アーカイブ:2021年6月25日

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おまちどうさま…。カタル君、ただいま帰りました。

縁の下の力持ちのお陰で、無事トラブルから復帰しました。皆さん、ご心配をおかけました。申し訳ございません。カタルは病気でも事前に連絡をします。基本的に突然打ち切られた場合は、ネット上のトラブルだと思ってください。前の原稿は右のカレンダーを押すとみられます。または右の最近の投稿の日付をクリックしてください。

このサイトの基本はボランティアのようなものです。これからもあると思いますから、故に…なにかあったら、基本的に「1週間」程度の時間を頂きたいと思っています。会員制度を設けて、IRNETは収入を得ていますが、このIRNETの現状は債務超過状態で、一般企業なら…とっくに倒産です。しかし今は…会員枠も一杯の状況で、毎年、この赤字額は減っています。

カタル君の報酬は、月に7万円を会社からもらっています。他のスタッフはボランティアのようなものです。今回のトラブル解消でも手伝ってくれた方にビールを送るだけです。故に、あまり完璧さを求めないでください。気持ちは分かりますが、いつも「精一杯の努力」をしています。株式投資と同じです。

今回のトラブルで…カタルには技術的な事は分かりませんが、サーバーの容量を増やすのか?どうか…の作業をします。当然、コストはアップしますが…仕方ありません。しばらくはタイトの状態が続くと思われますから、サーバーに負担がかからないように…アクセスが出来なければ…時間をおいてアクセスしてください。よろしくお願い申し上げます。

もう一点のお願いです。

アクセスの多い時間帯

いつも事前に11時ごろに原稿をアップして、時間になると自動的にアップされる機能を用いています。たぶん…トラブルの原因は、この時間帯11:30~11:35の間に、早く見たい人のアクセスが集中して…原稿が自動的にアップ出来なかった…と推察しています。

くれぐれも…この5分間のアクセスを「お控え」いただきますように…お願い申し上げます。出来れば…14:00過ぎならスムーズに繋がると思います。よろしく…ね!

さて…ナスダックも、SP500も新高値かな? 

目先は、不自然な状態が解消されました。金利は低い状態で株価が上がっています。ですが…依然、インフレ懸念は存在し、本当の正常化の動きは、金利が上がって…株も上がる動きです。昔は公定歩合の2回の引き上げまでは買いでしたが…3回目の引き上げからは、売りに転換します。

今は公定歩合操作も消えて…色んなテクニックが増えています。流動性の供給がその事例です。特にこのM2の増加は意味があるように感じています。

マネタリーベースの前年比率の推移

金融機関間のやり取り…日銀から市中銀行にお金をいくら提供しても(マネタリーベース)、肝心の庶民の懐は潤いません。これが「流動性の罠」と呼ばれる現象です。この状態が数年続きましたが、コロナのお陰で…民間への融資が増えて、ようやくM2やM3(マネーストック)が伸び始めました。たぶん…この影響を受けて22750円のデフレの関門や27270円のデフレの出口を抜けたのです。この間の時間が「流動性の罠」だと…カタルは解釈をしています。

マネーストックの前年比率の推移

今の現象はペントアップ需要、つまり…一時的な反動需要の可能性が高いのです。故にFRBのパウエル議長は、強気の発言をしています。AIなどの効率化の波は先進国で起きています。しかし…新興国の購買力はグローバル化の「第二の波」です。きっと…のちに良い言葉が生まれるでしょうが…この進展が起こっています。

中国では、既に労働集約型の商売は、ベトナムなどに流れています。このアセアン諸国の所得推移を見れば分かりますが、昭和30年代の日本と同じです。みんな購買力に溢れています。インドネシアはバイクから、やがて車に移行するでしょう。この人口は2億6400万人です。米国は3億2700万人程度です。あまり遜色がありません。ベトナムは9600万人です。アセアンの人口は、EUの小国の比ではありません。

パウエルは、この視点が欠けているように感じています。つまりコロナ禍で産み出されたマネーは新興国でも溢れて…購買力がドンドン増していると思っています。先進国のAIなどの活用による効率化と綱引きです。

故に…これから数年間、この状態がメインになると思っています。だから…日経平均株価は10万円と言う1984年からスタートした5年間のバブル相場を、未来の相場としてカタルはイメージしています。

