かたる:「規制と成長(収益)」の話がフェイスブックの決算から窺えます。日経新聞の2面を参照されると良いのでしょう。5月末に導入されたEUの一般データ保護規則(GDPR)の導入等の対応に時間がかかります。過去、日本でもDeNAは、二度ほど叩かれています。最近ではキュレーション問題です。成長を取るか…調和と言うか、社会の暴走を防ぐか…。
環境規制もそうです。CO2の削減など…意見対立が未だに根強くあります。基本は食えるから、秩序重視にコストを掛けられます。EUの景気は良いのです。
企業の成長過程には様々な試練があり、その壁を乗り越え続ける経営者だけが栄冠を獲得できます。フェイスブックの19%程度の株価下落で13兆円あまりの時価総額が飛んだそうです。三菱UFJとみずほを合わせた金額が、たった一日で消えたのです。FAANG銘柄の時価総額の大きさが分かります。それと同時に…この話は、如何に、日本がちっぽけな存在か…と言う事です。
メディアが良く「ものづくり大国」とか…日本の技術力の素晴らしさを取り上げますが…間違いです。総体的にみれば…中国のスピード変化はすごいのです。まだですが…中国の京東方科技集団(BOE)が有機ELの量産化が出来るなんて…信じられない技術力です。日本企業は散々取り組みましたが…量産化が出来ないのです。
キャッシュレス社会は必要不可欠ですが…日本の取り組みは遅々として進みません。お山の大将を演じたいのです。政府が音頭を取るべきでしょうが…駄目ですね。電子カルテもそうです。
野村証券の株価を見ると分かりますよ。仕事の出来ない氏家などが上に行き…仕事の出来る野武士は馬鹿らしくなり、みんな野村から人が居なくなり…雑魚の集まりに化したのです。規制が企業を駄目にした事例の一つでしょう。損失補てんから、締め付けが強くなり凋落した姿です。トヨタも危ういですね。あの増資が分岐点だったような気がします。やはり「企業は人なり」…社長の器がモノを言います。
あれ? ジャムコの2500円が利食い出来ました。本日は売りましたが…買い方針ですからね。基本的にカタルは様々な実験の最中です。だからあまりカタルの売買は参考にならないかもしれません。ケネディクスだって、持ち株を、再び増やし始めています。でもこれは失った分を補てんしたイメージです。カタルの場合、お金がないから株価が下がると、どうしても売るしか方法がありません。買いだと思っていても売るしかないのです。はやく貧乏から脱出したいものです。
どれも中途半端な形です。かなり株価は戻っているので…そろそろ個人投資家も活発化しても良いと思うのですが…駄目なのでしょうか?
やはりソニー株の動向が、問題になるのでしょう。31日が決算発表の予定日のようです。本日の東エレは寄り付き売りだったようです。市場予測に届かなかったのでしょう。でも…ね。この時期に…決算を期待する方がおかしいのです。
自分が経営者だったら…と、考えてみれば分かります。1Qで…強気を言う人は居ないと思いますよ。どんなに強気の人でも…2Qの終了時です。つまり11月ですよ。この時は半分終わり、後半も見えていますからね。通常は決算が固まる2月です。3Qで残り1カ月なら数字は見えています。これが常識です。
カタルはソニー株の出来が、全体相場を左右すると述べています。この株が駄目なら…何を買っても無駄でしょう。だってこの貿易戦争の環境下で株価が崩れずに新高値を取っているのです。非常に強いのです。
誰が買っているか分かりませんが、信用買い残が高値圏で減るのを見れば…相当内容が良いのでしょう。CMOSイメージセンサーの話を持ち出すまでもないのです。 世界トップなのです。この牙城を揺るがすとすれば…分野は少し違いますがホトニクス(6965)でしょう。こっちの株価も非常に強い動きです。先日、カタルは僅かな利幅で、この環境下でも利食いをしています。
