アーカイブ:2025年6月26日

6/26

先ずは「誤解」を解かねばなりません。カタル自身は「市場原理主義者」です。この考え方は「市場は全てを知っている」と言う…「効率的市場仮説」に基づいています。カタルが受験をした…実際の証券アナリストの試験に出た問題です。

日本の試験は「言葉の意味」を知っているかどうか…と言うあまり意味がない事を基準にしています。教育制度の貧困です。「考える事」を学ばず、知識の言葉だけを「丸暗記」できるか、どうかで…「優劣」が決まります。数学も公式を用いた回答を求めます。でも…方法論などは…なんでも構いません。

世間では「実績」が求められます。机上論より「事実」です。


米国消費者信頼感指数(CCI)の推移

故にカタルは、パウエルFRB議長は「利上げ」が遅れた…自身の「トラウマ」に囚われているように思っています。今日は別の形で、こちらの報道を観ましょう。米国の消費者信頼感は6月に低下。消費者信頼感指数(CCI)は、現在のビジネスおよび労働市場の状況に関する消費者の評価を示します。

米国経済は、トランプが言うように…既に景気後退のような「様相」です。トランプ関税の「空白の期間」がある為でしょう。カタルは最近の…トランプ氏の「手腕」を評価しています。ただ…「軌道」に乗せるまでは、大変です。そうして…かなり時間が掛かります。今回のイラン問題に続き…「ウクライナ戦争」を、停戦に持ち込めるなら、たいしたものです。

「ナスダック指数」の 日足

経済面では、既に市場は、単に…金融緩和によって「上げ過ぎた」割高な米国株を、一度、トランプ関税の懸念で「調整」させて、単に…バブル状態の「ガス抜き」だった可能性が在ります。

「エヌビディア」(NVDA)の 日足

そう考えないと「エヌビディア」(NVDA)の新高値も「ナスダック指数」の高値奪回に向かう…「値動き」も正当化できません。先ずは…FRB議長のパウエルの「トラウマ」です。この米国の2年債の利回り推移を観ると…昨日述べた「NHK」も「日経新聞」の報道も、間違った視点で物事を伝えています。やはり「7月の利下げ」もあるかも…知れないのです。

米国の2年債の利回り推移

そのように考えた方が、全ての「市場の整合性」が、ピッタリ…と嵌まります。カタルはこの考え方に、傾いています。市場の「ガス抜き」は、既に終わったのでしょう。しかし…識者は、トランプ関税の影響は、ここから徐々に広がり、景気後退になるから「スタグフレーション」が、いよいよ…本格化すると言う…パウエルFRB議長の懸念を、共有するのでしょう。

しかし…それなら「エヌビディア」の新高値は、説明がつかないし…ナスダック指数も、ここまで戻るかどうか…疑わしいのです。「市場の整合性」の観点で、物事を考えると…冒頭の仮説を基にした…「投資行動」が求められます。

「不安の壁をよじ登る」相場の説明は、この後の「薔薇色展開」を言い当てているように思われます。よく覚えておきましょう。僕らの考え方は「間違ったシナリオ」に汚染されます。でも識者の見方を、通常の人は「もっともだ」と思うのです。

市場には様々な「シナリオ」が、事前に用意されており…自分がどれを選択しても自由です。誰も「未来図」は分かりません。だから…無理をしない投資である「力量」問題が、投資行動においては「最優先」になります。所詮、だれも未来は、分かりません。

さて…少し難しかったでしょうか? でも大切な事です。そうして日本人の馬鹿さ加減を示すのが此方の報道です。

「中国人らしい」ですね。やはり彼らは、人口が多い為に「色んな人」が居ます。それと同時に、日本人のガードの甘さが分かります。たぶん…米国発の発覚でしょう。日本の「公安」が摘発したのかどうか…。新聞には「日本経済新聞の独自調査」となっていますが…単に協力をしただけなのでしょう。このように「公」にすることで…相手の行動が制約されます。バンバン…厳しく、やるべきでしょう。

昨日は、知らなかったのですが…「3Dマトリックス」(7777)のチャート面ばかりを観て解説をしていましたが、また10億円の「無担保転換社債型新株予約権付社債」を発行したのです。昨日の原稿を書いているときは、知らなかったのです。

「3Dマトリックス」(7777)のチャート

でも…市場はそれを知っていて、「282円」をクリアして、「283円」を付けたのです。昨日の「不可解な値動き」に、少し「違和感」を抱きました。「あの時」と同じです。実はカタルは前にも「同様の感覚」を持って…建玉を外したのです。

この相場が始まる前の「直近の値動き」を観て、手持ち株を、かなり「利食い」したのです。そうしたら…この値動きでした。今回も似た感覚を抱きました。

10億円と言っても、全部で…高値なら、375万株、安値でも134円を下回らず、最大で…たった823万株です。だから、この出来高なら「あっという間」に、消化することも考えられます。「需給バランス」の読みになります。業績的には「回復する」筈ですから、強気の発想が「功を奏する」のでしょう。

「3Dマトリックス」(7777)の板状況

「名目経済」になった…のです。それでは強気の発想で、本日の安値の251円で2000株ずつ、合計4000株の買い指値を用いてみます。この仮説なら…大きく下がらずに、243円を割れず、株価は2週間程度で「反発する」可能性が在ります。皆さんは、慎重に283円を奪回してから、株を買っても良いし、此処で、少しだけ「打診買い」を入れて、「失敗したら」…「投げる覚悟」があるなら「面白い」のでしょう。どっちにても…目先は「捕まった」としても…1年以内に「復活する」と思います。

