日経新聞に「規制が阻む」と…特集されています。しかし日本人と言うのは、駄目な「国民性」です。今回の総務省の接待問題を、ソフトバンクの孫さんは「人的賄賂」と表現していました。この総務省問題と…1998年に起きた「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件は、同じ構図です。この煽りを食ったのが当時、大蔵官房長で…オリンピックの事務局長をされている武藤敏郎さんです。彼は関係なかったものの…この「貧乏くじ」を引かされています。
カタルにには良く理解できません。
今回、衆議院議員を辞職した菅原一秀元経済産業大臣は、香典などを自分で持って行かず、秘書が持っていたために…東京地検に挙げられました。祭りに寄付をするのも、違法認定だそうです。代議士本人が持っていくのはセーフで、秘書がアウトと言う常識も、良く理解できません。
政治家は、人々が集まる所で…自分の名前を売るチャンスだから、昔から利用されてきた慣習がありました。これが、何故、法律違反なのでしょう。選挙とこのお金は、投票に結びつくのでしょうか? だったら香典を受け取った側も問題にすべきでしょう。祭りの寄付も同じです。
ですが…日本人として世話になれば、「盆暮れ」の付け届けなど…は、一般常識に思えます。昔は政治家に陳情するのは、広範囲の頼み事でした。地元の道路や橋など…田中角栄は「市道や県道では地元負担が多いので、国道にすれば良い」と述べて、新潟県の舗装道路が整備されました。農道まで舗装道路です。長岡の増水の度に水没する信濃川脇の「千秋が原」は、今では長岡一の繁華街になっています。すごい錬金術です。
このような村社会構造の一端を、一昨日、カタルは感じました。
実は一緒に暮らす痴呆症のおばあちゃん、癇癪を起すと物を投げて、ものを壊す傾向があります。数日前、風呂に入るのを嫌がり…とうとう手元にあるテレビのリモコンを壊しました。仕方なく…新しいものを探そうとアマゾンで検索すると同じものがありましたが、価格が19800円もします。右のものが壊したリモコンと同じものです。
テレビが5万円ほどで買える時代に、リモコン一つで、この価格には驚きました。他のもので代用できないか探し…左のものを買いました。価格は1031円です。結果はこの1031円のもので使えたのです。これが日本「村価格」の実例だと思い、皆さんに伝えようと思いました。
何故、ユニクロが「失われた時代」に大成長できたか? 何故、ニトリが連続成長を続けて…逆に大塚家具が消えたか?
僕らの周りには…生活を通じて、いくらでも株で儲けるアイディアが転がっている実例です。
同時に1998年のノーパンしゃぶしゃぶと、今回の東北新社からNTTの「人的賄賂」は、同じ構造が変わらずに…現在まで続いている現状が分かります。日経新聞が正義のように伝える「規制が阻む」の特集は、意味がありません。こんなことは前からある問題で、同時に載っている「オンライン診療」は「かかりつけ医」だけだと言います。これで…進化が期待できるのでしょうか?背景には政治の季節があります。
「日本医師会」の存在は、「村社会構造」そのものの存在です。
日経新聞の一面から、日本の問題点、そうしてエーザイが開発した痴呆症の新薬認定と…おばあちゃんの事例を繋げたカタルレポートの真意を、皆さんには理解して欲しいのです。
「市場の整合性」と言う…基本的な「投資術」を、カタルは具体的な事例を用いて皆さんに説明しています。だから…この考え方を理解して欲しいのです。テレビリモコンの価格が、なんと…20倍差ですよ。この馬鹿らしい現実が、日本に存在するのです。
本日は、とうとう…今までは売値目標だった1760円で…「ロコンド」(3558)を500株だけですが買ってみました。
そうして昨日に続き、本日は「NPC」(6255)を695円で2000株、そうして690円で2000株を買いました。実は、あまりに強いから…昨日は710円でも、もう2000株を追加で買ったのです。だって…734円まで付けましたからね。
この734円が、次の目先の関門、同じようにロコンドは先日付けた1770円が関門になります。チャート上の目先の高値などは…たんなる「一里塚」に過ぎません。
時代は名目成長時代、カタルは「アノマリー」に怯え…「M2の増加」の意味を見逃していたのでしょう。
トヨタも、新電元も…その事を語っているように感じています。そうして本日は「エーザイ」(4523)です。エーザイは、「シンバイオ」(4582)の相場に因果関係はありませんが、同じバイオですから追い風が吹きます。同時に3面掲載の日経新聞の「増配報道」と、「東芝」(6502)の1000億円の自社株買いと、500億円の特別配当(190円)の株主還元策は、新しい時代を語っています。
「市場の整合性」を感じて、もらえましたか?
