アーカイブ:2022年10月22日

新規、会員募集

この週足は、昨日の相場が入ってないようですが…基本的に、米国の10年債利回りは、急上昇をしており、かなりの「乖離率」です。相場と言うのは、この「乖離度合い」が大きく開いているときが、人気の絶頂期です。

米国10年債の週足推移

そうして何れ…「時間の問題」で、必ず、調整されます。皆さんの多くは、売り場が分からないとの質問を頂きますが、そんな事は誰も分かりません。人気には潮目があります。この潮目を…どう感じるか? その話ですね。ひょっとすれば…既に変化の「潮目」かも、知れません。事実、昨晩の米国株は大幅高をしています。解りやすいように1時間足も付けておきましょう。

米国10年債の一時間足の推移

この潮目は分かりにくいですから…カタルは「ブツブツ投資」を推奨しています。売りでも、買いでも「一度に」売らない、「一度」に買わないのです。所詮、自分は相場が下手糞だと思って「諦め」を持った「対処法」です。この手法をカタルに教えてくれたのは…現役時代のDさんです。彼は、証券マンの「鏡のような」人間です。毎日、株式の注文伝票を100本も書くのです。毎日ですよ。全部…今週いっぱい、あるいは来週いっぱいの注文です。

だから相場には「乱高下」が付き物ですから、相場は大きく動いたときは、必ず出来通知も増えて「大商い」になります。売れないと思って出していた株が、急騰して指値が売れたり、逆に買えないと思って出していた、株の買い注文が相場が急落して買えるからです。

皆さんの多くは、株価を観て相場を張ります。

目先、相場が強ければ強気になり、目先、相場が弱ければ弱気になります。相場を観て自分の心が動きます。まぁ、これは誰しも同じですが、「大勢観」が重要だろうと思っています。カタルは一貫して「レーザーテック」(6920)の「空売り」推奨と言うか…。その事を良く取り上げています。でも良い会社ですよ。この企業業績の「伸び率」は最高です。通常の評価なら、株価は買いとも言えます。

しかし…あまりに市場人気が強すぎて…最高の未来の状態まで、評価して株価を「買い過ぎ」ました。もともとPER 100倍以上と言うのは「買い過ぎ」の目安です。人間は100年も生きられませんから…ね。それを…未来の「100年間の利益」を買うなんて…誰が考えてもバカ相場でしょう。

レーザーテック(6920)の日足推移

しかも…今回の半導体相場は、いろんな面で恵まれており…「馬鹿需給」だったのです。物がないために価格は言いなり…兎に角、ものが欲しい…加えて、「米中対立の激化」で、「安全保障問題」に格上げされて…政府が日米ともに補助金を付けて生産を後押しするのです。

こんな好条件化で生まれたバカ株のスター株が「レーザーテック」です。だから株価は721倍(50円~36090円)にもなったのです。ただし時間は14年間も経過しています。2008年11月に400円の株価で…その後、1:2の分割を3度実施しています。つまり株数は8倍です。

そうして今回の相場の起点は2018年の年末の株価でしょうか? 1216.5円でしょう。この後も2020年1月に1:2の分割を実施していますから、その時の株価は2433円だったのでしょう。しかし凄い「大化け株」になりました。今年1月に36090円を付けて…現在は調整中の株価波動です。

レーザテックの業績推移

2008年のリーマンショック後の安値は400円ですが…その2007年の売り上げは158億円、そうして141億円~2010年に89億円まで減ります。その後…2016年まで152億円なのですが…ここからが「凄い成長」です。2017年が13%増の173億円、次の2018年は22%増の212億円、35%増の287億円2020年はなんと47%増で425億円に膨らみ…火災やコロナ禍の混乱などで供給不足に陥り…2021年は65%増の702億円です。

今年2022年6月は28%増の903億円なのです。そうして半導体は「安全保障問題に格上げ」されました。今期の予測は65%増の1500億円となっており、再来年の四季報観測は更に40%増で2100億円の観測です。150億円の売り上げが10倍以上になったのです。株価が「ぶっ飛ぶ」理由が解ります。

