米国株の判断は、難しいですね。チャートは、昨日も解説したように…非常に強いものです。その理由は、こんな面でも…表面化しています。
「米プライベートエクイティ（PE）投資会社トーマ・ブラボーは、3本のファンドで総額344億ドル（約4兆9600億円）を調達したと明らかにした。今回の調達額は、同社が過去に記録した2022年の年間実績を上回った。これは、業界全体が低迷する中でも、優良PE企業が引き続き好調を維持し、勝ち組と負け組の差が鮮明になっていることを示すものだ。」と言う報道です。簡単に…5兆円規模もの「資金」が集まるのです。
しかし同時に…「米企業、大半が価格転嫁でトランプ関税に対応」と言う報道が在ります。いよいよ…「トランプ関税の本番」をこれから迎えます。米国内の在庫は切れ始めており、此処から「識者」が主張するトランプ関税の「負の面」が表面化します。「スタグフレーション」と言う…景気は悪化し、物価が上昇すると言う…最悪のシナリオです。
今までは「前哨戦」で…ここから本番です。
この懸念が表面化する筈です。でも…微妙なのですね。それなら「ウェルマート」（WMT）などの消費株は「下がる」筈ですが…人件費の削減の動きはありますが、株価は確りしています。「American Express Company」 (AXP)などのカード会社も「延滞率」が上がり…不良債権が増えます。でも株価は「確り」…しています。
識者が主張するトランプ関税の弊害は、株価を観ると…その動きは、まだ観察されません。逆に米国経済は「強くなる」動向ばかりが観られるのです。
だから一般的な常識であるメディアの主張は「間違っている可能性」も、あります。皆さんが、信仰する…「バフェット」の考え方も同じです。まぁ、彼の時間軸は、「常識人」と違いますから、参考になりませんが…目先は「意外に強い」株価の値動きです。
時間軸は、少し違うので「タイムリー」かどうか、分かりませんが…「フォルクスワーゲンもドイツで2万人自主退職へ」と言う報道が在ります。その内容は「ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（VW）は、ドイツでの事業再編に伴い2020年代末までに約2万人の従業員が自主的に退職すると明らかにしたという。同社関係者と従業員との会話を引用してブルームバーグが伝えた。」と言う事です。この時間軸は「5年先」の話しですから…あまり気にする必要は、ないでしょう。たぶん…「中国の台頭」を観た…早めの戦略でしょう。
色んな現象は「市場の整合性」を理解する上で、欠かせません。ただ…時間軸の捉え方が難しいのです。
今日も「馬鹿上がり」しています。「もったいない」…話です。「データセクション」（3905）の話です。もう…3倍以上です。あれは…3月4日の今日の市況にも載っています。最初は「D」としたのですが、ちゃんと…一般の読者も、観ているのです。今は2000円台の株価です。まぁ…このカタルレポートは「玉石混合」の証しです。
皆さんの「賢い選択」を期待します。そう言えば…例の未上場ファンドの「予期せぬお金」が入った…会員の方は、あの時に「エムスリー」（2413）を買ったと報告を受けました。良かったですね。
NHKでは「限界医療」の現場を特集しています。「助かる命」も助からない現状なのです。だから「消費税の引き上げ」です。年金財政も、出生率の低下で…現状は70万人割れです。200万人以上の「団塊の世代」は、ドンドン…「要介護」の世界です。どうやって…3倍もの人間を、助ける事が出来るのでしょう。「常識」で考えると分かります。
こんな「足し算」、「引き算」の世界に目を向けず…「我儘ばかり」を言う世代の誕生です。今のネット族は、まともな教育制度ではありません。ネット上の掲示板を観ると分かります。
自分が「高値で」勝手に株を買って、他人にその「責任」を転嫁しています。もう…完全に狂った世界ですよ。白鵬の処分も、納得が行きません。老人の「エゴ」でしょう。「トヨタ」（7203）の章男さんは、やり方は違いますが、ある面では…カタルは好きです。白鵬の応援をしています。
ようやく…その「トヨタ」（7203）まで来たのです。3兆円規模とか言ったかな？「自社株買い」だそうですね。その持ち合い株の整理が進む…事例は他にもあります。
「クレハ」（4023）です。なんと…この会社も「総還元性向」は、100％なんてもんじゃ…ないですね。もっと「遥かに」…高いのでしょう。でも「持ち合い株以外」の自社株買いの枠も、確保すべきでした。でもこの配当は「魅力的」な水準です。
ただ最近は「利益率」が落ちていますから…業績動向を追わないと、上の株価を買えません。でも昨日の引け値では「7％の配当利回り」です。この水準は、正常な経済では「投資対象」になります。通常は7％程度のものなのです。