朝起きて…新聞を読んで株価を見ただけで、様々に流れる背景…この目には見えない「潮流」が、自分の頭の中で想像できるなら…もうあなたは株式投資のエキスパートです。
たぶん…労せず、使い切れないお金を残すことが出来るのでしょう。カタルはイナゴ族のような「1買い、2ヤリ」ではなく…景気循環から観た正当な株式投資術を伝授したいのです。
「ペント・アップ需要」は一時的な要因で、これだけでは…株価は大きく育ちません。しかし…この鬱積された消費が「起爆剤」になることは十分に予想されます。
ここがイエレンやパウエルなどと…相対するサマーズ論理の対立構造です。ペント・アップ需要と言う一時的な要因が、本格的なインフレの流れを、産み出す可能性が高いのです。
何故なら…中国の農村部の貧困と格差の問題、そうしてアセアンを中心とする昭和30年代の購買力が溢れる人口データを見れば明らかです。
何故、カタルが介護のツクイのTOBを事前に当てられたか?
その背景には、これから増加する「要介護要員」である「団塊の世代」が、続々と…75歳以上になるからです。冒頭の90歳になる同居する痴呆症のおばあちゃん。自分が介護してみて…初めて感じる現実です。
ここでは…早く「尊厳死」の議論の進めなくてはなりません。いくら高級老人ホームが素晴らしいと言っても…3億円では誰も入れません。その他、多くの人は「人間動物園行き」になります。もっと…早く、議論を進めましょう。残された時間は、あまりありません。
いつまでも日経新聞のような「規制が阻む」と特集を組んでも…詮無い事です。1998年のノーパンしゃぶしゃぶと同じ構造です。今は2021年ですよ。この23年間も…「成田闘争」を続け…誰が得をしましたか?
株式投資をすれば…日本の実態を考えて、実利を兼ねて相場を楽しめます。
「相場は相場に聞け」と…本日は、NPCやロコンドの実験を続けています。そうして…同時にシックHDの下値にも、買いを用いました。ですが…なかなか買えません。
良いですが…既に株価は525円から200円近く上昇しています。慌てずとも、ここでは…「じっくり」と時間を掛けましょう。上値は買わない…逆にNPCのようのマイナスになって来たら…少しずつブツブツ投資をすれば良いのです。10万株を100株ずつなら…約1000日間、買い続けることが出来ます。
新電元も同じです。4220円を、買わなくても良いのです。カタルは「空売り」を再びして、昨日は、僅かな利益を得ました。滅多にしない空売りを利用してみようかとも考えています。エーザイはストップ高の9251円買いに、既に1000万株以上の買い物が集まっています。イナゴ族は盛んです。
しかし…カタルは昨年から、3000円割れの東芝を推奨して今も東芝は高値を追っています。このROE論理と村社会の内部留保は繋がっています。問題点が見えれば…株式投資に繋げることが出来ます。
野村の下値は599.5円ですね。やはり無理かな? 595円は…ですが、カタル君は、ノンビリやろうと思っています。
むしろ…最近はロコンドの上値を試してみたいような気もしています。あの日、大量の売り物を残して売れなかった売り物の株価は1772円です。あの株価は、「本当の企業価値」を示していたのでしょか? それとも単に…イナゴ族の悲観心理の「表れ」なのでしょうか?
その翌日の株価で、カタルは1900円で2000株だけ損切りをしたのですが…その株価以上でも、今買った1760円が利食いが出来るなら…株価は、新しい「株価ステージ」を望んでいるのかもしれません。
もともと…ストップ安の前日の安値2230円の窓埋めをしても…良いんじゃないか?…と思っているカタルが心の中で居ます。果たして、時間経過で…株価は、「本来の姿」を取り戻すかどうか…試されます。
「やってみせ、言って聞かせて…させてみせ、褒めてやらねば…人は動かじ」…。本日も「率先垂範」の特攻隊長を努めます。
カタルはこの年になっても、果敢に本物の投資家を目指し努力を続けます。しかしケセラセラの精神で…パッパラパーなのです。投資の世界の味方は、自分だけです。「己の力量」は、自分だけにしか分かりません。無理をしない投資をしてください。そうして…名目成長時代の株式投資を楽しみましょう。