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異常に強かった米国ハイテク株への上昇は、ソフトバンクの「オプション戦略」から、「ロビンフッター」の関与と言う解説が的を得た仮説のようです。仮に、この説が正しいとすれば短期調整の可能性が高まり過剰な警戒感がなくなります。ただ乖離調整は、必要ですから…直ぐに株価が大きく戻ることはないと思っています。

福島銀行(8562)の日足推移

菅政権の誕生観測が強くなり…その言動が注目されています。「福島銀行」(8562)など…地銀株の再編が言われていますが、この路線はSBI証券の北尾氏が先行して進めています。そもそも地銀株の株価水準は財務内容と比較して…異常に安い株価水準です。

この感覚は、「自動車関連株」などもそうなのです。名村造船、中山製鋼などの鉄鋼株も同じです。要するに…人気圏外の株式は「異常な株価」に放置されています。わが国の株価水準は「論理的な価値」を逸脱した株価水準の銘柄が多く存在します。代表事例は邦銀株です。三菱UFJなんか…配当利回り水準なのです。

都市銀行は店舗の閉鎖、人員の削減が数年間に渡り進み…基礎的な経費である固定費がドンドン削減されます。特に、団塊の世代は退職し…更に「RPA(Robotic Process Automation)」が導入されており、業務の効率化が進んでいます。この利益率はドンドン上がるでしょう。そうして自社株買いを…やがて、するようになります。だから持っていれば安心の株です。

基本的に、指数銘柄を除き、日本株は安いのです。此処にバフェットは目を向けて「商社株」を買いました。その為一斉に…世界中のファンドは日本株研究を始めます。日本株はここ数年、ずっと外人投資家は、余りに遅い改革スピードに呆れて、株を売り続けています。

この金融緩和に…コロナ禍が起りました。

日本中に激震が走りました。ようやく高い内部留保が動き出します。日本人と言うのは、非常に横並び意識が強く…自分から先頭を切って動こうとはしません。しかし誰かがその不文律を破ると…一斉に動き出します。「烏合の衆」になるように、日本人は戦後の統治下で「ロボット教育」を受けています。

数学を考えると分かります。数学の答えの導き方は、様々ですが…教科書にある導き方しか…学校の先生は教えません。昔、カタルは別の方法で解を見つけたら、学校の先生はそのやり方を否定して教科書に載っている方法で、解を導け…と言われました。制服もそうです。みんなと同じ格好を強要されます。

たぶん戦時下だった米軍支配下の影響でしょう。彼らは日本人を操ろうと言う教育の道筋を付けたのでしょう。だから精神教育の「修身」かな? あのような科目が消えました。非常に優れた考え方だとカタルは思いますが…、何故か、「教育勅語」と共に消えました。

背景を説明すると、論点がズレてきます。話しを戻しましょう。

要するにPBRが1倍以下で、配当利回り採算が合う株がゴロゴロしています。実はバフェットが「バリュー株」を買うより、早く…その価値を見出し、相場になっている先例が在ります。このヒントだけで、その銘柄を思い浮かべることが出来る人は、カタル以上の相場観を有しているのでしょう。

市場を丹念に観察していると…動き出している銘柄が、分かります。その銘柄が何故、買われるか? 誰が、その銘柄をどんな目的で買っているか?その背景を探ると、一つの流れが見えてきます。この銘柄の動きも、バフェットが商社株を買った動きも、冒頭に紹介した福島銀行のストップ高を交えた相場の動きも、みんな同じ「潮流」の中にあるのです。

相場と言うのは「テーマ」があります。

例えば安倍政権下で「持続化給付金」のオンライン申請でゴタゴタが続き、メディアが大批判をしました。安倍さんの体調の悪化は、このコロナ禍での対応批判によるストレスで病状が悪化したのでしょう。全ての事象は「起承転結」なのです。

上がる株の理由が見えないと…相場など張れません。一つの社会現象が政策を求めるのです。コロナ禍のゴタゴタが在ったおかげで…日本のデジタル後進国の実態が、明らかになり…リモート、オンライン診療、オンライン学習と、一斉にメディアがワイワイガヤガヤ騒ぐから…仕方なく政治家(政策)は動きます。

実は、隠れた背景もあるのです。 此処が見えにくいでしょう。欧米のROE経営は効率を追求する仕組みです。しかし日経新聞を始め、日本社会はこれを否定しようと躍起でした。その為に安倍さんへの批判が、在ったと言っても過言ではありません。現状否定されるほど…村論理の官僚派閥にとって、辛いものはありません。

