アーカイブ:2022年10月24日

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今週の注目は、米国銘柄の決算でしょうか? 28日にインフレ指標のPCEコアデフレーターが発表されます。FRBが重視していると言われている指標です。「粘着性」を否定したイエレン発言もありますが…依然、市場は疑心暗鬼なのでしょう。既に11月のFOMCは0.75%の利上げが決定されており、12月も…との声もあります。ジャクソンホールから9月21日のFOMCでるドット・プロット(金利予測分布図)が変更され…米国株は次々に6月の安値を割れました。

カタルは、6月の安値が「岩盤」だと思っていたのです。まさか割れるとは思ってもいませんでした。この辺りの「時間軸」の読み間違いが、新興企業が更なる下値を探る理由になったと思われます。

「BASE」(4477)は305円を割れて、今の板状況を観ると…下値の目途がたちません。1739万株の「信用買い残」が重荷になっています。年初から何度か手掛けている株ですが…下値が分かりませんから、無理をせずに買うしかありません。でもカタルは株価が下がるなら…俄然、「魅力が増している」と…勝手に思っています。カタルの妥当株価の感覚は、依然…500円です。

本日は海運株が高いのですね。カタルの買った「川船」(9107)は次々に利食いが出来ました。下値で買ったものは利食いですが…高値(買値は2430円)は、まだです。今朝、BDIY:IND(バルティック海運株指数)の動向を観て、初めて…1000を割ったのを知りました。知らなかったのです。だから…お船の下値も「大きくなった」と思われます。


BDIY:IND(バルティック海運株指数)の動向

この指標は、ばら積み船ですからコンテナ船とは違います、鉄鉱石や石炭ですね。船の市況は、中国経済の「財政政策」に大きな影響を受けます。このバルチック海運指数は1000を割れましたが、今現在は1819と戻っています。でも船のスポット価格が大きく動きますが、大半は「長期契約」なのです。今回の決算は間違いなく「増額修正」でしょう。

だから「ワンチャンス」です。

昨日かな? 「海事新聞」をリンクしましたが、海洋規制の為に廃船になる船も多いのです。カタルは、事前に…この事を皆様に伝えています。本日は…「日本郵船」(9101)を始め、「商船三井」(9104)に「川船」(917)と…配当の落ち分を埋める形に動いています。商船三井は3050円で、カタルが買った玉が「利食い」になるかどうか…。川船は22267円を、既に抜けています。日本郵船は2970円が、それぞれ…「権利付き」の最終株価でした。

本日は上値に「売り指値」を入れた655円の「Jトラスト」(8508)は売れずに…逆に645円と640円の買い指値が買えました。次は635円です。下値を買うつもりです。実は金曜日はなかなか買えず…648円の大引けで、また1000株だけ買ったのです。常にカタルは売買を続けており、なるべく市場の安値価格に、自分の買値を近づけようとしています。皆さんも「自分の買値」が、市場価格と開く前に…対処をするべきです。目先に拘る人は、そうですね。投資方法は色んな選択がありますから、自分の性格に合う方法を確立させるべきでしょう。

あまり相場を観ずに…売り買いをしない人は、カタルのレポートを読み1年に1回程度ある追証の話が出ているときにカタルが買って大きく損をしている株を買えば儲かります。

本日、利食いしている川船は、実際にカタルは9月30日に2027円で株を買って、その日は2020円の指値も買えたのです。でも実際は2000円割れも…「覚悟して」買い指値を入れていましたが、僅か300株を買っただけで、あの日は「お終い」でした。ですが既に1割の値上がりです。Jトラストは、その前に「底入れ」しましたが…なんと557円まで下値が在ったのです。「追証騒ぎ」になるわけです。755円だったかな? そこから200円近くの下落です。まさにトホホです。

だから読者から「売り場を教えろ」と…言われます。

カタルは、この年末年始に「4桁奪回」と思っていますから…売れませんでした。逆に700円台を買っていました。故に、今の平均買値は、下値も買っていますが…まだ市場価格になっていません。700円を割れた辺りです。まさか…658円のストップ高の水準を割れるとは思ってなかったのです。

トヨタ(7203)の日足推移

今日の相場を観ると…半導体や海運が高いという事は、「決算を意識した」動きの相場なのでしょう。トヨタは2000円台復帰です。タイミングさえ…ピッタリ合っていれば、トヨタのような大型銘柄でも1割近い利益を得られます。9月30日には1900円を割れていたのです。 たぶん…決算に向け2100円程度の株価が実現するのでしょう。何しろ…この円安です。ただ200日線が2126円ですから、そんなものでしょう。

カタルは貧乏人だから、せいぜい…株式投資は数百万から数千万止まりです。何十億円も買える金はありませんから…トヨタは絶対に儲かると思っても、たぶん株を買わないでしょう。Jトラなら4桁の可能性があります。お船も結構、動きが荒く…かたるの好みです。新興株もそうです。基本的にカタルの性格は「ハイリスク」派閥です。だから…皆さんは、その性格を知って、それを前提にして…このレポートを読まなくてはなりません。

武者リサーチの、武者さんは「強気一辺倒」です。カタルのような性格です。内容がいつも似ていますよ。彼の方が上手い…表現かな? 流石、大和証券からドイツ証券かな? アナリスト様も外資で、長く…勤められません。それだけ…歩合セールスのように…外資はシビアで厳しい業界です。

あらら…商船三井の高値は3030円です。カタルの指値売りが売れるのは、次の…決算の波かな? いつなのでしょう。来週の月曜日の10月31日なのですね。きっと、何か「増配絡み」の話になると思っています。楽しみですが…同時に、既に市況は「ピークアウト」をしており、高値を奪回できるとすれば…来年の市況が反転するような場面でしょう。コンテナ船市況は、既にバカ相場が出ませんが、お船の相場は、別かも…知れません。淡い期待を持っています。

