アーカイブ:2020年7月14日

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今回のコロナ禍の対応では「歴史的な場面」を、僕らは体感している様に感じています。カタルは前から、この時代背景を、黒船来航(1853年)から…始まる明治維新、新政府の確立と言う西南戦争(1877年)までの時間推移を、バブル崩壊(1989年)からの新体制の時代変化と比較していました。所謂、パラダイムショック(枠組みの転換)です。

古い「士農工商」の武士の時代が崩壊して新しい社会体制の時代です。今回は、物を生産する「村論理」と、グローバル化と言うか…、スマート化と言うか…。

ものを作り販売する? これは今までは基本的な生産活動の構造でした。しかしこれからの時代は「情報」の価値観がドンドン上がります。豊かな時間を作り…価値を与える産業が栄えるのでしょう。物質的なものの価値観が、どんどん廃れて行き、逆に目に見えない時間を豊かにしてくれる価値観が増すのです。

お蔭様で株式相場展開を解説するカタルは、有料会員制度で生計が成り立っています。つまりカタルが「分かりやすい株式相場」を解説する事で…皆さんは、「より豊かな時間」を持てるわけです。

株式投資の考え方の仕組みを提供しているから、その時間に投資をしてくれる読者が居るわけです。決して…推奨銘柄が当たるから、外れるから…お金を払うとか…。払わないとか…の基準とは違うように感じています。だって今回は大損をしている最中の更新期でしたが…多くの会員の方から…継続手続きをして頂きました。欠けたのは僅かだったのです。

村論理は、ものづくりに拘る…昔の考え方です。新しい枠組みが定着してない為に、様々な奇異とも…思える現象が起こります。テスラ株の動きなどは、その一環でしょう。

早く、新時代の体制作りをした方が、世界をリードできるのでしょう。しかし日本は明らかに村論理派閥が多く…抵抗し続けています。オンライン診療などもようやく実現です。日経新聞に書かれている様に…「革新後進国」なのです。本日の一面です。

テレビなどのメディアは、どんどん衰退をします。むかし映画とテレビの論争がありましたが似ているのでしょう。

人間と言うのは保守的なのです。なかなか決断が出来ません。そうして新しい動きを肯定ではなく、先ずは、「否定」から入ります。テスラの株を見るとそう感じます。自分の価値観が正しいと思うのです。でも市場は全く違います。

株式投資が難しいのは…このギャップが、なかなか埋められません。人間は過去の経験があり、それに追随して行動します。でも大きな時代変化の時は、その過去の経験、知識が逆に足枷になり、前に進めないものです。だから「敢えて」…チャレンジをします。相当の覚悟がないと…自分自身の殻を打ち破れません。だから株式投資は難しいのです。自分の心の動きと逆の行動を強いられます。

きっと、江戸時代から明治に移行する過程でも…多くの人が、なかなか新しい時代に溶け込めなかったのでしょう。武士と言う「矜持」が邪魔になり、商人などになれないのでしょう。今回も、同じ事でしょう。はやく…新しい社会構造に、自分自身を合わせないとなりません。カタル自身、面倒くさがりで…生活習慣を変えるのは抵抗があります。でも敢えて…チャレンジをします。

でも結構、自分の生活を思うと…先端を歩んでいる様にも感じます。駄目は駄目なりに…努力をするわけです。もう30代ではないから、人生は「負け組」が確定です。でも負け組あやじも、一所懸命に…最後まで生きようと、もがきます。

本日は下値でユビキタスの買いを用いました。725円で500株、720円で500株です。そうしたら…朝から買い物模様でした。最初は735円前後だったので、725円なら買えるかな? …と思っていました。ところが実際に寄ったのは743円でした。売り物が枯れているようです。この現象は「時間推移の勝利」です。

最初に700円台に入ったのは5月21日です。この日の高値は717円です。そこから…既に2か月間の「揉みあい」を続けています。故に、この株価ラインでの売り物が切れています。下値で買った人の多くは、もう利食いを完了したのでしょう。カタルもそうですからね。

そろそろ株価位置のステージが変わる頃とは…思っていましたが、実際に777円を付けた7月10日はロコンドやケネディクス久が下げた為に、追証の懸念がありますから、ユビキタスは利食いなので…僅かな株ですが、カタルは売っています。

でも…直ぐにカタルは方向転換をしています。やはりそろそろ第二段上げが始まるだろうと…と言う観測です。別にユビキタスに限った事ではありません。

此処は…やはり「先導役」が欲しいと思っている為です。ソフトバンクでも良いのですよ。でも…ね。誰もが気軽に買える個人好みの人気株が、必要だと思っています。

その意味で本日1Qが発表され「あく抜け」が予想され、「初押し」をしているロコンドが、もっとも相応しいと思っています。でもカタル君、余りに買い過ぎて…もう買えないのです。だからユビキタスの選択になりました。

この株も…先駆して400円台から上昇を続け、既に2倍近い水準です。でもよくチャートを見て下さい。皆さんは、余りに近視眼的に物事を考えすぎます。常に目先の感覚で物事を判断しています。

