アーカイブ:2022年10月11日

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本日は明日、出かけるので…下値に買い指値を用いましたが、上値では買いませんが…意外に相場は下がらない「印象」を持っています。果たして、米国株安に引きずられ…カタルの指値が買えるかどうか…。やはり…厳しすぎたかな?

ナスダック指数の週足推移

昨晩の米国ではナスダック指数が、6月の安値(10565)を割れました。これで…全ての主要3指数が、6月の安値を更新しました。ただ一つ、「ラッセル2000」と言う小型株を集めた指数は6月の安値(1641)を割れていません。

次のようなレポートがあります。

このレポートは金利のピークアウトが、小型株に大きく影響を与えると言うもので…最近では珍しく…小型株を狙う解説です。つまり「株を買う」タイミングのレポートです。

「クレディスイス」(CSGN.SW) の株価推移

最近はインフレの話題ばかりで、金利高の話しばかりでしたが…珍しく、景気後退の話をJPモルガンのダイモンは述べています。そうして…気にしている 「クレディスイス」(CSGN.SW) の株価は10月3日に安値を付けましたが、その後は「回復途上」にあります。果たして安値の3.518ドルを割れるのかどうか…。その1時間チャートを載せておきましょう。

もう日本株は問題ないと思っていますから、「海外要因だけ」を注目すれば良いのでしょう。なかなか…改善しない外部環境です。でもこの金利がピークアウトする機会を待って…新興国の株を買う機会を覗うレポートは貴重です。この考え方が重要なヒントです。

「インフレと金融引き締めのピークだ。インドやブラジルなどの新興国ではこの2年懸念を招いていた消費者物価の伸びが鈍化しており、米国や英国、欧州では先月まで高まり続けていた利上げ観測が、今では和らぎつつある。 まだ初期段階で、この2つが頭打ちするトレンドが固まるまでに多くの混乱が生じる可能性はあるが、借り入れコストが来年ピークを迎えるとの見通しは、投資家の新興国資産回帰を後押ししている。」

割高なドルを売って、海外の株を買う連中が居るから…このようなレポートが出てきます。だから日本株の先物、特にオプションなど…お金があったらショートを売るポジションが面白いかな? 危ない賭けですが…。12月物なんか…いくらなのでしょう。

このようなシナリオを、カタルが大きなファンドなら狙います。最近、確かに米国の3指数は弱いのですが…このナスダックもそうでしたが、なかなか…6月の安値を割れそうで…割れなかったのです。そうして…S&P500などが6月の安値を割っても、その後、大きく株価が下がりません。本当に、なかなか…下がらないのです。

下値が簡単に買えないような「値動き」に見えます。これはカタルの贔屓目かな? 何しろ、株高願望が強い人間です。

本日は指数だけが…「安い印象」です。今、うちのかみさんが来て「また500円も下がっている」と言って…教えてくれました。カタルの持ち株は、あまり下がってないから、この現象に気づきませんでした。船株も下値に買いを入れましたが、全く買えません。 「Jトラ」(8508)の585円が買えただけ、後は久しぶりに「BASE」(4477)を270円で、2000株だけ…別口座で買いました。何しろ、この口座のBASEの買値は320円なのです。

これで「下手なナンピン、すっかんぴん」を実行しました。この口座は「ロコンド」(3558)を持っており、金曜日は利食いで売れたのです。意外に…ロコンドも強いのです。

もう少し…信用の枠に余裕があるなら、バンバン買うのですが、何しろ…貧乏人は「後がありません。」かみさんに追証金を借りるようでは…話になりませんからね。「安全第一」です。何か…工事現場の標語のようです。なかなか…狙っている株の株価は、下げないように見えます。本当に日経平均株価は539円安ですね。何が…下がっているのでしょう。

東京エレクトロン(8035)の日足推移

米国の半導体政策の影響で、中国の半導体株が大幅安しており、「東京エレクトロン」(8035)に影響が出ています。問題は人気株の「レーザーテック」(6920)です。金曜日は1176万株と…「大商い」を演じていました。カタルは「危ない兆候」に見えましたが…果たしてどうなのでしょう。中国の設備投資意欲が減る可能性がありますが、米国や日本などは増えるのでしょう。難しい判断です。でもカタルは今回の半導体ブームは異常な現象でしたから、「触らぬ神に祟りなし」…の方針です。

レーザーテック(6920)の日足推移

やはり…冒頭に紹介したレポートの新興株投資、ドル高是正の動きが出るのでしょう。WBSだったかな? イエレン財務長官の「ドル高懸念」が報じられていました。この考え方が、同盟国イギリスの苦境を観れば、妥当な解釈だろうと思っており、この報道ではG7の動向を注視していました。

基本は、このような外部環境を常に自分の頭の中で考えていると…様々なニュースを観た時に…そのニュースに反応できるという点です。

もし自分が、常日頃…このような疑問を考えてないと…折角、ヒントになるニュースが出てきても反応できません。基本はここでしょう。高い感度で…ニュースを検索していれば…類似の現象が、何度も…ニュースに登場します。そうすると…相場も新しい流れの動きが開始されます。ニュースの連鎖、そうして相場の値動きの観察です。

