アーカイブ:2023年11月4日

パウエル効果の炸裂2

最近はモバイル端末とパソコンなどが連動しており「利便性」が増しているのですが、どうなっているのか? よく理解できてないのです。メールの設定も簡単になっていますが「難しい」と感じる所も…あります。まぁ、この性格ですから「ザックリ」流して対応しています。

昨日は良く晴れており、本当は「高尾山」と思ったのですが、時間もなく…上野の国立博物館か? 「やまと絵」の展覧会に足を運びました。最近は入場券は土、日、祝日などは「ネットでの予約販売」です。時間が区切られており、その対応の厳しさに驚きました。「入れるだろう」と思ったのに早く着き過ぎて…30分ほど待たされました。時間厳守なのです。

「遣唐使」の廃止が894年ですから…その後に平安文化が生まれ、独自の発展をしていくのでしょうが…展示品は鎌倉、南北朝から室町時代までの間に生まれた「まき絵」が中心です。驚いたのは…国宝クラスの展示ですから、みんな…どれも綺麗なのです。紙だけでなく絹などに絵や文字が書かれているのですね。

あとは屏風などなのですが…印象としては繊細とか、緻密と言う表現かな? 細部まで拘って、繊細な心遣いや配慮を感じました。でも小さいと言うか…。狭いと言うか…。「日本村独自」の「お山の大将」と言うイメージです。昔から…日本人の心は、あまり変わってないのでしょう。だいたい平安後期から鎌倉時代が中心なのでしょう。平日なら空いているのでしょう。

日経新聞に登場しました。

すこし違う紙面ですが…同じことです。このグラフを観ると分かりやすいのですが、この先導力は、米国企業の資金の引き上げでしょう。最近は、現地部門を残しても「分社化」しており、仮に何かあっても…本社への影響を避けようとしている印象です。日経新聞は、もっと詳しく…米国企業の動向を「日本の経営者」に届けないとなりません。

何か…在ってからの対応では、大きな痛手を受けます。だから…キヤノンの「国内回帰」の動きが市場で評価されるのでしょう。

もう一つ、書くのを忘れましたが…一昨日かな? 昨日か…こちらの取り組みですが…もっと「利便性」を高めるべきです。

カタルなら、法律対応でマイナンバーとの「紐づけ」をして、一度、住所変更をすれば…全ての企業の住所も自動的に変更されるようにします。電気や水道などのライフ・ラインから銀行口座なども全てです。でも良い取り組みです。何れ…そうなります。「スマフォ」で…全てが完結です。そのうち「スマフォ」も要らなくなる時代が来るのでしょう。

そうして、やはり…米国の雇用統計の数字かな? 

日経は「数字だけ」を伝えているようですが、全米自動車労組(UAW)の影響が大きいとも言われていますから…楽観視は禁物かも知れません。市場では、既に「勝利宣言」のような反応を示していますが、まだまだ…「落とし穴」があると思った方が良いのでしょう。でも嬉しいですね。カタルが「事前告知」した通りの「反応」が、多くの場面で実際の「現象」となって確認ができます。

いちいち…説明をするのは、本当は面倒ですが、読者の多くは「市場の整合性」の考え方を理解しているとは言えません。基本的に「先読み」(事前予測)をして、市場を観察しながら市場と、自分の頭の中で描く構図との「ギャップ」を修正するのです。これが相場観の修正です。

しかし、カタルは「今年は失敗」をしています。

当初は警戒感を持って市場に臨みましたが、「三菱UFJ」の動きから、「指数相場」を観て…自身の相場観を、楽観視し始めた時に9月からの反乱に遭いました。予期せぬ金利上昇に戸惑ったのです。でも基本的に「時間軸の経過」の話しなのです。

先ずはこんな報道です。カタルと同じようなポジションを取っているファンドが在るのですね。ドラッケンミラー氏は債券投資ですが同じことです。そうして…こちらの報道は、これから金利の下げの前に、QTの変更を窺わせる…次の舞台の話です。ここでも…カタルが馬鹿なりに…レバースレポの取引額の推移を伝えていました。カタルの事前観察の正しさを裏付ける報道です。

米国2年債の利回り推移

その実際の2年国債の値動きが…此方です。雇用統計を控え、少し戻っていましたが、この発表を受けて、更に一段と利回り低下をして…債券価格は上昇します。(価格は上昇しますが、利回りは下がります。=大丈夫ですよね。)

そうして…こちらのサイトのように依然「警戒感」は怠れないと言う「戒めの報道」もあります。一般的な見方はゴールドマンの解説です。しかし…サマーズも…同様に楽観視を戒めているようです。カタルは期待感が増していますが、まだハッキリしません。やはり…何れ、逆イールド現象は消えるだろうと思いますが、まだ、この「道のり」は厳しいのでしょう。


「アーク」(ARKK)の ETF価格推移

一気に「行け行け、ドンドン」を望みますが…もう後の余裕もないので…慎重な行動をします。しかし…しばらくは行けるでしょう。参考になるのが、キャシーウッド氏率いる…「アーク」のETF価格なのでしょう。彼女の投資の基本は、売上高の「成長力」が基準です。この下値圏のボックス相場から…抜け出せるかどうか…ですね。「ロック」(ROKU)がそうですね。一気に株価は水準訂正をしています。

