相場の「見処」は決まっています。先ずは経済の基礎知識があれば…「景気循環の流れ」が頭にありますから、その方向性に沿った対策が可能になります。しかし…カタルは2020年末から、コロナ対応で取られた金融緩和の是正処置が必要との認識でした。「量的緩和の縮小」(テーパリング)が必要との認識ですね。しかし現実はなかなかFRBは動きませんでした。だから…「難しい相場」だと述べていました。
理由はインフレが加速する前に、景気が回復するなら…必ず「利上げ」場面になるからです。
昨年は、ほぼ一貫して…実態経済の「インフレ」が先行していました。ところがFRBを始め…多くの識者は「一過性の物価上昇」を述べていました。カタルには「不可解な言動」です。そこにサマーズ元財務長官が「タカ派的」な発言をしていましたから、何度も、そのレポートを、カタルは取り上げています。コロナ認識の「不確定要素」が絡みますから…難しかったのでしょう。
同時に…アーク・インベストメント・マネジメントを率いる著名投資家キャシー・ウッド氏はテクノロジーの進展が、インフレを凌駕すると言う認識でした。効率化が進むと過剰なインフレの期待値は後退をします。例えば…船の港湾の荷揚げ作業の待機状況などは、衛星画像を通じて把握できます。内部情報が公開されています。基本的にインフレは人間の心理面の状況が重要です。基本方針の認識間違いは、成果になって反応します。此方の報道です。でも…彼女の基本認識は、正しいのでしょう。時間軸の話です。
でもコロナ感染が、期待通りの出荷を邪魔して…サプライチェーンの問題に発展します。半導体不足は、この問題が「安全保障」問題に格上げされたほどです。故に、日本でも政府がお金を出して、全面協力を約束したから「TSMC」が九州進出を決めました。この工場は最新の先端工場ではなく…汎用品レベルの対応だと言います。日本の産業の実情に合う対応なのでしょう。
半導体は色んな種類があり、広範囲の産業に使われています。昔はパソコンからゲームの印象でしたがドンドン時代が発展し、ゲームパソコンなどは非常に高価です。処理能力をかなり上げている為です。映像の処理が、コンマ何秒を争うのでしょう。カタルには分からない世界ですが…。車も、これからAI化します。他にVRなどの新しい技術革新の産業も出てきます。アレクサなどのAIスピーカーも、冷蔵庫などの家電もすべてAI化です。だから半導体需要は衰えませんから「レーザーテック」(6920)の馬鹿高値が誕生します。
ただ…見える化が進んでも、日本のようにデジテル化が遅れている国が、殆どです。故に…やはり半導体のダブル発注のように…サプライチェーンの混乱は続きます。自動車の部品手配が滞ったベトナムなどの事例です。発端はコロナですが…基本的にトヨタレベルでも状況把握が…正確に出来てないのでしょう。
でも一昨年末から…カタルは「金融株」に傾斜しています。カタルの認識が、FRBより正しかったわけですが…この不透明感を嫌い、カタルは、昨年は一貫して「難しい相場」だと述べていました。しかしFRBがテーパリングに踏み切り、その速度を上げたことが確認されたFOMCの議事録公開で…実体経済と金融政策が、ようやく「マッチ」しました。
ここ数日は、金融の混乱が続いているように見えますが…それは短期間の現象です。いよいよ38915円の奪回に向け日経平均株価は「爆上げ」する局面になるのでしょう。FRBの対応速度の現象で、一番、分かりやすい指標は「リバースレポ」取引額かも知れません。市場に溢れかえるお金の吸い上げが始まる筈です。そのグラフを付けておきます。サイトは此方です。
船株の「低PERの謎」が修正され始め…三菱UFJの「低PBRの謎」が修正され…日本株もようやく一人前の経済体制に移行するのでしょう。
「失われた時代」33年からの…「目に見える形」での「完全離脱」です。
既にデフレの関門を乗り越えて、デフレの出口を破っていましたから、時間の問題で完全移行できるのです。ただ日本人の「慎重な心理」の改善が課題でした。アホな日経新聞にメディアの存在です。テレビの解説者のレベルの低さです。東海大の馬鹿でも分かります。
過去の発言を取り上げて…検証する番組を創ると面白でしょう。
「メディアの過去の嘘」とか…なんとか…。きっと面白い番組が出来ます。本物を育てるには、やはり真実を明らかにしなくては、なりません。それから本格的な対応が始まります。官僚のずる賢い所は…国民を騙せると思っているところです。あいつらは確信犯ですから、質が悪いですね。メディアを利用して国民を誘導します。
株式市場は、ある意味で…正直に動きます。
なかなか時間をピッタリ当てるのは難しいのです。でも概ね…カタルレポートは完成形に近づいていると考えています。あと少しです。本日も年末に買った三菱UFJは上がっています。あれ…間違っていました。626円で買ったと言いましたが…実は、やはり大納会の引け値624.9円で1万株だけ買ったのです。あの価格は手数料を加味した表示のようです。トホホ…見方も間違っていたようです。如何に「いい加減の人間」か、分かるでしょうから、このレポートが当たっていても…自分での検証は欠かせません。
本日のソフトバンクは、ようやく離陸体制への移行でしょうか?
