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折角、昨晩に原稿を書いたのですが、既に新しい事象が発生しており必要ですから、簡単にリンクを張ります。「レポート屋」もレベルを上げると大変なのです。しかし一般的な読者を含め…お金を払って「学ぼう」とする資質が高い読者も、基本的に「情報の扱い方」を理解されてないようです。

カタルの読者は、このサイトを始めて…20年以上になりますが、一定のコア層が存在するのでしょう。どんなに相場が悪くても、今は最低で5000人ほどの方が、このサイトをご覧になっています。相場が混乱をすると1万人近くになります。その中で、会員になる方は、かなりの高学歴なのでしょう。大学で教鞭をとっていた方は、何人かいますし…学校の先生も多いのです。そうして経営者や医師の方も多いのです。

まだ返信メールをしてないのですが、ある会員の方のメールが面白かったのです。その一部分だけを掲載します。

「私の専門分野(歯科)では、一般の方が考えられている口腔とは全く異なった口腔把握をして異なった世界をみています。 口を見れば・・・その人の今までの人生、今後の人生。健康状態や精神状態。社会的地位、収入などその人の100%近くを把握できます。 カタル様は、これと同じように市場を見る時は「別の世界」を観ているのだろうな・・・と思っています。」

この一節は、面白いですね。たぶん…政治の世界もメディアも、いろんな業種に精通すると表面的な知識ではなく、いろんな奥が深い部分があるのでしょう。

おばあちゃんと同居して彼女の入れ歯が外れ、あれから歯の大切さを学び…今では3か月から4か月ごとに、定期的に歯科に通ってクリーニングをしてもらいますが、この料金は安すぎます。カタルは1万円以上を「払う価値」がある…と思っています。確か…毎回3000円から4000円程度だったんじゃ…ないかな?

兎に角、読者の方も「定期的」に、歯の検診を受けて「クリーニング」をしましょう。健康年齢を上げることができるのでしょう。そもそも「口腔ケア」は、毎日の仕事です。この話は別の機会にしましょう。

さて…重要な課題のニュースです。まずは此方を読みましょう。

何故、5月時点で「3つのシナリオ」を掲げたのか? 実際にあれから…ずっと、その狭間で世界経済が動いていることを語ってきました。今は「a」プランの「AI革命」の色彩が強く出てきています。しかし…この話が出てきました。この関係はまた機会があれば…語ります。

そうして「自然利子率」の話をしています。また、この言葉の解説が必要かな? 要するに、米国の「潜在成長率」が高いかどうか…の話です。昨日はGDPが発表されています。でもカタルは、前から「商業不動産問題」を疑っており、景気後退に近い…ゴルディロックス相場だと述べています。

「ビットコイン」の相場

米国は、中国との「覇権争い」を抱えており「金融マジック」に頼っています。この意味は、「ビットコイン」の相場を観ると分かります。だから米国株のPERの評価は高いのです。

この見方が難しいから、カタルは、ずっと…「揺れて」います。昨年の初めでしょう。もっと前からかも知れませんが、「BASE」(4477)の株価価値は500円だと述べて…何度チャレンジしても駄目でした。基本的に「ジェイドG」(3558)も同じことです。ある意味で「タイミー」(215A)も「新興株」という…同じ仲間です。

時代を反映して…新しく興った会社です。故に「脆弱」なのです。その代わり…環境が整うと大きな飛躍を遂げます。

カタルは「このシナリオ」を、ずっと…述べているだけですが、日本は地検に代表される「村社会論」です。日本人の遺伝子に聖徳太子時代から育まれた「和を以て貴しとなす」という精神が存在するのでしょう。基本的に、日本人自身が、まだ「時代の変化」を理解せずに、昔の概念に、縛られています。だから「教育」が貧困だと述べています。画一化教育のロボット教育の弊害です。でも今回の総裁選でも、意見が割れました。そうして今回は、民意により、自公政権が揺らぎ…「面白く」なります。幸い…村論理の方向性です。

