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かたる:カタルは本来、このような総花的な株価上昇局面が苦手です。大きな機関投資家にとっては、全体の持ち株が値上がりするので良いのでしょうが、資金力がない個人投資家は的が絞れず、人気が集まり辛い為、無駄な弾打ちになる確率が髙くなります。でも全体相場が上がっているので投資家心理は改善し、リスクオンの投資姿勢に変わるので、良い事には違いなのです。

ただ正直な話、カタルが想像する過剰流動性相場の展開にもならず、まだまだ本格的な「グレートローテンション」と言うイメージではありません。おそらく市場が暖まってないのでしょう。仮に本格的な金融相場だとしても…カタルの持っているイメージは、もっと、ずっと先の話しなのでしょう。先日、東証の空売り比率を観ていました。案の定、トランプ相場が始まる前から低下しており、カタルが感じた金融規制克服論が、トランプ相場の下地に、流れていたのでしょう。だから基本概念は、ローからセカンドに、ギアチェンジして車が加速したイメージです。

それにしても…カタルの掲げる銘柄は、みんな良く上がっています。半導体出遅れの新川なども3割以上は上昇しています。アドバンもそうですね。驚いたのはシャープです。カタルは以前、300円以下の株ではないと述べました。長くカタルの注目株だったわけですが…此処に来て、株価は急伸しています。つい最近180円台で買い増しをしていたばかりですからね。それが…もう300円台に入りました。まだまだ上値は高いのでしょうが…乖離問題が生じ、一時的にカタルは仕上がり宣言をしています。カタル自身も、残りの株を売りました。たぶん、何処か…空売りファンドの筋がおり、踏んでいる現象なのでしょう。馬鹿な奴等です。仕掛け筋は見事に成功しましたね。

日々の空売り比率の推移

基本的に…このような相場になると、どの株もそうですが、株価を持ち上げても下がりません。高値が下値に変わる訳ですね。一時、40%台だった空売り比率も、この所、低下していますが…未だに30%台ですからね。空売りで、儲かるのかどうか…。これまでカタルは空売りで、負けたことがないのです。今、狙っている空売り株がありますが、カタルの性格上、合いませんからね。やっても遊び感覚なので…しょうもない話です。

やはり出て来ましたね。東芝の粉飾決算の話題です。今度はNECとの統合の話も浮上しているようです。東芝自体は、問題ないと思っています。それほど…半導体は儲かっています。おそらく数千億程度なら…問題なく消化すると考えています。でもモラルの問題が残りますからね。東証の権威の問題です。こんなのを許すわけに行きませんからね。公認会計士を含め、厳正に処分しないと法治国家とは言えません。

でも、もともと…カタルは、西田さんなどの社長に罪があるのかどうか…。部下を叱咤するのは当たり前ですからね。それを不正処理する部長クラスの中間管理職の問題だろうと考えていましたが…やはり失われた時代が長過ぎましたね。電通もそうです。基本的に政策のミスが、このような不正を生んだ、根底にあるのでしょう。日銀から金融庁など猛反省すべきですね。末端の担当者は威圧的でした。

やってない不正を、でっち上げるのです。反論すると…毎日、大宮かな?…に呼び出しを受け…仕事などできませんね。仕方なく、でっち上げの書類にサインし、嘘を認めるのですからね。本当かどうか分かりませんが、仲間は、その様に話していました。当事者しか真相は、分かりませんからね。そのような清貧思想の為に、証券会社は株式の営業活動を止めて、投資信託の販売に走ったのです。故に、株のイロハが分からない証券マンだらけになりました。

ITバブルの時期に、節度をわきまえないネットトレーダーが出現し、異常相場が形成されましたからね。ソフトバンクや光通信の株価は、異常な値上がりになりました。時代の変遷を感じる次第です。それから17年かな? そろそろ本格的な名目時代がスタートしても良いですね。カタルは黒船来航(1853年)から西南戦争(1877年)までの期間を、現代に当て嵌め、引き合いに出しています。プラザ合意から、既に32年ですからね。

いい加減に…希望が感じられる豊かな社会形成が望まれます。豊かさとは、何か? ワクワク感を抱きやすい社会形成ですね。明日は…良い事があるかな? 今日より明日はもっと良くなると言うアメリカンドリームが実現しないと、なかなか社会に「寛容さ」がもどりません。前任者の不正を暴く社会ではなく、自分が何をやるかだろうと思っています。今年、小池都知事は、何をやり遂げるのでしょう。他人批判など、どうでも良い話ですね。自分が何を残すかです。確かに反省は必要ですが…やり過ぎるのも、どうかな?

