アーカイブ:2020年11月24日

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日経平均株価は大幅高になっています。米国では新政権の人事が決まり始めており…トランプの我が儘はありますが、政権はスムーズに移行されるのでしょう。

この所、重要な話題はRCEPやTPPの動向です。米国第一主義を掲げたトランプ政権は自由貿易の概念を失いました。確かに中国の知的財産権の問題はありますが、既に多くの分野は中国の技術優位が目立っています。5G技術などフェーウェイが世界最先端と思われますが、情報漏えいを懸念して規制の対象になっています。

この話とドルの基軸通過のはなしは、密接な関係があります。依然、軍事力では米国は抜けていますから…問題はないでしょうが、そもそも米国は「昔の経済分野」では、負け組になったという事です。未来産業のイメージがハッキリしませんが、情報の価値を認める発想がないと…その世界を実感できません。

新規上場されたPLTRの日足

米国で話題の新規上場企業株の「PLTR」(Palantir Technologies Inc.)は富士通と資本提携をしていますが、ビックデータを解析する会社だと言います。既に株価は10ドルから20ドル台へ2倍になりました。今後が注目されます。カタルは、既に「物を作る産業」は古い概念だと思っています。

東宝のヒット作「鬼滅の刃」を始め…日本のアニメ作品はネットフリックスの重要なコンテンツになっています。コンテンツ作りは時間と人件費が掛かります。こう言う「文化価値」が、新しい時代は、より一層の価値を有するのでしょう。コロナ禍で時代の動きは加速される筈です。このRCEPはアジア圏の自由貿易圏ですから重要です。人口が多いのです。

カタルが日経平均株価10万円を掲げている一番の理由は、人口の多いアセアンなどの所得水準があがり、日本の「昭和30年代」の力強い商業圏がたくさん生まれるからです。地理的に日本は優位です。早く…発想を新しい時代に転換しないと、相場では常に負け組になるのでしょう。

時代背景を、どう考えるか?

カタルは銘柄選定で、一番大切に考えるポイントです。この考え方が身についてないと…相場では、いつも負け組ですよ。自分勝手な発想はやめましょう。良かった。ケネディクスが寄りました。カタルの買いは、全て…出来たようです。本日は2万株以上を寄り値で買っています。先日、568円で5万以上を売り、この755円で再び買い増しをしています。馬鹿な行動です。

しかし不思議です。やはり宮島と言う人間は、屑ですね。発表された文章を読むと、やはり6月頃から、この話は在ったのです。だから…本来なら決算発表の時に発表すべき材料です。ですが…相手があるのでこういう形になったのでしょう。

ARAの存在が、ネックになります。彼らから…更に10%の買い増しを打診されたから、TOBの話が進展したように感じました。面白いのは…この読みです。ARAの態度が今回のM&Aでは鍵になりそうです。

そうして…三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下「SMFL」)は、7月30日に645円で買収との話から…10月28日に750円に引き上がる過程で、ケネディクスは公正なTOB価格を導き出すために、数社に企業価値の算出を依頼しています。今回の幹事の野村は326円から840円を掲げ、バンカメは332円から983円を掲げています。この交渉の中で750円が決定されたのでしょう。

しかし…上場廃止が前提になっており、既存の株主は収益機会を奪われる訳ですから、その分の「上乗せ分」がある筈です。やはりカタルの感覚は正しいのでしょう。カタルが何故、850円から1000円、そうして2000億円から3000億円イメージした時価総額は、満更…法外な希望的な株価とは言えないでしょう。一理、ある考え方です。

故に、目一杯の水準まで…買い増しを決定し、本日は2万株以上を買い増ししました。

でも本当は、コンチクショウです。つい先日、5万株を売ったばかりなのです。宮島に損害賠償を請求したいほどです。通常なら、決算発表の時に、この発表をすべきです。あの時は、故意に…誤った決算を発表したことになります。カタルならTOBの締結が間に合ってなければ…発表を延期します。ですが…春からの話ですから…交渉期間は充分に在った訳で…やはり納得できません。

此処から…見物です。黎明期にある日本の良質な不動産が2兆円規模で、労せずに集まるチャンスはそうありません。 カタルがヘッジファンドを運用しているなら、間違いなく1000円以上で買収をします。たぶん2000億円以上の時価総額になると…勝手に思っています。

よって…短期投資は別にして、「雪だるま」投資は、やはり…本来の構想通り、1000円まで買い増しを続けるつもりで、今は考えています。ですが…公約ではありませんが、今はそう思っています。

ケネディクスの話は、これで良いかな? 自分で…あのPDFの発表分を一度読めばいいのです。ARAがどう考えているか? が、この話のキーポイントです。

さて日経平均株価は大幅高して、2万6000円台に入っています。ここでは…野村証券を始め、出遅れが著しい邦銀株も注目されます。

しかし…カタルの多くの読者は、カタル同様に貧乏人の発想で、目先投資ばかりの成果を求める人達でしょう。このような大きな潮流の変化は、時間が掛かります。とってもスケールが大きいのです。1989年のバブルの相場のスタートはプラザ合意の辺りから加速します。

天井を付けるのは、ずっと先で…非常に長い上昇期間になります。ようやく…此処から日本株の大相場が始まるのです。「コニカミノルタ」(4902)などの株価を観ると分かります。純資産価値は四季報表示で…一株あたり1011円です。オフィス需要の改善を見込み…配当も25円の予定になっています。何故、株価が300円台なのでしょう。25/320=7.8%です。

カタルはハイリスク派ですから…やはりケネディクスの買い増しやロコンドに資金を振り向けますが…保守的な金持ちは、コニカミノルタを買えば、リスクは余りありません。配当は髙く…赤字でも、財務内容が確りしていますから…良い投資対象でしょう。

日本の機関投資家は馬鹿です。エレクトロンを買うなら…コニカミノルタを組み入れるべきでしょう。年末に掛け、株価が上昇して債券との比率が変わったので、機関投資家は「リバランス」が必須です。約31兆円もの金額が動くそうです。此方です。

その際に債券を増やすだけでなく…このリバランスの中でコニカミノルタの様な高利回り配当株を多く組み入れるべきでしょう。こんな事は常識です。

ですが…日本の機関投資家は馬鹿ばかりです。だからケネディクスを、こんな低価格で放置していたのです。2兆円規模の不動産価値を、自分が「地上げ」の現場を知らないから…安値で放置をするのです。

如何に偽物国家か…分かるでしょう。メディアもそうですよ。本当に仕事をする人間が現場に居ないのでしょう。哀しい現実です。村社会の構造で「なり上がる」奴ばかりです。株式投資をして、カタルのように…いつも「追証」の二文字を背負い、精一杯の戦いをやって、真剣に生きている奴がいないのでしょう。小手川君の様な本物人間が、輝く…社会構造に変えなくてはなりません。本物の価値がどんなものか…。現場を知らないと分からないのです。

僕らは…本物の投資家を目指しましょう。目先の動向に一喜一憂するのではなく…本物の投資家に共になりましょう。それでは…また明日。



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