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かたる:「ロシア・ゲート」か…、1972年の大統領選挙の最中、民主党本部があるウォーターゲート・ビルに盗聴器が仕掛けられ…やがて犯人グループが、ニクソン大統領の再選委員会の関係者であることが判明し、もみ消し工作をした為に、弾劾の動きに発展して、ニクソンが大統領を辞職したウォーターゲート事件を連想させる言葉だとか…。流石、メディアは連想ゲームが上手いですね。結局、悪戯に動かない方が良いと言う教訓かも知れません。

こんな下げは、可愛いものです。昔、大暴落をしたことがあります。全銘柄がストップ安を付けるのです。その時の上司の言葉が思い出されます。「何も、動くな…。」時間が解決をすると言うものです。人間と言うのは、自身に過大なポジションを抱えていると…右往左往するものです。偉そうに…言っているカタル君も、本日は利食いと、損切りを実行して…下値に買いを用いました。でも今の所、買えているのは僅かで…、売りの方が多いようです。

朝方のケネディクスの気配値は530円前後でした。故に10円上の540円から5円刻みの買いを500円割れまで用いましたが、今の所は…全く買えていません。まもなく期日が来るので、近いものを寄り付きで利食いをしたのです。でも本当は…クロスのつもりだったのですが…。ところが売りは成り行きで、買いは指値の為に高寄りをしたので、買えなかったのです。トホホ…これじゃ、高値を、また買う破目になりそうです。何故、下がらないの? 困ったものですね。まぁ、当たり前かもしれませんが…。

最近、述べていますが、この所、サッパリポンなのです。儲かってはいるのですが…何か、不安を抱えており迷っています。この原因は分かりません。やはり格言の「Sell in May」と言う諺が…頭にあるのかも知れません。本当に、サッパリポンなのです。

昨年の様な…失敗を繰り返さない為、かなり、銘柄も分散しています。今年の課題は、集中投資の筈なのですが…。過小資本銘柄、一本に銘柄を絞る度量もなく…所詮、小手川君のような大物になれません。彼はやはり凄いですね。普通の人間は、無謀な戦いは出来ないものです。まぁ、無謀かどうかは…、それぞれ認識が異なるのでしょうが…。何処かで大きな勝負をしないと…駄目ですからね。

決算発表がなされ…金融規制克服論が確認されました。今期も増益見通しになっています。日本は、色んな利点を抱えています。おそらく世界の中で、一番、恵まれていると思っています。逆日歩銘柄数は過去最高の比率状態になっており、5割以上の銘柄に逆日歩が付いています。ただし貸借銘柄だけですが…。この貸借銘柄数は、およそ1450銘柄です。

カタルは実質成長の世界から、名目時代への移行が、日本には欠かせないと述べています。バブル期から、間もなく30年になります。日本の土地の価値が1300兆円も失われたのです。それを長い時間を掛け、毎日の稼ぎの中から損失を埋めて来ました。この動きは世界経済のルールから…逸脱している現象です。

中国が一気に、時間を戻せたのは…資産マジックを活用したためです。もう10年ではなく20年近く…固定資本形成の割合が多く、地価はバブルだと言われ続けています。それは平均所得と比較するからですね。しかし中国の高額所得層は、非常に多く、日本の人口以上、お金持ちは存在するのでしょう。香港の不動産価格は、日本のはるか上の水準です。

日本だけが、「失われた時代」の下で、清貧思想を貫き…貧乏してきました。この時間的なギャップを、何処かで、必ず埋める…この発想が「1300兆円の逆襲」と言う相場のテーマです。

カタルは目先の業績などに拘っていません。ただ一つ、マネーストックの伸び率が、大きく伸びるポイントは…何処かに注目しています。元日銀総裁の福井さんは、「羹に懲りて膾を吹いた」のです。ケネディクスが4000円台の時ですね。一気にマインドが逆転した所に…リーマンショックが重なり、日本経済は二番底を模索しました。丁度、日産自動車が利幅の少ない大衆車マーチの生産を、タイに移管した現象です。

