アーカイブ:2024年1月

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昨年の「値動き」が「心」に残っており…どうしても「利食い急ぎ」になります。先週は海外投資家の連続買いに対して、個人など…国内勢は利食いの動きでした。先週は現物と先物で3971億円の買いでした。その前が1兆4439億円ですから大幅に減っています。しかし…彼らの「心の内」は分かりません。

海外投資家の日本株売買状況の推移

日本が、本当に…「名目成長時代」に変換するなら、続々と…投資資金は増え続けるでしょう。この事は非常に重要です。故に一昨日かな? アベノミクスの期待時は20兆円も累積で日本株を買ったのです。今回は11年ぶりの2度目の転換期ですから「本格化する」可能性があります。

過去の海外投資家の日本株投資の累積状況

ただ…政治資金問題である安倍派閥の検察の動きは、基本的に「村社会論理」に繋がります。カタルには「不記載」程度の認識ですが、世間は「裏金」認識です。この違いは名目と実質の違いに通じます。この差が株価にも反映されているのでしょう。「野村証券」(8604)の利食いを観ると分かります。

昨日は、基本の「3点セット」(銀行、証券、不動産)の実例を掲げました。

カタルは原稿を書く為に…不動産株も掲げないと名目成長時代を語れない…と思って「三井不動産」(8801)の日足を掲げました。非常に…これを観て「ショック」だったのです。何故、基本が分かっている筈なのに「王道を歩めない」のだろう…と、改めて反省をしました。

「三井不動産」(8801)の週足推移

どうしても「貧乏人の性(さが)」の為に…貧相な考え方でレポートを綴っていると思っています。「ジェイドG」(3558)の田中君を高く評価して、ずっと…やっていましたが、実際の株価は、ほぼ横ばいです。しかし…「三井不動産」は2200円台から3600円台ですからね。昨年は割安株投資の後で…名目経済の王道銘柄を選択するだけで「ウハウハ」なのです。

確かに…カタルは一貫して誤った認識を元にして、相場観を構築していました。FRBの金融政策が実体経済を悪化させるから、早晩、金利は引き下げられる…と言う基本認識を今も抱いています。

だから「新興株」の活躍場面がやって来ると思っているのです。しかし…実際の相場は、お船の割安株投資を実施して…その後で名目経済を買う王道銘柄だけをやっているだけで…資産は10倍以上になるチャンスです。お船の「川船」(9107)を手掛けているだけでも大きな成果でしょう。

人間と言う動物は…目先のアヤに溺れます。例えば…本日発表された「ルネサスエレク」(6723)は「日立」(6501)と「NEC」(6701)が持ち株を売るそうです。だから株価面で「アドバンテスト」(6857)に遅れていた…とも言えます。

2023年の引受額ランキング

でも時代感覚は「これから」です。何故、その受け皿の「買い手」が存在するのでしょう。幹事証券が何処か分かりませんが…こんな資料もあります。基本的に「野村証券」のバックオフィスには敵わないのです。大きな仕事が出来る訳です。

この野村証券株の4桁相場は、既に確定している話ですが…その「途中経過」が分かりません。何処で休みを入れるか…。それとも休まずに…走り続けるのか? 過去、野村証券は200円台の株価から一直線に980円台を付けたのです。この時は、名目時代への「期待感だけ」の上昇波動なのです。今回は、ようやく…本番でしょう。

2013年当時の野村証券株の日足推移

この間、一年間です。たった1年なのです。

昨日も株を買った「BASE」(4477)は、今年、出番が来るでしょうが…2年も、グダグダ…と待たされ続けています。

如何に…利食いになった株を「買い続けること」が、難しいか…分かります。人間は、どうしても「目先の欲」に溺れます。なにもカタルだけが、貧乏人の「朝三暮四」なのではありません。「35年間の悲哀」とは…「バフェットの心」なのでしょう。目先、当たった…外れたなど…どうでも良い話です。

カタルの会員レポートには、相場の「エキス」が詰まっていると思っています。

例えば…「チップレス」化の話に興味を持ち…直ぐに会員に伝えています。「レーザーテック」(6920)などは、カタルにとって買えない株ですが、PER 20倍程度の…いや、株価が上がったので25倍になったのか…。

「ソシオネクスト」(6526) の日足推移

この「ソシオネクスト」(6526)は6連騰だそうです。もともと…何故、注目したかと言えば微細化加工より、集積化の話で…半導体の工程の「概念が変わる」可能性があると言う記事だったからです。前工程と後工程の間に、半導体を作る過程で、「中工程」と呼ばれるチップレス化が一般化すると言う未来図なのです。

しかしカタルは専門家ではなく面倒な作業なので…その「利益率」が分かりません。だから評価に「躊躇い」も持っています。でも中工程の確立なら、システム改革です。

今日、カタルレポートを読んでいる方はラッキーです。カタルの経験値から生み出された相場のエキスを貰っているのです。世の中の「仕組みを変える改革」例えば…電話にしますか?

