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今日は「成長率」と収益性(利益率)の探求のテーマを取り上げ…少しだけ、今のカタルの課題を語ります。一生懸命に勉強をすると、様々な「不都合な」市場の値動きに出逢います。その「謎」を、どう解釈するか?

カタルは、長年「船株の謎」に疑問を抱いてきました。

「商船三井」(9104) の週足

あの時に、「商船三井」(9104)を最初100株だけ…買ったのが、この疑問の「切っ掛け」でした。初めての入院ですから、印象度合いも「色濃く」心に残っています。十二指腸のポリープが発見され、通常、胃のポリープは、検査の時に切除して検査に回します。しかし十二指腸は壁が薄く…「魔坂の用心」が欠かせません。微妙な領域なのでしょう。その為に、入院生活を強いられました。5日間程度だったかな? その時の日経新聞を観て、その爆利益に驚いて…大きく傾斜しました。

その後…自分の持ち株は「船株だらけ」になるのです。しかし相場の結果は「大当たり」でしたが…「時間軸の読み違い」がこの時も起こります。調整波動を、完璧に読むのは、難しいのです。たとえ「上昇波動」の相場が続いても、それは結果の話です。その上下の株価波動を、上手く利用しようとするのですが、「乖離調整」は、やはり…起こりました。

カタル自身は「船株市況の利益」を知っていますから、相場は「仕手化」して…一気に「大相場」だろう…と思っていました。しかし現実は、これほどの爆利益にも拘わらず…時価は、一株あたりの「純資産価値」を超えることが出来ないです。

「野村証券」(8604)の 月足

これが「船株の謎」として…長くカタルの「不思議」に繋がります。今は、当時の日本経済は「実質経済」の影響を強く受けているから「仕方がない現象」だった…と思い込むことにしました。いつも述べている「清貧思想の蔓延」です。だから「野村証券」(8604)の相場も。あの時(2012年~2013年)に立ち上がらないのです。

今回も…そうなのです。バブル期の不動産株はPERを100倍上に買ったものですが、今の時代は、毎年、不動産が確実に値上がりをするにも拘わらず…不動産株の収益は「市況もの」と同じ扱いで、もっと…悪いかもしれません。

市場は、「時代の背景」を受けて「夢」を評価する業種が在ります。今は「AI革命」でしょう。「半導体」も高評価の期間が、長く続いています。市況ものですが、通常の「安定した利益」のような…株の買い方をします。この現象は「成長性」を加味した…現象なのでしょう。AI革命の進展の為に…「データセンター」の需要は増しており、世界中で「サーバー」の建設ラッシュです。それも兆円単位の大規模投資ですから、この影響は非常に大きなものです。

その影響は、既に「表面化」しています。此方の報道ですね。たぶん…トランプのH-1Bのビザ申請の10万ドルも…この背景を「加速させる」のでしょう。だから…昨日、話した「漠然とした不安」が残るのです。

ついでに…今日は日経新聞に「プラザ合意」から40年の話が掲載され…「金に群がる中銀」と表現されていますが、これはカタルが前から述べている基軸通貨である「ドル」の崩壊の話です。カタルは、いつも事前に未来を語っています。日銀のETFの売却もそうですネ。あとは読者の皆様の「解釈の問題」です。

かなり丁寧に…相場を解説しているつもりですが、読者が勝手な判断をして、自分の失敗を他人に転嫁する奴らばかりです。でも中には、嬉しいメールも多く頂いています。まぁ、最初から「玉石混合」と言い…カタルは「こちら側」の負け組だと述べています。なかなか…あちら側に行けません。

常識で物事を考えれば分かります。本物なら、こんなバカな作業はしませんよ。自慢ではないが、この「ネット事業」は赤字なのです。「ビスタニュース」は大赤字で…借金だけが残ったのです。そんなものですよ。自分でやってみれば分かります。ネットの世界は1%の世界でしょう。

