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かたる:しかし今週に入ってからの下げは強烈ですね。なんで、こんな事になったのか…サッパリポンです。まぁ、目先株をやっている為に、そう思うのでしょう。年初の予想では、参議院選前が日本株の高値になるか?…と思っても居たのです。それがこの有様です。イギリスがEUから離脱をすると、日本経済は、そんなに困るのでしょうか? カタルには全く理解できません。本家のFT100は6300~5900なのです。最大で9.3%ほどの下落です。何故、影響の少ない日本株が、こんなに下がるのでしょう。不思議です。日本以上に関連性があるNY市場の相場は、横這いのままなのです。全く連動していません。

株式市場は、このように謎に満ちています。日本人の画一化教育に付け込んだメディアの宣伝と、CTAなどの専門業者が仕掛けた戦略に…見事に嵌っています。だいたい機関投資の運用担当者が、株を全く知らないのですね。素人集団なのです。ITバブル以降、新世代が市場に参加し、目先取引が主流になりHFT(高頻度、高速取引)が、近年、盛んになっています。カタルには、プログラミングの知識がありませんが、ある条件に合うと自動的に売買を実行する取引が横行し、小型株が乱舞しているように思います。この筋は、株の中身は、どうでも良いのですね。値動きだけで…株の売り買いをする連中です。この為に上がれば買うし、下がれば売る、成り行き任せの売買が増えているように思います。

最近、カタルも目先取引をやり始めたので…この動きが良く分かるようになってきました。内容のない株が「値動き」だけを頼りに上がるのです。そんな株ばかりが目立ちます。まぁ、大型株は流石に、そんな短期筋の玉に左右されないのですが…。それでも、多少は影響を受けます。カタルが本筋で目指すのは…「エムスリー」のような事例ですね。ただこの手の株が良いのは分かるのですが…、なかなか好みに合う値動きにならないのですね。

エムスリーの週足推移

エムスリーの週足推移

カタルがレポートで取り上げたのは2012年8月ですが、現役時代にも、良いんじゃないか…と注目したことがあります。でも時間がかかり過ぎるのですね。よってカタル好みの値動きではありません。なかなか人気が爆発する事はありませんからね。でも株式投資と言う本来の姿は、このような銘柄をお客様に薦め、現物沈潜する事が、未来の手数料に繋がります。お客様にも、証券会社にも良い訳です。カタルは先日、話題に載せたピジョンなんかも…株価位置が低い時に…何度か話題にしています。同じ系統の銘柄です。

またパソコンが固まりました。困った問題です。この為に本日も…またアップが遅れそうです。まぁ、6年も経っているので、たぶん寿命なのでしょう。カタルには知識がなく、プログラムの欠陥をどうやって…修正するのか。分かりませんからね。Windows10への強制加入が元になっていると思われますが…。まぁ、良いか。この所、追証騒ぎに押され元気がありません。でも人生に、こんなビックな喜びに当たるとは…最近、良い事があり、にやけています。

日経平均株価の日足

日経平均株価の日足

まぁ、こんな話はどうでも良い話。昨日の日経株価予想の話ですが、昨日、Bの地点を下回りましたね。もし長引くと…週足の三角保ち合いの形が崩れる可能性があり、アベノミクス失敗説が急浮上します。今度は水準を引き下げられ14000円の攻防もあり得ることになります。しかし…たぶんカタルは昨日か…、来週、もう一度大きな下げがあれば…それで終わりだと思っています。その後…戻り、秋から年末にかけ…新しい相場である新時代を先取動きになるんじゃないか…と思っています。ようやく…次のステップを歩むのです。

昨日の日経夕刊を読みましたか? 日銀ウォッチ「三菱は何故怒るのか?」と言う記事です。やはり黒田さんは、上手く市場と対話が出来ていませんね。カタルの説のほうが正しかったように思います。QE2の時に付利金利の撤廃の方向性を出すべきだったのです。今回のマイナス金利への飛躍は、劇薬でした。でも、ある意味で重い腰を上げさせるためには…このマイナス金利適用は良い刺激になります。事実、三菱は本来の動きをすべきなのです。自分達が、まともな動きをしないのに…日銀だけを責めることはできません。マイナス金利まで…踏み込む必要に迫られた日銀は、「お前らの村論理だ」と言う事になります。当座預金210兆円は大きいのですね。眠っているのですよ。民間論理ではありません。

多くのアナリストなどの識者は、マイナス金利の為に、銀行の収益が減り、銀行株にはマイナスと言う論理ですが…カタルは違います。まぁ、考え方の時間軸の違いでしょう。カタルはこう考えます。ようやく銀行は、資金を動かさざる得ないのです。護送船団方式の「甘えの構造」から、自ら、自立する行動を促したのですね。だから0.1%の付利に甘えるのでではなく…自分達の足で、稼ぐ時代になった。…と、早く認識して行動したものが業界のリーダーに成ります。だから三菱UFJの今後が、注目されます。外債投資でもリートでも良いのですね。

昨日、WBSでラブホテルのビジネスホテル化への融資問題にスポットが当たっていました。民間銀行はラブホテルなどに融資しないが、政府系金融機関なら融資が実行されるそうです。菅官房長官の通達が効いています。兎に角、今までは、金融庁が厳格すぎて…すっかり民間銀行は駄目になったのです。既に金融庁は方針転換しましたが…今度は融資に対しノルマを掛けるべきなのです。預貸率規制を発動すればいいのです。地方銀行などは50%程度の所もあるのです。せめて80%程度まで引き上げるべきですね。路線価に対し、融資目的を問わずに…融資を実行して、土地本位制を復活させればいいのです。

必ず、三菱UFJは、収益が伸びます。名目の世界のベトナムなど…いくらでも貸し出して収益を上げることが出来ます。三菱はUFJを吸収したので中国の支店も多い筈です。0.1%に甘えるなら、7%~10%の世界に向けて、利益を稼げばいいですね。このようなグローバル展開が加速すると…円高要因も消えて行きます。だから日本株が10万円に向けスタートするのです。まぁ、大きな企業の場合、体制転換に時間がかかります。2年や3年ほど、末端が活動するまで必要になります。

カタルのレポートの狙いは、自立できる投資家層の育成です。その為に、時代背景を述べています。確りした論理があると、ケネディクスに行きつくのですね。スマートコミュニティーの世界へ行くためには…どうしても、前向きな行動が必要になるのです。デフレの後ろ向き社会との決別ですね。でも揺り戻しもあります。ユニクロが良い事例です。早すぎましたね。その為に、現在は揺り戻しにあっています。経営も早すぎても駄目だし、遅すぎても駄目なのです。やはり時代の流れをピッタリ捉えたタイミングの戦略が必要です。

相場と同じですね。ケネディクスは、早すぎたのです。やはり3年程度は調整波動が続きますね。だって10倍になった訳で…直ぐに次のステップを歩め!と言う方が、無理なのでしょう。「コンセッション」は宝の山なのです。いよいよ始まります。安倍政権の財政出動の目玉はIoTを活用した生産革命、ドイツのインダストリー4.0です。次の相場の焦点は、此処になるかもしれません。その関連銘柄は…既に、決まっています。久しぶりの登場かも知れません。それでは…また明日。本日もアップが遅れゴメンね。早くこの貧乏から脱出できないかな?トホホ…。



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