「国民民主党」が脚光を浴び…政策を見てみたのですが、やはり「アベノミクス」なのです。玉木さんは数字に詳しいわけですね。元官僚です。

加えて…立憲民主党も「名目賃金」のことを唄い、基本的に「半導体」などの先端産業への援助に前向きです。やはり…石破政権の「試金石」になりそうな「ラピダス」関連法案です。まずは此方を読み…更に発展させてこちらを理解しましょう。ここではこちらの日経新聞も岸田路線の継承となっています。

常々…「名目成長」への時代を、安定させるべきだとカタルは述べています。ところが日本人は、韓国人と同じ血が入っているためか…「後戻り」ばかりします。過去の慰安婦問題より、未来の建設的な経済論争です。一度、決めたら、途中で挫折せずに、「がむしゃら」に目標達成に向け、走らねばなりません。その覚悟が必要になります。

カタル自身は「ラピダス」の話が登場してから…ずっと「批判的」でした。そもそも…実験と実用化は、まったく…「別次元」の話です。実験では可能でも…量産は別物です。実際の株式投資もそうです。「結果論」は、誰でも言えますが、自分が実際に「やってみれば」良いのです。できもしないのに…「口先」人間だけが、いかに多いことでしょう。「他人の噂は蜜の味」です。井戸端会議が、日本人は大好きです。でもそこに「生産性」はありません。

カタルは歩合生活を選択したように、困難でも…必ず、やり遂げます。しかし駄目なら、仕方ありません。世の中に出る人は、大谷君もそうですが、「神がかり」的な偶然というか…実力というか…「運」を持っています。しかし…同じように「努力」をしても、ダメなケースもあります。やはり…最後は運命かな?…と思います。34年もの時間を我慢できるなんて…常人ではありません。ある意味で、カタルは「異端児」かもしれません。

でも、日本が世界をリードできなくても…今の国民民主党のような役割を演じることができるのでしょう。中国とも、ロシアとも…ある程度のパイプがあります。イランもそうですね。基本政策は、米国の支配下にありますが…それぞれのパイプを有しています。

この「失われた時代」は、悲しいのです。みんなに「ユトリ」がないために社会が疲弊をしています。だからいつも「他人批判」に終始します。自分がうまく行ってないから、他人に自分の責任を転嫁して、自分の気持ちに整理をつけるために、他人批判をするのでしょう。日本のメディアは、その方向性です。

今回の安倍派閥の政治資金問題が、何故、「裏金」になったのか? 

やはり今でも…カタルには理解できないのです。一度、政治資金として、派閥に入ったお金が、出来高に応じて再分配された話ですから、本来は、派閥から各議員に渡った「政策活動費」の性格を帯びるのでしょう。一所懸命に、資金を集めた奴が、いっぱい…もらうのは当然でしょう。歩合セールスは、株式手数料の40%が自分の収入になります。何故、裏金になるのでしょう。やはりカタルには理解できません。

日本のメディアは、官僚から情報をもらっていますから…官僚の言いなりなのです。なかには、その人的な関係を自慢する奴がいます。官僚から情報提供を受けることが、自分の努力の結果だと思って…それを「スクープ」と思っているのでしょう。でも官僚側は情報を操っています。

実際にデータを集め…自分で苦労をした経験がないのでしょう。もうメディアなんか…「太鼓持ち」のようなものです。まぁ確かに…最新の流行には敏感です。それはセンスなのでしょうが、日本国のことなんか…ちっとも思ってないです。

カタル言わせると「下衆」の部類です。やくざの方が「筋」は通っているとも…言えます。少なくとも…仲間を売りません。しかし「黒川人事」問題の末路は、みんながやっている金額の「賭けマージャン」です。それもメディア仲間から「刺された」(チクリ)のです。

でもカタルは、なんでも反対の「立憲民主」の政策を、ざっと…観たのですが、なかなか…です。何故、今回は「裏金」ばかりを強調したのでしょう。もっと「政策論争」をすべきです。そうして一度「決めたら」…結果が出るまで「後戻り」をしないことです。

健康保険の「マイナンバー」は決まったことです。何故、いつまでも、ガタガタ…言い続ける馬鹿が、多いのでしょう。「政治資金」を云々…と言うなら、一日でも、早く「キャッシュレス社会」を確立させることです。税務署も必要ないし…警察の役割も軽減されます。お金を追えば…全てがわかります。