これから、開く香港市場が注目されます。アリババの株価です。昨日は香港から先行して上がったように見えます。香港のチャートも、米国も似ていますから…ここでは米国のものを採用しましょう。この現象を事前に、カタルは皆さんに伝えています。
1月5日の「今日の市況」で、ソフトバンクの記述の中で「チャーリー・マンガー氏が会長を務める米デイリー・ジャーナルが、中国のアリババグループへの持ち分をこの数カ月で2倍近く増やしたことが明らかになった。」の記事をリンクしています。その辺の後追い報道をするメディアと違い、カタルレポートは、事前に紹介をしており、カタルもその方針で投資行動をしています。あとは読者の選択です。
この「株主還元」相場の主軸である、一兆円の自社株買いの「ソフトバンク」(9984)と8%を超える配当利回り投資の「日本製鉄」(5401)と「低PERの謎」から派生する「配当性向」が注目される「船株」を、事前に紹介しています。そうして設備投資ではDX投資の「テクノスジャパン」(3666)や「ファナック」(6954)を始めとする「工作機械株」なども紹介しています。みんな…事前告知です。
時代の流れを考えて…それに沿った投資をすれば…時間軸は、まだピッタリ当てることは出来ませんが、ソコソコの成果を挙げられるレポートの中身になっていると自負しています。カタルには、日本株が下がるように見えないから…昨日の800円安をする中で…強気に、早晩3万円台の相場になるだろうと述べています。
野村証券や大和証券の一流域のアナリストさんが書くレポートと比較してください。名の知れない…歩合セールスの実力を、皆さんの目で比較するのです。でも未だに「洞穴」暮らしの「貧乏人」だから…信頼性は欠けます。そのうち…「見ていろ!僕だって」…。
証券会社の就職した新入社員の頃、最初のボーナスは金一封の10万円でした。それを持って仲間2人で飲みに行ったら、社長と偶然会い、クラブに連れていかれ…社長に文句を言ったのです。
その時に藤村社長は「カタル君、今に見ていろ、僕だって…だよ」と言われました。その時の光景が頭の中にあります。「濁酒の辰」と呼ばれる酒豪の社長でした。爆弾と言ったかな? ウイスキーをビールで割って飲むのです。良い奴でした。その後もお世話になり上京したら色んな人の紹介を受けました。
買えなかった「サイバーダイン」(7779)の株が335円で100株ずつ買えて来ています。今のところは700株ですね。本日はこの335円に1000株、333円に1000株の指値を入れました。昨日の「BASE」(4477)もそうですが…カタルはやはり「スケベ」です。何しろ女性は大好きです。
与太は兎も角、本流は、昨日も述べましたがインフレで金利上昇ですから「三菱UFJ」(8306)や「野村証券」(8604)が注目されます。色んな選択肢がありますから…自分でリスクを考慮され…無理をしない投資を心がけましょう。
アララ…昨日述べた「ロコンド」(3558)も1400円台です。選り取り、見取り…とは、このことです。それでは本日はこの辺で…。1月12日は米国のCPI発表で7%程度が予想されているようですが…既にFRBがテーパリングを実施していますから、全く問題ありませんよ。自分の頭で理解しましょう。メディアの嘘の報道は、どうでも良いのです。
所詮は、「偽物」人間が記事を書いています。本物ならカタルだってレポート屋を卒業します。卒業できないという事は、カタルも偽物なのでしょう。その点、最後は自分の身は自分で守るしかありませんから「知的武装」は必要です。互いに頑張りましょう。また…明日。
たぶん、本日はハイテク株売りの流れを受けて、半導体が安いけれど…簡単に移行しないのでしょう。故に「好循環の物色」が続くと思っています。
520円前後なら「テクノスジャパン」(3666)を買いますが530円か…。やはり選択は難しい。335円の「サイバーダイン」(7779)が1000株買えました。ついでにチャートを付けておきます。時間が掛かりますが、そんなにリスクはないでしょう。
株価が下落している「BASE」(4477)の仲間です。皆さんは「順張り」の大型株を狙いましょうね。「三菱UFJ」は出番でしょう。でもカタルはスケベなのです。