アーカイブ:2020年6月19日

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全体相場の行方の見方は、難しいですね。米国の指標は緩慢な景気回復でパウエルFRB議長の主張を、裏付けている様子です。しかし株価は気迷い症状だけど…回復傾向を示している様子に見えます。やはり新しい時代は「ベーシックインカム」を主体とする変化になるのかも知れません。今回の多額の財政出動などみると、MMT理論の実験場に見えます。

さて、一昨日の神主さんとの会話の中で、カタルはラッセル企業の話をしたら…彼は「ラッセルとは、何?」…と問われました。カタル独自の論理なのか…。ラッセルは雪山登山の様相を示しており、深い雪を払いのけ、道を開きつつ進む様子を示しています。

誰も…歩んだことがない道を、独自に築くから「ラッセル企業」なのです。アップルやグーグル、アマゾンにテスラも、その部類です。勿論、スペースXなどもそうです。フェイスブックもそうです。時代に新しい潮流を作り、新しい産業を定着させる会社を示します。嘗て、日本の任天堂もそうです。ゲームと言う世界を確立させました。昔は自動車もそうでした。鉄道もそうです。みんな、最初は無から始まります。

株式投資の世界では、このラッセル組を「成長株」と呼びます。スマフォの普及から定着まで、その企業は飛躍的な発展を遂げます。嘗てウンドウズ95で大成功を収めたマイクロソフトの株を、普通のOLが500万円分の株を買って、10年以上寝かせたら…天文学的な金額に投資したお金が膨らんだ話をしました。株式市場の醍醐味は、このような成長株に投資をする事です。カタルは幸い…3つのラッセル型企業を現在、手掛けています。

一つが昨日も買い、本日も買ったロコンドです。この会社は「小売りのやり方」を根底から覆す可能性を秘めています。「オムニチャンネル販売」です。もう一つはIIJです。5G時代になり、テレビとスマフォを結ぶ展開を試みています。最近では、デジテル通貨もそうです。そうして医療の分野で、効率化を取り入れるG君もその可能性を秘めています。

ただラッセルは、誰も歩んだことがない道ですから、開拓には困難を極めます。道づくりはしたことがない者には、その苦労が分かりません。まるでネズミを使った試行錯誤の実験迷路のようなものです。あっちに行って行き止まり、こっちに行って行き止まり…そうした試行錯誤を展開して、初めて高い利益率が得られます。だって過去に道がないから、競争相手が居ません。その産業を確立できれば…利益が独占できます。

正式な意味で、ラッセル企業ではありませんが、日本ではラッセル組のヤフーの株価は、その栄冠に輝きました。実はカタル君、この会社を買いたいと思い…お金を用意して新規上場に臨みましたが…お金がなく、途中で断念したのです。その当時のカタル君、貧乏で株を買うお金もありません。でもなんとしても買いたくて100万円を用意したのでが…初値は200万円でした。トホホ…。あのチャンスにお金があったら、今頃は…でもカタルは「朝三暮四」の口だから、株を持ち続けることは出来ないでしょう。

ヤフーの月足推移

そのヤフーの株価は、こんな感じです。チャートを見ると…なんだ…たいしたことはないと思うでしょう。違うのです。株式分割を連発しており、持ち株が大きく膨らみました。その記事が、此方です。 最近の成長企業の成功例と言えるでしょう。200万円が6億円です。実に300倍になった…嘘のような本当の話です。

その可能性があるラッセル組の企業の一つがロコンド(3558)です。皆さんは赤字だから買いにくいと思います。だからカタルは、早くからアマゾンやテスラと比較しています。カタルは600円台からやっていますが、途中で利食いをして…またロコンドに戻り、また利食いして、またロコンドに戻り、高値を買い続けています。

実は昨日、午前中の引け値が1678円だから1680円が買えると思い、500株の指値をしました。そうしたら…1681円の寄り付きで買えませんでした。しばらく観ていましたが…下げそうもなく、仕方なく1720円で500株を買いました。そうして本日の寄り値1723円も買っています。ここがカタルの一番、高い買い値です。