カタルは昨年から、膨れ上がった投下資本を引き揚げています。何しろ、昨年は年初から追証の嵐ですからね。幸いトランプさんのおかげで…損失を抱えずに新年のスタートが切れました。まだ長丁場なので、今年がどうなるか分かりませんが、カタルが、上がると考えていた株は、どれも上がりますから、自信が背景にある為か…今年こそ、何とかなるだろうと思っています。

いちいち狙っている株を掲げても…意味のない話ですからね。自分の選択眼を自慢しても仕方ありません。どうそのチャンスを「もの」にするかどうか…です。シャープだって2万株程度しか買わず、180円台からステージが上がった時に、売り上がっていますからね。自分が、どれに投下資本を集中させ、チャンスを活かせるかどうか…が、勝敗を分けます。もう銘柄を当てるのは…卒業です。そんな事は、時代の流れを観ていれば簡単に分かります。

問題は自分の心の葛藤に勝てるかどうか…このような精神論の話ですね。人間の器が大きくならないと、所詮は小銭しか残せません。40億円を飛ばしたと言う事は、所詮はその器に届いてなかったのでしょう。技量面では自信があるのに…と、自負しているようでは、まだまだなのでしょうね。

ただトランプ氏とフォードの関係を観ると、本当に米国大統領の器なのかどうか…。一民間企業の動向を、ツイッターなどで批判する姿は、どうも…性に合いません。でもプラザ合意からのバブル発生は、間違った政策でも4年程、続きましたからね。米国最後の大飛躍期になるかもしれません。

そうして「覇権」と言う考え方が、変化するのかも知れません。だいたい米国は、シリアでもそうですが…自分達が資金を援助し、反対分子を育てているのです。そもそもISの台頭なども、イラクのフセインを潰したために、パワーバランスが変化したのですね。まぁ、カタルには、理解できない高度な判断なのでしょうが…ブレグジットもトランプ政権も世界全体の枠組みを変える現象なのかもしれません。

今年はEUで選挙が行われ、おそらく…物価が上昇します。本日の日経新聞で、奇異な記事を目にしました。薄板を空輸したと言う記事ですね。中国の改革に、影響された現象でしょうが…さじ加減が、難しいのですね。米国は、中国をやっつける為、インフレを狙っている可能性もあります。この辺りの問題には、注意の必要性を感じています。

本日は個別銘柄にあまり触れていませんが…、毎日、カタルレポートを読んでいてくれれば…その内、カタルの心理状態も読めるようになり参考になるかもしれません。先日、掲げたDeNAは、上昇していますね。既に100円幅です。社会の寛容さは、やはり必要でしょう。本日、指値した425円のケネディクスは、買えたのかな? まぁ、既に一杯あるから、どっちでも良いのですが…。アークも注意喚起から外れ、動きやすくなりますね。

300円を超えたシャープは…ここで卒業宣言です。ルネサス絡みのユビキタスも上昇しています。JTECも1500円台を付けました。クラウドワークスも下値を固めており、再度、買うつもりですが、なかなか下がりませんね。カタルのスマート関連もマズマズ。

今年に賭けているケネディクスは、宮島さん次第ですね。仕掛け筋は、今年がチャンスのはずです。此処で持ち上げれば、空売りがジャンジャン入るのですが…。今年、ブラックロックなどの大物が、関与するかどうか…。このような逸材は、市場に少なくなっています。

さて皆さんも、正月だからと言って、あまりいい気にならずに、資金の引上げも大切な考え方だと思っています。それでは…また明日。



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