10年以上の長期上昇は、カタルもあまり記憶にありません。しかも今でも「大人気」株ですから、立派なものです。しかし既に売り上げ観測が2000億円ラインです。100億円ラインの小型市場とは違い、もともとのパイが大きくなっており成長株評価から、「一般株評価」に移行する場面でしょう。カタルはそのように考えています。

だから戻りは200日線まで…でしょう。ここから大きく株価が上方乖離して、更に上がるなら「売り方針」で良いと思っています。通常2008年から2022年まで14年間も…来年は15年です。まぁ、一般株評価との認識が「正しい見方」だろうと思っています。でも相場は魔物です。

故に…限度はPER30倍程度なのでしょう。通常は、一株利益が600円なら株価は18000円程度が妥当な水準でしょう。この増益率を勘案して…も、既に元の売り上げが2000億円台ですから、その場合でも前回の高値だった22160円超え…の辺りが限界点のような気がしています。

このように…過去、成長株だったトヨタもそうですが…大きくなれば、みんな一般企業になります。アップルもそうでしょう。アマゾンもそのラインになって来ました。でもアマゾンはすごい企業です。単なるネット販売の会社から「アレクサ」アプリを利用したサブスクの音楽配信、そうして映画などもプレミアム会員では既に無料です。今では「クラウドサービス」が世界的な規模に育っています。常に企業変身をして…魅力が溢れています。

今はEVなどの「車」が、生産する「商品」の主流ですが…やはり未来は、人型のロボットでしょう。AI機能を携えた…。テスラのマスク氏の「挑戦」が楽しみです。ソフトバンクも一時、トライしていましたが、今は既に投資銀行になり、少しカタルの「概念」である「魅力ある企業」から外れました。今は、単に「投資銀行」のイメージです。やはりマスク氏です。アスペルガー症候群を疑うような「天才肌」の感覚です。常人ではないエネルギーを感じています。

昨晩は、米国金利に「変化の動き」が見られ…乖離問題の話しからレーザーテックの人気株の話しに移行しましたが…この乖離から観た「ブツブツ投資」の考え方が、カタルが長年やって来て…成功度合いが高い投資法として、皆さんに紹介をしています。

このブツブツ投資を、各自が身に付けるなら…もう怖いものはないでしょう。常の常勝将軍の道を歩めます。カタル投資は、目先のアヤを取るディトレとは違います。その要素も加味した投資法を実践していますが…まだ「進化の途上」です。常に試行錯誤して…確実に儲かる投資法を模索しているのでしょう。

年初に抱いた「駄目相場」でも、儲かるやり方として「薄利多売買」の実験を繰り返して前半を乗り切りました。しかし…この8月からの読みが間違ったのです。今回は6月から8月の相場を観て…投資方法を変え始めましたね。

その過程で、「事前公約」に縛られ…Jトラストに加担し過ぎて…ほぼ「一本買い」のスタイルに入りました。非常に危険なやり方です。しかし…貧乏人は、何処かで博打をしなければ…達成できない「あちら側の世界」です。昨年は「船株」投資の博打で、一時、川船だったかな? 12000株まで…手持ちを膨らましましたが、敢え無く挫折して…「追証の嵐」を経験しました。

そうして…それにも懲りず、今回は「Jトラスト」に、再び…傾斜しています。一時162000株だったかな? ここがピークでした。でもあのまま行けばいいものを…事前公約の15万株が、カタルの行動を縛りました。無理をして高値でも株数を揃えるために…敢えて買い上がりました。

カタルはノルマを達成するタイプです。事前公約は、必ず「実行」します。それ程…約束を守ることは「生活信条」になっています。男が一度、口にしたことは、絶対に守るタイプです。だから無理をして、株数を揃えるために…高値でも株を買い集めたのが「運の尽き」です。だから公約を撤回させてもらい…自分の適正水準に、今は「持ち高」を落としています。相場観ではありませんよ。自分自身の「力量」問題の話です。