ソニー株は決算期待などをせずに…休めばいいのです。大切に育てたいものです。店を預かっている支店長は、他の店と違いを見せるチャンスです。此処で買えないようでは、駄目なのでしょう。所詮、野村証券の凋落の姿です。
そろそろ一服しておかしくない太陽誘電、本当に…カタル君は馬鹿でした。小野薬品の後は…これでした。NPCも悪くはなかったのですが…やはりあの時に、軽い気持ちで古河電工やSUMCOなどを手掛けるより、ラッセルをすべきだったのです。
もともと東邦チタンを手掛けていたわけで、MLCCの好調さは分かっており、単純な発想が良かったわけです。素人の参加が多い為か…と言うより、相場心を知る玄人が市場から消えたのでしょうね。失われた時代で…。物事の感応度と言う尺度が変化しているのでしょう。カタルは東邦チタンの方に、伸び代を感じていたのですが…。
その貿易統計が発表され、チタン輸出の統計が発表されていますが、表示方法が変わったようです。手計算値ですが、前年同期比で5.23%伸びでした。昨年の6月の数字23億7千万円は、その前年15億5千万円からから大きく伸びており…実は心配していました。だって53%もアップしているのです。その高水準を、今年は更に5%アップしていますから、かなり良い数字です。金額合計は、合わせて25億円です。やはり…ほとんどが米国向けなのですね。米国向けに22億6千万円です。ボーイングへの対応でしょう。円安効果もあるのでしょうね。
カタルはMLCCに加え、チタンも伸び代があるから変化率が非常に大きいと思っているのです。でも今は信用買い残のぶら下がり大きく、たぶんもう一度…確認作業をすると考えています。でも何処かのファンドが買い参加すれば、話は別ですよ。
基本は、此処なのです。皆さんは業績内容が良ければ、必ず株価が上がると思っているようですが…そんな事はありません。何故、カタルが東芝、東芝と述べているか?
その理由は一流処の仕掛け人達が、参加しているからです。だから株価が吹き上がるまで買い参加なのです。株価を上げることなど…お金さえあれば、簡単に誰でも出来る事です。でも自分で買った玉を高値でぶつける事が出来るかどうか…。買い手が循環して現れるかどうかです。
Vテクは業績推移もうなぎ登り…次々に仕掛け人が手替わりして3000円から3万円に変化しました。こんなケースは非常に稀です。
どちらかが駄目なケースが殆どです。業績の数字が駄目か…それが良くても仕掛け人が下手糞か…、揃い踏みのケースは稀なのです。皆さんが儲かるような相場は、通常、株価が2倍程度にならないと…駄目です。でも可能性はあるが…上手く未来も条件が揃い続けるかどうかは…非常に読みが難しいのですよ。業績も良く…仕掛け人が居るのに…トランプがチャチャを入れたら…タイミングずれて、オシャカです。プラス、環境がモノを言います。
そんなに簡単に、次々に儲かる銘柄が見つかったら、苦労はしません。所詮、みんなお釈迦様の掌の上で飛んでいるのです。今の相場は、やはりソニー株の出来に掛かっています。数字を見てから、考えればいいのです。先取りして上値を買う必要はありません。だからカタルは6050円から5850円まで買っています。下がれば…条件に変化がない限り、買い続けます。
でも…自社株買いをしたケネディクスの株価を見れば分かりますが…結構、浮動株を吸い上げても、株価は反応しません。住友不動も上がり続け、今度はベトナムの介護者の雇用です。外国人労働者は増え続けるのです。失われた時代下で…日本の地価は安値水準に放置されているのです。リーマンショックの失敗があるから、経営者は二の足を踏んでいます。でも…ね。今回は外資ではなく、日銀が買っていますからね。やはり本物でしょう。カタルは、今でも…4000円台の新高値を夢見ています。
22750円のデフレの関門突破と言う事は、そういう事なのです。多くの人が実質時代しか知りませんが…もう既に、世の中は、名目時代入りしています。消費も伸びると思っています。本物の経営者が、真価を発揮する時代なのでしょう。それでは…また明日。