アーカイブ:2023年4月

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カタルは米国の政策を気にしています。やはり先日のブルームバーグが報じた「野村ホールディングスのストラテジスト、ビンチェンツォ・イングシオ氏」のレポートで知ったM2の激変ですね。コロナ禍で仕方がなかったとも言えますが…何故か、カタルは日本の「プラザ合意」から「バブル崩壊」の経過を連想したのです。

日本のM2の変化率推移(日銀より)

そこで、更に…日本のM2の推移を観てみました。実際はM2の残高推移は時間軸で少しずれますが…バブル期の発生と崩壊は二人の日銀総裁による失政が大きな要因になっています。その様子を見てください。

米国M2の変化率推移(左)と残高(右)

そうして今現在の米国のM2の変動率です。カタルが何を懸念しているか分かると思います。これだけで…「未来」は決まりませんが、カタルが「難しい場面」だと述べて、敢えて仕手材料株の「大阪チタン」(5726)と「エーザイ」(4523)を選択している意味を、どれだけの方が知って居るのか…どうか。必ず、政策の失敗のツケは、後の時代になって表面化します。

日本の「失われた時代」は、この時の「政策の失敗」が、小沢一郎が自民党を出た時分に表面化しています。でも日経新聞などは、未だに「総資産経営」の「村社会論理」で報道をしていますから、内部の人間は猛反省をすべきでしょう。そうして政策官僚も…です。でも時代の流れを観れば、明らかで…既に実体経済は、この村論理に見切りをつけて、続々と市場原理の「グローバル論理」に傾いています。

総資産経営の基本は雇用を守ることに重点が置かれ…規模の拡大なのです。

一方、ROE経営とは、東証のPBR改革が日経にも報道され、シチズンの25%もの自社株買い報道が話題になっていますが、何も…「自社株買い」だけではないのです。ROE経営の真の意味を、履き違えないように…しましょう。あくまでも効率的な「お金の使い方」を述べており、利益率に重点が置かれています。

昨日は、この話題が報道されていました。直ぐにピンと来た人はマズマズの認識力です。

日経より

カタルが「セブン&アイH」(3382)を題材に選択したのは、今の日本の時代における課題だからです。この話と最高裁の判決と先日のNHKの番組の「ジャパン・リバイバル」は共通の時間軸です。東証のPBR改革も同列で、個人の金融資産も企業の内部留保も、全て日本の「お金の使い方」の話です。

基本的に…日経新聞だけではありませんが、メディアが長年、親しんできた村社会論理から卒業してない為に、日本国民が迷走をした時代が「失われた時代」34年間の意味です。

このセブン&アイは「物を言う株主」から、西武百貨店を売れ、イトーヨーカドーのスーパー部門も売れ…そうして残ったお金をコンビニ事業に特化させて利益率を上げろ!と述べています。カタルの主張と同じです。生産性の低い、利益率の低い分野は、たとえ利益が出ていても…黒字でも外部に売るのです。

あの「変わらないことが企業文化」だと…社長室長がカタルに言った「日立」(6501)が、要らない部門の「日立化成」、「日立建機」などを売却して変わりました。

日本製鉄の橋本さんは、呉の「高炉」を閉じます。生産性のない分野を、どんどん切って…それに伴う人員もカットしています。でも総資産経営は、トヨタの「300万台の国内生産の維持」です。何故、トヨタとテスラの違いが生まれるか? 理解が進むでしょう。

東洋建設と任天堂、少し前は、前田建設と前田道路の話もありました。会社を私物化したフジテックの話し…そうしてユニデンなど…数え上げるとキリがありません。

でも最高裁は、ブルドックの経営者を支持、東京機械も同等です。だから海外投資家は日本が魅力的と思っても、日本にお金がなかなか…入りません。東京が金融都市になって、いい筈ですが、なかなか…NYのようになりません。アジアの時代なのに…。メディア、日経新聞、NHKは最近変わり始めていますが…全ての報道機関は猛反省をすべきです。

結果が分かっているから、果敢にチャレンジをすべきです。既に34年です。これは壮大な実験です。その結果、「失われた時代」となったのです。

進化をするためには、改革は欠かせません。市場が「未来を語ります」。「市場の整合性」を理解して、投資を続けるなら我々も儲かるし、日本も必ず、良い方向性に向かいます。

物を言う株主は、正論を述べています。それに反論できないセブン&アイの井坂さんは時間闘争をすべきではありません。自分の経営を続けたいなら…MBOをすれば良いのです。能力がないなら、後進に道を譲るべきでしょう。トヨタの章夫社長のように…。

