アーカイブ:2023年11月13日

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先ずは、先物誘導からの日経平均株価の安定でしょう。カタル自身の成績を観ても今年は多くの投資家は筋を外すと儲かっていません。年初に「ナ・デックス」(7435)と言う割安株投資を取り上げたように…一般的には「日本製鉄」(5401)などですが、株価が上がったとはいえ…直ぐに失速をしています。

日経平均株価の 日足推移

ただ…やはりチャートを観ると「上昇波動」を維持しているように見えます。日本製鉄は200日線をキープしています。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

でも大きく株価が上がる株ではないですからね。余程の「過剰流動性」相場のようなイメージにならないと…理論株価を上回る人気になるとは思えません。最近は、経済開発が進むインドに高炉を設けているようです。

その点、まだ「三菱UFJ」(8306)は金利の引き上げの期待感から「利ザヤの拡大」で利益が膨らむ可能性があり、投資家に好まれているようです。75日線ラインに株価は位置しています。でも多くの目先筋が参加をしているから、たぶん…決算を観ても、大きく上がる可能性は低いのでしょう。よく株価は上がりました。

一方、半導体などの人気株も、良いことは既に定説化しており、株価が此処から更に伸びるとは思えないのです。興味を持ったのは「前工程」と「後工程」の言葉があるのは知っていましたが、今はチップレス化が進み「中工程」と呼ばれる分野が誕生したとされる「ソシオネクスト」(6526)ですが、既に株価評価は良いラインです。逆に「アオイ電子」(6832)などもこのチップレスを手掛けているようですが、この内容では、相場になるとは思えません。

自動車は「好業績」ですが…溜まった在庫整理をしている状況で、此処からEV投資が開始されますが、競争に勝てる「証」もなく…選択肢から外されます。

唯一、このEV化の設備投資に期待感があると思ったのです。

「スミダコーポ」(6817) の日足推移

でも…「コイル」の「スミダコーポ」(6817)がこの評価です。通常なら株価は2000円台と思っていましたが、まったく…「期待外れ」でした。期待できるのは航空機などの分野ですが、思うような生産量になっていません。ですが来年は、この分野でしょう。車の在庫と同じような環境にあります。ここからどんどん業績数字は更に改善されます。

後は、株価が下がった「新興株」だろうと思っていますが、なかなか…ね。

「BASE」(4477) の日足推移

米国金利の高止まり状態が続き、一気に、「新時代の道」が開けるかどうか…。このセクターで、評価の低いものを買うのですが…「BASE」(4477)なんかを観ると、「仕掛け筋」の不在が分かります。基本的に儲かってない為に、未来が信じられないのでしょう。

日本独自の名目時代入り…

此処にチャンスがあるのか、どうか…。「野村証券」(8604)の時代がやって来ますが、簡単に600円を割れるのを観ると「悲しい」と言うか…「恥ずかしい」と言うか…。いまの市場参加者の水準が分かります。もう既に後戻りをすることはない日本ですが、あまりこの期待感は強くないのです。

もともと相場の「スタート地点」だから…どうしても株価が弱く見えます。でも最近の報道を観ると、来年の業績は、かなり良いのでしょう。やはりこの株が、一番、まともな選択肢に見えます。でもカタルは一度、高値を買って失敗していますから「戻り売り」の戦略です。ずいぶん、持ち株は減っています。あと1万株だけかな?

「ジェイドG」(3558) の日足

「ジェイドG」(3558)に「勝機がある」と思っていますが、「そして…誰も居なくなった」と言う「閑散とした…海岸」の様子のようです。カタルだけの「独り相撲」では、相場になりません。でもこの市場評価は「悲しい現実」です。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

国内回帰からの「設備投資の狙い」も、中国の減速で不発です。「ルネサスエレク」(6723)は、本日も若干、高いようですが…この株も提灯が、かなり付いていましたから重そうです。でも車の半導体は、EV化と同じでここからです。

「レーザーテック」(6920)をやるなら、こっちでしょう。所詮、相場の「二番煎じ」と言うのは、絶対に大きくなりません。「ASML」の株価評価がPERが30倍でしょう。レーザーテックは、来年の未来図でもPERは46倍なのです。あの馬鹿アナリストが、採算に合うと思うなら。自分で株を買えば…良いのです。実にいい加減な評価に思いますが…これが現実です。

結局、「これは行ける」と思う銘柄は、なかなか…見つからない訳です。でも本日、決算発表を金曜日に終えた…株は早いとは思いますが、「気に入っており」、本日から更に株数を増やしています。もともと…人間は、幾つになっても「食べることの大切さ」を実感できます。

うちのお祖母ちゃん、今年2月かな? 大腸がんで腸閉塞になって、初めて…癌が見つかりました。仕方なく…高齢ですから医師からの勧めもあり「ステント」を選択して、がんを切除せずに「緩和策」を取ったのです。医師からは、散々…脅されましたが、まだ生きています。最初は水も飲めなと…と脅されたのです。「誤嚥性肺炎」の可能性を言われ…「CVポート」を付けたのです。しかし実際は退院をして、一度もCVポートを使ってないようです。自力で…今でも食事をしています。

彼女の食事に対する欲望と言うか…本能は凄いものです。人間は幾つになっても、やはり一番は「食」なのでしょう。

昔から「衣・食・住」と言います。カタルは良くサバイバル番組を観ますが、やはり先ずは、水の確保です。食べることの大切さを感じます。幸い、日本の文化は世界の食べ物を、食べることが出来ます。それぞれの良い部分を抜き出した感じです。

