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昨年の相場はここから10月初めに向け株価は大きく上がり、連騰を交えて新高値を付けましたが、2段下げを演じ、特にクリスマスにかけての下落相場はきつかったですね。まるで暴落していくイメージで…年末年始のアノマリーに賭け、東邦チタンに賭けたけれど…あえなく討死をしました。

日経平均株価の推移

通常3月の安値は割れない筈なのに…「逆金融相場」の末期と言うのは恐いものです。昨年は基本的に2018年初めに天井を打ち、年4回の利上げを実施しましたが、行き過ぎだったようです。株は利上げに耐えられませんでした。

NYダウ平均株価の推移

ただ早急にFRBは態度を変え、予防的とはいえ…0.25%の利下げを実施したので、米国株は7月に新高値を付けました。政策は大切です。

しかし日本株は消費税の引き上げを控え…高値を更新できずに200日線の攻防で終始しています。 一方、米国株は200日線を支えに…未だに上方乖離の状態なのです。でも日本株は一貫して200日線を下回っています。この違いは名目経済が確立されている国と、実質重視の経済の国の違いです。日本人の心は、いつも保守的な姿勢に終始して…「転ばぬ先の杖」を演じます。

このマインドの違いは大きいのです。自然に成長力の差(一人あたりのGDPの格差)がつきます。積極的に行動する社会を作るか…それとも、ありもしない恐怖に怯えて生きるか。

カタルは「メディア悪玉論」を主張しています。社会もそうです。日産自動車のゴーンはお金に汚かったかもしれませんが、立派な足跡を残しました。何故、村論理で足を引っ張るのでしょう。カタルには不思議です。ホリエモンの時もそう感じました。バブル期のリクルートの時も疑問でした。IPOの株価の未来は分かりません。必ず、儲かるとは限らないのです。それを賄賂の認定です。

まぁ、この話はいつものパターンなので、この辺にして…本日の相場は久しぶりの「リスクオン」の相場です。少しずつ警戒感は和らぐのでしょう。

基本的に2万円前半は、様々な理由で叩けないと言う事が判明しました。8月14日のラナ・フォル―ハーの『データが示す「恐怖の夏」』と言うレポートが認識され、先物からのヘッジ売りが嵩みましたが…下値を誰かが現物で買い続けた為に、裁定の売り残が積み上がっています。 2兆円の近くまで積み上げても株価を崩せないから、やはり一旦、株価は上昇するのが自然です。この先物の「売り行為」が演出なのかどうか…。

昔の話ですが、バブル期に実際の相場は1987年に天井を形成していたのでしょうが…1989年末まで先物を中心にして、日経平均株価を大きく持ち上げて…叩いた事例がありました。今の相場は、あの時の真逆のように考えるのは…カタルの希望的な観察なのかどうか。

少子高齢化、財政赤字の削減など、様々な事を考えるとインフレが一番正しい道です。その為に適度な物価上昇を継続させ…穏やかに日本経済を改善させていくのが、理想的な運営でしょう。スマートコミュニティーの受け入れです。

日経新聞に載っているアシストスーツの記事の「UPR」(7065)は基本的にリース業なので、あまり大きな評価は出来ませんが、パナソニックやサイバーダインなどの活躍時期が近付いているのでしょう。このような前向きな取り組みが効率化に繋がります。労働生産性を高める為に設備投資は落とせません。

幸い、日本人の保守的な内向き志向の為に、膨大な内部留保が積み上がり、日本はスマートコミュニティーに向かい、壮大な相場に走り出す分岐点に見えるのです。

内部留保と固定資産動向の推移

カタルは空洞化で止まっていた投資活動が、日本に甦ると思っています。此方の資料は昨年のものですが…内部留保と有形固定資産投資の状況が対比させてあるので、良いグラフですから紹介しておきます。

カタルがこのデータを採り上げる理由は、空洞化の影響で国内の投資が止まった状況を示しています。逆に企業はドンドン内部留保を積み上げ、もう時代がその行動を咎めているのです。ソニーがオリンパス株を売却したのは、その事を示します。本日だって日経新聞の一面に、持ち合い株の報道がありました。

効率的な社会とは…要らない資金を積み上げることではありません。だからM&Aが多発して良い筈です。後ろ向きの経営者を変え、前向きな戦略に変えるのです。だから社会に希望が必要で…寛容な社会形成が求められます。

リクナビのような先進的な事例を叩くのではなく…何が問題か? 考えさせる報道が必要です。遺伝子データの活用でも「個人情報保護法」は邪魔な存在になります。改正が必要なのでしょう。

今日の金融株は高いですね。金利が下がり…鞘を稼げない? 理屈は正しいけれど…間違った解釈です。いくらでも低金利を利用して、鞘を抜けるのです。要するにリスクを取り行動をする人が、恩恵を受けられる社会構成が必要なのです。だからJトラストは注目されます。

もういい加減に…後ろ向きの報道はウンザリです。物理的に使えない金額まで、お金を積み上げて、なんになるのですか? 日経新聞の報道姿勢は間違っています。463兆円ですよ。馬鹿ですよ。

ここではソニーの行動が光ります。早く…気付いたものの勝ちでしょう。カタルは先に馬鹿になった奴が、勝利を収める本格的な名目時代がやって来ると思っています。

果たして…この観測が時間的に正しいかどうか。三菱UFJの500円は、二度とお目に掛かれない株価になるでしょう。カタルを担保でTOBを掛けたいものです。

神主さんが…梨を送って来てくれたので、お礼に電話をしたら、何かいいのはないの?…と聞くので、リスクを覚悟で、時間もかかると思うけれど、L君を掲げました。そうしたら、彼は買うつもりらしく、銘柄名をもう一度、聞いてきたので、仕方なく、カタルも昨日は余分に1000株だけ記念に彼に付き合いました。そうしたら株価は下げましたね。

カタルの思い過ごしかどうか…分かりませんが、やはり、いよいよ始まるかもしれません。まぁ、高値を抜けてからで…充分でしょうが、果たして本当にカタルの幻想が、実現相場になるかどうか。

時間的にみて、まだ早いような気もしています。この年末年始でも早いかも知れないと考えているのに…来年のオリンピックの終了後なら、怖くないのですが…このタイムラグは永遠の課題なのでしょうか? なかなか、この時間感覚の壁は越えられません。

上がる銘柄は事前に分かるのに…何故、タイミングが、なかなか合わないのか? もう少し、お金にユトリがないと駄目ですね。でもカタルにお金を持たせても、我慢しきれずに、いつも先走ります。この辺りのタメを作る「我慢の心」が育てば良いのですが…なかなか自分自身の精神をコントロールするのも難しい。

先日も感じていますが…やはり個人投資家嗜好の銘柄も、下値を叩いたように感じています。底値の確認が出来たなら、一度は、リバウンドをします。どの株も…。その中で続伸する銘柄を探さねばなりません。

相場の季節感は冬から春なのでしょう。現実社会は秋から冬ですが…株式相場は冬から春に向かいます。ただ現状はSQに向けたポジション調整の可能性もあり…無理をしないことが肝要なのでしょう。

いつも言う事ですが、まだまだ難しい相場の局面です。その内、馬鹿でも儲かる相場になりますから、のんびりやりましょう。



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