だって…この評価は、異常な水準に思えるからです。

昨年は、この船が上手く育たずに…カタルは折角のチャンスを逸しています。必ず、過去最高の高値を奪回できると思っていました。でも収益は「飛び抜けて」大きく膨らみましたが…肝心の株式相場は「しょぼい」ものでした。この原因は、みんなが一時的な利益と思っていた為です。でもPER1倍割れは、たぶん…カタルにとって初体験です。皆さんは危ない株ですから、目先、以外の取り組みはやめましょう。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と言う喩えがありますが…船はそんな株でしょう。

レーザーテック(6920)の日足推移

さて他は半導体の「レーザーテック」(6920)様が続騰です。惜しかったですね。今のところは高値は19925円までです。まもなく2万円台復帰です。この水準は来期かな? そうですね。四季報予測の来期654円の利益を見込んで…相場を買っています。この会社は6月決算です。だから既に2023年の6月の利益は415円で…その次の来期を買っているのです。売り上げが倍増だから、どんどん…設備の増強をしており…設備の償却費のハードルが高くなります。減価償却費です。

レーザーテックの四季報数字

でも今が、たぶん…「受注のピーク」でしょう。お船と同じ危ない銘柄です。基本はこんな好環境は、船と同じで「二度とやって来ません」。コロナから半導体工場の火災、そうしてウクライナ侵攻から台湾有事に備え…安全保障問題に格上げされ、米国の半導体供給のストップと言う政策発動です。

お船の相場以上に、全ての条件が揃ったのです。だから二度と…「こんな条件の環境は」来ませんから…あの3万円は、もう二度と抜けない最高値の相場で…長く四季報に君臨するのでしょう。丁度、BASEの17240円の高値のようなものでしょう。このBASEは1:5の株式分割ですから、今の株価は255円ですから1275円です。なんと1/10以下になりました。馬鹿高値を買ったら、必ず、「損切り」対応が必要なのです。

でもレーザーテックの場合、「利益の裏付け」がありますから、マズマズです。良い株です。だからBASEのような下げ方はしませんが…それだけに調整は「長引く」のでしょう。こうやって買いは入ります。もし2万円を超えて…200日線を超えて、更に上がるなら…空売り候補の株でしょう。カタルは、こんな好環境は、二度と訪れないと思っています。半導体の戻り相場でしょう。だから空売りが、ジャンジャン…入るから面白いとも言えます。

でも人型ロボットが一般化して高性能の半導体がドンドン必要になったら分かりませんが…今は大きく上がる見込みより、カタルは危ない「戻り相場」に見えます。半導体株はそういう位置づけです。

いや…625円のJトラストが買えました。本日は645円から買っています。5000株のお買い上げです。600円割れがあるなら…更に別口座での出動になりますが…そこまで下がるかどうか…やはりね。相場は上手く出来ています。

今日は「みずほ」(8411)を買っていません。先週、毎日5日間連続で「寄り値」で買った平均値は…約1629円です。今の相場が1621円ですから、まだ8円ほど負けています。野村証券も駄目です。まだまだ…この発想の相場は「訪れない」のでしょう。カタルが思い描く最強の外人投資家による「過剰流動性」相場の開始です。

此処で…「市場の整合性」を探るうえで、カタルは様々な実験をしています。

実際に買っているのです。本日利食いをしたお船の「低PERの謎」もそうです。更に本日は買っていませんが、BASEの「新常態」の相場です。頭に描く未来の相場シナリオを想像して…事前に、株を買っています。

そうして仮に理想とする相場が、本当に来るなら、それぞれ…狙った株が一斉に動き出しますから…新しい「うねり」になります。今は、まだ…病み上がりの相場です。故に「薄利多売買」に留めています。一時、薄利多売買路線を止めましたが…敢え無く失敗をしました。

そうして…また年初の「薄利多売買」戦略に戻し始めています。全てはジャクソンホールから9月のFOMCの為に相場の基本シナリオの「時間軸が横ずれ」した為です。その為に当初予定していた株価の修正を迫れています。

市場に自分の考えを合わせます。

自分の考え通り市場が動くと思ったら大間違いです。皆さんが、株式相場で失敗をするのは此処です。自己愛が強いのです。自分が正しいとの思い込みが…失敗に繋がっています。野村証券株は、「配当利回り」投資と述べていますから、当面は、まだまだ…流れが来ません。でも配当利回りだから、定期預金のようなものです。1年でも3年でも我慢が効きます。

間違っては駄目ですね。投資に、「安全で」尚且つ…「大儲け」できるものなどありません。必ず、大きな利益を狙えば、その見返りに「危険」があります。ハイリスク・ハイリターンとは、そういう事です。上手い話は世の中にはありません。また…明日。

さて現在IRNETでは「新規会員を募集」しております。

本日限りの応募ですが…関心のある方、一度、お申し込みください。既に多くの方からお申し込みを頂き、感謝申し上げます。今回も、皆さんのご期待に応えられそうもありませんが…申し込まない限り、会員には絶対になれません。今回は、前回からお申し込みを頂いた方だけの参加になると思います。ごめんなさい。既に多くの方が6か月以上、お待ちいただいています。

次回は、たぶん…来年の5月頃の募集になりますが…もう定員をオーバーしています。あくまでも「既存会員」の方が優先されます。まだ相場に大きな影響がないようなので…今回は若干名を募集します。本当に…たくさんの「ご応募」を頂き、ありがとうございました。本日限りのメールまで…新規の会員を募集しております。詳しくは土曜日のレポートの下の方を読みになってから、応募してみてください。ありがとうございました。



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