アーカイブ:2023年11月

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それにしても…今の市場参加者の「レベル」が分かります。あまり勉強をしたことがない連中が、主導権を握っているのでしょう。まぁ「東芝」(6502)が、こんな形でも通用する世の中ですから…ね。一部の指導者は、既に、「変わり始めています」が、社会全体が新しい時代に対応しているとは言えないのでしょう。

本日の日経新聞には「物価を考える」と言うコラムがスタートしましたが、自分たち日経新聞自体が、「総資産経営」を実施しており…新しい時代に対応していません。でも「良い記事」です。ジャンジャン…「賃上げ」と「値上げ」の記事を掲載すべきです。

金属労協の1万円以上の賃上げ報道が出ていましたが、やはり「トヨタ」(7203)です。この爆利益を賃上げ10%に繋げることが出来るなら、佐藤新社長は本物ですが…章男会長に「もの」を言えるかどうか…。本物なら賃上げをしても、値上げをしても売れる世界を作ります。

テレビ局の株価も客観基準から観ると…かなり安い水準です。大幅に改善の余地がありますが、既存の「柵」から抜け出せないことが、露呈したのは「ジャニーズ問題」でしょう。

株式投資の基本は「時代投資」です。

何故なら、社会が求めるものは「大衆から支持」を受けます。世界中で起こる異常気象の問題は人類の共通課題ですが…トランプは「米国第一主義」を取り、既に如かれていた約束を反故にしたのです。イランの問題からTPPなど…全てやり直しです。イギリスの「ブレクジット」(イギリスのEU離脱)もそうですが、このような…時代の「揺り戻し」は、良くある現象なのでしょう。株価が急上昇をして「立ち止まる動き」に似ています。

「ジェイドG」(3558)は好業績から、一気に…2倍近くの株価まで上昇をしましたが、今はその上昇波動を受けての「調整場面」です。

「ジェイドG」(3558) の週足推移

次のステップは、もうあまり「シコリ」もなく…今度は、株価が大きく走る時間軸だと思っています。今は、過去に株を買った人の「利食い」を消化している最中です。2度の自社株買い、何しろ…これはカタルも「初体験」です。自社株買いの「おかわり」なんか…聞いたことはありません。まもなく…この舞台が整います。日足ばかり見ていると…「近視眼的」な発想になりますから、気を付けましょう。迷ったら時間軸を延ばして…視点を変えるのです。

何故、まもなく…「舞台が整う」と述べたのか? 

カタルは事前に、皆さんに相場の「見どころ」を伝えています。日本株の舞台は世界で一番優れていると述べていても、残念ながら…馬鹿ばかりが上に居て、その良さを認識してないから「野村証券」(8604)の値動きになります。もう完全に狂った連中が、未だに支配をしている構図の市場に見えます。きっと「時代の流れ」を真剣に考えてないのでしょう。

米国は、今回のコロナ禍で発生した「インフレ」を上手く利用しています。

結果論を観ると…作為的にロシアのウクライナ侵攻を「容認した」と思うほどです。結局、このサプライチェーン問題を上手く利用して…自国有利な条件を作ったように感じます。今では、完全にこの「米中対立」は、米国の勝利です。BRICsの台頭も一過性のものです。「グローバルサウス」と言う言葉が生まれ、今の時代を象徴していたのでしょう。何しろ…G7でも配慮する有様です。やはり今の中国を観ていると「新興国の罠」と言う現象は避けられないのでしょう。

まだ…潮目が変わったと「完成」宣言は出来ませんが…既に、その兆候が至る所で観られます。たくさん…事例を掲げても意味がないですから、そのなかの一つを…「前から取り上げている」米国のロク(ROKU)の株価を観ると…分かります。

ロク(ROKU)の株価 の日足推移

カタルは前から、この株が新しい時代を象徴する可能性があると思ってきました。アーク(ARKK)のキャシーウッドさんの「お気に入り」の銘柄の一つです。なにも彼女が優れているのではありません。彼女の選択する銘柄を観ると、全て…かどうか、分かりませんが、その多くは「売り上げの成長」に目を向けた戦略です。

この発想は、古くは「アマゾン」です。

「アマゾン」 (AMZN)の月足推移

今では伝説のようなもので…ネット販売が出てきたのは、そんなに昔の話ではありません。今回の…米国の年末商戦も、ネット販売は、実際の店舗の売り上げ1.1%増を超える…8.5%増とだそうです。この株価の時価は147ドルですが…途中で株式分割を繰り返しているのでしょう。故にこのチャートではスタート時点の株価は12セントになっています。つまり…1000倍以上の株価になっています。