それを「馬鹿」だけが、あれこれ言って…株価が下がると「文句」を垂れます。僕らは…株価が下がったら…逆に「喜び」ましょう。
やはり「Jトラスト」（8508）も僅かですが「微益で利食い」が、効くのです。今、残っている株は400円割れの買値のものです。何れ…「クックパッド」（2193）も「3Dマトリックス」（7777）の博打株も、市場から選択されるのでしょう。勿論、「ジェイドG」（3558）も同じです。
基本は、株価が安くなったら、買えば…良いのです。倒産するまで買うなら、もし倒産せずに経営者が頑張るなら、必ず、「ブツブツ投資」は儲かります。
仮に…自分の「力量を超えた」…株価位置になったら、仕方がないから「休み」ましょう。そうして…チャンスを、また「覗えば」…良いのでしょう。「ノンビリやろう」の意味を、理解しましょう。
失敗をする人は、いつも…株価が安くなったら、その株を「買えない」人達です。でもこれが「普通の人」なのです。カタルは、株価の成り立ちの説明をしています。今回は「武器」を手に入れました。確かに…カタルにとって、数千万円のお金は、貧乏人には「貴重な原資」です。しかし、その代わり「強烈な武器」です。かなり…カタルは成長をしたのでしょう。少し…市況が良く成れば「データセクション」のような…株も、いくらでも…紹介できます。
あとは「諸刃の剣」である…「カタルレポート」を、読者がどう利用するか…、どうか…なのです。
識者は「エムスリー」を買って…儲けます。この株も、ずいぶん長い…推奨株になっています。でも「ベイカレント」（6532）のように、「どんな株」も、何れ…「割高」になって時間を待つことになります。「ジェイドG」は、かなりの時間を待ち続けています。
カタルは、この株の為に…「老人の貴重な時間」を無駄にしました。やはり…無理をせずに、昨年は、年初から…そのまま「冬眠」をすれば、良かったですね。熊のように…「越冬」すべきでした。一回の失敗が、ながく…尾を引いて、貴重な「時間」を失います。
1989年に上京を選択した…カタルは「大馬鹿」でした。
まるっきり「逆風の世界」です。35年も36年も無駄な時間でしたね。ようやく…「トヨタ」が「日立」（6501）に次いで「構造改革」です。だから…必ず、世界中の投資資金が「日本株」を買います。だから「野村證券」（8604）だけを買って、置けば…良いのでしょう。面白い報道が在ります。現役を容認するところと、否定する勢力が分かれます。
カタルは能力が劣る奥田さんは、日本的な時間ですから「嫌い」です。まぁ…この評価は難しいのです。でも…今日も昨日に続き500株だけですが、寄り値で「野村証券」の株を買いました。もう直ぐ…株価は騰がると思っています。その理由は目先の浮動株が消えるからです。
同じことですが「クックパッド」も、そうなのです。「3Dマトリックス」も、買う勢力が、若干ですが、弱いのでしょう。「ジェイドG」も同じです。
誰かが、「仕掛ける」か、どうか…。「データセクション」は「仕掛け人」が確り…しています。「エムスリー」（2413）も「タイミー」（215A）も「素質」はあるのですが…市場を「席捲する」程の支持はありません。まぁ「種族」が、違うのでしょう。
でも、この35年～36年の「時間経過」により「BASE」（4477）を仕掛ける「牧さん」のような人間も続々…増えてきます。
根底に流れている「政策の選択」が、正しい方向性を向いているからです。安倍元首相のお陰です。検察との戦いには敗れましたが…「東芝」も、散々…「ジャメ」ましたが、「市場論理」に沈みました。最後は「奉加帳」を回していました。
カタルは何故、ファンドの経営では、駄目なのか？ 分かりません。経営権に拘って「自滅する」ケースも多くあります。「ユニゾHD」などは、惨めな…結果でした。所詮「能力のない」奴が、一時的に…その地位についても続きません。
僕らは「筋の良い」経営者を応援します。そうすれば…必ず最後は「株主」に報いてくれる…はずです。5年や10年は、僅かな期間です。カタルなんか…ずっと、今の世界を「待ち続けて」いました。ようやく…本格的な「名目成長経済」になって来ました。
だから日本株の5万円は、「単なる通過点」で…何れ10万円に到達します。この理由はバブル期の高値38915円の3％成長です。自分で「複利計算」をすると…分かります。38915円は35年で109501円なのです。如何に…7％運用が凄い世界か、「理解」できるでしょう。僕らは賢い投資家を目指しましょう。また…明日。
今日も「1300円割れ」を、僅かに…買ったのですが、そろそろ…「陽の目」が観られると良いですね。太陽は「燦燦」（さんさん）と…輝くのです。
