アーカイブ:2022年10月31日

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ようやく…日本株も目先のオプション絡みのゴタゴタから…「抜け出す」ことが出来るように感じています。カタルは専門家ではなく…このオプション絡みの指数取引をやったことが在りませんが、たぶん現物株と合わせ、色んな組み合わせがあるのでしょう。

最近は金額が巨大化しており、相場にも大きな影響を与えています。どっちが主流か…分からない程です。少し「規制」を掛けるべきだと思っています。同時に目先の1買い2ヤリの「プログラム売買」も多く…板状に見られます。商いが少ないのに…コバンザメだけが栄えるのは? 「本末転倒」の仕組みです。

日経平均株価の日足推移

その日経平均株価は、先週末、個別株の大引けに巨大な「クロス」が入っていました。どの銘柄も非常に多い数量でした。月末は本日の筈ですが…先週末に実施したのかどうか? このようなテクニカル面の動向も、相場に影響を与えます。

単純に…「企業業績の読み」だけではなく…難しいものです。本日は個別株ではなく「指数銘柄」だけの上昇に見えます。証券マン泣かせの…相場です。顧客は日経平均株価が上がっているから、個別株も上がっていると思いがちですが…実際は、低調なのです。そんな中、異色に感じるのが「メルカリ」(4385)です。

最近、カタルは「フリーキャッシュフロー」(FCF)がマイナスなので…少し身を引き、このキャッシュフローと企業業績の変化の関係が、どのような仕組みで…株価に影響を与えるか? これが一つのテーマに浮上してきました。

アマゾンの創業者の「ジェフ・ベゾス」が、赤字体質の時に、市場から散々の「批判」を受けたのです。その時に彼は、フリーキャッシュフローが黒字なら…たとえ赤字でも成長を追い続け、「先行投資をする」というようなコメントをしていた時期があります。この為の言動を確かめる為…と言うか、相場観も含め「BASE」(4477)を、また最近買い始めました。しばらく注視していましたが…「再介入」です。本日も285円、283円と1万株ずつ買ってみました。下がって来ましたから、他でも安値を観た後で276円に買い物を入れました。

勿論、200円割れも…覚悟して買っています。

でも…カタルにはこの辺りで「止まる」ように見えるのです。たぶん、250円割れの248円が当面の下値なのでしょう。ここが分岐点と言う仮説の下で…カタルは行動を開始しました。

年初から一貫して手掛けて来ていますから、読者の方も高値を買って困っていると思います。でもカタルは全然、心配はしていません。理由は「財務内容」が健全だからです。この話は会員レポートの後で…一般読者にも説明します。

本日が月末の締め切りですから…会員に応募された方は、早ければ…今晩から、今週中には「新しいパスワード」が届きます。そうして再開は11月5日を予定しておりますが…まだ確定はしていません。ごめんなさい。相手もある話ですから…カタルの一存で決まりません。状況を観ながら…判断をします。

相場に戻ります。残ったメルカリとBASEですが…このメルカリは市場人気を完全に得ました。「レーザーテック」(6920)や「Wスコープ」(6619)のような人気株の地位を得たのでしょう。

メルカリ(4385)の日足

チャートを観ると「下値のボックス相場」を抜け出しそうに見えます。相場と言うのはこのような下値圏のボックスを完全離脱してから…「売り買いの対象」に選んだ方が「正しい選択」かも知れません。

BASE(4477)日足推移

売りか買いか…と角を突き立てて…力勝負をしている、「闘牛」山古志村の闘牛のような場面ではなく…決着がついてから、勝ち組に乗るのです。利幅は薄いですが…その方が安全です。今、角を突き立てて勝負をしているのがBASEでしょう。248円を底値と思って、買い参加したカタルや…いやまだまだ200円を割れるんだ!…と売りを企む種族の戦いです。305円を超えるなら、買い方の勝利で、248円を再び割れるなら売り方の勝利なのでしょう。

メルカリの下値圏のボックスの高値は8月19日の2634円です。ここが「分岐点の関門」になります。あと一息です。このように…自社株買いの「ソフトバンク」(9984)に続き、続々…と関門を突破することにより、市場のマインドは徐々に…高まります。これが名目時代の「資産効果」です。

この資産効果を活用せずに…経済は活性化しません。こんな単純な理屈も、政策官僚や政治家は分かってないのです。もう…我が国のレベルは悲惨の極みです。

昨日、うちのかみさんは、友達とピアノのコンサートを観ての帰り…仲間のYさんの奥さんが「今日は私が持つわ」…と言って食事代を払ってくれたそうです。その人の旦那は、NECだったと思います。半導体不況の時に、日本の技術者は大量に韓国に流れました。彼はサムソンから「三顧の礼」を受け招かれ…厚遇されていましたが、サムソンも中国と同様に技術取得が済めば「お払い箱」です。既にサムソンは世界一ですからね。だから彼は、今度は米国の半導体会社に就職したのです。そうしたらこの円安でドル払いの給料は年初から3割増しです。ウハウハ…ですね。

この話は本当の話ですよ。カタルも一度、彼を招き…あの時は、ITバブルの時かな? だから築地の田村で、夫婦を招き…接待をして「現場の様子」を聞いたことがあります。株屋と言うのは、色んな人脈を持っており…そうして実際の現場の空気を知らねばなりません。場合によれば…探偵のように工場生産地まで行き、近くの酒場で、その工場に勤めている人から実際の話を聴きます。簡単に正確な情報など手に入りません。でも…その話をしても、税務署は「接待費」として…その経費を認めてくれないのです。これも実話です。