リーマンショック当時…ジェフ ベゾスの経営方針は、市場から…疑われていました。売り上げは伸び続けていますが、赤字計上なのです。しかし彼は「FCF」(フリーキャッシュフロー)論理を用い…その説明をしていました。要するに、お金が回るなら…規模拡大を優先すべきだと言うものです。

この考え方を発展させて…ファンドの成長に結びつけたのが、キャシーウッドです。彼女は女性らしく…意思を曲げません。なかなか…芯の強い人物なのでしょう。カタルは数銘柄しか観察していませんが、彼女の選択を観る為に、ロクも当時は「話題の株」でしたから…その内容をある程度は知っています。一時は「ネットフリックス」がTOBをする…と言う話もあったほどです。

この日足のチャートからは分かりませんが…コロナ後の高値は490ドルを付けていたのです。だから100ドルに復帰したと言っても、まだ株価は1/5なのです。

米国でもご多分に漏れず…新興株は、テック株に比較して…不振の極みでした。「The Magnificent Seven stocks」が長く市場をリードしてきましたが、そろそろ…「新しい波動」になると思っています。そんな中で、案の定、事前観測通り…ロク(ROKU)の株価が高値を抜けてきたのです。

しかし…まだ明確に「条件が整った」とは…言えません。カタルの仮説はこの後、米国2年債の利回りが「急激に低下する」中で、市場で新興株の物色が、一気に…広がると思っています。利回りが低下していき、価格は上げ傾向なのですが、一気に、この観測が市場に広がるときが、いつなのでしょう。それを観ています。

今の相場の見所の一つです。

米国2年の国債利回り推移

前から述べているように、米国の2年債が、ハッキリ言って…「ジェイドG」の株価を、先ずは大きく押し上げて…BASEやメルカリ、ソフトバンクなどの株を押し上げると考えているのです。その繋がり通りに…株価は動くかどうか分かりませんよ。しかし事前に「カタルの仮説」を述べているのです。その視点で…株価を観察するわけです。

カタル自身の頭の中の仮説が正しいなら、そろそろ…「ジェイドG」も新高値を目指すのだろうと思っています。事前告知をしました。いつも事前告知に有言実行です。

ロクが新高値を付けて…日本のメルカリ、ソフトバンク、ジェイドGが、何れも株価がプラスです。BASEは248円買い249円ヤリです。でも…野村証券は600円に接近です。なんで…なのでしょう。たぶん、年末特有の「損出しクロス」などの…目先の需給動向に押されているのでしょう。

「キヤノン」(7751) の日足推移

しかし日経平均株価は安いですが、「アドバン」(6857)や「ルネサス」(6723)の指数銘柄は高いのです。やはり…「KPPG」(9274)なども700円台になったのですね。いつの間にか…「キヤノン」(7751)は、この中断揉み合いから…株価が抜け出しそうですね。今の株価は3770円です。3733円で買い…更に下値の3490円で買った株です。

自分が「どの道」を選択しても構いません。冒険をしたくなければ…大型株の配当利回り株でも構いません。「日本製鉄」(5401)の橋本さんの行動が、若干、遅れているようにも見えますが、インドの対応など忙しいですからね。

「グッドコムアセット」(3475)が4桁を維持できるかどうか…不動産株も有望でしょう。銘柄なんか…なんでも良いのです。自分が狙っている株を、丹念に…下値になった時に、株を買って置けば良いのでしょう。

TICK回数 上位30銘柄の合計の推移

まもなく…年末特有の持ち株の整理が終了します。今年は年間を通じて…あまり儲かっていません。だから損出しのクロスも多くないでしょう。TICK回数を観ると分かります。

日経平均株価を話題にして、新高値を強調するメディアは、株の事を知らない馬鹿ばかりです。指数相場の区別もつきません。世の中には、いろんな考え方が存在しますから…あまり自分の考え方に固執しない事でしょう。多くの失敗事例を観ていると「自己愛」が強すぎるのです。

世の中は、自分の思うような展開になることが「稀」なのです。カタルは様々な挫折を繰り返しています。一所懸命に考えて、どんなに頑張っても人生は儘なりません。まぁ故に…「ケセラセラ…」なるようにしかなりませんから、「パッパラパー」が、一番です。ですが、自己努力は続けますよ。でも仕方ないですね。これが定めなら…また明日。



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