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余りに多くの「流れ」が見えすぎて…その「選択」に迷います。

日本独自の株価波動として、実質経済から名目経済に移行する種族がいます。前から述べている「銀行・証券・不動産」と言う三点セットの「資産投資」の流れです。この流れは日本独自の流れです。他国は基本的に日本のような馬鹿政策を実施していません。「35年間の悲哀」を味わったのは、銀行と証券、そうして不動産業です。

都会はそうではありませんが…地方の不動産は壊滅的な状況でした。不動産ではなく「負」動産なのです。土地を買ったら負けるのです。「逆資産効果」なのです。

カタルの義理の母は老人ホームに居ますが、昔、住んでいた借地を安く買ったのです。時価2千万ほどの土地を1千万で買いました。借地権があったためです。しかし今では買い手はなく最初は100万円で…と言う話ですが…それを断り、売りに出していたら…2年間待って、先日500万円で買うと言う話が来ました。坪単価が10万円です。長岡駅から歩いて10分程度かな? 昔は坪単価50万を超えていました。まぁ、カタルはそれを売って、「野村証券」でも買った方が良いと思いましたが、かみさんのものです。彼女は「売らない」と言いましたから…その500万円の話は消えました。

基本的に「失われた時代」と言うのは、このような資産効果を無視した時代です。たぶん…今でも地方の不動産投資なら、10%程度は、収益が期待できると思います。

都会は「金利分」を払えれば…それで「良し」です。どんな古いマンションでも…東京は価格が入ります。先日、息子がマンションを買うと言い、古い…中古のものを買いました。築20年とか言ったかな? それでも…6000万円だそうです。呆れる価格です。地方の物件も上がって来ました。

この資産効果…、逆資産効果…の意味を、政策当局は理解しないとなりません。米国は少しスピード違反です。たった1日で40兆円の「富の創造」は、明らかにスピード違反でしょう。このスピードを無視した株価の上昇を続けたのが1989年のバブルです。

配当利回りも…PERも…PBRも…全て、異常な数値でした。あれから35年間の悲哀の為に、今では配当利回りが、此処まで、株が上がったと言われても…4%台のものが見られます。銀行預金は1%にも満たないのです。もう馬鹿な教育をしているから、個人の現預金がなかなか…株式市場に動きません。少し…考えれば、誰も分かる話です。

このような理屈を述べても…多くの人は、実際に株価が上がらない…と誰も、株を買いません。カタルは「ジェイドG」(3558)の論理価格を弾き…株価は3000円を目指すと述べていますが、誰も信じてないようです。

「BASE」(4477)の時も、安値から買い続けています。しかし誰も…下値を一緒に買いません。丁寧に、その論理を説明しているつもりです。「野村証券株が上がる」と述べて…これ一本を買うだけでも…良いと述べていても、誰も信じていませんでした。逆に500円を割れると「どうしたの?」…と聞かれる始末です。喜んで…買えばいいのに、下値になると誰も株を買わなくなります。もう完全に狂った感覚です。

もっと自分で勉強をしましょう。金融教育は大切です。「金利の概念」を、もっと…しっかり持つべきです。しかし…上場企業の社長でも、無駄な「内部留保」を抱え…無借金経営と自慢する馬鹿が大勢います。本当に大学を卒業したのでしょうか? 

「金利裁定」の話をしています。

「野村証券」(8604)の信用取引は、たぶん…今でもその金利は0.5%程度でしょう。つまり…野村証券でお金を借りて、野村証券の株を買うと…2%程度は抜けるのでしょう。1億円で200万円です。5億円を借金して買うなら1000万円の鞘抜きが出来るのです。株価なんか…上がらなくても別に構いません。

ただ野村株を信用で買っておくだけで、その「利ザヤ」が抜けます。カタルは昔から同じことを述べていますが、皆さんには「豚に真珠」、「馬の耳に念仏」なのでしょう。

昨年は一貫して苦労をしています。ここ3年間「お船」でヤラレ…「Jトラスト」(8508)でヤラレ…昨年は「ジェイドG」で…やられてはいませんが、苦労をしました。なかなか「市場要因」が改善しない為です。

それは…そうです。今でも東京地検は、安倍さんが亡くなると…政治資金問題を出します。昔からあった話でしょうが、何故か…彼の政権の時に持ち出していません。「死者に鞭を打って」…。「政策活動費」程度の未記載に留めるのが、人間でしょう。それを「裏金」認定です。これが「村社会」です。

海外投資家の日本株売買の累積状況

しかしその傍らで…最高裁の判決など、使う人により「お金の価値が変わる」判断です。まるで…中国以上の「狂った概念」です。最高裁の判決です。だから20兆円も海外資金が日本株を買ったのに…いつしか消えたのです。この現実を日本人の多くは知りません。カタルだけが問題にしているのでしょうか?