皆さんの投資に対する考え方は、あまりに幼稚です。専門家に任せた方が良い…と思う人も大勢います。弁護士でも相談料は1時間あたり数万円でしょう。スペシャリストの時間は、非常に貴重です。カタルはまだ「あちら側」に行けていませんが…「そこそこ」のレベルでしょう。

だって、これまでで一度も負けていません。2016年に短期運用をスタートさせました。小手川君のような素人に負けない…と思って始めたのです。でも彼には遠く及びません。トホホ…です。

しかしそれでも、今は200万円が今年は1800万円のスタートになりました。この間に投資金額から、既に元本以上の500万円をお金を引き上げました。尚且つ、端数の…100万円以下のお金は毎年、引き上げています。昨年末の端数は476522円です。だから実際の運用はもっと良いのでしょう。今年同様の駄目相場だった2018年の成績は「変わらず」…でした。プラスマイナスゼロが今までで一番、駄目な運用の年でした。

一番良かったのは、その前年の2017年175%です。倍増以上になり…400万のスタートでしたが、1100万円の成績だったのです。だから2倍以上の300万だけお金を引き上げたのです。2021年の昨年もマズマズで…「春の時」に「危ない」と思っており、200万だけ途中でお金を引き上げました。つまり…この感覚は今年の駄目相場を予見していた可能性もあります。なかなか…でしょう。昨年は1300万円ですが、途中で200万を引き上げ、今年は1800万からのスタートです。

まぁ、あと11月と12月の2か月間が残っていますが、今年も損はしていません。多少、儲かっています。まぁ今、買っているJトラストの出来が、後半の成績を左右します。こんなカタルですが…今年ほど米国株に注意を払って、相場を観ているのは、初めての体験です。

この理由は2018年の「トラウマ」です。あの年もQT(量的引き締め)の金融政策を実施したのです。今年もそうです。金利だけでなく、量的緩和を止めて、今度は中央銀行が資産規模を縮小しています。つまりベースマネー(マネタリーベース)を縮小させると、マネーストック(マネーサプライ)も縮小して…お金不足になりまから、経済活動が縮小します。

カタルが問題にしているのは「利上げのスピード」の話です。金利水準の話ではありません。金利なんか高くても、成長できる企業はたくさんあります。だって売上高営業利益率の高い企業、例えば…30%以上の利益なら、高金利と言っても、その影響度は相手ではありません。

この話は常識です。しかし薄利多売の競争力のない産業である売上高営業利益率が低い産業である5%程度の産業にとって、1%の利上げは20%のダメージを受けます。でも30%の利益率なら…3%です。5%の利上げだと…後者は「赤字領域」になりますが、利益率の高い産業のダメージは17%です。減益には違いありませんが、ダメージは大きくありません。

だから…総資産経営を止めて、高い利益率の産業を日本に残す「ROE経営」が正しいのです。パイオニアの指名解雇が起きた時に。日経新聞を始め…全てのメディアは「終身雇用」の良さを述べて…パイオニアを叩きました。

だから日本企業は「棘の道」を歩んだのです。仕方なく…時間闘争を選んで、必要な産業も中国に生産移転をしたのが「空洞化現象」です。最後は軽自動車のような小型車の利益が薄い日産マーチも、タイへの「生産移転」です。

僅か5万円ほどの「数が命」の…薄利商品です。それさえ…輸送費を含めてもギリギリ儲かる産業まで…空洞化させました。ここが…日本の分岐点です。しかし日銀が笛を吹けど、なかなか「金融緩和をすれど…踊らず」です。

日経新聞は、馬鹿の一つ覚えの「清貧思想」を振り撒いています。

預金金利が0.1%足らずの世界なのに…5%の配当利回り投資の選択を提示した記事を、読んだことが在りますか? 日経新聞の一面に、毎回、毎回…何度も「登場させる」のが筋でしょう。

