アーカイブ:2020年6月9日

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相場は、いつも「理外の理」を演じます。だから大御所さんが良く…お婆ちゃんの「送り言葉」の話をしていました。「真坂、魔坂、まさか」の坂道に気を付けろ!と言っていました。上京する孫に向かって、老婆心から発せられた言葉なのでしょう。

カタルの人生も、まさかの連続です。でもカタルはいつも「塞翁が馬」と言う精神で、困難な時期を乗り越えて来ました。今回のコロナ禍は、まさにその真髄です。「災い転じて福となす」そんな相場が展開されています。

裁定残の推移

多くの読者から「全快」報告が届きカタルも嬉しい限りです。その反面、メールをくれない人は大丈夫かな? まさか「空売り」など…してないよね。…と心配をします。カタルは前から積み上がる「裁定売り残」の推移を伝えています。5月29日現在の裁定売り残しか発表がありませんが、その金額は2兆4254憶円です。一方、買い残は4984億円です。差額はピーク2兆1041憶円から減ってきたとはいえ、依然、1兆9270憶円と…2兆円近い金額です。

日々の動向を見ると…更に1割程度は解消されているようですが、まだ高い水準です。たぶんロールオーバーされるのかな?それとも他の仕組みが存在するのか? 今週末はSQです。かい離、騰落レシオなど…色んなテクニカル指数が「警戒信号」を発しています。でも相場と言うのは、分からないものです。

昨日は全面高です。通常、指数の売買から株高になる場合、個別株は冴えない展開で、カタルは証券マンの頃、いつも指数取引だけの空中戦です。…と顧客に説明をしていました。そんな相場は、儲かりません。でも今回は個別株も新高値を更新しており、個人も潤っています。 

自分でデータを集めていると分かりますよ。日証金の回転日数は30日台で…依然、早いままなのです。つまり株式投資で儲かって…「利食い」が継続している様子を示しています。

株式相場が下がるのは、高値で買った株が回転が効かなくなり…捕まるから下がるのです。どんどん利食い出来ると言う事は、新規の流入資金が株式市場に流れており、どんどんパイが拡大を続けているのです。だからカタルは自分で高値を買ってみないと…実感は分からないと述べています。

よく読者から「売り場が分からない。」教えて欲しい。と言われますが、そんな事が分かるのは神様だけです。常識で考えれば…分かります。カタルのような貧乏人に聞いても分かる訳がありません。まだ借金を抱える身なのです。

10億円、20億円…と、カタルは「使わないから、このお金を使っていいよ。」…と言う段階になり、初めて一人前の水準かも知れません。つまりカタルは、素人に毛が生えた程度の人間です。そりゃ、株式相場で損はしていませんが、小手川君のように…何百億も持っている訳ではありません。彼とは「月とスッポン」。 器が…違います。もともとお金持ちになる人は「度量」が違いますよ。「人間の器」が違うのです。

昨日、また神主さんが電話をよこし…お蔭様でI君を4000円で利食いしたとか…。カタルが「ロコンドはどうしたの?」…と聞くと、100株だけしか持ってないから…と言います。なんでも…「お礼に酒を送るから何が良いか?」…としつこく言うのです。

「別にいらないよ。」と断るのですが…、仕方がないから、新しい住所を教え…気持ちを受け取ることにしました。これで彼も気持ちが楽になるのでしょう。

1億や10億円ならもらうけれど…100万や200万じゃ…ね。実際にあった話ですが、現職の頃、顧客が100万円をくれると言うから、そのお金を寄付して下さい。と言ったら、彼は盲導犬協会に寄付をしたとか…。カタルは現職の頃は、年収の1%を基準に、寄付をしていました。でもあの時は100万円でなく50万円でしたが…。

神主さんが、株を売ったと言う話を聞き…昨日はロコンドの1520円を200株買い、1510円も200株を買い、更に下がるから、今度は1490円で200株、1480円でも200株、止まりそうだから、成り行きで200株を買った株価が1474円、そうして下値の1470円の200株も買えました。合計で1200株を買ったわけです。

本日も朝方の気配値は安く…1460円から1390円まで200株ずつ、買いを入れましたが、今日は、今の所、全く買えていません。ついでに気を良くして…介護のツクイを558円で1000株を買ったついでに、I君も100株だけ後場の寄り付きで買いました。なにしろ…神主さんが売ったのです。

でも両社は、スマートコミュニティーの「ラッセル組」、ナスダックは新高値です。上がり続ける限り、カタルは追随をします。だから売り場など、分かりませんよ。高くなればドンドン買い続けます。

でもお金が続かないから、上がると思っても野村証券を1000株、また1000株と利食いをしました。野村証券は大きな会社です。でも株価は上がるでしょう。GSなんか…バフェットは利食いをしたと言いますが、新高値を目指しそうな勢いです。

