どんな株も下値を買い続ければ…必ず、儲かるものだと思っています。要するに様々な懸念が、どうして生まれるか? その背景が重要なのでしょう。ある程度…経済の仕組みを知っていれば、世の中の流れは分かります。
例えば…今年の焦点は、先日、読者からのメールにあったように…メディアの識者が「景気後退(リセッション)入りを懸念」しています。2四半期連続でGDPの減速(マイナス)が生じるかどうか…。
でも経済と言うのは「生き物」です。劇的に状況が変化することはなく…次第に悪くなったり、良くなったりします。更に、産業には様々な業態があります。近年は「小売り」などの業種はネットショッピングの発展で落ち込んでいます。でも少し前…「昭和の時代」にはネットなどありません。同じ基準で景気動向を測る方が無理と言うものです。それなのに、メディアは百貨店の売り上げがどうのこうの…スーパーの売り上げが…と騒ぎます。
今年、最大のイベントはリセッションの前に、必ず、起こるとされる「逆イールド現象」の話題でしょう。一般的に金利のイールドカーブ(利回り曲線)と言うものは、長期ものが高く…短期ものが低いと言います。このスティーブ化の動きが、正常な経済下の現象だと言われています。
でも近年は…各国の中央銀行が量的緩和に乗り出し、イールドカーブがフラット化しています。この背景はリーマンショックの為に、金融機関に過剰な規制を掛けた為に…制度変更を余儀なくされています。 過剰な自己資本比率規制が間違っているとカタルは考えていました。それなのに…昔の形態を持ち出してワイワイガヤガヤ…もっとも、らしく騒ぎます。3カ月物国債の金利が10年物を上回る「逆イールド」現象がどうのこうの…。
金融知識の普及や情報化の進展で、仕組みそのものが変化していることを頭に入れずに、過去のデータを元に…過去はこうだったから、こらからもそうなると推察する考え方が正しいのかどうか。
皆さんは、「コンドラチェフの波」と言う産業革命以来の劇的変化を忘れていませんか? 過去の歴史を調べましょう。数十年の期間の中で劇的な変化を遂げ、生活様式がガラッと変化しています。
事実、カタルの年齢では、地方における高収入の職業は公務員と金融だったのです。でも時代は変遷し、今は、優れたプログラマーは引っ張りだこです。年収2000万円程度になります。一方、金融は…作家の池井戸君の事例を持ち出すまでもなく…失われた時代のなかで、悲惨な状況が続いています。今だって、どんどん人員を削減しています。
それなのに…このコンドラチェフの波と言う非常に大きな社会現象より、在庫循環のキチン循環に、比重を置き過ぎていませんか?
通常は、時間の間隔が長いものほど波動は大きく…時間の間隔が短いものほど…波動が小さいのが物理的な原則です。こんな事は常識です。
今回の景気循環は、様々な景気の波が訪れています。キチン循環だけ見るなら…半導体指標が示すように既に景気は後退をしています。でも日本の場合、実質経済から、名目経済への30年ぶりの大きな転換期も、一緒に訪れています。なにもコンドラチェフの波である「スマートコミュニティー」の話だけではありません。
それなのに…時代背景も理解せずに、やれ逆イールドが発生したから、必ずリセッションに陥るとか…。メディアは騒ぐから、素人は、より一層混乱します。もっともらしい肩書が付くと、更にそうです。日本人は必ず、「どちらにお勤めですか?」とか…、名刺を交換したがります。近所のすし屋に行くと…馬鹿のひとつ覚えのように、名刺を渡そうとするのです。
肩書なんか…何にもなりません。大会社の部長なのに…部下も居ない連中が沢山います。取締役から社長? そんなもんは関係ないですね。僕らは実践派の株式投資を目指すのです。教科書通りに経済が動くなら、誰もが株でお金儲けが出来ます。簡単ですよ。
株式投資は、全てがケースバイケースなのです。教科書通りなら…田中化研は一段高します。故に、本日はなかなか下値が買えそうもないから、1030円で200株を追加で買いました。そうしたら…1012円まで株価が下げて来たので、今度は1010円でもう200株買い指値をしてみました。
通常は、このようなチャートは一段高するのがセオリーです。下値圏でストップ高して、尚且つ、この揉み合いが右肩上がり…しかも全体相場は疑念を抱く株高です。
ほら…格言に「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ…」と言うのがありますね。カタルの好きな格言です。金融相場と言うのは、常に懐疑のなかで育つのです。
何故? 日経平均株価が16000円になる筈じゃなかったの?
