アーカイブ:2022年10月5日

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いやはや…米国も指数による株価の乱高下のようです。ETF投信などの影響が大きく…最近の相場つきを物語っているように思います。日本も同じことで…「指数株」だけが大きく動く、あまり儲からない相場です。現役の頃、この指数相場に翻弄されたことを想い出します。でも…指数を買い人が多いのは、誰もが「株を買いたい」のでしょう。

既に、何度も…伝えているように、現金ポジションの高さ又は、売り持ちの多さは有名な事実ですから、「買い場」に違いないのでしょう。

流石、神主さんです。彼は現役の頃、かなり稼いでいたのです。カタルが知り合った「切っ掛け」は、新潟の地方証券の常務からの紹介です。東京に「情報通の証券マン」がいるから、会って置くと言い…と言うアドバイスでした。

彼は、カタルの地元、長岡の悠久山の神主さんの弟なのです。長男が家を継ぎ、彼も資格があるのだろうと思いますが、大学は法政大でした。カタルも小さいころ、お山のチンチン電車に良く乗りに行きました。クルクル回る…他愛のない電車ですが、子供達には大人気で、お山の茶店があり…「3色団子」を食べるのが楽しみでした。

そんな縁もあり、上京後、何度か会って…彼にも、銀座の飲み屋さんなど…連れて行ってもらいましたね。東京はライブの演奏が楽しめます。シャンソンの「鳩ポッポ」…は、まだあるのかな? 何しろ、バブル期は、彼も月に数百万は稼いでいたのでしょう。確か…上京早々の昼飯の時に、彼は自身の給料明細をカタルにみせて…1か月の給料が7百万だったか、8百万だったか…忘れましたが、サラリーマンが1年も掛かって得る収入を一カ月で稼ぐなんて…「凄いなぁ~」と思ったものです。

やはり、この失われた時代を生き残った「歩合セールス」は、みんな優れています。その彼はいつも、今回のタイミングのような「買い場」の時に、カタルに電話をかけて来て「何かいいのはないの?」…と聴きます。

今回は、カタルは「Jトラスト」を買っているよ。…と言うと、さっそく、俺も一万株くらい買おうかな?…と言っていました。月曜日の話です。その時の株価は571円で…安値は563円でした。なかなか…良い嗅覚をしています。タイミングは、今のところはピッタリのようです。

カタルは自身の「担保率の関係」から、相場観とは違いますが…昨日も、本日も、「売りが先行」しています。当然、川船やJトラストの持ち株を、少しですが外しています。担保率をあげる作業をしています。

昨日、解説した薄利多売買の手法を用いて、多少ウェートを落としています。贅肉や内臓脂肪などは、健康に悪いですからね。「分相応」の持ち株へ向け水準訂正です。今回は無理をしました。それが祟りました。トホホ…やはり貧乏人のカタルにとって2000万のお金は荷が重いのでしょう。簡単に飛ぶ金額です。皆様もご自身の「身の丈に合った」選択を、心掛けましょう。無理は禁物です。11月2日のFOMCで明らかになります。

カタルは「トラウマ」か、「ブラフ」か? まるでシェークスピアの世界です。

パウエルの「真価」が分かると述べています。その理由を、様々…な角度から、皆さんに事前に伝えていますが、このレポートの意味を、「理解しない人」も大勢います。まるで…株を分かっていません。何度も、何度も…株価の決定要因を話し、「個別株」要因より、「市場」要因のウェートが、大きいのだ…と事前に話しているのです。

ところが、この意味を、まるで…理解できていないのです。

知っている事と…理解をすることは「別の次元」です。薄利多売買も、理屈は簡単ですが…実践はなかなか出来ませんよ。たぶん10年社員程度の証券マンも出来ないでしょう。

カタルこう述べています。自分の買値が、世の中の中心ではなく…市場価格が正しいのだ…だから、市場で付けた「最安値」に自分の買値を合わせれば…必ず、株は儲かる理屈です。その為の売買方法です。常に自分の手持ちの価格を、市場価格の安値に近づけるのです。

昨日の米国株の大幅高は、どうも…こちらの報道かな?

これが…切っ掛けになって…金利の「頭打ち」がハッキリした…と思ったのでしょう。もともと「真空地帯」の株価ですから、バカバカ…指数だけが上がります。待機資金は豊富にあるのです。5兆ドルと言えば…700兆円ですよ。日本のGDPを軽く超えるのです。ビックチャンスでしょう。

ところが…どうでしょう。皆さんの気持ちは、どうですか? 

