アーカイブ:2020年11月30日

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今の相場の最大の関心事は1991年3月の高値の27270円の奪回でしょう。しかし既にデフレの関門の「22750円」を完全離脱していますから…日本株は38957円のバブル期の高値は、時間の問題で抜くことは確定済みです。

バブル期の日経平均株価の週足推移

この所、指数だけが先行して上がっている様に見えます。実はバブル期も同じでした。実質的な高値は1987年10月の26646円だと思っています。そこまでは実際に儲かる相場ですが…その後の2年は指数だけが上がるイメージでした。

何はともあれ…ようやく2012年後半からの「名目時代」入りの相場が本格化を迎えます。日本は「新しい時代」に突入したと思って、良い訳です。

カタルは希望を胸に上京し…苦節31年の試練を経過して、ようやく…日本は新しい時代への体制転換が始まっています。

今回は黒船来航=1853年から西南の役(西南戦争=1877年)の24年間の時間推移より、遙かに…長かったですね。体制転換と言うのは様々な形で起りますが…歴史を見ると、早く自分の頭を切り替えたものが、「勝ち」のように思います。

「キャッシュレス社会」の到来を迎え、自分はスマフォが使えないから…パソコンが使えないから…と時代を拒否するのではなく、自分自身が努力をして、新しい時代に対応せねばなりません。カタルも、どちらかと言えば…古い人間のタイプです。でもなるべく努力をして新しい時代に付いて行こうと思っています。

実に巧妙なタイミングで、ケネディクスにTOBが掛かり、東京ドームにもTOBが発動されました。

両社とも…土地資産の絡む案件です。株主構成により、経営権の問題が絡むようになってきました。会社はだれのものか? 

そんな事は決まっています。株主のものです。株主の意向が経営方針に反映されるのが当たり前です。嫌なら、MBOをして上場廃止をすべきです。更に上場企業の場合は、社会的責任を果たせなければ…上場廃止になります。

買収防衛策? 何を、寝ぼけた時代錯誤の発想をするのでしょう。上場企業は常に最高水準の経営を求めるのです。その高いハードルを維持できるから上場企業なのでしょう。世界水準のROE15%以下の会社は、退場時間のベルが鳴っていると思い、待ったなしの改革が求められます。

眉唾の額面での2割配当など…と、寝ぼけた発言をしている経営者は、とっくに退場です。成長性がなければ…基本的に100%の利益を株主に還元すべきです。 悪戯に内部留保を貯めるべきではありません。

数年前からカタルが述べている理想論と言うか…未来図が、次々に実現の運びになっています。これからM&Aはどんどん盛んになります。今は、ほんのハシリだと思って下さい。M&Aが盛んになると社会の変革が一気に早まります。株主の要求を実現できない経営者は変えられます。

上場企業のCEOは常に高い目標にチャレンジを続けるのです。まやかしの経営は通じません。結果が全てです。それが本物の社会でしょう。グローバル化とはそういう事です。村論理を押し付けて、徒党を組む時代ではありません。日経新聞はROE経営を推進させる報道をしなくてはなりません。馬鹿な論説を掲げるから、日本の経営者が甘えるのです。もっと現実を直視して、日本が本物社会になりRCEPなどをリードする真のリーダーに変貌しないとなりません。

何故、ケネディクスと東京ドームがTOBに合ったのか? 

確りした背景を理解してないから、この繋がりが見えないのでしょう。「1300兆円の逆襲」が始まります。31年間も調整を続けてきました。この「肥しの時間」の意味を、早めに見抜き…行動することが数年後の勝者に成れると考えています。ここから壮大な大相場が始まります。楽しみですね。ようやく、ここまで…やって来ました。

本日もカタルは、ケネディクスを買い増ししました。2兆円の不動産の意味を誰も理解してないように思います。収益不動産が簡単に手に出来る道理がありません。

ケネディクスの設立は1995年です。そうして上場が2002年です。今年は2020年です。基本的に収益不動産を集めるのに25年も掛かった訳です。しかもこの環境は誰もが大切な資産を投げ売った環境です。2003年はみずほが倒産すると言われるほど…不良債権処理を加速させたのです。

自分が実際に不動産を纏めたことがないと…この価値が分かりません。末端の地上げ作業を経験してみればいいのです。大変ですよ。毎朝、町内中を掃除して回るのです。Nさんは地方からの上京し…その末端の作業をしたのです。そうして僅か10坪、20坪の土地を纏めて行きます。その間、当然の事ですが、買収資金の金利も掛かります。

だから都心の収益不動産の価値は、皆さんが考えているより、ずっとずっと高いのです。馬鹿は現場を知らずに…机上論ばかりを述べます。末端生活をしてみないと現場は分かりません。日本は偽物ばかりが、上に君臨をしています。だから国際競争に負けるのです。

昔は、日本の半導体は世界一でした。ところがサムソンは「三顧の礼」で日本の技術者を高額で雇い…そのノウハウを会得します。

この発端は1993年のパイオニアの指名解雇事件です。メディアが馬鹿な終身雇用論を持ち出さなければ…スムーズに体制転換が出来ていたかもしれません。しかし当時のメディアは弱者救済と言うか…馬鹿な論調に明け暮れました。仕事で出来なければ…給料が安いのは当たり前です。

年齢を重ねると所得が上がる年功序列の仕組みは、おかしいですね。仕事が出来てなんぼです。実績が全ての筈です。経験? キャリアがあるなら、それに見合った仕事をすべきです。野村証券の歴代の社長もボンクラです。だから株価が下がります。

やはり株価は立派な客観的な評価でしょう。株価が経営者を採点しています。

たぶん…今週中に700円台でケネディクスの株を買えるチャンスは消えると思っています。来週には、何らかの動きが株価に見られるのでしょう。カタルはそう考えており、枠が空くたび…ケネディクスの買い増しを実行しています。ですが…所詮、貧乏人の戯言です。買ったと言っても、本日は、僅か5000株を買っただけ、評価損が消えると…もう少し買えますが、果たしてどうでしょう。

カタルは常に有言実行です。目一杯…自分自信を市場で試し、その洗礼を受けています。この緊張感の中で、自分自信を鍛え続けないと…もう後がありません。

バフェットも65歳を超えてから、大半の資産を築いたそうです。どうしても…若いうちは経験が乏しく、ノウハウが蓄積できません。カタルの場合は、日本が土壌ですから、2012年まで試練を強いられ…そうして、尚且つ、7年間の「流動性の罠」です。

ようやく、今回のコロナ禍で…デフレの関門の扉が開き、新しい時代に入れます。31年間もの悲哀を味わったのです。ようやく…コロナと言う神風のおかげで…。

まぁ…見ていれば分かります。カタルが語る「未来図」が、だんだん鮮明になって行くはずです。M&Aの嵐は、これからです。ようやく始まるのです。真剣に頑張る経営者を市場は応援をします。

今の株価なら…ケネディクスの投資リスクは、ほとんどありません。もし賛同されるなら読者の皆さんは、早めに対処をしましょう。カタルはケネディクスが4ケタに乗るまで…買い増しを実行します。常に買い増しです。4ケタに乗った後も買うかもしれませんが…今は、まだ分かりません。ですが…もう腹は固まっています。

あとは、市場が実際にどんな採択をするか?それだけの話です。

明日以降、何故、ケネディクスが素晴らしいのか…その話を随時します。「やってみせ、言って聞かせてさせて見せ、褒めてやらねば人は動かじ」…なのです。

常に…カタルは有言実行です。



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