カタルは1800円になっても、2000円になっても…買い続けると明言しています。いつもカタルは有言実行です。

実はソロソロ…この上昇角度が変わり、大幅高する「頃合い」だと思っています。ある日、ストップ高を交えて一気に2170円の上場来高値を抜き…3000円台に突入するかもしれません。あり得る話です。お前は馬鹿か?…と言われそうですが、カタルは早くからロコンドは「1万円相場のラッセル組」と公言をしています。

こんなのは結果論ですから、未来にならないと分かりません。何故なら、未来の行動は誰も読めないからです。でも田中君、畏るべし…なかなか良いセンスで経営をしている様に見えるから、今週に入り…俄然、強気に変化しています。

だから月曜の寄り値の1700円を買い、其の後も…緩む場面を必要に買っていました。おかげで持ち株は過去最大になって来ました。途中、一時的にNY安の1861ドル安を観て利食いをしています。あれは1501円です。1080円前後で買ったのに…振るわれました。しかし別の口座で直ぐに買い直しました。

やはり…カタルには良く見えるのです。今、原稿を書いていると株価は再び上昇し始めており1750円に1万株以上の「売り物」が出ています。だからカタルも、この売り物を買います。ハイ、1750円で500株のお買い上げです。たった今、買った株価がロコンドを買った最高値になりました。1750円です。

カタルはレポートに書く以上、必ず自分も、同じように実行をしています。何処かの…評論家とは違います。カタルは常に真剣に生きて、本物を目指します。

ロコンドの日足と価格帯別出来高の推移

さて先ほど掲げたヤフーに付けた価格帯別出来高グラフと言うか…それをロコンドで観てみましょう。 

何故、カタルが一気に株価が2170円の新高値を更新すると思っているか? 先日のPSSの株価のように、此処から株価上昇の角度が変わり一段高を歩むと思っています。その関門である「売り需要」が、この価格帯別出来高で分かります。株価は上場来高値2170円まで400円ほどありますが…過去のシコリの壁は、既に取り払われています。だからここから一気に…株価が飛んでも、不思議ではありません。

全体は気迷い症状を続け…ロコンドの個別材料物色には、打ってつけの展開です。しかも神主さんが100株だけを残し、売ったように…折角、株を買っても多くの人が途中でフルイを入れられていることでしょう。何しろ、途中で1861ドル安のNY市場の動向が演じられています。通常はカタルのように1501円で利食いを入れます。

でもカタルのように「買い直す」奴は、皆無に近いでしょう。通常、自分が1500円で株を売ったら、1400円や1300円では買えますが、この1750円の高値を買える…そういう馬鹿はなかなか居ません。だから成長株なのです。持ち続けることが困難だから…多くの人が折角、ヤフーの200万円を買っても…300万では、既に半数以上の人が売っています。まして…ドンドン上がる株を、持ち続けることは不可能です。だから200万が、本当に6億円になっても…あの記事は…机上論です。

人間なんか…そんなものです。カタルは実際に600円台のロコンドを一時的ですが1万株以上を保持していました。そうしてメールでアイフルや千代化を持っているが…どうしたら良いか?…と相談された人に、それじゃ、折角、ロコンドを持っているから、それに資金を集中させ、10万株にしたらどうですか?…と回答した読者の人は、その後、どうしたでしょう。

カタルの助言通り、実行しているなら既に1億円の利益です。たぶん、今回のコロナ禍の損失を補っても、余るものがあったんじゃないかと思います。でも「言うは易く行うは難し」…です。

如何に有言実行が難しいか…やったものでないと分かりません。カタルはいつも有言実行を心掛けています。でも僅かな株数だから出来るのです。500株なら買えますが…いきなり10万株は、なかなか買えません。こんな小さな会社の株、は直ぐに乱高下します。だから強く見えても…いつも警戒感を持って、臨まねばなりません。

カタルは、既に博打株の領域だとも述べています。でも何故か…惹かれます。昨日も話しましたが…日本の「テスラ」株のようです。誰もイーロンマスクの戯言を信じません。実現不可能だと思うからです。でもマスクは果敢に、ラッセルする経営者です。保身に走りません。常に自らを高い目標に追い込んで…邁進しています。