カタルレポートは「ゴタク」が多いですが…「市場の整合性」を学ぶためには、時代背景に流れている「潮流」、「潮の流れ」の理解が大切です。

この基本の理解が進めば…大阪チタンの選択は、間違っていません。中国にフランスのマクロンが訪中して…「グローバルサウス」の存在を認めています。「凋落の道」を歩む米国は米国第一主義を掲げ、世界のポリスマンの地位を自ら放棄します。だからドルの基軸通貨問題が、時間の問題になって来ました。

話しが逸れるから元に…マクロンは中国から160機の飛行機の注文を受注したとか…先日はインドです。

大阪チタンの株価が上がるに決まっています。でも残念ながら、時間軸が確定できません。今は昨年11月の信用の「期日」と思われます。その為に、常に手を入れる状態になっているようです。下手糞です。野村は…

昨日、ロコンドの1085円に6万株ほどの買い物を用いた馬鹿と同じようなやり方です。下値に買い物を晒すなんて…どんな意図があるのか分かりませんが、カタルのやり方とは、違います。上値を成り行きで1万株ずつ…買えば良いのです。簡単です。上手に買おうとせずに、買うなら「成り行き」で買えば良いですね。

中国とインドの注文で、「てんてこ舞い」状態が、航空機産業では長く続きます。労働者を、新たに雇う訳です。受注残は大きく膨らんでいます。株価は安いし…チャンスでしょう。

よって…昨日は出かけるから、余分に株を売りましたが、本日はまた2000株を寄り値の3050円で「買い直し」しました。あと1000株を買えば…元の鞘です。昨日はエーザイが、あの相場の中で「気」を吐いていました。

米国の雇用統計を心配している馬鹿は、いつも、いつも…心配をしていれば良いのです。僕らは行動をするのです。

そうして…失敗したら、失敗したで…反省をして、「二度目のミス」を避ければ良いですね。それだけの話です。要らないことを考えても、仕方がないのです。方向性としては既に様々な指標から見て、米国は新しい段階に入っています。

パウエルが間違った選択をしたら、その時に、また「対処」をすれば良いのです。いちいち分からないことを、あれやこれや…と考えないことです。誰も未来は分からないのです。冒頭の「M2の変化率」の懸念は、懸念として…頭の片隅に仕舞うのです。

その上で…果敢にチャレンジをするのが株式投資です。大阪チタンは非常にアクティブ、変動率の激しい株です。カタル好みの株です。今、カタルが5桁相場と述べていても、誰も信じないでしょう。ですが「一流域の素質」がプンプンする株です。エーザイと共にソロソロ…表舞台の幕が上がると思っています。

大阪チタン(5726)の週足推移

まぁ同じことを何度も、繰り返して申し訳ないが…「時間軸」が読めませんからね。この11月の絶対期日は5月の上旬です。これは、いつも同じことです。前の高値の5か月後が、「大概は安値」の形成になります。

真坂…魔坂、まさかここまで下がるとは思っていませんでしたが、これも相場、その成り立ちを楽しめば、それで良いのでしょう。保守層は、日経新聞のグローバル・ビジネス・コラムニスト ラナ・フォルーハーが語る「始まった新産業革命」が参考になります。

「DMG森精機」(6141) の週足推移

カタルは「DMG森精機」(6141)を参考事例に掲げ、同時に「オークマ」(6103)の話もしています。工作機械は不思議です。いつも、いつも…万年の「低評価」です。近年、コカ・コーラで大成功を収めたバフェットの活躍からか? 食品株の安定した利益が高い評価を受ける時代になりました。

昔は、「成長性がない」という事で…低い低PERの評価でした。でも時代の変化から市場の見方が変化しましたね。

「リクルート」(6098) の週足推移

あるいは時間が掛かりますが…「リクルート」(6098)でも構いません。国内回帰は必ず「人手不足」に繋がります。だから高専の需要は、増すばかりです。企業の現場の人間が、学校と言う「学びの場」で、教える機会を、もっと増やすと良いですね。

企業も学校もウイン・ウインです。早く、早く…カタルの残された時間は、既に「秒読み」のようなものです。自分らしく、精一杯の人生を歩むため、昨日は、追証懸念で売った大阪チタンは本日は2000株だけですが、買い戻しています。あとは…「神様の裁量」の世界です。

分からないことを、何度、考えても同じです。だから懸念は、懸念、引き出しにしまって自分の価値観を市場で試しましょう。あれこれ…馬鹿な「成田」時間は無駄な時間ですよ。一度、決めたら最後まで…自分らしく生きればそれで良いのでしょう。また…明日。



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