「安川電機」（6506）の決算が発表され…これより決算シーズンを迎えます。唯一、気掛かりなのが部品の調達不足から…生産が出来ない「機会損失」のリスクです。オミクロン株は世界で猛威を奮っています。たぶん…そのリスクを超えても、企業業績の改善は進んでいるのでしょう。

カタルが何故、「株主還元」相場と、共に…「設備投資」関連相場を述べているか？　

内部留保484兆円の意味を、しっかり理解できてないと…時代背景が見えません。一例を掲げると…本日の日経新聞のこちらの記事です。海運業界は馬鹿利益の為に、お金が唸っていますから、遅れていた設備投資を一気に加速します。この動きは昨年からの続きです。

だから…今年のテーマは「ROE」からの配当性向を加味した「株主還元」相場（自社株買いを含む）と「設備投資」相場なのです。ポイントを押さえてないとニュースの読み方が変わります。ニュースを読み解くのは大変なのです。膨大な量から、何を選択して…市場を観察するか？　「的」を絞らねばなりません。ニュースを読むにも「技」が必要になります。関連付けが大切です。

ニュースのポイントを押さえて、市場を観察するのですよ。そうしないと…「市場の論点」が見えなくなります。

事実、会員レポートで採り上げている「T君」（THK=6481）は2500円台から、本日は3000円の大台に乗りました。やはり株価は上がって来ましたね。MSCI指数の選択から外れ、その後2回、2500円台の株価になっています。会員レポートでは、事前に…その記述がありますが、会員の方の理解力も「千差万別」です。たくさんの選択肢を掲げているから…迷うのかもしれません。

本日は「ソフトバンク」（9984）を利食いしたので、その代わりに「川崎汽船」（9107）を、先ほど7540円で200株だけ…追加で取得しました。チャンスだと思っています。

昨日は大台替えをした「三菱UFJ」（8306）の基本構想は、しばらく…米国金利の上昇は続きますから、時間軸は緩やかに上昇すると思っています。この流れが本年のメインストリーです。

しかしFRBは、基本的にテーパリングのタイミングを見誤っています。故に、利上げが加速する可能性もあり…その動向に株価は影響を受けます。しかし大納会からの上昇スピードは速く…本日は、米国のCPIの発表日かな？　だから…通常は、目先は「小さな山場」を形成して、上昇スピードが鈍る可能性もあります。時間軸の読みは…難しいのです。

代わって…チャートから判断をすると、そろそろ船株の「爆上げ」の可能性もあります。日本郵船を観ると分かりますよ。でも人気面では…川崎汽船のようですから、市場のムードが好転すると…前回のように1割程度の株価上昇になる可能性があり、一気に8770円の高値を奪回するシナリオも考えられます。その時に…「一気に走り出す」か、どうかは分かりませんが、何れ、株価は1万円の大台に乗るでしょう。

このような相場の順番を読む時間軸の把握は、神業の領域です。多くの銘柄を観て…時間軸を把握してないと…安値を拾えません。

カタルは昨日、「テクノスジャパン」（3666）を510円で1000株だけですが買いました。520円割れあたりから「下値を買っておけば…報われる」と思っている為です。これも設備投資関連です。何も、設備投資は機械だけでなく、色んな産業があります。DX投資は時代の流れです。テクノスジャパンは地味ですから、この時期には残念ながら…人気が爆発はしませんが、それなりに有望です。確り…下値を拾いましょう。

昨日、下げたソフトバンクも同様です。何度も、何度も利用できます。安値を買って噴いたら利食いをする…行動を繰り返せばいいのです。基本構想は、前から話しているように「AIの時代」は、必ず来ますから…その時間軸の話です。

アリババ株の不振から、目先は人気が剥落していますが…こういう意見もあります。ジョージ・ソロスの意見もありますが、ブラックロックをはじめ…このダリオも「共同冨裕」は間違ってないと言う認識のようです。「捨てる神あれば…拾う神アリ」です。

