アーカイブ:2021年6月12日

欠陥商品ほど魅力?

この所…「年寄り」らしく病院通いが多くなっています。何しろ、昨年のおばあちゃんの「総入れ歯」事件から、歯の大切さを痛感し総点検をしました。別に不具合はなかったのですが…中学生の頃、抜いた歯は、両側をブリッジをして3本の銀歯になっていました。

ところがレントゲンを見ると…その抜歯した歯を支えている前側の歯の根元が欠けて(割れて)おり、何れ、駄目になるという事で…結局、中学生の頃に抜いた歯と、根元が欠けた前側の歯をインプラントにして、もう一つの奥側の銀歯もセラミックに変える作業が先週、終わったのです。

ここでは株屋らしく…費用も掲載しておきます。インプラントは一本、約50万円、セラミックは20万程度だろうと思います。だから、この3本で120万円の他に、保険の治療費と言う印象です。まだ直す歯はあるので歯医者通いは続きます。結局、既に半年以上、通っています。

そうしたら…半年前に予約した「胃カメラ」検査で、今週は「十二指腸ポリープ」が発見され組織検査となりました。トホホ…。ピロリ菌の検査をして胃カメラになったのです。

とうとう…長年、放置していた高尿酸値の対処にも、2年ほど前から動きました。昔から…たぶん20代のころから尿酸値も高く、コルステロール値も高かったのです。中性脂肪も高いのです。でも改善策を講じず…「ほったらかし」でした。

流石に、最近は時々…心臓辺りが痛い時もあり、足先もなかなか暖まらないこともある為に…おそらく血管が劣化しているのでしょう。血管壁に油が付いて狭窄しているのでしょう。

でも…この痛風発作を境に、医者に通い…薬を飲むようになりました。今は高脂血症の薬、リバロ2mgを服用し、それと尿酸薬フェブリク20mgを飲んでいます。薬を飲むようになり…もう2年ほどかな? あの痛風発作に耐えられる人間は、きっと…いません。兎に角、痛いのです。歩くことも出来ません。

そういえば…数年前、皮膚科にも行きました。たぶん代謝機能が、老化現象で落ちているために、かゆみがあったのでしょう。でもこれは1年ほどで改善し…汗をかいたら直ぐにシャワーを浴びるようにしている為か、最近は、かゆみは消えました。

でもやはり老化現象は進行しているのでしょう。時々、かゆみがあるから…皮膚の保湿剤ヒルドイドは、欠かせないように感じています。ステロイド薬は、痒みにも効果があります。

社会保障費は、どんどん膨大に膨らむ事でしょう。昨日、介護保険料の年間の通知が来ました。僕は年間174000円、かみさんは128000円です。少し高いな…と思いました。この合計所得金額…株の儲けが入っているのかもしれません。まぁ、良く分かりません。他に健康保険が34650*6=207900円です。まぁ、利用している分程度は、納めているような印象です。

実は…本日は健康問題の話ではなく、コロナ「ワクチン」の話です。昨日、大手町、カタルは「竹橋」利用ですが…自衛隊の大規模接種に行ってきました。

もうすぐ90歳になるおばあちゃんと共に、モデルナのワクチンを打ちました。娘も息子もワクチンは「打たない方が良い」と意見でしたが…どうも話を聞くと…年寄りは、副反応がないようです。カタルも、おばあちゃんも、なんともありません。

ですが…30代の人は熱が出たりするケースが多いようです。(素人の判断です。)かみさんの友達の子供は、何れも…副反応が出ています。息子のかみさんも医療従事者なのでワクチンを打ちましたが、熱が出たそうです。

面白い反応です。

実際のコロナに罹ると…年寄りの致死率は高いのだそうで、80歳代は30%程度の致死率と言う話を聞いたのです。でも若者は大概は…大丈夫なのです。だからコロナは、社会の貢献度合いが、高い現象だと思ってきました。

だって社会貢献度の低い、年金生活者…つまり社会の「お荷物世代」をやっつけるのです。(こう書くと怒られるかもしれませんが、一般論では正しいと思っています。)

更に…コロナによる景気減速を止めるために、ようやく…日銀は、さらに緩和姿勢を示し…「M2」が、日本の場合はここに来て大きく伸びました。この伸び率は中国を超えるのですよ。凄いことなのです。

