1/5

日米ともに…新春から「疑心暗鬼」の「不安心理」の展開が続いています。基本的にこの値動きは実質成長時代を、彷彿させる値動きです。ただ一人、「三菱UFJ」(8306)などが「気」を吐いていました。

バブル崩壊当時の日経平均株価の月足推移

昨日の相場を観て、思い出したのが1990年の幕開けです。当時、カタルは歩合外務員生活1か月でした。希望に燃えて上京して「これから頑張るぞ!」…と人生の岐路に立っていました。「石の上にも3年」と言う諺がありますが…あれから34回目の正月です。まだ一度も、あの高値38915円を抜いていないのです。データを調べようとしましたが…簡単に見つからず、時間が掛かる為に日足を諦めて…当時の月足チャートを掲載しておきます。

カタルは思うのです。人間は「希望を胸に」…明日に向かって、生きる動物の筈です。だから人類は進化し続けているのです。未来に希望がなくては生きる術がありません。その希望が何故、生まれるのでしょう? 

数々のアメリカンドリームです。誰もが認めるイーロン・マスクはその代表格の一人です。既に、20兆円以上も飛ばしたとか…。桁が違います。1989年末に外務員になった年にイーロン・マスクの両親は、母方の故郷のカナダに南アフリカからカナダに移住します。ウィキペディアには、こう書かれています。

米国の「やる気さえあれば何でもできる」という精神と、最新のテクノロジーへの憧れから米国への移住を試みるが、資金が無くそう簡単には無かった…と綴られています。

この気持ちはカタルも同じです。「希望」を胸に抱いて果敢に挑戦をする人生をカタルも1989年の夏に、父が死んで…上京を決意しました。でもまさか…日本の政策指導部がこれほどの馬鹿だとは…当時は思ってもいません。

1995年の阪神大震災、2011年東北大震災のような天変地異はなかなか経験できるものではありません。株屋にとって激動の時間軸でした。その中でカタルは近年の10年以上は証券マンを卒業していますが、レポート屋稼業として…5年ほど経過するのかな?

やはり安倍首相には「感謝」しか…言葉がありません。彼の存在が僕ら…「未来を歩む種族」の希望でした。世間の評価は、「森・加計問題」などで悪いものでしょうが、きっと、未来の人々は、違う評価を下すでしょう。カタルはこの変化でも「鈍い動き」だと思っています。もっと…劇的な変化にすべきだと思っています。でも日本人ですから、この成田闘争の時間軸なのでしょう。それでも…これだけの批判を受けます。本当に、確り…勉強したことが在るのでしょうか?

カタルは1997年から1998年に「失意の時間」を過ごしています。株屋としての活動を止めて、国会図書館に通ったのです。毎日、毎日…そうして過去の新聞を読み漁りました。騰落レシオのデータを取る為に金融新聞を読み、ノートに写してグラフ用紙にデータを手作業で書いたりしたのです。マイクロソフトのお陰で…ネットの存在を知ったのです。その頃から…IRNETは始まります。もうかれこれ…20年以上が経過するのでしょう。このレポートは「失意のレポート」ですね。不満、憤り…やるせなさを綴ったレポートです。

でもようやく…世間は動き出しました。1997年…あの時に行動すべきだったのでしょう。この日経平均株価の月足を観れば、その事が分かります。日本人が、「決意をもって」行動すれば良いものを…「ノーパンしゃぶしゃぶ」に溺れた大蔵省の官僚たちは狡い奴らです。今回の「東芝」(6502)も同じ土壌です。

自分達が真剣に生きてないから…「歴史の教訓」が活きないのです。メディアと結託して汚い奴らです。日本国民は「画一化教育」を受けて…従順になるように、小さいころから教育をされています。カタルは自分自身で「33年間の悲哀」を、歩合生活を通じて味わっているから、何故かな?…と、こんな馬鹿でも、疑問に思って調べるのです。約2年間も国会図書館に通ったのです。あの電車に乗って通った…「挫折感溢れる時間」を思うと…今でも涙が出てきます。

真剣に生きてないから、「悔しさ」が分からないのです。

BASE(4477)の日足推移

「BASE」の株価を観てください。この社長の鶴岡君は1989年12月28日に生まれたそうです。カタルが「希望に燃えて」上京した年、イーロン・マスクの御家族が南アフリカからカナダに「移住した年」です。希望溢れる株価評価でした。

そうして今は、ちょっとした…「逆風」でしょう。でも株価を観るとスタート地点に「逆戻り」です。面白い巡り合わせです。カタルは、昨日は少し利食いから入りました。233円で買った3000株を240円で売りました。そうして…241円でも246円でも少しずつ利食いを先行させました。何しろ…アップルの株価が下げ止まりません。テスラなんか…どうでも良いのですが…でも昨日の株価水準ではようやく…PERは39倍台でしたね。

やはり株価はオーソドックスな指標であるPERと言う、投下資本を「何年で回収できるか?」 100%の株主還元を実施するなら…投下した資本を、何年で回収できるか? この価値は絶対でしょう。更に配当利回りです。そうしてPBRと言う解散価値です。会社を解体したら…その会社が持っている資産を売却して、資金回収できる目安がPBR1倍です。つまりPBR1倍以下の企業は、基本的に会社の持っている財産を売却すれば…資金が回収できます。