確かに…最近は、連続してヒットを飛ばしていますが、全部、賢く利用しているなら、あちら側でしょう。先ほど紹介した「船株の謎」もそうです。最近の成功は「データセクション」(3905)かな? まともな株なら「北海道電力」(9509)とか…色々あります。

でも「野村証券」(8604)は、ずっと…推奨を続けています。今も推奨しています。しかし…現実は「紆余曲折」の相場です。「アルケゴス」の損失なんか…もありました。だから時間軸は「横ずれ」をしたとも言えます。しかも、ご丁寧に…奥田社長は1期で済む処理を…3期に分けて計上する馬鹿経営者です。呆れます。

また話が、逸れましたね。「成長性」の認識は、良いですか? 時代背景により、お金が動く方向性が変わるのです。昨日は「貨幣乗数効果」の話も登場させています。だから日本は実質経済~名目経済に移行している。この流れが加速することを、日銀も認めたから「ETFの売却」を始めるのです。今は簿価3300億円かな? 時価では6200億円程度だそうですが、何れ必ず、1兆円以上になり更に2兆、3兆と加速するのでしょう。この意味は、基本政策が変更され…「貨幣乗数効果」が発揮される「前向きな社会」が始まるからです。

「ローム」(6963)の日足

その象徴的な現象として、今回は「ロームの謎」を紹介しています。通常はこの段階では、「パワー半導体」の成長を、見込めないものです。まだ時間軸は、遅々とした…動きです。でも株価は「未来を先取り」しています。つまり…「未来の夢」を買う…「希望の相場」が始まった可能性を…示唆する現象です。しかし今は2428.5円を超えられず、高値圏での横ばいか…、株価は下落するのでしょう。

「キオクシア」(285A)の 日足

今日も株価は高いですが…明らかにスピード違反でしょう。しかし、今日は此方の報道がありますね。この動きは、今年の春から開始されたのです。そうして相場は8月の末から、爆上がりになりました。「キオクシア」(285A)の話ですよ。

「大阪チタン」(5726)も、改善が分かっています。「エーザイ」(4523)も同じですね。今日も「関連する報道」があります。こんな事は、既存の流れなのです。やはり買えました。「大阪チタン」の2380円が、100株だけですが…株を買えました。果たして…2300円を割れるかどうか…。それとも、この25日線ライン(2470円)で…相場は反転をするかどうか。

まぁ、今日は「全体の株」が高いですから、どうしても強気の方向性に流れますが、しばらくは「慎重な行動」が良いのでしょう。

「タイミー」(215A)の 日足

カタルは「タイミー」(215A)の推奨をやめたのですが、その理由は「成長性」の観点から止めたのです。「収益性」ではないのです。参考になる報道があります。

この反対の環境にあるのが、今日も、この話題を書くために株を買った「SHIFT」(3697)の話です。1350円と1340円で500株ずつ…合わせて…1000株を、今日は買いました。

「SHIFT」(3697)の 週足

この株は成長性を評価して「爆上がり」した…株です。なんと…2016年の安値(42.7円)から、56倍(2406円)かな? 新幹線で「成長力、世界一」の広告にあるような…株式のロマンを実現した会社です。カタル自身は、今年の春、「ジェイドG」(3558)の失敗から、成長性と収益性の二つの側面に注目して…5月の連休に「DX関連の特集」を組みました。その時に初めて…「SHIFT」の存在を知りました。

たぶん…今回の試練が「初めての経験」なのでしょう。株価は一時2406円から572.9円まで下がっています。1/4です。驚く…値下がりです。馬鹿が、最後の「ババ」を掴んだのでしょう。今日、カタルが株を買った理由は「利益率の改善」が見込まれる可能性です。しかし仮に利益率(売上高・営業利益率)が10%以上になっても、かなり「割高」です。やはりこの株価を説明するには…「成長性」が欠かせません。