本当はM3で見るべきなのでしょうが…我が国のデータ管理は「杜撰」なのです。日銀でもそうですよ。そもそも…日本人の価値観には「データ」と言う位置づけが、相当…低いのです。だから情報戦で負けて…太平洋戦争でも、簡単にやられたのでしょう。

日本人と言うは、客観的に見て…馬鹿な国民なのです。

何しろ…誰も「失われた時代」のような「清貧思想」の政策を実施しても…この30年間、株屋以外に、文句を言う奴が居ません。株屋の社会的地位は、日本では非常に低いのです。でも…米国ではたぶん違います。

日銀総裁になるような人は、経済政策のエキスパートだと思うでしょうが…みんな素人です。だから日本人は長年、「塗炭の苦しみ」の中にいたのです。

「塗炭の苦しみ」は歩合給の株屋だけか…。一般の公務員などは「この世の春」だよね。だって物価は下がるが…自分の給与は下がりません。基本的に年功序列の社会です。入社(入省)の年次により、格付けが決まります。後輩は優秀でも先輩を抜けません。

カタルの友達に…大蔵省ではない、財務省の「ノンキャリア」が居ます。彼は若いキャリア組に言っていました。「お前は、年次から見て絶対に俺を超えられない」…と偉そうに、東大出のキャリア組を捉まえて…説教を垂れていました。この発言は「年功序列」の世界を述べていたのです。

結局、楽天の三木谷さんなんかも…そうですが、彼は一橋大学出のエリートなのでしょう。だから興銀に入って、直ぐに…米国で留学です。会社の金で…米国研修ですよ。

この制度は民間で生まれたものではなく…官僚の世界がそうなのです。この官僚制度を真似て…民間も歴史ある古い企業の場合、優秀な奴は米国に留学です。2番、3番はヨーロッパへ行きます。若いときに研修をさせて…人脈を作るのが目的の一つでしょう。企業はお金を掛けて…東大出の世間知らずの馬鹿を育てていたのです。だから一人前になるまで10年程度かかります。

見ていると…官僚でも一流は米国留学のように感じます。中央官庁の課長職と言うは、すごい権力なのです。一般企業の社長と言うイメージです。一流企業の社長を、平気で官庁に呼びつけます。国家権力のなせる業です。

大蔵(財務省)の場合、キャリア組は…地方の税務署長勤務になるのです。若造が署長ですよ。新聞社もそうです。東大卒と一般大学卒では…路線が違うように感じていました。

本日は、おかしな路線です。

病気などの話は老人の世界なのに…だんだんカタルもその傾向になって来たという事でしょう。エーザイへの関心は、おばあちゃんの介護の影響です。ここ数年、劣化はどんどんひどくなっています。今では…道が分かりません。一人で買い物も出かけられないのです。何度か…迷子事件がありました。

だからエーザイの副作用はあっても…認可が必要なのでしょう。そう考えます。実験をしなければ…進歩はありません。此方の記事を読んでください。辞任までして…抗議する姿の学者が居ます。それも3人ですよ。FDA諮問委員会に何人の委員が居るか分かりませんが、大問題なのでしょう。意見が割れるのでしょう。

この話と…皆さんは「NPC」の相場の共通項が分かりますか? NPCはヤフーの掲示板の話です。

「市場の整合性」…これは、たぶんカタルが独自に生み出して使っている「造語」です。しかし…長年、株価を観察していると、この理解がないと…株価の「価値の判断」が出来ないのです。

株価は理屈ではありません。論理的に株価が形成されているなら…判断は簡単です。ところが人間社会だから…「ミーム株」のような事例が生まれます。

(ここまで書いて…今、日経新聞に目を通しました。本日は東芝の問題とCPI高なのに…金利安の話が載っています。特に、スクランブルの永井さんのレポートは面白かったです。「インフレ税の衝撃」と言う記事ですが、これは価値が高いですね。=ここから発展させないと合格点にはなりませんが…良いレポートです。是非、読んで置いてください。)

さて話を戻します。このミーム株の意味も、説明しないと分からない人がいます。こちらの解説が一番でしょう。

『ミーム銘柄とは? ミーム (meme)銘柄とは、インターネットで注目が集まり需給バランスが崩れ、急激な価格変動が起きた銘柄を指す用語です。 媒体によってはメム銘柄とも呼びます。 なお、ミーム銘柄は正式な用語とはいえず、インターネットスラング (ある社会だけで用いる言葉)になります。』