カタルがJトラストや川船を利食いしているように、誰もが買うより…「売りたい心理」に変わっていると思います。見事な演出です。ジャクソンホールからの「駄目押し」は、FOMCの「ドット・プロット」の変更でした。とどめを刺された印象です。カタルはサマーズの弱気論の「お化け説」まで考えました。その可能性もあるから「無理をするな!」…と述べました。

そうでないと…あの市場価格を容認することは出来ません。それ程、不可解な下げだったのです。だから…「お化け説」を敢えて…紹介しました。リーマンショックの「切っ掛け」はニューセンチュリーなどの住宅融資ですが…、もともと担保物件があるから、大事にならない。大丈夫だ…と、あの時に盛んに顧客に説明をしていました。あの時は、日経新聞も一度も報道をしなかった「影の銀行システム」がありました。「CDS」と言う…天文学的な数字の「博打」が行われていました。

この現実が、映画になっていますから皆さんも観てくださいね。「マネーショート」と言う番組です。

如何に…ムーディーズなどの「格付け機関」が、「いい加減」か…が分かります。日経新聞の3流紙なんて…もんじゃないのです。日経も、もう経済新聞なんて、言えないレベルです。最近は自分で米国の事情を知ることが出来ますから、英語が読めないカタルでも…なんとか…米国の話題を取り入れて相場を解説しています。

もともと…FOMCで提示されたドット・プロットは間違っています。これで良く専門家と言えます。だって不可解なのです。何故、物価連動債の利回りが急低下しているのに…何故、金融政策の変更を、「過度」に修正するのでしょう。その利回りを観てください。

BEI10年債の利回り推移

既にFRBが目標とする2%台前半ですよ。そのチャートを付けておきましょう。2.15%まで下がって…昨日は2.24%です。このBEI(Break Even Inflation rate)4月に3%を超えてから明らかに低下傾向です。やはりガソリン価格の落ち着きの影響は大きいのでしょう。

ちゃんとデータを示して、カタルは相場を解説しています。だからあのFOMCはブラフだと述べて…その仮説の下で相場を張ったのに…貧乏人は資金が続きません。僅かな時間のズレなのです。トホホ…。本当に微妙な投資方針の変更で、多額の損失になります。難しいものです。本日の利食いで…たぶん適正値になるのでしょう。次は、何を買おうかな?

やはり株は楽しいですね。間違っても…その間違いの原因を探り、そうして…改善して次回へのステップアップに利用すれば、良いのです。ようやく…カタルも「あちら側」の領域が見えるのかもしれません。果たしてどうでしょう。

Jトラの板状況

カタルは昨日の板上の14万株の売り物は「演出」だと解説した理由は、本日の相場を観ると分かります。本日のJトラストは、こんな感じで始まりました。昨日、カタル同様に売った人はご苦労様でした。演出に踊っていただき…効果が出ました。仕掛け筋には、様々な選択肢があります。まぁ、この人たちの手の上で…孫悟空のように踊りましょう。他にもたくさんの選択肢がありますから…自分の価値観に合ったシナリオを採用して…相場を楽しめば良いのでしょう。

ロコンド(3558)の日足推移

まるで…「阿波踊り」の世界です。「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿保なら…踊らにゃ損ソン」人生は、楽しめば…それで良いのでしょう。本日は、昨日買ったロコンドも上がっています。このチャートも確実に「上を向いている」ようです。だって…この全体相場の環境のなかで…1000円を割れないのです。100円ほど下値が上昇しています。相場は、確実にステップアップしています。

昨日、カタルは1120円の売り物を3000株ほど買いました。まぁ本日は「薄利多売買」方式で1000株ほど…利食いをしています。でも下値を、まだまだ…買います。ここからです。高値で株をお持ちの人は、嫌になって…居るでしょうが、ここから「新しい相場」が始まっています。カタルは、失敗した株を、必ず…「アフターフォロー」しています。

先日は「エーザイ」を安値水準の「分岐点」で…薦めていますよ。それから2日間のストップ高の成果です。まぁ「ワンタッチ」だから、褒められたものではありませんが、カタルが「あちら側」の人間になったら無限の金儲けです。そうして…ボランティア活動も良いですね。ノンビリ、犬と一緒に魚釣りを楽しみたいものです。早く…そんな日が来ると良いなぁ~。

はたまた…一生、この「穴倉生活」で、人生を終えるのか…早く、早く、時間がありません。もうカタルは年金生活者の「社会のお荷物世代」の仲間入り…なのです。トホホ…情けない。それでは…本日は、この辺で…また明日。

また…川船の2100円が買えるのかな? これから買い注文を出してみます。今の下値は2117円です。少しユトリが出てきたのです。故に、今度は100株ではなく200株単位で、注文を10円刻みで用いてみます。ハイ、先日の安値2070円まで合計4本の800株の指値を入れました。

Jトラストも595円から下値で買い物を用いてみましょう。また証券会社に文句を言われるかな?…何か、買ったり売ったりしていると、煩い証券会社が多いですね。他人の選択に、口を挟むべきではありません。投資家保護の証券取引法の「拡大解釈」も、いい加減にしなくてはなりません。損失をカバーするわけではないのです。

証券会社の自己防衛も「過剰」過ぎます。億単位以下の注文なんかに、いちいち…とやかく言うほど、今の世界は細かく…小さくなりました。もっと大らかに…もっと寛容な社会形成を望みます。

寛容さがないのは、お役人様など「自己責任」の意味を理解しないからです。自由の選択の背後には、自己責任が当たり前、ところが…何かあると、「社会が悪いとか」…「他人批判」ばかりを繰り返します。本当に…情けないレベルの人間ばかりになりました。早く…昔のように大らかな社会を望みます。またね。



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