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かたる:新聞を読むまで…全く知りませんでした。三井住友銀行が自社株を売り出すと言う話です。本来なら、おかしな理屈です。一株あたりの純資産価値より、安い株価で売るなんて…。それとも…先日、貨物リース会社を買った資金効率が、それを上回る程、効率が良いのかどうか…。そんな事は絶対にない筈です。

三井住友の一株あたりの純資産価値は6526円です。時価が43242円ですから、5割も損をする感覚です。株主軽視と言っても過言ではありません。宮田と言う頭取は、目先主義の考え方ですね。大銀行の頭取とは思えません。たぶん厳しい自己資本比率規制を維持するために、買収により総資産が増えたので…、安い時期に買った自社株を売り出すのだろうと思いますが…僅か3%未満とは言え、市場の流れに反します。

カタルは自己資本比率を維持するために、これまで、金融庁が自社株買い要請に対し、待ったを掛けて来たと思っていました。株主総会で…この行動は糾弾されるべきでしょう。株主なら…頭取交代要請です。

日本は…本当に、アホばかりが上にいます。このような総資産に対する利益率を無視する総資産経営と言う考え方が、日本を非効率な社会に陥れました。世界の常識はROEが15%なのです。非効率な会社を買収してスクラップ&ビルドして効率化競争に勝てるのです。

何故、カタルが楽天の三木谷さんを批判するか? 彼は、既に楽天が大企業になったのにも拘らず、更なる規模の拡大に走っています。利益を更に生む拡大なら賛成です。赤字企業を買収して、本業の利益を隠し税金逃れをしているから嫌いなのです。M&Aは様々な利用方法があります。三木谷さんのようなケースを、西武鉄道は長く実施してきました。基本は赤字企業を買収して、規模の拡大を図ります。

戦略上…一時的に、そのように利用をする事はありますが、いつも、いつも、やっているのは、明らかに課税逃れの印象です。卑怯ですね。小さな会社なら、いざ知らず…。楽天のように大きくなったのに…。このような経営者の本質が、カタルは嫌いなのです。

逆に…買収をして、それ以上に相乗効果を生ませ、時価総額を、どんどん拡大させる会社もあります。実は…カタル君、本日、久しぶりにユビキタスを500株だけ買い増ししました。 理由は昨日のWBSで資本提携しているマゼランシステムが紹介されていましたね。GPSの話題で…。いよいよ量産に移行すると言う話でした。農業の無人化など…これまで、かなりのお金を投資しています。

更に、ユビキタス自身も、3月3日付で…エーアイコーポレーションの株式を所得して、子会社化すると言います。売り上げ規模が12億円の会社で、営業利益が9千7百万の会社です。約1億円の営業利益ですね。これで来期は、完全な黒字化になります。尚且つ、発表文を読むとQBの好調ぶりが窺えます。実はルネサスやトヨタなどとユビキタスは、様々な開発を共同でしています。もともと車の電子化は進み、バッテリーの節約の為に、スリープ状態にしていません。だから、直ぐにソフトウェアが立ち上がるQBは、車に適したものです。故に、世界中の車に…ユビキタスのQBが採用される可能性が高いのです。

この車の電子化に備え、エイムの持っている楽曲認識技術を手に入れる為に、わざわざエイムを買収したのでしょう。今の所、まだ新開発案件なので、売り上げに立ってないと思われます。車のコックピット化は、世界の常識で、その地位を確保できるかどうか…。難しい所ですが、この買収における文章を読む限り、収穫期に入る可能性を感じた次第です。マゼランシステムの推移と合わせ、これまで種まきして来た技術が、収穫期を迎えるのかも知れません。株価も4ケタ以下であり…買い増しした理由ですね。

ただ人気株故…信用買い残も、この株の規模にしては大きく、今回のエーアイコーポレーションの子会社化も、どんな方法になるか、まだ決まっていないようです。本来なら、正式に契約してから発表すべきでしょう。日本のベンチャー市場は、近年…活発ですね。未上場の利益を求め、資金が流入しています。

神主さんの友達が、外資を辞めて、この市場に参入した意味が理解できます。当たれば、大きいのです。ソフトバンクのヤフー買いやアリババ買いを連想します。ソフトバンクは、資金を非常に有効に生かしています。

三井住友のような村論理の企業とは違いますね。通常は…こんなやり方をしないものです。ブラックロックに指導されるまでもなく…働き方改革を実施して、早く動かないと…後で、大変なしっぺ返しに遭う事でしょう。日本の経営者は、みんな真剣に経営を考えていませんね。資本を、どう活かすか…上場企業は、様々な選択肢があるのです。東芝の混迷ぶりを見ると…本当に、まともな経営者なのかどうか。

ドイツ銀行などの増資案件が浮上し…、尚且つ、三井住友の行動が表面化して、三菱UFJの安値は、昨日の安値(751.1円)より、少し上の753.5円まで…ですね。意外に強いですね。カタルは下値に買いを入れていますが…この辺りが、下値にも見えます。もう少し買おうと思っています。何処で買うか…。クラウドワークスも、同じ感覚です。

流石に3週間も上がりっぱなしでは…当然のことながら休むと思いますが、今週は買い場かどうか…。でも出来れば500円割れを…狙いたいですね。下がらないかな? この会社は先日のメドピアより、ずっと高評価です。近年、データ量が増えて、その分析や解析をするデータサイエンスと言う学問と言うか…職業が急浮上しています。

人気株リストの中の上位に、エルテス(3967)と言うビッグデータの解析を手掛けている新規上場株が馬鹿人気になっています。カタルは1万円以上もする評価は、納得できませんが…、このようなデータサイエンスの分野は、スマートコミュニティーを迎え…ドンドン伸びますね。

一般の人は、株価データなどの公開情報で…有望株を発掘する技術を持っていません。しかし…カタルの分析力はマズマズと自画自賛しています。問題は利用方法です。このような分析官は、非常に特異な分野で…高い価値を有していると思います。だからこそ…エステルなどと言う株に、PER100倍以上の評価が与えられるのでしょう。

カタルが買いたいと思っている株は、分野が多少は違いますが…同じ分析力を売りにする企業ですね。今日は、株価が久しぶりの安いので…ヒントを提示しています。まだカタルも僅かしか買っておらず…発見したのは2月20日の話ですからね。たぶん株価は、しばらく休んでから…何処かで市場から評価されると思っています。

まぁ、「クラウドワークス」一本だけでも、良いと思っていますが…どれが良いのか。やはり…3流のカタルには、サッパリポンです。それでは…また明日。



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