カタル:驚きましたね。あの高橋カーテンウォールが、自社株買いとは…たとえ僅かな金額でもこれまでは、株主還元に目を向けなかった会社です。川岸工業もそう言う会社です。故に万年割安なのですが…ビックリポンです。時代の推移と言うのは、経営者の考え方も変えるもののようです。この高橋カーテンウォールは、何故、TOBが掛からないのか不思議です。だって時価総額は、本日、株価が高いと言っても64億円にも及びませんが、毎年、利益がですよ。税金を払った後の最終利益が、今期は14億の予想です。仮に今の好環境が5年ほど続けば…元が取れます。どうして…こんなに安いのか? 不思議ですね。
かねがね思っていましたが…、日本人の「調和」と言う精神は、聖徳太子の憲法17条の条文である「和を以って、貴しとなし」から来ているのでしょうか? 必ず、合議制で多くの事が決められ、対立を好みません。故に、なかなか新陳代謝が進行しません。日本企業同士の対立的なM&Aと言うのは、あまり聞いたことがありません。数年前、王子製紙が北越製紙にTOBを掛けたことがありましたが成立しませんでした。ようやくROE経営が定着し始め…社外取締役の存在感が増してきましたから、そろそろ敵対的なM&Aが起ってもおかしくありません。そうすれば…駄目経営者を追い出し…市場の効率化は進むと思われます。ケネディクスなど…1000円でも安いと思いますが…誰か、TOBを宣言する人は居ないのでしょうか? 不思議ですね。
日本のリートは基本的に管理者に権限があり、不動産の売買などが決まります。そのリートの多くは、純資産割れをしている訳で…デフレ進行なら分かりますが、名目成長を重視するインフレ型になるなら…間違いなくおかしな価格です。問題は日本の立場ですが…形を変えているとは言え、移民政策を取り入れる方向性であり、日本の人口はそう減らないと思っています。今の株価はデフレを前提にして動いていますね。政策が名目成長重視になり600兆円を目指しているのに…何故、株価だけがデフレ価格なのでしょう。明らかにおかしな現象です。
年初にみずほが急落した時に、カタルは、今度は配当利回り重視で「みずほ」はどうだろうか?…と提案しましたが、目先は売りに押され、あえなく撤退しましたが、ようやく、上昇波動が復活している様にカタルには見えます。論理的に見て、あり得ない株価なのです。必ず、数年以内に300円台に復帰すると思っています。その間、配当利回りで3%台を…税金を払っても確保できるのです。絶対に…年金生活者は、みずほ株を買うべきですね。
個人金融資産は1706兆円、その内現預金は894兆円もあるのです。この数字を観ると…本当に日本人の学歴は、高いのでしょうか? 日本人の「馬鹿さ加減」が、明らかになります。国民を、この程度の行動にしか、誘導できないメディアの「アホさ」も同時に明らかです。何故、NHKは理論整然と株式投資を勧めないのでしょう?一斉にメディアが国民教育すれば…あっという間に、「名目世界は、こんにちは」…なのです。カタルが述べている程度では、誰も信用しませんが…NHKが宣伝すれば、話は別です。
このような不合理を許しているのは、全ては「村論理」です。IHIもオリンパスも東芝も東電も、みんなライブドア基準で上場廃止にして経営者を逮捕すればいいのです。二重論理で誤魔化しをするから、市場が歪みます。だから、なかなか正論のキャッシュレス社会が実現できないのでしょう。権力者にとって、キャッシュレス社会は脅威ですからね。全ての情報を公開すれば…正常な競争原理が生まれることでしょう。国内の敵対的なTOBの活発化を望む次第です。
株価が高いのに…愚痴が出ます。でもみずほのチャートを見れば分かるように、時間の問題ですね。どう見ても下がるようには見えず…何処かで爆発的な上昇を開始します。GPIFが日本株の本格運用をしたという事は、政策が株高に移行しているという事です。日銀に勝てる馬鹿は居ません。だって日銀さんは無尽蔵に日銀券を印刷できますが、僕らのお金は有限です。勝てる道理がありません。既に空売り比率は4割を超えているのです。実弾投資には敵いませんね。
問題は、何処で…爆発するのか? この9月に日銀が50年国債を引き受けることで、デフレ市場は降参するのか? それとも原油価格が上昇し60ドル台に復帰し、米国の利上げが順調に進むのを待つのか? 金融規制克服論ですね。時間は秒読みのようにも…思えますが、金融株(銀行株)の動向が、ヒントになるかもしれません。
だんだん、買いたくなってきましたね。本当は借金をして、雪だるま式、株数を増やしてみたいのですが…誰もカタルにお金を貸してはくれないでしょう。2012年の…あれは10月だったかな? カタルは絶対に株は上がると思い、金策に走りましたが失敗しました。あの時に、1000万か2000万円程度あれば…1億ぐらい簡単に稼げました。今の環境は、あの時のイメージに似ています。
今度の金融相場は、大型株と低位株が主流になるのでしょう。100円以下の株価はなくなるでしょう。そんなイメージです。昔バブル期に1000円以下の株価が消える現象がありましたが、そんな総花的な金融相場をイメージしています。もう直ぐ、幕は開くのでしょう。ただ、まだ、はっきり見えているじゃありません。この金融規制克服論は、非常に重要ですからね。いよいよイエレン時間が訪れます。ダリオ時間を前提に動いたヘッジファンドが総ヤラレします。ケネディクスの株価は、僅かな利幅で利食いをしては駄目ですよ。
逆に…800円台の高値を更新してから買っても、充分に利益を得られるはずです。それくらいに大きな株価波動ですね。「1300兆円の逆襲」を、馬鹿にしては成りません。1300兆円ですよ。でもこのようなシナリオと、タイミングがピッタリ合う確率は、どの程度なのか?現時点では可能性は非常に高いのですが…実際に移行するかどうかは…まだ確認されていませんからね。
でも、みずほのチャートを観ると…このワクワク感は簡単に止まりませんね。まぁ、今日は株が高いから…カタルの話が真実味を帯びますが…安いと誰も信じませんからね。大阪チタンは、本日で4連騰ですね。なんでも空売りが多く、日々発表とか…。何れ、どの株も株不足になる事態が想定されます。だって本日の新聞でも「公的マネー筆頭株主に」の文字が躍っています。このような事象が株高を暗示しています。
更に、日経の7面に、滝田さんが「働き方改革」の話しをレポートしていますが、ここでIT技術者の不足が報じられています。いずれにしても団塊世代の退職期を迎え、日本は人手不足が顕著に現れます。何故、カタルが「クラウドワークス」を、「カタル銘柄」に、新たに加えたか? 時代背景を考えれば…読者の皆さんは理解されるはずです。株が安い日に…毎日、買えば良いのです。カタルはこの4日間に、再び持ち株を増やしました。700円は僅か100株しか買えませんでしたが…馬鹿が売ればいいのです。
ここで大切なことは…時代や政策の方向性を、よく理解する事です。あとは、その方向性に沿って、株を買えば良いだけの話です。株式投資は、実に簡単ですね。互いに頑張りましょうね。それでは…また明日。自分の力量に十分に配慮されることを望みます。実力以上に無理をしているから、株価が安くなると…心配になり、売りたくなるのです。自身の力量範囲なら、株価が安くなれば買いたくなる筈です。株式投資の難しい所は…自制心を保てるかどうかなのです。