何故、本物人間が日本には、育たないのでしょう。政策官僚は猛省をすべきです。

悪戯に時代を後戻りさせるべきではありません。米国の株価はPER評価で一般的に30倍なのに…何故、日本は10倍の評価になるのでしょう。同じお金ですが、効果は3倍も違います。米国株は、中国との覇権争いが続き…資本力を「味方」につけています。こんな小学生でもわかる理屈なのに…何故、東大法科卒の政策官僚は実現をさせないのでしょう。ようやく…34年ぶりに、ようやく…「スタートライン」に立ったのです。


日証金の回転日数 と10日以下の銘柄数

日経平均株価だけを観ていると、表面的な事しか理解してない「大馬鹿」です。日経平均と違うグラフをお見せします。このグラフは日証金の回転日数を示しています。このグラフも解説しないと…ベテランの証券マンでもこの資料の大切さを理解できないでしょう。はっきり言って…地検様の登場で、今年3月からずっと…「駄目相場」なのです。相場で負けるのが当たり前なのですよ。本当は「空売り相場」です。

でもカタルは「株屋」です。

困難を承知で「真っ向勝負」です。でも何度、トライしても…駄目ですね。別に「言い訳」を言っているわけではなく、みんなが同じ状況なのです。この解説をしましょう。黄緑色は3月22日です。ここから「日証金」の回転も止まり…その回転が10日以下の銘柄が少なくなっています。この日証金の「回転日数」が「相場の本質」を語っています。日経平均株価ではありませんよ。基本は「お金が動くか」どうか…なのです。

この日証金の回転日数(左軸)は、儲かれば…みんなが利食いをしますから回転日数が短くなります。その理屈は、お金が「激しく動く」様子を示しています。1月から3月まで…日証金の回転日数は50日から60日に間で動いています。そうして10日以下の銘柄数は概ね500銘柄程度(右軸)です。3月の決算期のトラウマを境に大きく回転日数は早くなり…10日以下の銘柄数が劇的に増えて…3月29日は1592銘柄になっています。この意味はこの日を境に全体相場の「活発度」は止まったのです。

日経平均株価の日足

しかし指数の「日経平均株価」だけは下がりません。日立や重工などの銘柄を主体にして「グローバル論理」になったのです。これは岸田前総理が世界のファンドのブラックロックなどと面会して日本株の見直しになりました。でも、ここで…止まっています。僕らが持っている一般的な銘柄は「NTT」(9432)に代表されるのでしょう。その動きがこちらですね。

「NTT」(9432) の日足推移

しかし…ひょっとすると、今回、自公連立政権が崩れ…国民民主党が「政策論争」を挑んでいますから大きく変わる可能性があります。「なんでも反対」の立憲民主だって…政策論争で挑まないと国民の支持は得られません。ようやく…普通の国の姿になる可能性が出てきましたね。本日の日経新聞は早速、「103万円の壁」の話が載っています。

まともな国に「あと一歩」なのです。もう少しで夜明けの印象ですね。

ジェイドG(3558)の手口表

もう長くなったから…タイミーの話やジェイドGの話は、明日以降に譲りましょう。でも昨日のジェイドGの売買手口だけ公開しておきます。なんと…出来高の半分以上が「空売り」です。昨日の大引けの出来高が、いつもは3000株から4000株のラインですが…2倍以上の8300株を誰かが「引け値」を下げるために…売ったのでしょう。そうして…夜に、この手口データを見て思わず…笑いました。売っている連中も相当、苦しいのでしょう。ハハハ…。

情報というのは、「受け手の感性」の問題です。どんな情報も…馬鹿には、何を意味しているか…分かりません。先ほど、読者のメールを掲げた意味が分かりますか? 毎日、何人も人の口の中を見て…気づくこともあるのでしょう。同じデータを見ても…そのデータの意味を知っているなら、楽しめるのです。

なんでも…同じです。興味を持てば…更に「知りたく」なります。そうして、自分の知識が身に着くと…相場の「見どころ」が分ってきます。相場を楽しんでください。負けても…買っても面白い相場です。また明日。



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