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相場は米中貿易摩擦懸念が後退し…米国の経済指標の好調さから株価は上昇しました。つまり相場の体温はゴルディロックス相場の延長と言う「逆イールド」現象を否定するものなのでしょう。これで今月のFOMCの利下げ確率は後退するのでしょう。つまり日本株の金融相場に対する風も弱まるのでしょう。やはりまだ早いのでしょうね。自分の相場観と実際の相場のすり合わせは苦労します。

ドイツは既にマイナス圏ですが…ブレグジットのイギリスと比較し、EUの落ち込みは小さいのです。ECBの姿勢も後退するのでしょう。ただカタルは当初から…仮に景気が後退しても、小さなもの…と判断しており、その可能性もあります。相場の読みはなかなか難しいですね。

ラッセル2000の推移

予てから疑問だったラッセル2000の相場低迷の理由らしきものが判明しました。此方の記事です。最近、米国株も流動性が消えており、株価が上下に激しく揺れています。このレポートの主張が正しい可能性が高いのでしょう。

S&P500の推移

基本的にアクティブ投信の運用は、パッシブ運用に及ばないと言うデータが数多く出ています。その為に指数対応の投信比率が髙過ぎる懸念や、一斉に動くAI投資の懸念も生まれています。このラッセル2000とS&P500等の動きは全く違う印象を持ちます。

時間闘争に持ち込んだ中国は、なかなか優れた戦略家の印象です。指導者の資質が素晴らしいなら、共産党のような社会が理想社会になります。監視されても多少の自由が束縛されても…未来に向かい邁進します。あっという間に、ファーウェイのような会社の出来上がりです。

世界のプラットホームを支配した米国と対等に戦えますからね。中国の固定資産投資から過剰債務問題が批判され続けていますが、今回の試練を乗り切れるかどうか…見物です。やはり基軸通貨問題は、ドルよりリブラのような仮想通貨への道を歩むのでしょう。その方が合理的です。キャッシュレスになるなら犯罪を追えます。監視カメラも同じです。

先日、千代化の期日が到来して312円の買いですが291円で投げました。でも逆日歩などが付いて、損は1000株で1万円未満でした。本日は、その291円で千代化を1000株買って、実質的に期日延長をした次第です。ハリケーン「ドリアン」の懸念からか…株価は弱含みです。

この所のカタル君、笑い話のような運のなさ、東邦チタンをやれば737MAX問題が起り討死に…Jトラストをやればホワイト国問題で挫折して、L君は資金繰り説の悪化など…、駄目押しで千代化はハリケーン「ドリアン」が襲い掛かる始末です。これが相場とは言え…なかなか難しいものです。未来の出来事は誰にも分かりません。まさに「踏んだり蹴ったり」とは…この事です。

相場が大きくなるためには、様々な条件がマッチしないと相場になりません。株価が10倍化したVテクのケースは、非常に稀な現象が続いたわけです。見えない受注が重なり、しかもM&Aまで飛び出し…更に全体相場も力強い上昇局面です。逆風下に仕掛ける相場と環境は、まるっきり違います。

内部留保と固定資産投資の推移

昨日見て頂いたように…我が国の企業は、空洞化現象の進展でこの30年程、国内投資をほとんどしていません。昔は地方自治体が工場団地を造成して企業誘致に熱心でした。でも今はそんな動きもありません。でも世界の都市の地価動向をみると分かりますが、大企業の誘致に成功すると地価が大きく上昇します。

ランキング上位をみるとグーグルを誘致したシアトルやアリババの本社がある杭州市などの地価の上昇が続きます。だから日本の渋谷は、やはり別格の上昇を続けるのでしょう。

東急不動産(3289)の週足推移

東急はいち早く…今回の落ち込みから積極姿勢で開発を進めています。株価を観ると先行投資負担からか?…弱含んで見えますが、カタルには有望な投資先に見えます。今度、買ってみようと思っています。

このアイディアの元のレポートは此方です。こういうレポートを読み、自分の既存の知識と融合させて、銘柄のアイディアを出して行きます。先ずは観察するために打診買いをするわけです。

カタルは、今の「一買い、二ヤリ」の目先相場ばかりを繰り返す若者の投資のやり方は…どうかと思います。どんなに優秀でも、所詮は数十億円止まりの資産形成しか出来ないでしょう。それで良いと言えば、それまでですが…。やはり相場のロマンは、時代を先取りしてバフェットのような兆円単位の本物投資が理想だと思っています。

目先など…どうでも良い。それは相場全体の体温が髙ければ、上手に鞘を抜ける奴も居るでしょうが…そんなもので大きなお金を残せないでしょう。あれほど優秀だった小手川君は、たぶん…壁に直面して不動産投資に舵を切ったように…相場では鞘取りの限界が生まれます。やはり景気循環とか…、基礎を学んでほしいと願っています。

必ずしも、自分が考える理想的な政策が実行される訳ではありませんが、理想社会の演出に一役買っているとすれば…「心の張り」が違います。まぁ、生き方の問題です。お金に色はありませんが…「レイ・ドノヴァン・ザ・フィクサー」の生き方は、ヤクザ稼業にもカラーがあり…カタルは好きです。きっと彼の行動に魅せられ、ドラマを観ているのでしょう。今度、最初のシリーズから観直してみようと思っています。

何が幸いするか…世の中は分からないものです。神主さんに梨のお礼を言って、彼が買った記念に買ったL君は、あの日の高値778円を抜いて来ました。昨日は700円を割れ、買うチャンスがあったし…これで株価が大きく上がれば、梨のお礼として目先も合格点です。でもカタルはそんな気持ちではなく、長い付き合いになると思っています。たぶん5年程度、経過すれば…真価を発揮できると思っているのです。

別に「一買い二ヤリ」をやっている訳ではありません。本物の投資家をめざし毎日、試行錯誤している訳です。その赤裸々の模様を語っているので、毎日小説を読むような気持ちで長く読んで頂ければ…自然に株の知識が身に付くように構成しているつもりです。

でも所詮、3流域の人間だから、結果を求められても駄目です。株式投資は難しく、最後は力量問題なのです。ブツブツ投資を敢行できるなら、必ず、儲かる理屈ですが、自分の力量を把握できる奴は居ません。ましてや、自分の欲望を抑えられる精神力が大切なのです。

だからカタルも間違いだらけです。最後は自分の身は、自分で守るしかないのです。カタルは真剣に取り組んでいますが、どう利用するかは…自己責任です。言い逃れをするつもりはありませんが、カタルはいつも公明正大、評論家のような後講釈はせずに、先行きを予言して、その通りに行動しています。

この下げの局面で日経は弱気ばかりを掲載していましたが、結果はどうでしょう。人間は考える動物ですから、まともな指導者なら株価は永遠に上がり続けるはずです。NY株式市場も、上海総合株価市場も同じです。今の所は中国の習近平より、やはりトランプの法螺吹きに分があります。果たしてどんな展開になるか…それでは、また明日。



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