常に事前に、未来の現象を頭に描いて…市場を観察します。


雇用統計と失業率 の推移

新しく出た経済指標、今回は雇用統計に失業率、平均時給(賃金)などのグラフです。

米国平均時給の推移

他には…「米供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業総合景況指数は伸びが鈍化し、5カ月ぶりの低水準となった。業況と雇用の指数減速が影響した。」なども…ありますが、色んな観点から…自分が事前に考える姿との「違い」を検証します。それが「市場の整合性」を理解する早道なのでしょう。相場は未来図ですから…常に未来は変化をしています。その変化に対応する能力が問われます。

つまり…上がると思って買った株を諦めることもあるし…逆に強気に買う事もあるのでしょう。なにも米国の金利動向だけが、相場に影響を与えるのではありません。

日本には独自の景気循環と言うか…流れがあります。米国同様に、国内回帰の流れが流れており「貨幣乗数効果」が生まれ始めています。

基本的に円安発の物価高が、日本経済を「名目経済への道」に国民を誘導し始めています。日経一面の介護保険料の引き上げは「当たり前」です。介護の世界を観ると分かります。その為に、僕らは「物価に負けない」…「働く若者に負けない」行動を、事前に取るのです。野村証券株だけを買って置けば…良いのですよ。

それなのに自分の感覚が「博打」感覚になっています。5年、10年の…時間軸が必要との認識もなければなりません。三菱UFJなんか…今では800円は安値水準ですが、リーマン後の下げの後の低迷期に、株価は300円台に転落したのです。

「三菱UFJ」(8306)の月足推移

この株価の軌跡を観ると…日本経済の「政策失敗の現実」がよく分かります。カタルはあの時に、日本はリーマンショックの影響は軽微ですから、正しい政策を前提にして…三菱UFJを先ずは800円前後で打診買いをしていました。そうして株価が500円に近づくにつれて…本格投資をしたのです。

ようやく「アベノミクスの登場」で、やっと…抜け出せると思ったのに、なかなか政策の「空振り」が続きます。「奇貨」と言う言葉を、初めて…日経を観て知りましたが、ようやく日本経済は、この「泥沼」から抜け出せるのです。

メディアは物価高を、殊更に騒ぐことではないのです。若干、的外れな経済対策の減税処置ですが…方向性は正しいのです。黒田さんの「異次元の量的緩和」と同じです。方向性は正しいが、的確にヒットしてないのでしょうが…株式投資の基本は「時代性」に賭けるのです。

ハッキリ言えば…「時代を買う」のです。


「ジェイドG」(3558)の 2Qの決算説明会より

M&Aを、多くの日本人は毛嫌いしますが「進化の時間」を買うのですよ。だから…「ジェイドG」は5年平均で15%平均の成長力を示しています。今回はキャシーウッド氏の基準なら、「ジェイドG」の 2Qは「GMV」で30%成長になっているのです。いくら何でも…この評価はないですね。


「メルカリ」(4385) の1Qの説明会より

メルカリは10%なのです。しかしPERは約44倍です。何故、それより高成長のジェイドがPER評価で10倍程度に甘んじるのでしょう。ただしまだ決算前ですからこの説明資料は1Qのものです。ジェイドGの128円の数字が確定するなら…一気に株価は4倍以上になっても良い筈です。故に、金利低下で一番は、「ジェイドG」で、続くのは黒字化した「メルカリ」、そうして…まだ赤字の「BASE」の順番でしょう。ソフトバンクは別次元なので省きました。

今回の金利低下で、昨日の米国市場も、前日に続き…S&P500は0.94%の株価上昇、そうしてNYダウは0.66%の株価上昇、ナスダックは少し高く1.38%の株価上昇ですが…これまでに低迷していたラッセル2000は2.71%の株価上昇です。

分かりますか?この意味が…日本でも同じような流れになると…カタルは推察をしているから…木曜日の後場から「ジェイドG」の株を買うと事前公約をして、実際に1475円まで株を買っています。

カタルなりの事前予測をもとにして、実際の投資行動を実行して、「場味」を、自分の体で確かめるのです。間違っても良いですね。失敗もまた…良い経験になります。名目時代は…果敢にラッセルをしたものが、勝者になる世界です。

ですが…実質時代は「様子見」に終始して…何も行動をしない奴が、利益を得ました。果敢にチャレンジをしたものの多くは「討ち死に」です。なかには大谷君のような成功者もいますよ。彼らは、みんな異次元の成功者です。でも馬鹿カタルレベルは、いつも「失敗の洗礼」を浴びています。それでもへこたれず…果敢に挑戦あるのみです。それでは本日はこの辺で…また明日。

明日は出かけますから…今夜、書くか…。明日の夜に書くか…どちらかです。ゴメンね。馬鹿カタルも、たまには…休みたいのです。



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