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かたる:本日は正直、ほっと…肩の荷を下ろした次第です。読者の皆様の中には、カタルを信じ…カタルと同様の行動を取られた人も多かったのでしょう。本日は東邦チタンが1200円台に復帰し…この水準は有料会員に、最初に推奨したラインで、その後1400円台に入りましたが、例の如く、カタルは強気を貫き更に1400円割れを買い乗せしていました。

その後、一旦、この1210円ラインで、カタルは膨らむ信用買い残を見て、自身の持ち株を大きく減らしていました。しかし親会社の玉移動を見て…再び買い増しに動きました。

今現在の相場観としては強気ですが、目先としては…信用の重みが気になりカタルは売り上がっています。でもブツブツ投資をしておれば…この価格帯は「儲かる水準」になっています。故に…ほっと、肩の荷を下ろしたのです。あとは読者の選択です。

これで関門の1189円を抜き200日線上に顔を出したので、チャート上も株価上昇局面に突入したことになります。相場観としての天井は、相当、高いのだろうと思っております。だから下値を買わなかった人も、心配はないと思っています。何れ…新高値更新でしょう。

でも相場は途中で様々な道を歩みますから…上下を繰り返して行くのでしょう。カタルはまだかなりの玉を抱えています。兎に角、一時はケネディクスより、魅力的に考えた時期があったのです。今もその可能性を強く感じていますから、暫くは…売買の対象銘柄になります。実は「急騰型の展開」もありますから…各自の選択次第でしょう。

さて日経新聞に、苦境が続くアルゼンチンに、急接近する中国の報道がありました。基本的に中国は市場経済で敗れた所に甘い蜜を提供し、母体の乗っ取りを企んでいます。マレーシアのマハティールは前政権に異を唱え方針を転換しました。でも小国では巨額の借金を返済できずに、次々に中国資本に飲み込まれています。

昨日のテレビではベトナム戦争の話を、池上彰さんが解説していました。うちのかみさんは解説者の意図通りに、米国は悪いとの印象を持ったようです。覇権主義の考え方も色々あります。シリアの混乱もベトナム戦争に似たところがあります。米国がイスラムから敵と名指しされるのが分かります。

でも日本も米国の統治下に置かれましたが、長く経済的な恩恵を受け続け…此処まで来ました。米国の応援がないと、このラインまで戦後の復興から、短期間での回復は難しかったのでしょう。しかし朝鮮戦争などの特需に助けられた面が強く、やはり運なのでしょうね。

だから…今の「失われた時代」は、その反動だと言う訳です。世の中は上手く出来ています。バランス感覚が、非常に大切なのでしょう。株式投資で大切なことは、儲けようとする心より、「自由度」があるかどうか…なのかもしれません。カタルは今回の「カタルの短気」事件で、力量問題の大切さを改めて噛みしめました。人間、追い込まれては駄目ですね。その為に…意に反した行動をするのです。

例えば…本来なら東邦チタンは、此処からスタートでしょう。だって希望に溢れる内容ですからね。通常1Qで通期の増額などなかなかしませんよ。西山さんは、どんな人なのでしょう。親会社からの出向と言うか天下りですが…サウジの事業展開などは、なかなかの仕事ですよ。この将来性を考えたら、博打とは故…日本の礎を築く事業なのです。

住友化学のペトロ・ラービグプロジェクトは、その後の数字を見れば、大成功と言えるでしょう。だから…展開次第ですが、東邦チタンも、この先行きは、大変な魅力が溢れるものです。だからカタルは馬鹿になって買ったのですが…。

でもね。敢えてカタルは、売り上がっています。相場観とは違う論理で動いています。常に自由度を持つ為に、株価が上がると思っても…売るのです。逆に余裕があるなら、下がると思っても買う事があります。今回の古河電工は失敗に終わっていますが、またチャレンジしたいと思っています。

既に東邦チタンの出来高は173万株を超えました。今現在は1197-1228-1185-1199で174万株ですね。時間は10:27です。増えたと言っても160万株から290万株の130万株の増加ですから、この出来高推移なら…難なく消化するのでしょう。出来高推移からみると…短期急騰型も視野に入ってきたような…展開です。決算を見て、何処かのファンドが参加しているのかもしれません。この時間間隔は堪りません。このまま先の高値1888円を抜くと…大変な相場になります。

可能性が否定できないから困ったことです。折角の宝を…良く「逃した魚は大きい」と言います。成長株投資で、株を持ち続ける困難さを体験しているのかもしれません。でも人には、それぞれ力量問題がありますからね。まぁ、良いか…でもそれにしても、魅力的な出来高です。

さて本日は事前のご案内のように三菱UFJも700円台入りしてきました。カタルは土曜日に指値オペの意味を解説しました。日銀は政策変更を、市場から催促されているのかもしれません。ブラックロックは政策変更もあり得るとの立場のようです。

実は7月18日の日経産業新聞の一面に、森トラストなどの含み利益が大きく膨らみ、簿価の2倍以上になったと報じられていました。1兆2179億円も隠れた利益があるのです。森ビルグループは、ダヴィンチが追い込まれるときに、次のターゲットにされていました。あの時の時価で簿価を弾くと…債務超過状態だったのでしょう。流石に村論理だから、地所や三井不動は安泰ですが…この辺りは淘汰の当落線上に浮上していたのでしょう。

この意味が分かりますか? 他、多くの不動産企業は、簿価からの含みは60~80%程度存在すると言います。 地所は7兆3834億円、三井不動は5兆4362億円と報道されています。 地所の時価総額は幾らでしょう? 時価総額は、およそ2兆6969億円です。此処に来て株価が急騰したソフトバンクの話を持ち出すまでもないでしょう。この数字は含み利益の話ですからね。

カタルが何故、ケネディクスに拘りを持っているか…。その内、分かるのだろうと思っています。日銀の指値オペや、この日経産業新聞の報道などは、時代の流れを示すものです。ただ相場観だけで動くと大変な目に遭います。自分の力量問題が、如何に大切か…上手く行ったとき、そっと自分に問いかければ良いのです。

オイ、カタル。このままで大丈夫か?

常に自分の心と対話してみて下さい。相場なんか…先行きはコロコロ変わります。自分の心の変化は、自分でしか、判断が付かないのでしょう。それでは…また明日。



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