かたる:本日の日経新聞に変わった論調の記事が、掲載されています。7面に、日経新聞が買収したFTの米国版編集長ジリアン・テットが書いた「米国企業の自国回帰は続く」と言うレポートは、既存のメディアの論調と、まるっきり違いますから、読んで置かれることをお薦めします。
意外に、トランプ人気は健在だと言うもので…、グローバル化より秩序のある貿易体制が述べられています。地産地消の考え方の推進ですね。トランプ政策で、最初に実行される確率が高いのが、海外に貯めこんだ資金の米国回帰を促す政策です。一般的に「レパトリ減税」と言われています。海外に貯めこんだ資金が、膨大なアップル株が注目される所以です。
米国株の1000ドルレースは、アマゾンが先行し、グーグルも…あと一歩です。何れも「AIスピーカー」のメーカーです。日本ではIBMのワトソンと提携しているソフトバンクが、ペッパー君の技術蓄積を活かせます。シャープもロボコンの技術が、活用できますね。これは、調整入りしているシャープの4桁路線を支えるシナリオです。
この分野で、アジア圏の支配を実現できるかどうか…。AI開発は一気に進化しますよ。何しろ、この技術を支える半導体も、大きく変化し始めています。ただ思うように…微細化された製品の量産化が進むかどうか…。半導体市況が注目される所以でもあります。
冒頭に掲げた米国の国内回帰は、一気に生産革命が進化することを示します。スマートコミュニティーの導入ですね。AIとロボット化が、一気に進化します。ARやVRなどのゲームの世界が進化し、一般化するのです。故に米国株も、ナスダックを中心にして新高値を更新しているのでしょう。
カタルが、早く、早く…と述べている理由は、このままでは…日本は、周回遅れどころではなく…最後尾に成り下がりますよ。インドも中国を上回る進化をする可能性が高いのです。昔はインフラの整備に、お金と時間が掛かりました。しかし「ドローン」の進化を見ても社会資本の未整備は、スマート化で補われます。何も都会に住む必要がなくなります。緑豊かな自然環境が溢れる田舎で、人間らしい生活を送れます。4Gから5Gにシステムが移行し、一気に情報量の伝達スピードが進みます。田舎に住むのがステータスになります。
夢の世界を書いていたら、その関連のカタル銘柄のクラウドワークスやユビキタスの株価が上がって来ました。クラウドワークスの1150円越えは、画期的なステージ変化です。カタルは宣言通りに1100円で、指値を用いましたが、今の所は買えていません。ユビキタスは1000円を500株だけ、買いました。カタルは…何時も有言実行です。DeNAも再び買い始めています。本日は先ほど2429円で500株だけ買いました。勿論、ケネディクスも寄り付きで買い増しを実行しています。
何しろ…この所、好調が続き…クロスマーケティングのような成功が、続いているからですね。その為に資金が増え始めています。このまま一気に「スイート・スポット相場」に邁進するのかどうか…。本日の邦銀株は安いですが…ケネディクスのラインと邦銀株は、同じ路線です。邦銀株が上がったことで、整合性が繋がりました。先日、買った「いちごHD」も、同じラインです。アコムもそうだし…。米国国債金利も…この路線です。
あまり総花的に…一気に株価が上がると、貧乏人のカタル君にとってはマイナスです。何しろ、少ない資金でやりくりをしているのです。一気に花が開花すると…困るのです。小春日和が、一番です。カタルはサマーラリーなどの経験は、ないのですが…今年は、その様相が…ありますね。
冒頭のジリアン・テットのレポートは、空売り続けていたジョージ・ソロスが、餌になる事を示しています。カタルは、メディアがトランプ批判する事で、相場が維持される可能性があると前に述べました。
相場の真髄は、「強弱感の対立」なのです。相場は「懐疑の中で育つ」のです。カタルだって先行きが分かる訳じゃないけれど…、相場を見ながらストーリーを組み立てて行くと…日本株は、「スイート・スポット」入りしている可能性が濃厚なのです。もし空売りをしているとすれば…、早く「空売り」姿勢から、転換する事を薦めます。
何しろ…「空売り比率」の高い事、高い事。30年以上の営業経験のあるカタルにとって、初めての経験なのです。逆日々銘柄比率は貸借銘柄の54%です。満額を含めると75%なのですよ。多くの素人の投資家は、日証金残高を問題にしている人が、多いようですが…関係ありません。あくまでも三市場残の推移が重要です。
ケネディクスを見ていると、日計りがあるようで…100万株近くの玉が動いているようです。これは、一般的な需給バランスには影響しません。グリーなどもそうですね。グリーは毎日、つけ足しが、行われているようですね。カタルが見ている銘柄など…たかが知れていますが、他にも、多いのでしょうね。きっと…。
前にも述べましたが、日証金で株不足になると…翌日の午前中に証券会社は、逆日々が付かないように…株を日証金に無料で貸し出すのが満額です。グリーなどは、その事例でしょう。逆日々が付くと言うのは…三市場残の数字を言うのです。若干、特例はありますが…一般的に、三市場残で買い長なら、日証金で株不足でも、翌日の午前中に調整されて、逆日々は付きません。だから日証金残などは、あまり意味がありません。
でも資金力の乏しい中小証券が、日証金を利用しますから、その顧客はプロのようなものです。相場を良く知っている顧客が多いので…利用の仕方次第では、活用できる資料です。カタル自身も、資料を利用しています。
さて、要らん事を書いていたのでスペースがなくなり、カタルは本日は忙しく…これから出かけます。良いですか…何時も述べていますが、分散を図り、無理をしないことです。株なんか…ある日、突然、大暴落して流れが大きく変化する事もあります。
どんな相場になっても、対処できるように…自分の力量把握が、一番、大切です。こればかりは、投資家、それぞれの力量は違うので、自分が一番よく知っている筈です。年初来の安値を下回っても良いように…何時も、持ち高に細心の注意が欠かせません。特に…今のように儲かっている時は、「魔坂」の準備をしておくことが、肝要でしょう。互いに頑張りましょうね。それでは…また明日。