三菱UFJは、その一株純資産は1369円です。

ハッキリ言って…1200円で買収して解散すれば良いのです。純資産以下の会社の上場企業の社長は、自分の会社の株価が一株あたりの純資産価値を下回ったら…既に「首」です。恥ずかしく…ないのでしょうか? 内部留保をする前に…自社株買いをして、株価を正当な評価に戻す「責務」があるのが、社長の役目でしょう。

ところが…我が国の株価水準は、この論理的な株価を下回っても…村社会を強要しています。狂った倫理観です。東京地検も最高裁の判事も…非常に優秀な人ですから、カタルに、この株価の矛盾を、説明してください。

失われた時代を…33年以上も経過させ、国民から希望を奪って…何が、法律だ…規制だ…なのでしょう。狂った種族です。

でも小池東京都知事は、ナカナカです。都の財政はコロナで劣化していますが…国に先駆けて「少子化対策」で、一人あたり5000円だそうです。直接、個人支援に乗り出すのが正しいやり方かどうか…。「意見が割れますが」方針は正しいのでしょう。80歳以上の年老いた老人に社会医療費を回すより…未来のある子供たちに資金を使うべきでしょう。

人類は…危険を承知で…リスクを取って「果敢に」未来に挑むべきでしょう。

エーザイ(4523)の日足推移

そんな訳で、なかなか「底入れ感」が出ない「エーザイ」(4523)ですが…本来なら8000円で500株の追加購入をするところですが…怖くてカタルも株を買えません。面白い心理でしょう。9600円台は買えたのです。そうして…年末の節税対策で9000円に買値を下げて、更に8500円で500株を買ったのに…、8000円では恐くて…株を買えません。でも100株だけ「買い指値」を入れておきます。入るかどうか…。多分、買えると考えています。今の板状況は此方です。

エーザイ(4523)の板状況

基本的に、カタルはお祖母ちゃんと同居して…「痴呆症を観る機会」を得ました。そうして…老人ホームの一時金を出すために「Jトラスト」(8508)で無謀な戦いを挑みましたが見事に敗退しました。でも本日は…490円で先日買えなかった分、2000株の買い指値を入れてあります。そうして三菱UFJを売って、その資金を作りましたね。人生は…こんなものでしょう。そうしてこのエーザイが、またまた失敗をして5000円台に里帰りしたら…これも、また笑える材料になります。人生は「楽しいもの」です。

失敗も成功も…それぞれにドラマがあり、株式投資を楽しみましょう。

儲けだけを考える方は簡単ですよ。「日本製鉄」(5401)を主軸にしてブツブツ投資をして…何回も、このような小さな値動きを利用して「鞘抜き」をして、日本製鉄の株価が1万円に目指すまで…取引を継続すれば良いのです。でも配当利回り水準が、何れ落ちます。そうなったら「別の対策」をまた探しましょう。

ナ・デックス(7435)の四季報

日本製鉄なんか…大きすぎて面白くないと言う人は「ナ・デックス」(7435)でも同じことです。遥かに激しい株価変動を示す株です。簡単ですよ。4ケタ乗せは…たぶんカタル単独でも可能でしょう。こんなオモチャを演出するのは簡単です。でもカタルは皆様にも良識を期待します。

だから、わざわざ…真実を告げたのです。良いですか…一日の出来高の10%程度が限度です。こんなオモチャは、どうにでも…なるのです。カタルが、何かの都合で「成り行き」で株を売れば…あっという間に…ストップ安は無理かな? まぁ、似たものです。でも昨日は株価が下がって来たので、865円で500株だけですが…株を買っています。下がればまた株を買います。

世の中には、様々な選択肢があり…自分が「己の力量の範囲」で選択すれば良いのです。昨日は200株を買った「大阪チタン」(5726)は、本日は辛うじて高いようです。良いですか…画一化教育と違い…株の世界に正解はありません。株で損をする人は、正解があると思っている人です。

株価が上昇を続ける相場でも…株で損をする人がいます。

株を買って…もです。それ程、株価を上手に買うのは難しいのです。神様だけです。だから株価が、どちらに転んでも…良いような対策がブツブツ投資です。BASEは既に2年以上も株価が下げ続けています。2020年10月8日に3448円を実際に付けたのです。当時のカタルは、このBASEを「バカ株」として、批判をしていました。でも昨年500円を割れる株価から…買い方に参戦しています。そこから更に半値には驚いていますが、これも市場価格です。己の「馬鹿さ加減」を嘆き、貴重な教訓としてまた活かせば良いと思っています。失敗は誰にでもあります。

人生はだから、楽しい…と割り切って、今年もパッパラパーと行動しようと思っています。こんな馬鹿垂れ…カタルですが、本年も宜しくお願い申し上げます。

何も、今年は捨てたものではありません。希望を胸に行動した人間が笑える年になるのでしょう。カタルはそう考えて…本年も楽しく株式投資をします。また明日…と綴る所ですが、明日はカタルの個人的な都合で、原稿をいつもの時間にアップできません。

休む可能性もあります。長引けば…3日程度お休みを頂くかもしれません。基本的に明日にならないと分からないのです。出来るだけ…更新するようにします。可能性が高いのは、午後3時近くでしょう。この時間で駄目なら、お休みでしょう。ご了承ください。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2020.12.09

    12/9
  2. 2015.11.25

    11/25
  3. 2020.05.27

    5/27
  4. 2018.06.15

    6/15
  5. 2022.01.13

    1/13
  6. 2016.01.06

    1/6
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本