しかしコロナ騒動が起こります。

否応なく…パラダイムシフト(枠組みの転換)の進行が加速します。ここに企業が抱える463兆円もの内部留保があり、政策はDX投資に動きますから、一気に、この動きが加速します。だから「スカラ」(4845)を初めてとする株、「DXのT君」も、本日は買い気配でした。ユビキタスは直接ではないですが…間接的に影響を受けます。

また…方向性が変わりましたね。 株が買われる背景の説明をしていたらDXの話になりました。そんな訳で…日本株がドンドン上がる背景を説明しています。

地銀や商社などの割安株物色から、名目時代が加速しますから、ケネディクスの株価が本格的に上がるのでしょう。カタルは本日も1000株だけ買い増しを実施しています。

常に買い増しが名目時代の相場だと言い、200日線が上昇し、先駆するユビキタスの株を買い続けています。ここからですね。最もおいしいのは此処から相場の醍醐味が味わえるのです。

バリュー株に先駆して動いた蛇の目(6445)の日足

また方向性が変わりそうですから、地銀と商社の相場の前に先駆した株価のチャートを掲げて置きます。蛇の目(6445)です。この株は財務内容が良く…何故、此処まで売られるのか謎でした。そこに仕掛け筋が関与して、見事な相場に発展しました。このバックボーンと地銀株と商社株は同じ潮流にあります。要するに割安なのです。

この流れに新しい時代対応するDX投資と言う設備投資はこれから起こります。スカラはマイナンバーカードに対応したDX投資絡みの側面も持っています。色んな切り口があります。必ず4ケタを超えてきます。同じくDXのT君はセールスフォース絡みの面も持っています。

NY市場の顔として新規に指数銘柄に採用されたセールスフォースが何故、超大型株のエクソンを押しのけて…米国企業の顔になったか? この背景が皆さんに見えますか?

日本は、老人がしゃしゃり出て…「出る杭は打たれる」などと言い、挙句に「鉄は国家なり」と言う半世紀以上前の時代遅れな言葉を持ち出します。村論理は本当に厄介です。日経新聞が進化であるROE経営批判をするのですから、呆れます。スカラは利益率7.5%の部門である過当競争のSFA部門を売り、更なる効率化を目指しているのです。スカラが、何故、注目されるか分かりますか?

単にDX絡みだけで買われているのではないのです。 少し株価が下がるとワイワイガヤガヤ…自分が本当に株を買う意味を理解してないから、株価が少し下がると動揺をします。

でもカタルは金曜日の735円も買っています。たった1000株ですが…。本日の値動きでカタルの持ち株はマイナスの含み損失は消えて、プラス転換をしました。この意味はカタルの狙いが、正しい事を物語っています。会員には、その事をレポートで伝えました。

それでは…名目時代を先駆している「ユビキタス」(3858)の株を買ってみますか…。今、1005円に100株の売り物があるので…ここを500株買いに行きます。ハイ、1005円で500株お買い上げです。スカラの800円回復を祝し…記念に、ユビキタスの高値を買いました。

カタルは、いつも事前に相場を解説して、自ら率先垂範を実施しています。

あとは皆さんの判断ですね。本日のレポートは、少し話があっちこっちに飛んでいますが、皆さんは、ちゃんと理解できるでしょうか? 相場は大きく下がりません。基本の金余りは続いています。

通常、上昇期間が長くなると…ユビキタスは3月から6か月連続の陽線です。つまりそろそろ上昇角度が変わる段階になって来たのでしょう。

皆さんは1500円、2000円になってから馬鹿にならず…乗る人は、早めに、ある程度の持ち株を保持して置けばいいのでしょう。

そうすれば…3000円でも、株を買えます。ロコンドのように…本日は140円安か…じゃ…100株だけ買い増すか…。ハイ、3675円で100株だけ買ってみました。更に下がるようなら買い続けます。

でもたぶん…僕は、あの日、3330円前後で売ったのです。だから…それを買い戻せれば…最高です。つまりこういう事です。ユビキタスも下値の買いを持っていれば…仮に株価が3000円になっても、高値のユビキタスを相場観で買う事が出来るのです。だからカタルは400円台のユビキタスは現物に変えたのです。その下値の買いがあるから1000円台も平気で株を買えます。

名目時代が確立されているなら、どんな高値を買っても、また株は上がり続けます。要するに時代性を、しっかり見極めているかどうか…の問題です。それではまた明日。

またユビキタスは1000円ですね。それでは、ここでもう500株の買いを入れますか…。今週は、まだNY市場への警戒感もあり…慌てることはないでしょう。それでは…またね。



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