今回は「35年間の空白」を埋めるのです。カタルにとっては「悲哀の人生」です。

野村証券(8604)の週足推移

野村証券株は、明らかに…「スピード違反」にも見えますが、長くても…「3か月程度」を覚悟するなら、どんな高値を買っても大丈夫でしょう。仮に乖離調整に入っても…3か月程度の調整期間でしょう。

「三菱UFJ」(8306) の週足推移

「三菱UFJ」(8306)は1年半ほど前から始まりました。黒田さんが、この路線を引きましたね。あの時からです。2022年の暮れの話です。後任の学者先生の植田総裁の為に下準備をしました。あれから…1年半程度でしょう。でも株価は既に2倍以上になりました。本日も株価の大台を変えて1422円になっています。

同じことが、今の野村證券にも言えます。たった1年から2年間を我慢すれば…1万株で500万から1千万程度…資金が増えるのでしょう。

カタルはいつも…「事前告知」をして率先垂範をしています。今は市場環境が良いから…カタルが「述べている通り」になっています。市場要因の改善です。もう何度も…カタルは同じことを述べているのです。市場環境さえ「追い風」なら…このレポート通りに運用するだけで、かなりの成績になると思っています。

日経平均株価の日足推移

でもそろそろ…いつ「調整」に入っても不思議ではありません。そんな株価位置ですから、それを覚悟して…相場に臨まねばなりません。ただここで休んでいますから…もう一段階、上の水準を狙えるようにも見えます。

本日は金曜日からの人気を受けて…「ソシオネクスト」(6526)が人気になって来ました。この理由は前から述べているように…チップレス化の話です。

「ソシオネクスト」(6526) 日足推移

「微細化」より、最近は「集積化」なのです。カタルは専門家ではありませんから収益性に疑問を感じていますが、やはり…株価は上がり人気株に育って来ました。カタルは会員レポートで、この事を取り上げたのは…かなり前の安値の時分だった筈です。株価は既に2300円台から…実際の安値は昨年12月18日の2189円ですが、今の株価は3748円です。十分でしょう。更に…ここからTICK回数上位の常連になるのでしょう。

微細化の「レーザーテック」(6920)は買えません。なにしろ…このPER今期は72倍で来期でも59倍ですからね。こんな株を買うのは「目先筋」だけです。過去、このような場面で買った株が、今、下げている「BASE」ですね。数年後を観ていなさい。みんなが空売りをしています。

BASE(4477)の日足推移

ようやく…2年間、待ち続け順番が回ってきたのでしょう。ここからでしょう。3000円台の「BASE」を買った人は、どんな種族なのでしょう。自分がリスクを承知で認識しているなら構いません。博打でも相場は相場です。競馬・競輪の感覚で…その日の勝負をすれば良いのでしょう。しかし株式投資ではありません。  

要するに…どんな選択をしても自由なのです。自分の「ケツ」は、自分で拭く…覚悟が問われます。しかし…「良い相場」になって来ましたね。このような「ユーフォリア」(幸福感=陶酔状態)は長く続きません。気を付けないとなりません。そろそろ…自分の力量を考えた慎重な選択が問われますが…同時に「捕まる覚悟」を持って、馬鹿になった奴が勝利を収める時間でしょう。

やはり野村証券は、なかなか…下がりませんね。困ったな…どうしようかな? 本日は利益で下値の買いのものを4000株だけ現引きしましたが、野村証券の仕組みは、保守的で時間軸はリアルではありません。他の行動がとれません。早く…証券界も「リアル決済」にすれば良いのです。本当に…村論理です。その為に、また時間が遅れます。こんな所を観ても…日本と言う国は、「村社会」だと思います。

「ライドシェア」など…何故、既得権力者に配慮する時間を掛けるのでしょう。だから35年もの時間の空白が生まれます。決まっていることを…最後尾の弱者にスピードを合わせます。無駄な「成田闘争」の時間ですが…日本人はメディアの「間違った誘導」に溺れます。自分の頭で考えないのです。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

本日から「ルネサスエレク」(6723)も買いに行きます。でもまだ買えません。2400円から200株単位で買い下がる予定です。理由はチャートですね。こんなチャンスはなかなかないでしょう。

「ルネサスエレク」(6723) の板状況

この16万株の買いの中にカタルの200株が含まれています。カタルはあの時に2250円が下値だろうと述べていました。ですが…実際は2200円も割れて1950.5円までありました。昨年の10月31日の話です。でも…まだ最高値を更新していません。売り出しがあったためでしょう。でもカタルの考えは変わりませんから、実験をやってみます。何しろ…高値圏で200日線の上昇を待つ時間調整を完了します。通常はこの浮動株は売れません。しかし高値圏でその調整をまもなく終えるのです。非常に強い形です。いったい…誰がその株を買っているのでしょう。

「ジェイドG」 (3558)の日足推移

同じことが…ジェイドGにも言えますが、皆さんの気持ちは「利食い」に走っているのでしょう。カタル自身も迷っています。でも公約通り…高値をまた買いますね。

株価が高値の2024円を抜いたときと…2125円を抜いたときに、500株ずつは…絶対に買いましょう。「事前公約」です。本当の名目時代になると…「新高値を買え!」と言う諺がある程です。時間軸を気にする人は、高値だけを追い続ける投資のやり方もあります。

まぁ危険ラインですから…そのつもりで相場に臨みましょう。何処まで伸びるか? カタルには分かりません。それでは…また明日。



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