今日は「ジェイドG」(3558)を1410円から。少しずつ…買いました。1400円と1395円でも買っており…1390円は全部が買えたかどうか、分かりませんが、買い物を3つの口座で用いました。だから、たぶん…5000株以上の株を買っているのでしょう。まぁ今は「買い辛い」場面です。微益で売る人は、沢山います。

人間と言うのは一度、「下の株価」を見せられると、その「恐怖」が心に残ります。あの時に1000円を割れたのです。その水準から観るなら…既に4割以上の株価の回復です。しかし、昨年末にカタルは買った株価は1570円から1530円かな? 損をしない口座の買値を観たら…確か1555円でしたね。

たぶん…あの時は、その場面が「一番」安いと思って株を買ったのでしょう。だから初めての経験をしています。

マガシークの売上変化

でも会社の報道を観ると…明らかに業績は改善されているようです。流石…コンサルの出身の田中君です。このグラフには「マジック」が使われていますが、一般の投資家は気付きません。でもカタルは、直ぐに気付きました。

このグラフを観ると…「鋭角的な回復」を示しているように見えます。しかし前年比のグラフです。「総額表示」ではありません。2024年4月が一番のボトムで…半分程度まで、大きく落ち込んだのです。でも100%以上になっており、既に落ち込みから「回復途上」にありますが…やはり、株価は「正直」だったわけです。カタルは、そもそも…「リーボック」の参加の後の「安値」を下回るのは、「狂っている」と思いましたが、このグラフの落ち込みは、たぶん…「移転」に関する影響ではないかと思っています。これを株価は「勘違い」したのでしょう。

この「回復過程」を観れば、企業業績は「改善」に向かっていますから、やはり10%程度は「最低」でも維持でき…可能性としては15%ラインも、あり得るのでしょう。そうすると…PSRは2倍になります。売上げが、1700億円なら、株価は1倍で1479円、1900億円なら1654円、仮に利益率が15%ラインになるなら…1700億円で2959円、1900億円なら3308円の株価です。まぁ現状の株価は、この「限界下限」なのでしょう。だから社員に1188円で、株を割り当てたのでしょう。8名45000株です。これが、未来において、1万円なら「良いボーナス」になります。

まぁ「頑張って」欲しいものです。なかなか…良い投資は見つかりません。だから、この株は「逸材の部類」でしょう。何故なら、過去の成長実績が28.6%なのです。この評価ならPSRは、現状でも「3倍の評価」もあり得ます。「小型株」と言うのは面白いでしょう。大型株では、なかなか…この魅力は生まれません。

やはり「ソシオネクスト」(6526)は強いです。残念ながら、一度も…1820円の買い指値に、時価はならず…見逃しました。ゴメンね。読みが甘かったようです。今日は此方の報道が出ていました。この「チップレット」は、後工程の自働化に拘わり、日本の得意分野です。

今回のA君は、未来の1万円候補の株です。「レーザーテック」(6920)のような…「お化け」銘柄になるか、どうか分かりませんが、可能性はあります。別に上の株価を追わなくても構いません。名目経済なら…会員全員が、みなさん、200万円が、1億円のお金になります。これからも「沢山のヒット作」は、生まれます。このレポートに登場する銘柄は、それぞれ…カタルが「良い」と思った株です。

失敗できない「年金生活者」は、大型株を選択すれば良いし…「野村証券」(8604)だけで、充分でしょう。直ぐに2倍、3倍にはなりませんが…時間経過で、必ず、株価は上がって来ます。色んな選択肢があるのです。

「名村造船」(7014) の週足

「NTT」(9432)でも「住友化学」(4005)でも構わないでしょう。そう言えば…大昔に、紹介した「名村造船」(7014)は、既に株価は20倍以上になったのかな? GSか、どっかの証券会社が「防衛関連」銘柄でも…注目しているとか。カタル銘柄には、様々なヒットが生まれています。あとは、皆さんの「利用の仕方」の問題です。

今日は、買えないのですね。やはり…1400円割れの「大阪チタン」(5726)を期待するのは無理があるのかな? この株だって「防衛関連」と言えば、そう解釈できます。何しろ、ミサイルや戦闘機にも、チタンは使われます。潜水艦は、チタンの塊です。皆さんは、株価ばかりを見て判断をしますが、確りした基礎知識を養いましょう。

あとは自分が「無理をしない投資」をする…「力量」問題だけの話です。あのカタルが投げた973円で「ジェイドG」を買った…読者は、どうしたのでしょう。もう売ったかな? 何れ…1万円になるかもしれませんね。

日本のGDPデフレーターの推移

基本的に「相場環境」が「名目経済」なら、もう大丈夫です。GDPデフレーターの方向性が大切です。日本は111に乗った所。EUの120ライン、米国は125だから「進化」が加速するのです。昨日は「レアアース」の話題が出ていました。東大と共同でプロジェクトが進みますが…何故、商社が「名乗り」を挙げないのでしょう。1000億円単位の出資なら「時間軸」は一気に早まります。「お金は使ってなんぼ」なのです。何故、「内部留保」をするのでしょう。ジェンジャン「開発費」に、お金を使いましょう。

最後は「時間との戦い」なのです。また明日。

この報道は米国時間を、更に…早めます。そうして「GDPデフレーター」を、125~130へ向かわせる「アクセルの役目」を果たします。ニュースは、こうやって、理解をして…利用します。日経さん、NHKさん、あなた方の努力で、日本人が、更に「豊かな生活」を送れるようになるのです。是非、「積極的な視点」での…「報道」を期待します。

この「名村造船」(7014)は、先日の千葉2区の小林さんの活躍ですよ。だからGSが発表をしたのです。分かりますか? 



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2025年6月
« 5月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
株式投資関連の本