その前哨戦が「エーザイ」(4523)なのかもしれません。

だって、あの時の小野薬品に似ています。プロスタグランジンの開発で小野薬品は好収益企業に変貌しました。カタルもバカではないので…色んな資料を読むようになっています。FDAのこの姿勢は、米国そのものです。此方の記事です。「Aduhelmの承認において、FDAは、安全性の懸念がある場合でも、アミロイドを除去する実験的なアルツハイマー病の薬を承認する可能性をはるかに高くしました。」と言う概念です。

ですが…この記事で イーライリリーの株価は上がり、 バイオジェンの株価が下がったようです。 これを受けて本日のエーザイは安いようです。

これは「米国の精神」そのものです。だからグーグルやアマゾンが誕生するのです。日本のようにやる前から、他人がワイワイ批判などしません。非常に大らかな国民です。「寛容な社会」は冒険を許します。この冒険も失敗も批判などしません。

ところが…日本はどうでしょう。やる前から批判ばかりです。しかもいつまでも…ネチネチと今度は「赤木ファイル」だと言います。このような「後ろ向きの発想」では、なかなか前に行けません。

更に…こんな発想は頂けません。カタルは甘利さんをTPP交渉で評価していましたが、この着想はカタルとは違う次元です。こんな発想をしている政治家が多いから、日本はいつまでも停滞をするのでしょう。まるで香港のリンゴ日報の廃刊と同じ次元を感じます。

東芝などは消えても良いのです。カタルはそう考えています。もっと「新陳代謝」のある社会が必要です。新時代に向け…常に過去の仕組みに縛られない着想をするかどうか…。

米国のFDAは凄いですね。命を犠牲にしても、「進化に向けてチャレンジ」するのです。だからカタルは、本日もエーザイを買いました。

11860円と11660円の100株ずつの指値は寄り付きの11620円で買っています。実は昨日は売った後、下げて来たので12600円でもまた100株を買いました。このシナリオをしばらく追ってみます。

確かに…米国株は新高値を付けて、克服したように感じられるかもしれませんが、この「賞味期間」は、短いと思っています。超目先をやるなら別ですが…たぶん9月頃まででしょう。逆に…この「エーザイ」は面白そうです。やはり…痴ほう症のおばあちゃんと暮らしている為か? どうか…理由は分かりませんが、何故か…惹かれます。

本日は高値圏の窓を埋めて安値は11520円です。5月17日の11525円を埋めました。

エーザイ(4523)の週足推移

基本構想として昨日も書きましたが、2018年7月の高値が11490円なのです。チャートの基本ですから、覚えておきましょう。一度、株価が上に抜けたなら…今度は今までの「高値の壁」が「下値の関門」に変わります。高値が安値に変身します。この発想がチャート論の一般的な考え方です。ただし…株価は高値圏ですから「博打」です。たまには博打も良いでしょう。

日経平均株価の騰落レシオとサイコロジカルラインの推移

ついでに…日経平均株価の騰落レシオとサイコロジカルラインを提示しておきます。カタルが何故、「薄利多売買」説を述べていたか? その様子が分かると思います。それにも拘らず…上手く立ち回れば、利益を計上できるという事は、既に日本株も「名目成長時代」に突入したのでしょう。個別の仕手材料株で乗り切れるなら…もう大丈夫なのでしょう。

ロコンドの1780円の買いは、今のところは買えていません。トホホ…。出来ることなら1800円割れで、玉を揃えないと駄目です。

前回は、このロコンドのストップ安を食らい、その後処理の為に、宝物の「グロームHD」(8938)の持ち株をすべて売ったのです。今回も売らないと決めていた「東芝」(6502)を500株だけですが、この1000円安の場面で処分しました。なかなか…理想通りに、世の中は動きません。

エーザイの持ち株は昨日、間違って買った900株分を売ったので気が楽です。皆さんも、注文を出すときには…十分に気を付けましょう。

ブツブツ投資なら、何処から参加しても恐くありません。どうせ…下値は知れているでしょう。全体の株が高いと駄目です。

基本的に「仕手材料株」の活躍場面は、全体が駄目相場の時に動きます。たぶんNPCは、今回は駄目だと思っています。あの時に株価が崩れました。通常、あの場面が「チャンス」だったのです。6月21日の安値の659円は頂けません。 あの日の NPCは41円安でしたが、逆にエーザイはプラス75円です。

この違いが「資質の違い」でしょう。それでは…また明日。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ…」本日も…特攻隊長を務めます。



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