つまり…機関投資家が割高だとして「空売り」をしたゲームストップ株を、個人のSNSの有名人が(カタルのような人間を指します。)買い煽ると…機関投資家のカラ売り玉が踏まされて…ゲームストップの株価は大幅に上がりました。10倍なんてもんじゃなく…100倍近いんじゃないかな? 他に最近では、AMCだったかね。それも…「ミーム株」です。兎に角、ネット社会になり…相場も変化しています。相場操縦か、どうか…は、意見が割れます。

もともと大手の証券会社が発行する株価レポートやレーティングと言うものも「相場操縦」に近いかもしれません。意識的に、株価を煽ることは可能でも…市場は、なかなか簡単に反応をするものではありません。ですが…可能でしょう。

加藤アキラの「誠備事件」を見れば分かります。機関投資家が好む、安川電機などの株価は、理屈に合いませんよ。ですが…長年、割高のままです。逆に三菱UFJなどは割安株の代表格です。

話が揺れました。

カタルの考える「エーザイ」(4523)と「NPC」(6255)の共通項は…つまり「市場の整合性」の一つは反対意見があり、意見が割れる「対立構図」があります。もう一つは、日本市場が「名目成長時代」に突入したと言う証拠の現象です。

要するに…名目成長時代と言うのは、「頑張る奴」が成果を得られるのです。実質成長時代は、先着1名様限り…精子と卵子の世界の話です。受精をするとあっという間に、その他大勢は排除されます。

逆に…名目成長時代は、誰もが、程ほどの成功が臨める社会です。だからみんなが、可能性があるなら、「リスクを畏れず」に「果敢に挑戦」します。エーザイの悪い話ばかりをカタルは紹介しています。良い話は紹介していません。この理由が皆さんに分かりますか? 

皆さんは、「書き手の意図」を探らないと駄目ですよ。

「意見対立」構造を理解して…投資をする為です。この感覚が、皆さんには備わっていませんから、だから免疫を得るために植え付けています。ワクチン接種をしているのです。

あまりに日本人のレベルは単純すぎます。馬鹿な国民なのです。かみ砕いて解説をしないと理解しようとしません。困ったものです。だから株式投資で負け組になるのです。株価が上がるとワイワイガヤガヤ…。カタルはいつも事前に「未来図」を語っているのに…理解しようとしません。

人間と言うのは、完璧な姿を望まないのです。欠陥があるから意見対立が生まれて、面白さがあるのです。この感覚が理解できない人が多いのでしょう。リスクがあるからリターンが生まれます。完璧さにはリターンなど…ないのです。芸術の世界を見れば分かります。

ピカソ? あんなもの…何が良いのか? カタルにはサッパリポンです。

ですが…写実的絵画のギュスターヴ・クールベやジャン=フランソワ・ミレーなら理解できます。ゴッホ、クラスになると…なんとなく、魅力があるような個性を感じることは出来ます。でも上手いとは…思えません。むしろ…フェルメールの方が、神秘的です。同じことです。株の世界も同じなのでしょう。

本日は老人の世界の病気の話からスタートしたので長くなりました。本当は…「カタルの謎」の「CPIと金利」の話をしたかったのです。もう一つ、重要なのは「M2の話と名目成長時代」の話です。この話はしばらく…カタルレポートのテーマになります。

それと日経に東芝の話が載っています。「外為法の権限」何処まで…の話は、難しい問題です。

カタルは民間企業の話、特に人事権などの話に、国家が口をはさむのはどうか…と思っています。この話と総務省問題から生まれた「人的賄賂」の話は繋がっています。関電の原発問題も同じですよ。電力も村社会構造の話です。だから…東電の責任でも「奉か帳」になりました。

つまり…「日本国の在り方」が問われているのです。

東芝問題は、株価だけの単純な話ではなく、何故、カタルが東芝に注意を払っているか? 理解してもらえるでしょう。

野村証券も、ある意図が背景にあります。「名目成長時代」の話です。M2の伸び率を見れば…株価の上昇は決まっています。

銘柄選別と言うのは…時代感を問う投資が正しいのです。もう…長くなったから…本日のレポートはここでお終いです。中途半端な解説ですが、時間を掛けながら…浸透させます。それでは…また明日。

本日は、これから会員レポートを書きます。出足が早いから…たぶん午前様にならないと思いますが…どうでしょう。まぁ明日にでも、会員の方はお読みください。また明日。



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