携帯電話と言うものが出始めた当初、その先導する企業の株、アップル株を買って10年間とか…持っていたらどうなりましたか? 使い切れないお金を得ることできます。同じことが、これから起こります。 エンジン車からEVへの時代変化です。いま「テスラ」も「BYD」の株も大きく上がって、今は「成長の踊り場」です。周回遅れをした「トヨタ」(7203)に「天が与えた時間」が生まれました。

本日は株が売られてる「ルネサスエレク」を、何故、大量に買う投資家が存在するのか? 

そうです…車は大きく変わるのです。「自動運転」に「繋がる車」です。ドイツやオランダかな? 世界競争に勝てる…可能性のある会社です。世の中を変える革命をもたらす株は、必ず…買わなくてはなりません。

カタルは新人の頃…「任天堂」(7974)がドンキーコングのゲームを販売したのです。あのまま…株を持っているだけで数十億円でしょう。株式投資は「成長株投資のロマンス」があります。

でも、本日は株価が下がったとはいえ…「ルネサス」も、先日の2250円からまだ1割程度、株価は上です。株を持ち続ける難しさ…です。もともと…持ち合い株の処理の目途がたったから発表するのです。「生活様式」を大きく変える「リーダーの企業」の株を買うのです。これを知っていて…実践を出来るなら大物になれます。2000円台の野村証券株は、あり得る話です。

だって…「35年間の悲哀」の人生から解放されるのです。

さて「朝三暮四」の世界です。やはり人間ですから、目先の話題も重要です。何故、カタルが12万株のBASEを買って、7000株しか残ってない株を、高値で「買い直している」か? 昨日まで8万株になりました。本日は維持率が厳しい…口座は305円で5000株だけ利食いをしました。でも本音は「買い増し」をしたいのです。だって…このチャートは素晴らしいですね。

BASE(4477)の日足推移

カタルは、もともと…BASEの現金の保有状況から観て、更に仕組みを観て…この会社の器は500円程度の株価だろうと思っていました。昔からです。株価が馬鹿高値の17240円を付けた後で1:5の株式分割をしたので…3000円台の高値でしょうが、今年は上手く行くなら…4桁奪回の可能性もあると思っています。

BASE(4477)の週足と価格帯出来高推移

その根拠の一つの週足の価格帯出来高を付けたものを添付しておきますね。如何でしょう。2022年の549円を抜くと、ほぼ…「青空」です。「朝三暮四」の世界の「スケベ心」が疼くでしょう。

この株のように…高値圏で利食いを消化できる株は、出番が近いのです。ジェイドGも、だんだん…下値を切り上げて来るでしょう。2000円以下は「何処でも買い場」です。カタルは昨日、1970円から1930円まで5本を買って、更に半端なのですが…300株だけ大引けの1950円で買い増しをして、持ち高を増やしました。

この株を1年間だけやってみても…野村証券以上の成果になる可能性があります。やはり今年のテーマのなかには「FRBの利下げ」もあります。

いつも公約通り…カタルは実践をしています。「ルネサスエレク」も買ってみたいけれど、貧乏人は、お金が忙しいのです。はやく…お金を気にせずに、実験ぐらい…制限を受けずにやってみたいものです。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

ボーイングの「生産拡張停止」は、いつまで続くか分かりませんが、「大阪チタン」(5726)は昨日、安値を付けてから反発していました。「BASE」も「割れない」と思っていたところから「新安値を更新して」…そうして株価は反発場面を迎えています。何故か…「大阪チタン」と「BASE」の値動きが「ダブって」…見えるのです。

「大阪チタン」を3000円以下の株価で…「株数を揃えて置く」と良いのかもしれません。カタルは、チビチビですが…下値を買っています。また…明日。

段々…利食いをしたく「なくなる」時間が、経過する「ジェイドG」に「BASE」です。



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