この観点で「タイミー」の株価の下落などを含め…皆さんは、自分の頭で考えましょう。最近のカタルのテーマは、成長率と収益性の関係で、この「SHIFT」もそうですが、一時的に10%を割れる収益になったから、株価が大きく下がり1/4になったのでしょう。

あまりに「成長性」を大きく評価していた為です。何しろ…上場以来、「SHIFT」の成長力は、なんと驚くことに…46.66%なのです。「ジェイドG」(3558)は28.6%ですが…「SHIFT」は46%です。やはり株価が56倍に…一時的ですが、評価されたのも頷けます。今は既に成長力は落ちており、今期は19%程度のものです。

「SHIFT」(3697)の 収益性

しかし四季報の数字では、9.52%~11.74%へ。このような…変化をする予定です。何か…似ています。「ジェイドG」の株価と同じようなものです。だから200日線を割れて、割高感は消え…今日は52週線のラインですから、カタルは打診買いを入れたわけです。

この成長性と収益性の関係図式を、今はテーマにしています。「タイミー」もこのような観点で、株価を考えると、何故、カタルが、昔なら「1万円相場」と喚いていたが…最近は「常識的な対応」になった理由が分かると思います。「エムスリー」(2413)も似たような観点です。

「大阪チタン」(5726) の日足

果たして…3週目になった「大阪チタン」(5726)は、この25日線ラインで短期調整を終えるのでしょうか? カタル自身は1500円台の買値は、全て「利食い」を実施しており、今回、買い始めているのは「2サイクル」目の買いなのです。

「3Dマトリックス」(7777)の 日足

因みに…「3Dマトリックス」(7777)の2サイクル目は、今回の株高で終了し…一回目は、110円台かな? その買値で2000株ですが…「損をしない投資」も、確か…2000株を持っていた筈です。だから4000株です。今回は180円の買値のもの…1000株だけを、現物にして永久保存?でしょう。 基本的に「3Dマトリックス」は、前も話したように…4桁目標で取り組んでいます。今は、「お休み中」です。買う予定の株価は、今は260円になっています。それも、たった…500株の買い注文です。

良いですか…何れ、カタルは消えます。まだ当分は、続け…ざる得ないのですが、早く辞めたいと思っています。面白いことに、ある上場企業のセールスから「会社売却」のセールスの手紙が来たのです。本当に…今の若者は、ちゃんと下調べをしているのでしょうか? 1億円以上なら…いつでも売却しますよ。いつでもメールをください。

だから…株価の成り立ちのカタルの知識を、事前に披露しています。その考え方の成り立ちを書いていますから、カタルの気持ちが理解できるなら、皆さんは、もうかなりのお金持ちです。

既に日本は「名目経済」に、舵を切っています。この後、誰が首相に成ろうが…基本政策は変わらないでしょう。GDPデフレーターの現状は112~113かな? 何れ…貨幣乗数効果も増してEU並みの120になるでしょう。だから株式と不動産の「資産投資」は有効でしょう。

よって…理屈を考えたくなり人は、暫く「野村証券」(8604)の株を持ち続ければ良いのです。配当を、もらって「ノンビリ」構えれば…何れ、株価は2倍になるかもしれません。前からカタルは同じことを、ずっと…言い続けています。また…明日。

気が向けば…「タイミー」を含めた解説もしても良いのですが、原理を説明しても、色んなことを言う…阿呆ばかりです。たぶん…「大阪チタン」と「ジェイドG」の失敗を重ね…カタルは、かなり成長したのでしょう。先ずは「会員様」優先ですが、新しい銘柄も、次々に…打ち出せます。

「データセクション」などは、過去の話です。これから…未来の話を「先取る」ことができる世界になります。所謂、「ロームの謎」です。日経新聞さんも、カタルの原稿をヒントにして…今日のプラザ合意からのドルと言う「基軸通貨の本質論」を書いて…日本の経営者や政治家や官僚を上手く…誘導してください。官僚に「忖度する」報道は「いい加減」に止めましょう。又ね。



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