カタルも近くのレストランに、よく行くようになりました。…と言っても、それぞれ回るのはなかなか大変です。結局、中華屋さん、焼き鳥や、フランスにイタリアに和食と…それに鮨屋を回りますが、1か月に1回行けるかどうか…ウナギ屋なんか3か月に一度程度じゃないかな? でも街の中華屋さんで充分だと思っていましたが、先日、ホテルの中華屋さんに行ったら、やはり美味しかったのです。ホテルオークラ系なので…マズマズなのでしょう。

その食をテーマにしたC君の株を、本日は寄り値の114円で5000株を買って、今、113円の指値買いが、パラパラ…と売り物を買っています。

C君の日足推移

更に、買おうと思っていますが、残念ながら、今回の決算を観て「完全復帰」は感じられません。ですが、カタルは、何故か…気に入っています。何故、気に入るのか、よく分かりません。ですが…自分の生活の中で、ドラマを観たり、テレビ番組を観たりして、何故か…思い浮かぶのが、この銘柄なのです。

株の選択と言うのは、ある意味で「運命」に似たような「出会い」があります。

今でも思うのは「任天堂」(7974)です。この会社は、最初は「トランプ」や「花札」を作っていた地味な会社だったのです。ある日、「ゲーム&ウォッチ」と言うカード型のゲームと時計機能を付けた「おもちゃ」を販売したのです。確か…白黒のゲームです。その時に株価のスタートは、500円程度だったのでしょう。


「任天堂」(7974) の月足

それが、あれよ、あれよ…と株価が上がり、その時にカタルは一番、最初に1700円ぐらいかな? 1500円台だったかな? 忘れましたが、自分のお金で2000株の株を買ったのです。結構、お金持ちですね。あの時代に…まだ入社1年か…2年生でしょう。

数年して…今度は「ドンキーコング」を売り出します。ファミコンです。まさか…あのゲーム機の会社が、これほどの世界的な有名企業になるとは、あの時は思っても居ません。でも新潟支店に移動したときに、若手社員の育成のリーダーを任せられ、男性の若手が7人ほどかな? 女性は5人かな? その時に、「任天堂」が公募増資をするのです。馬鹿になって買った「記憶」があるのです。

今の「エヌビディア」のような…3尊天井を疑われる株価チャートでした。凄い相場でした。でもいつも途中で、株を売っているカタルです。「朝三暮四」なのです。凡人ですね。バフェットのような人生は歩めません。

「ソフトバンク」(9984)もそうです。「ヤフー」(4689)は、もともと…あの時は、お金がなく、株を買えませんでした。兎に角…少し拘って、この株価水準なら…「株数」を揃えてみます。もともと…カタルは移り気です。あまり拘りを持ちません。でも一度、燃えると…「恋は盲目」と言います。

そのうち…社会状況が変わり「世間の風」も変わるでしょう。

なかなかの「運命」を感じているのです。何気なく…観ていたテレビ番組などからのヒントとか。人間と言うのは、面白いものです。期待感はありますが、なかなか思う風が、どうせ…吹かない市場です。自分の出番でなければ…じっと待つしかないのでしょう。

前回かな? 

P君の日足推移

少し前の会員レポート銘柄のP君も、何故か…株価が上がって来ました。最近思うのです。安値の株を買う事が「正しい行動」かどうか…分かりませんよ。基本的にこのP君も未だに200日の移動平均線は下向きです。ですが…ようやく25日線と75日線は上向きになっています。

「野村証券」の 日足

この場合は、前の二つの高値、つまり今年1月に付けた769円を抜かないと市場では注目をされませんね。むしろ…そんな時間経過を待つより、既に200日線が上昇し始めている「野村証券」の方が、ずっと選択肢としては良いのでしょう。ついでですから…その野村証券のチャートも付けて置きます。

自分が、どのリスクを選択しているか…どの株価波動を選択したのか? その理解をしてないと駄目なのです。このC君なんか…もう完全に世間から見放されている株価ですからこんなチャートなのです。

この選択肢は。「時間が掛かる」ことを前提にした選択です。でも馬鹿は、昔…3616円で株を買ったのです。この水準で公募増資を実行したのです。幹事証券の野村は「いい加減」ですね。恥ずかしくないのでしょうか?

その後…1:3の株式分割を実施していますから1205円の株価です。ですが…今カタルが株を買っているのは114円や113円で株を買っています。1/10以下の水準です。ようやく…まともな市場評価だと思っています。

しかし、この会社は捨てたものではないのです。今年3月に240円で、1074万株の自社株買いを実施しています。つまり公募分が250万株ですから、その3倍は750万株ですが、それ以上の自社株買いを実施したのです。赤字にも拘わらず…です。調べると…昨年も280円で自社株買いを実施しており、この時は321万株を買っています。

買収防衛策を講じるならMBOをすべきでしょう。

「東京機械」(6335)も「ブルドック」(2804)にも、同じことが言えます。上場する以上、買収防衛策などを講じるべきではありません。「BASE」(4477)は、やはり自社株買いをすべきです。このC君は「曲がりなりにも」1400万株程度の株を、自身で…買っています。この点、BASEの主幹事の大和は、野村に劣っています。幹事証券と言うのは、自分達の過去の行動にも、責任を持つべきです。

今の日本人のレベルが分かります。まぁゴタクを述べました。もうスペースがないから、他の株の解説は、省きます。このC君は、来週にも銘柄を読者に公開します。一応、会員にも配慮をしたつもりです。儲けようとする心で、株を買うのではなく…自分の気に入った株をやれば、それで…いいのでしょう。また明日。



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