通常は、失敗した時に備え「のり代」を設けて発表するものです。でも彼は違います。非常に高い目標を掲げ果敢に挑戦を続けています。だから人気があります。失敗しても良いのです。事実、目標未達になる事もありました。そうすると…一斉にメディアは叩きます。でも彼は諦めません。その経営の姿が…人気の源です。田中君、頑張ってください。

実はまだ正式になってないかもしれませんが…今年、後半には、あのワールド傘下のECサイトの「ファンション・ウォーカー」の買収が決まっています。売り上げ規模は9億円ほどの会社です。カタルはこの買収戦略を高く評価しています。MAGA企業の躍進は、全て買収です。そうして時間を買っています。今の時代は進化のスピードが速く…一気に展開を拡大しないと競争に負けます。だからM&Aなのです。

これで…ファッション業界大手からの買収で、新しい「繋がり」が生まれます。分かりますか? ワールドはファッション業界ではトップ企業です。その会社と道筋が付くのです。カタルは瞬時に「オムニチャンネル販売」を連想しました。

ワールドとロコンドの新しい繋がりです。

果たして、やるか…どうか分かりませんが、未来図の広がりが見えます。今回のコスメも…そうです。売り上げの伸びが続くなら…評価はドンドン高まり、僕らが3000円まで買って…その上の株は世界のヘッジファンドに買ってもらいましょう。そうして1万円へ…の旅立ちです。なんかワクワクします。

もう目先の100円や500円なんか…どうでも良いような気もしています。カタルが段々惹かれる訳です。田中君、だから…畏るべし。皆さんは100株で良いから、カタルと同じ夢を見ましょう。悪夢になるか…正夢に変わるか…果たして、どっちでしょう。

さて…ロコンドの事を書くと…話は止まりません。

他はどうでしょう。市場の人気はソフトバンクです。今の株価は70円高の5515円です。2609円が5515円だから、なんと2.11倍です。こんな大型銘柄で、株価が倍増です。…ね、カタル君は…ナカナカです。誰も褒めてくれませんから、自画自賛です。今、介護のツクイを買っています。本日の515円は買えないかな? どうでしょう。

でも介護は、なかなか人気になり辛いですが…会員の紹介したDX関連は、なかなか良い動きです。 もうじき100円上がるのかな? あの日は572円でしたが…今の株価は646円です。DX関連はこれからのテーマです。

アンリツの日足推移

そうして5Gも、なかなか強いのです。カタルは古河電工を掲げましたが…市場は「アンリツ」(6774)の選択です。この会社は珍しいのです。いつも最後の決算になると…悪い数字を出していましたが、もう内部に膿がないのか…今回は、予想以上の数字を出していました。しかも…このチャートの形は、カタルはチャート論で解説している形です。

前回の会員レポートのL君は、とうとう3000円台の株価に突入しました。カタルの買い値は2500円です。今回、掲げたS君も優良株ですが…同じチャートの形です。だからアンリツは、きっと一段高するのでしょう。

アンリツのチャートを掲載しておきます。名目時代が確立されるなら…みんながハッピーになります。だから他人批判など、馬鹿らしくて…しなくなります。他人の事を、いちいちワイワイガヤガヤいうのは…どうかと思います。自分がどう生きるか…きっと必死になって人生を生きてないのでしょう。

だから他人を材料に、批判を展開するのでしょう。メディアには呆れます。こんな事で視聴率が稼げる方がどうかしています。もっと生産性のある番組を作ったらどうでしょう。

これからは社会人でも、勉強する時代です。ネットはなかなか優れています。自分がやろうと思えば…いくらでも楽して、情報を集めることが出来ます。ここで…大切な事は、情報の溺れるのではなく…如何に、自分が使いこなすか…。なのです。

情報の扱い方に、日本人は慣れていません。賢くネットの情報を使いこなしましょう。それでは…本日はこの辺で…果たしてロコンド君、いつ、ストップ高を交える展開になるのでしょう。既にカタルには、秒読みの段階に見えますが…10、9、8…3、2。それでは…また明日。



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