事実、アリババ株は、まだハッキリしませんが、底値離脱の可能性が高くなっています。そのチャートも付けておきましょう。

ほら…先ほど買った川船は7800円台です。たった200株ですが、カタルは常に有言実行です。昨日は7600円台に入ったので、「買ってみたい」と原稿を書いています。皆さんが…どうカタルレポートを利用しようが勝手です。反面教師として空売りをしても構いません。行動は自由なのです。縛られる必要がありませんが、その行動の責任は、自分で取らねばなりません。こういう常識が日本人にはないですね。本当に困った種族です。

全ては…教育制度の問題になります。早く…目先の課題を克服して、未来投資の教育問題に手を付けないと日本はドンドン劣化します。財務官僚の矛盾を突くメディアの誕生が待ち望まれます。最近では、こんな報道もあります。

株式投資は、最後は自分で決断をするのです。その為の基礎知識が必要になります。その基礎知識と、あとは自分の心のコントロールです。ここが難しいのです。多くの人は自分の事を自分で決められません。困ったレベルです。戦後の日本の教育制度は「ロボット教育」ですからね。

だから…「失われた時代」が長引いているのでしょう。官僚筋の誘導記事、アドバルーン報道の意味も知らない…日本人は多く居ます。友達にキャリア官僚のエキスパートが居れば、メディアとの…「付き合い」が分かる筈です。検察の黒川さんは、毎日、麻雀をした仲間です。その仲間に裏切られたのですよ。メディアの「人間の資質」が問われます。

本当に…日本の未来を考えた報道をしているのか？　目先の視聴率稼ぎなのか？　人間としてのモラルの問題です。社内で改革に立ち向かう人も、何人か…居るのでしょう。自分が信じる道を目指し…社内の派閥争いに負けたら、スーパーOKのように、やめれば良いのです。辞職するだけの話です。

根性のある人間は、必ず、検察内部にも居るはずですが…現実はゴーンの逮捕です。これでグローバル化が進むのかどうか…。だから岸田政権は鎖国政策を実行するのでしょう。臍が茶を沸かすとは、このことです。岸田政権の支持率は、陰で叩く連中が居ないから上がります。安倍さんと菅さんの時代と比較すると分かります。

日本人は、もっと自分を磨く努力をしないとなりません。

やはり…8940円の壁を抜けた日本郵船は、元気になって来ました。今のところは…船株でいちばんチャートが奇麗です。9600円を付けました。

本日の相場をみると…カタルには「多くの選択肢が見える」から、早晩、日経平均株価は3万円を奪回すると述べた意味を、実感できる人は多いでしょう。相場が軟弱な時から、カタルは…事前にそう述べています。

過去のカタルレポートを読み直してみると…良いですね。全て事前に未来を語り、その通りにカタルは行動をしています。しかし選択のミスも…同時に侵しています。でも何度もカタルレポートを読み返せば…「あと僅か」…と述べているカタルの心境が、分かると思います。

それでは本日はこれから出かけますから…この辺でお終いです。また…明日。

また老人介護です。恵まれた極一握りの人種に属します。介護付きの有料老人ホームに入居できる人は、ごく僅かなのです。しかし…この幸運も自分の選択ですからね。他人が決める話ではありません。

自分で正しい決断が出来るうちに、身の振り方を考えましょう。健常者の一般基準は男性で72歳、女性は75歳だと言う記述のレポートを観ました。だから80歳を超えたら、もう時間はないのです。

実際の社会保障費の金額は増大していますが、一人当たりの使われるお金は減っています。何しろ、ここから一気に「要介護人間」が倍増します。もう時間がないのに、確りした政策が必要です。日経新聞さん、東証プライム市場なんかの動きを観れば…上の能力のなさが分かります。カタルなら「ROE基準」を設けて、10％以下は排除します。この基準を達成できないようでは、世界水準では…既に脱落者です。

自分達の仲間だから、生ぬるい報道になります。困った現象です。意欲ある若者はラッセルする人生を歩みましょう。それでは…また明日。

あっ、ソフトバンクの5600円が、今、500株売れました。昨日、自社株買いの進捗状況の発表がありましたね。自分で電卓をたたき、計算すれば分かります。全ては事前に決まった路線です。また…ね。