皆さんは、企業業績が良いから簡単に株価が上がると単純に思うでしょうが…それは違います。そんなものは一つの要因に過ぎません。やはり「やる人」が居ないと駄目なのです。カタルはこれを「仕掛け人」と呼んでいます。

市場の株価は、ある程度…操作されています。「レーティング」なんかも…その手段に一つです。日経新聞の報道なんかも…作為的かもしれません。現実の世界は米国のCIAの世界に似ていますね。何が正義か?サッパリです。

その「話」なのです。昨日のJトラストの「一人旅」の意味です。カタルは今年の2月16日の今日の市況で…こう述べています。

「思い切って買うためには…もっと出来高が膨らまないと駄目だし…最近は、兎に角、市況全般が弱くて、何をやっても「一人旅」です。この「一人旅」の意味は「Jトラスト」を観ると分かります。通常…あのように大きく買う奴がいるなら…「提灯」が付くものですが、この間の相場環境は、あまりよくなく…結局、仕掛け人の「一人舞台」と言うイメージです。TOBをかけるつもりで買わないと…なかなか上手く行きません。どの株もそうです。」

jトラスト(8508)の日足推移

全体市況が悪い時に、株価が上がってくるのは、間違いなく「仕掛け筋」が手を入れているからです。そこでJトラストを観てください。カタルは2019年に(a)の時に最初に手掛けています。例の株価が下がったら高値でも株を引き取るというオプションの時です。

そうしてカタルの読みは時間を待たされました。直ぐにV字回復はせずに、インドネシアの不良債権処理に2年ほど掛かったようです。そうして200円割れから、現状を知っている人達の「仕掛け」(b)が開始されます。信用買い残がドンドン…増えて1000万株を超えました。

でもその後の株価急落(c)でも…この買い残は大きく減りません。通常は、株価は半値になる程、株価が下がるのですから…追証の続発ですよ。でも復活してきました。この動きを観れば…明らかに大きな仕掛け筋の参入です。1000万株で500円なら50億円です。たぶん現引きできるほど資金力はあるのでしょう。

そうして2Q時は「好業績発表前」の重い場面でも、高値の株を買っています。事前に結果が解ってないと…高値の株なんか買えません。それも「売り物ゾーン」です。そうしたら…あの発表でストップ高です。

今回3Qも、同じパターンを踏襲しているように見えます。

乖離が高いから、それに配慮をして「買い」が入ると…「売り」をぶつけています。明らかに株価をコントロールして相場を作っているのでしょう。このチャートや値動きを観ていれば…「仕掛け人」の存在が分かります。あとは場味です。

故に、僕らはジックリ…下値を買い続ければ、仕掛け人様の「おこぼれ」に…あずかれるのでしょう。カタルは、そう考えています。他の理由もあります。これは…また明日にしましょう。何故、カタルが「Jトラスト」にこれほどの関心を持っているか?

また明日です。

これは過去の話です。今回の話ではありません。今ではなく…企業を長い時間「観察」してないと…その企業の特徴は、掴めません。これが「キャリア」です。このような「キャリア」と言うのは、自分が実際に体験をしないと、なかなか…ものになりません。カタルは40億円も飛ばしたから…色んな経験をしました。その相場観をどう利用しようが、皆さんの勝手です。でもせっかく株式投資のイロハを語っていますから、証券マンは参考にしてくださいね。

だいたい…会員制度の整理も付いてきましたが、どうしても会員が増える傾向にあります。そろそろ厳格に上限を決めるかどうか…。そんな段階です。ブラジルでは大統領選は接戦ですね。本来なら、そろそろ…日本の「爆買い」が始まっても…と言う認識もあります。野村証券を先日、買ってみました。でもJトラが、少し下がったので…またJトラの株を買うために微益で利食いして、Jトラに変えましたが…始まる可能性もあります。

この辺りの「現場の値動き」を確かめるのは、自分が先ずは株を買ってみることです。そうして「打診買い」を入れて…相場を観察するのです。そうすれば…自分が得るものが、必ずあります。実際に買ってない「机上論」では意味がありませんよ。先ず、自分が良い株を見つけたと思ったら、先ずは、その「感性を大切」にして、失敗をしても良いから、先ずは買うのです。

今回、カタルはBASEの動きに変化を感じました。だからここに来てバタバタ…5万株ほど、いや7万株ほど…買ったのかな? 先ずは打診買いです。この手の株なら…100万株や200万株程度買う奴は、腐るほど居ます。資産インフレ相場は「間違いなく」やって来ますよ。

昨日の労働賃金の推移の話など…こういう基礎的な知識が、自分の備わってないと相場が理解できません。読者には、赤裸々に失敗も語っています。カタルなら「未来が分かる」…と「バカな期待」はやめてください。そんな奴は、世の中に誰も居ません。全ては神様の領域です。様々な変化がある中で…どう対応をするか…。株式投資は、その話です。

そんな訳で…何故、カタルがJトラストに惹かれたのか? 他にも理由があるのです。また明日。次第に「Jトラスト」のベールは…。



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