世の中の時代の流れは、既に決まっており、誰が「猫の首に鈴をつけるか」か弱いネズミたちは相談をするわけです。今は、まさにそんな段階です。金利のピークアウトの是非を巡り…様々な思惑が絡んでいます。

レオパレス21(8848)の日足推移

「レオパレス21」(8848)が上がっていますね。多くのファンドが絡んだ案件です。日足は急騰しているように見えますが、週足では…こんな感じです。資産高株の上昇です。これは基本ですから、よく覚えておきましょう。

レオパレス21の週足推移

迷ったら…チャートの時間軸を延ばすのです。日足より週足、更に月足と延ばせば…大勢観が見えやすくなります。因みにJトラストの週足は13週線のラインに位置しておりチャートは適度の休みを、まもなく…終えるように見えます。

Jトラスト(8508)の週足推移

本日の日経平均株価は指数絡みの動きですが…個別株は、意外に下がってないように見えます。レーザーテックの動きは異色です。エレクトロンは下がっているのに…レーザーテックは上がっています。チグハグ…です。どちらかが、間違っているのでしょう。これが「市場の整合性」の考え方です。

京都銀行(8369)の日足推移

しかし…「京都銀行」(8369)と言うのは、全く、下げない株ですね。日本を代表する「株式持ち合い」の銘柄です。何処かのファンドに狙われても…不思議ではありませんが、唯一の懸念は、京都市の財政が悪化していることです。夕張市のような財政再建団体への転落目前です。やはり…坊さんも観光業だから…税金を納めるべきでしょう。

配当落ちを、果たし…人気がない筈ですが…「日本製鉄」「(5401)は2110円前後です。逆に、「三菱UFJ」(8306)は648円前後ですね。丁度、カタルのかみさんが買った株価が、確か…640円だったように記憶しています。昨年末でした。「クレディスイス」(CSGN.SW)のように…ここから一般融資の焦げ付きが増えるのでしょう。

最近、日本でも倒産企業を多く見るような…印象を持っています。

金利だけしか払えない…ゾンビ企業などは、早めに淘汰すべきです。マレリHDの私的整理の話しは、この問題に繋がっています。村社会論の崩壊が、進んでいるのです。総資産経営者からROE経営への転換とも言えます。マレリHDのケースは、日本の負の部分の象徴的な現象なのですが…一般の人は、この意味を理解していません。

何故、日本の「資産価値」が上がるのか?

このバックボーンの考え方です。基本的に、このような非合理的な…ただ生きているだけの企業が淘汰されることで…新陳代謝が促進をされ、資産の効率化が図れます。

何故、カタルはトヨタ批判をしているか? 悪戯に…雇用を守るという「大義名分」を持ち出して駄目企業の延命を諮るべきではありません。いい加減に…時間闘争である「成田闘争」は止めて、果敢に、未来社会に挑戦をすべきです。豊田章夫社長は理解をしていると思うのですが…勝手すぎます。自分達の部品会社の単価を叩き、公取は動くべきでしょう。出来レースに見えます。

今回のルノーの日産株の放出も日経新聞を使ったプロパガンダに聞こえます。悪戯に時間を浪費して…、東芝も、きっと…そういう決着でしょう。結局…最後は、自分が、どんな社会を…望むか?…目指すか? その話になります。株式投資の一面の部分です。

指数は大幅安ですが…「ソフトバンク」(9984)は戻って来ました。「変わらず」から10円安の5494円です。「ファストリ」(9983)や「エレクトロン」(8035)が安く見えます。でも「レーザーテック」(6920)はやはり異色です。

何故かな?

日本郵船は小幅高で…他の海運株もそうですね。一方、Jトラは585円の5円安です。カタルが買った株価ですね。本日の出来高は、どうでしょう。基本的に「地相場」になってくると、出来高は減って来ます。今までは出来高100万株以上ないと…株価の維持が難しかったのでしょうが、今は、金曜日は50万株を割れていました。この株は30万程度だろうと考えています。つまり…金曜日に解説したように…日証金の回転日数も延びてきました。

目先の売り物が切れて来たのでしょう。「移動平均線」や日証金の「回転日数」、日々の「出来高」など…前の相場と比較して、平時の水準になったなら…その株価水準が「地相場」に変わったという事です。そうすると、そろそろ…「出発進行」の合図になります。

自分で実際に「買い指値」を入れてみれば、分かります。だんだん下値が買えなくなります。今までは、下値を指しておけば…無理をして上値を買わなくても、株が集まりました。今度は買えなくなるなら…仕方ないから上を買うしかありません。「ノンビリやる」という表現の意味は、そういう事ですよ。

カタルは「事前公約」の為に、無理をして…株を買ったから、今の苦境があります。全体相場に逆らっても、上手く行く…道理がありません。全体の相場は「大名行列」なのです。「下に…下に…」とお役人様が言っているのに…へたに頭をあげたら、「打ち首」です。貧乏人は…社会の流れに逆らっては、駄目なのです。

兎角、金もないのに…「時代の開拓者」を気取るから…「咎め」を受けます。まさに…負け犬の「遠吠え」です。キャイ~ン、キャイ~ン…負け犬は、そろそろ…退散です。また明日。



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