代の終焉の幕開けになり、明治政府が誕生します。最初がゴタゴタしますが、西南戦争で、社会体制が確立されたのでしょう。同じことが起こっています。社会体制の変革です。

コロナ禍はその一コマの現象なのでしょう。でも確実に社会の進化を早めます。オンライン診療などは、やがて一般化するでしょう。この一般化の現象を昨日は会員レポートで取り上げました。社会変革のスピードが加速している動きを紹介しました。

段々、スマートコミュニティーは更に加速します。まもなく5Gが一般化します。どのくらい時間がかかるのか…。たぶん3年程度で社会変革は起こるのでしょう。様々なサービスが、一気に変化を迎えます。今回のコロナ禍は、そのステップアップのキーワードに過ぎないのでしょう。

パウエルFRB議長発言がブルームバーグに紹介されています。前のめりに突き進んでいる印象です。本日掲げたロイターの報道とこのブルームバーグの報道を、一見すると…繋がりが見えないかもしれませんが、未来の株式市場を読み解く重要なアイテムに思えます。

だからカタルは「過剰流動性相場」も視野に入れ、先週は、O君やN君を買いました。このアイディアで、昨年9月に会員向けに、臨時の会員レポートを発行したのです。

少し具体事例を書きますね。皆さんには抽象的なヒントでは、なかなか理解が進まないのでしょう。会員レポートと合わせて読むと理解されると思いますが、カタルにも生活権がありますから、一応は会員料金分の配慮をしてレポートを綴っています。世の中は、このような格差が当たり前なのです。

格差がない社会なんかありません。努力する奴と、しない奴の違いは明らか…です。それに不平を言うのはおかしいのです。

どんな人生を選ぶのも、それぞれの自由なのです。嫌なら自分で努力を重ね、自分自身の生活を向上させればいいのです。それをコロナのせいにして、政府に過大な保護を求めるのは間違っています。どんな困難でも…

人生には様々な試練があるのは当たり前です。100人いれば…序列が出来るのが当たり前、自分がどう努力をして、這い上がるか…それだけの違いです。でも株式投資は、どんなに努力をしても、最後は運に左右されます。

その運も実力のうちと言えば…その通り、だから世の中の成功者は凄い資質を持っていて、尚且つ、運に恵まれないと…なかなか成功の二文字に辿り着けません。努力もしないで、ワイワイガヤガヤいう連中は論外です。もう負け組は決定です。一所懸命に頑張って、寝る間も惜しんで…努力を続けても、運に見放されるのが…世の常です。

さて路線がずれてきました。先ほどの話しに戻します。

昨年の9月に臨時のレポートを出してカタルは本格的な名目時代の幕開けをイメージしたわけです。でもコロナ禍で一度はおジャンになりました。でもどうも世界の中央銀行の前向きな行動は、特にこのブルームバーグの報道などを見ると…今までにない現象です。

通常は「為替スワップ」など、実施ししません。韓国は深刻な外貨不足だったのです。でも今回のFRBの処置のおかげで救われています。日本だって同じですよ。ガチガチの金融規制の為に、今までMMFやMRFかな? このドル資金を流用してきたのですが、この道が閉ざされたので、常にドル資金が不足していましたが、今回はFRBによりドルが大量に供給されています。

この裏には基軸通貨の覇権争いが背景にあるのでしょう。締め付けを強くすると一気にドルからデジタル通過時代に変貌します。たぶん…そのためにドルのスワップを実施した可能性があります。

カタルの考え過ぎかどうか…でもジャブジャブの資金は、先ず、株高に波及しています。そうして2月の再現が起こると可能性があります。お待ちどう様でした。「1300兆円の逆襲」相場のスタートです。

どうも…ケネディクスの戻り方などを見ていると、世界のヘッジファンドが動き始めた可能性があります。あの時は鮮明な動きにならなかったけれど…今回のコロナ禍で一気に走り出すかもしれません。まぁ、過剰流動性相場のイメージを持って、相場を観察していれば…本日、述べたカタルのヒントの理解が進むでしょう。

カタルはこう述べました。「コロナの後でやってくるバラ色相場」と言っていましたね。あの3月の時は、誰も信じてなかったでしょうが、あれから2か月以上が経過し…この「戻り相場」を見て、皆さんはカタルの予言と言うか…未来を語るという意味を、理解し始めてきたと思います。

実はカタル自身、まだ「疑心暗鬼」な部分もあるのですが…そう考えると、今の相場の流れが納得できます。つまり「市場の整合性」を考えて行くと、自然に一つのストリーが見えるのです。

まぁ、いつも言っていることですが、難しい場面ですから、無理をせずに自分の力量の範囲でのんびりとやりましょう。真剣勝負で…ここは「乾坤一擲」と行動するのは、一生に一度、チャンスがあるか…ないかなのです。だから気負わず、のんびりと…ノホホンの人生が一番でしょう。それでは…また明日。

会員の方は深夜に新しい原稿をアップしましたのでお読みください。



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