アレレ? 駄目株のケネディクスが高いですね。今の株価は598円です。600円の1000株は、売れるでしょうか? それとも…いつものように、また下落? 果たしてどうでしょう。 やるなら「一気呵成」で、成し遂げて欲しいものです。3日程度、ストップ高させると、ガチャ、ガチャ…空売りが溜まります。

ハイ、今、ロコンドの1460円が200株買えました。株って、どうなるか分かりませんからね。誰も…先の事は分かりません。だから「どっちに転んでも大丈夫!」と言えるような体制づくりが必要です。

もともと…「市場の整合性」の考え方から見ると…野村証券や三菱UFJの株価が上がり、ケネディクスが下がる道理がありません。ハイ、今、600円のケネディクス1000株が売れました。カタルはロコンドのように、売った株価より高くても…また買い直します。上手に行動をしようとは思いません。

そんなに株が上手ければ…今頃は南の島です。そうして美女に囲まれています。こうして小さな都会のマンションで、パソコンの前に座り原稿を書いていませんね。株が下手だから、毎日、毎日、データを集め、原稿を書くことで、自分も相場を考えて、頑張っているのです。いい加減に…辞めたいと思っていますが、なかなか…神様は許してくれません。神様、「少しは私に愛を下さい」小椋佳の心境です。

Jトラストの週足推移

先ほどの話ですが…金融相場の3点セットが上がると言う事は、Jトラストも上がると言う事ですよ。先月のインドネシアの融資残は少し落ちていましたが、回復傾向には違いないでしょう。チャートは素晴らしいのです。本当は売ろうか…とも思ったけれど、買い増しをしようと、チャートを観て考え直しています。でもスピード感の比較で…一体、どの選択が、一番正しいのでしょう。

介護の「ツクイ」(2398)は、なかなかの選択です。この選択は相場に過熱感があり、全体が下がっても大丈夫です。全体の相場が下がると…多少の影響はあるでしょうが…既にストップ高からの試練を受けています。500円台は鉄板でしょう。故に下値を叩きに行っても500円を割れる心配はなさそうです。逆に、4ケタ乗せの可能性は高いのです。

実は、このケネディクスとも共通点があるんです。皆さんは気付きましたか? カタルは一度、昨年の9月に臨時のレポートを出して…いよいよ始まるかな?…と錯覚をしたのです。

つまり今年1月、2月に高値を付けた銘柄は、新しい相場のスター株候補です。ツクイは2月14日に682円を付けています。ケネディクスは2月21日に685円を付けています。この市場の整合性は、循環論理です。株価の波動には一定のリズムがあります。同じような株価波動を演じる会社は、結構多いのです。あの2月の動きは「未来の予兆」とも言えるからです。ロコンドは次々に下値が買え始めています。窓埋めをするのかな? 果たしてどうでしょう。

要するに、あまり考えないことです。考えて分かるようなら、もう大金持ちです。馬鹿は上手に立ち回ろうとします。でもカタルなんか、最初から上手に立ち回ることを諦めています。「どうにか、なるさぁ~」の精神です。

ほら介護のツクイが安くなってきましたね。558円です。この株価は昨日カタルが買い乗せした株価です。みなさん、やるなら、ここから下値をしっかり買いましょう。だって成長株です。この業界は、日本で数少ない成長業種なのです。もう時間がなく明日にしましょうか…でもその理由の一端である資料だけを載せておきましょう。

75歳以上の介護要員は増え続けるばかり…

株なんか…安い時に買って置き、高くなった時に売れば、儲かります。上手に立ち回ろうとせずに、自分は下手糞、だからノンビリやろうと思えばいいのでしょう。それでは本日はこの辺でお終いです。こういう環境だから、ストップ高銘柄の威力が増します。

ケネディクスは仕手色の強い株ですからね。果たして…やる奴が、いるのかどうか…。ロコンドに、I君は「スマート関連」、三菱UFJに野村証券は金融相場の「名目時代」関連です。どっちの力が強いのか…。このライン二つの流れが、今の相場の流れです。皆さんも、相場の見所を理解して、相場を眺めると…自分の持ち株の「位置取り」などを楽しめますよ。先駆する銘柄と比較をするのです。

馬鹿株のテラやPSSは博打株です。でもソフトバンクは上げ続けると思っています。カタルはあの日経新聞のROE批判記事を間違っていると批判して株を買いましたね。そうして見事に上がっています。この株も2倍ですね。大型株でこの動き、意外にカタルは良く当たっています。互いに無理をせずに頑張りましょうね。介護のツクイはなかなか優れた選択肢に見えます。

ロコンドは大物感が漂っています。故に…持ち高を一旦落としたけれど、また買い直しています。どちらでも大丈夫。何が来ても対応は出来ます。相場を楽しんでくださいね。また明日。



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