それを逆に…「ROE経営」の自社株買いは、おかしいと叩く始末です。だから岸田は間違った概念を持ちます。「金融所得課税」だそうです。狂った人間を量産しているのは日経新聞です。総資産経営の時代ではありません。

こんな理屈が…単純な小学生でもわかる理屈が解らないようでは、株式投資で儲かりません。目先の株価の上下に、心が揺れて…利回り投資も出来ないなんて…。もう狂った感情です。まもなく…始まるでしょう。

空前の大相場です。バブル相場を演じた環境に…今は非常に似ています。円安、円安と騒ぎますが…これを利用しましょう。何故、カタルが「みずほ」銀行株を、連日買って打診買いをしているか? 何故、野村証券をまた買い始めたか? 論理的な背景があるのです。カタルは「未来に起こる」現象を、かなり早くに…皆さんに提示しています。何れ…時間の経過で来ます。

そんな詳しい株式教室を、有料で一緒に勉強をしようと言う場の、株式教室の「会員を募集する」日が来ました。半年に一度だけ、それも「3日間限りの募集」です。本日より…月曜日までです。

一緒に株式投資を「勉強しよう」とする場です。投資情報で…儲かる銘柄を紹介するのとは違います。間違わないで下さい。投資相談なんかは、していません。あくまで…一緒に株式投資を勉強して、互いに切磋琢磨して一段、「高い極み」を目指そうとする勉強の場です。

その為の授業料が半年間で5万円です。月に2回程度、合計12回でワンセットの勉強の場です。毎回テーマを絞っています。今回は「売買方法の仕方」を勉強のテーマに据えようと思っています。しかし教科書のように、過去の事例を勉強するのではなく、あくまでの実戦形式の勉強です。

現在進行形の相場を学び…更に「高効率の利益」を目指す場です。初回だけ、過去のレポートを全部、読めますから、別途3000円の本代が掛かります。合計で53000円ですが…この金額に消費税の5300円が加算され…初回の合計の料金は「58300円」です。

11月初めに新しいシリーズがスタートします。全部で12回の講義です。

ただ残念ながら既にお待ちして…おられる方が大勢居り…この方が優先されます。全ての新規の申し込みにお応えできません。だから…折角、お申し込みを頂いても…お断りする場合があります。ご了承ください。

あくまでも…限定された人だけに、提供する株式教室です。関心のある方は一度、申し込んでみてください。応募方法は、名前、年齢(50代とか70歳だとか)、お住いの都道府県名、そうしてカタルレポートのこれまでの購読期間、更に、これまでに会員に応募された回数(1回目とか…3回目とか…ですね。)以上、5つの項目をメールで伝えてください。

  1. 名前、未来かたる
  2. 年齢、60歳代
  3. お住いの都道府県、東京都
  4. 購読期間、24年間
  5. これまでの応募回数、12回目とか…です。

以上、5つの要項をお知らせください。全員の応募者に、必ず…来週中に返信メールしますから、その後、そのメールに詳しい案内が載っています。先ずは、応募して頂かないと、いつまでも会員にはなれませんから、悪しからず…ご了承ください。

半年に一度だけの「応募の機会」です。これを逃すと…次回の応募があるかどうか分かりませんが、たぶん…来年の5月頃まで…お待ち頂くことになります。既に定員を超えておりますから…今回も若干名の募集になります。悪しからずご了承ください。

何しろ、実践相場に沿った形で進行しますから…多くの新規参加は、相場に影響を与えます。故に参加人数を絞っています。カタルのこれまでの実績が一つの目途でしょう。200万が2000万前後ですから…6年から7年でこの実績です。通常は…こんなものでしょう。

皆様からの沢山のご応募をお待ちしております。メールアドレスは右側にあります。メールのアドレスは、kataru@irnet.co.jpです。

メールの題名に「会員応募」とされ、上記5つの項目を書いて送信してください。来週中に…応募者全員に、返信メールをします。それでは…また明日。



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