だからバフェットが天然ガスを買う論理も、なかなか理解できないかもしれませんが…カタルは先日、原油価格150ドル説の話を紹介しました。

世の中には、色んなことを考える人がいます。でも相場に長く身を置くと…やはり諺は、上手いこと…僕らの「投資心理」を言い当てています。伊達に言葉が残った訳ではありません。

「人の行く、裏に道あり、花の山」…株式投資はある意味で、我慢比べの様な要素もあります。どんな相場もブツブツ投資をして、時間をじっと待てるなら、必ず勝利を手に出来ます。

問題はこの時間を、どうしたら短縮できるか…。この壁にカタルは挑戦をしています。失敗も赤裸々に話しています。ベンチャリで40億円を飛ばした話し…小さな失敗では東邦チタンなんか…駄目相場と考えていましたが、敢えて可能性があるから、挑戦して玉砕をしました。737MAXの事故など読めませんからね。

買った後、その後の動向、相場環境が追い風になるか、逆風になるか…は大きな違いです。カタルは既に、追い風では間違いなく…かなりの確率で儲かります。でもまだ逆風下ではまだ駄目です。昔は…全体相場が沈んでも、仕手株の材料株が賑わったものです。でも失われた時代になり、そうして実質時代の資産増大効果を「目の敵」にする政策をする村論理派閥の為に、証券マンは悲哀の人生を味わってきました。何を買っても駄目なのです。

ようやく安倍政権に代わり、この資産増大効果を活用しようとし始めています。ようやく…地価も上昇し始めました。でも日経新聞を見ると分かりますね。今回のコロナ禍でオフィスワーク需要が減り、地価は下がると言っています。

フン…「臍が茶を沸かします」テスラをトヨタと比較して高すぎると大合唱をする同じ考え方です。まぁ観ていてください。ケネディクスは、必ず大きな相場になります。カタルは孫さんと同じで、「負けを認めなければ…負けはありません。」既に6年も経過していますが、諦めません。

なんの? 話だっけ。あっ、そうだ。ユビキタスですね。

短期的には下値圏の利食い売りが消化したようです。7月10日は全体相場が弱い時ですね。その中で…新高値を切ったのです。この動きを見れば…カリ調整が完了したことが分かります。いよいよ第二段上げの相場が開始されます。でも本日は725円が買えるのかな?…と思ったのですが、市場の感触はなかなか良いようで…皆さんの賛同を得られているようです。

仕方なく…カタルは先ほど740円で更に500株を買い増しをしました。最低、あと500株は本日中に買い増しを実施します。有言実行で…率先垂範です。皆さんは777円を取るのを確認すると…チャート上は「より確か」…です。

ユビキタス(3858)の週足推移

今後の未来図を少し話しましょう。カタルは週足のチャートのように、場合によれば、ここから10倍は無理でも…5倍程度の株価波動が訪れても、何ら不思議ではないと考えています。

何故、これまで下値ボックス圏の下限である800円を下回ったのか? この辺りがチャートを考えるヒントになります。決して、カタルは読者の皆さんに高い株価位置で銘柄を推奨しているのではありません。何故、株価が4ケタ以上になるのか?

その背景を随時…話して行きます。カタルとユビキタスとの付き合いは2010年の2月からです。既に10年以上、この株と付き合いを続けています。結構、面白い株ですよ。自分で背景を調べましょう。カタルを信じて買った…と言うのは嬉しいのですが、間違った行動です。投資は自分で調べて納得したら、大切なお金を投じて買うものです。

そうして成功した場合ばかりを思い描くのではなく…仮に今が高値で下がったらどうするかを考えて、投資をするものです。カタルはブツブツ投資を推奨しています。お金があるなら、どんな高値を買っても、買い続ける「勇気と信念」があるなら、株式投資は、必ず儲かります。

それでは…原稿をあげる間際になり…この記念として、なかなか下値が買えないのでもう500株を成り行きで買いましょう。ちょっと待っていてください。

ハイ、今753円で400株、754円で100株、合計500株を買いました。後場からも手の内によりますが…買い増しを検討します。今の値動きは743-773-736-751=334500(10:20)です。

ロコンドは決算発表が本日の予定なので…期待できない1Qですが、最速の相場は、一度、乖離調整の「洗礼」を受けたので…この発表が切っ掛けになり4000円相場に走る展開が、最も強い理想形です。

そうしてロコンドが元気になる事で、全体の新興株相場が引っ張られます。ロコンドに続け!…となる訳です。丁度、赤字のテスラと同じ構図です。

明日から…相場が開始されるかどうか…果たして仕掛け筋が存在するかどうか分かりませんが、カタルは、明日の寄り付きで…買い参加する予定です。

ユビキタスは、たぶん…もう株価は崩れません。株価が上がることはあっても、下がる論理はありません。これが「時間による乖離調整」の意味です。残念ながらもう700円割れの株価は示現しないでしょう。神様のお告げではないから、実現しないでしょうか…。言葉は難しい。カタルは馬鹿ですからね。間違っていたらゴメン。

良いですか…ユビキタスは全体相場に先駆する…先導株です。指標株なのです。だから高値圏で株価が下がらすに、乖離調整を実現させたのです。ここから二段上げに移行するのが「市場の整合性」の考え方です。エレクトロンばかりではないのです。それでは…また明日。



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