だから私は株を売り…現金を手元に置いたのに…新高値? もう株なんか買えません。…でも株式市場の格言には「もう、まだなり…」などと訳の分からない格言もあります。要するにケースバイケース。
だからどちらに転んでも良いように…ブツブツ投資を実行するわけです。「陰、極まれば…陽に転ずる」と言います。そのいい事例が古河電工でしょう。
株価はなんと…10連騰にはなりませんでしたが、9連騰で、一日休み、本日高ければ…3連騰です。カタルの最も高い買値は3150円だったかな? 下値で買った玉は、全て利食いになっています。
他人の言うことなど…どうでもいいのです。信じられるのは、自分だけです。故に…自分が正しい判断が出来るように…知識を補いましょう。毎日、カタルレポートを読んでいれば…様々な知識が身に付くように構成されています。色々…と、銘柄を掲げていますが、自分の性格に合うものを選び…ブツブツ投資をしましょう。誰も…先の事は分かりません。
アララ…昨日買ったソフトバンクが安くなってきましたね。流石、日経新聞の一面です。良いですか…これは基本です。みんなが知ったら…お終いです。カタルは日経新聞より、ソフトバンクの孫さんを信じます。だってティファニービルを買ったのは、絶妙なタイミングです。銀座中央通りの売り物など出ないのです。いくらお金があっても…買えない貴重な物件です。
日経新聞? 所詮、貧乏人の記者の集まりです。金持ちなら…年を取って働きません。南の国で美女と戯れます。まぁ、世の中は様々な価値観があるから、何とも言えませんが…要するに株屋は「へそ曲がり」です。他人が、こうだと言えば…常に反対の方向を見ます。だって株式市場で儲かる人は、少数派なのです。常に「少数派の論理」が正しいのです。
「人に行く裏に道あり、花の山」と言います。
まぁ、兎も角…自分が自立できるように、カタルレポートを毎日読めば、赤裸々にカタルの経験を語っていますから、何らかの参考になるでしょう。
さて…あれ? 田中化研の1010円も買えました。今度は幾らで買いましょう。出来高があまり落ちないと良いですね。何故、本日、田中化研を買い増しする気になったか? それは東京モーターショーの影響かな? 各社はみんなEVでしたね。そうです各国とも排ガス規制が強化されており…EVしかないのです。
さて本日までじゃ…ないですね。明日までIRNETでは有料の株式教室の新規会員を募っております。投資顧問でもレポート屋でもありません。実践に沿ったテーマを掲げて経済を分かりやすく解説しているつもりです。どうして…この株が上がると思うか?…とか、その背景にある考え方を述べており、尚且つカタルの実際の売買成績なども含め、どんな売買をしているか…なども赤裸々に報告しています。要するにカタルが儲かるなら、カタルより安い株価でカタルと同じように買えばいいのですね。そうすれば…カタルより儲かるのです。
カタルは追証になったなら、その銘柄を買い続ければ…必ず、儲かる理屈です。だってカタルはこの3年かな? 株で損をしていません。いや昨年はケネディクスで損をしましたね。でも短期売買は辛うじてプラスです。要するに、他人の動向もネタにして解説をしています。内容は公開ページと大差はありません。
だって同じ人間が書いているのです。でも多少、5万円分の色が付いています。そのくらいの価値があると思うから既存会員の審判を受けても継続する人が多いのでしょう。今回の審判では、脱会が5%程度かな? 今週末まで…受け付けているから正確な数字は分かりませんが、弱気相場の逆業績相場での審判ですから、会員は価値があると思ってお金を払っているのでしょう。カタルは常に実践的な考え方をします。
あらら…田中化研は1000円を割れました。それでは990円の買いは1700株と減って来ましたからもう一発990円で200株の買いを用いましょう。今の株価は1049-1051-992-998=239800(10:55)です。果たして…買えるでしょうか?
そんな訳で詳しい募集要項は、此方です。皆さんからの…たくさんのご応募をお待ちしております。冷やかしは止めて下さいね。熟慮して申し込んでください。