今では…行き過ぎた空洞化の逆行現象が見られ…カタルはアークの相場を支持しました。しかしアークは、なかなか綺麗に立ち上がりません。つまり「生産の回帰」は、起らないと言う事なのでしょう。金融規制克服論は、まだ浸透しており…全体の株が大きく下がるとは思っていませんが…「メイコー」(6787)のような効果が、市場にまだ波及するのかどうか…。

カタルは、メイコーに続く銘柄として、最近、ある株を買い下がり始めました。好業績銘柄です。あまり…派手さはなく、カタル向きではないのですが、メイコークラスの上げは、あり得ると考えています。このメイコーも300円割れから、一気に1100円台なのでマズマズですからね。

「クロスマーケティング」クラスの株は、幾らでも、ご用意できると豪語している訳です。ただこの手の株に、カタルの心は、なかなか揺さぶられません。駄目でもユビキタスのような夢を感じないと駄目なのですね。でもユビキタスは、いつも夢だけで…困ったものです。もう、そろそろ本物に育って欲しいと願っています。最近は強く見えようになっていますね。もう直ぐ期日です。こいつも駄目銘柄で、昨日述べた「Vテク」のように、うまく育っていません。

所詮、未来図は…誰にも分かりません。カタルは可能性があるものを、長く言い続けているだけの話です。代表的な銘柄は「三菱UFJ」などの邦銀株です。こいつらも…安い水準です。カタルに、お金があれば…三菱UFJにTOBを掛けます。大儲けが出来ます。

日本の経営者は、本当に…まともなのかどうか…。でも日本には、様々な目に見えない規制がありますからね。村論理で生きて行くために、経団連などの経費負担を求められます。役人が天下りする団体組織は、どの業界にもあります。日本証券業協会など…。東証もそうでしょう。一つの業界に、どの程度あるのか…。大変な数ですね。

何も…文科省だけではありません。警察組織も凄い数ですよ。権力と言うのは、兎に角、すごいのです。だから共謀罪などに、カタルは反対派です。運用が曖昧なのです。何故、失われた時代が、長引いているか? 大蔵のノーパンしゃぶしゃぶ事件で、生まれた金融庁と言う組織が、UFJの解体と言う強権発動をした為に、民間組織が縮みあがったのです。だから「流動性の罠」が長引いています。

歴史は…大切ですね。昔は「特高警察」が存在しました。そんな教訓が全く生かされていません。やはり共謀罪は恐いですね。言論の弾圧に繋がり、最後は雁字搦めです。日本には、やはり…そんな部分があります。山本七平の「空気の研究」です。集団で動く村論理は、ある意味で…強くも、弱くもなります。上で指揮する指揮官の器が問題になります。難しい…話です。株屋は、もっと気軽に、前だけを向いて…生きたいと願っていました。

何故、こんな人生になったのか…。相も変わらず…トホホの世界ですよ。無理をして、やることは、ないと思っています。此処は…ユトリを示し、乖離調整をすればいいのです。カタルなら…無理をして、相場を創ろうとはしません。ソニーなんか…ユトリの動きに見えますね。ユトリの「よっちゃん」(カタルの仲間の名前)です。これから大きな波が来ますからね。

昨日、みんなと一緒に、後場寄りの736円を買った「ユークス」(4334)は、いつ飛び出すのかな? 需給バランスと相場環境は良いように感じていますが、果たして…綺麗な揺り戻しが起るかどうか…。いろんな選択肢があります。まぁ、それぞれが自分で選べばいいだけの話です。それでは…また明日。

今晩のNY市場は、どうなのでしょう。大幅な続落となるのかどうか…。ここ2週間程度は、やはり気になります。金利も低いし…ね。これでは6月の利上げの可能性は消えます。もっとも気になるのが…北朝鮮です。「内政の失敗」が、「引き金」に繋がります。それでは…また明日。



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