かたる:選挙は事前予想の通り、「アベノミクス容認」との評価になりました。一部で2/3の改憲派勢力を確保したので、安倍政権は経済政策より、念願である憲法改正に着手し、経済対策が、疎かになる…との意見もあります。これで「北方領土」問題の解決が出来るなら、完全に安倍さんは、歴史上に名を残す名総理になる可能性があります。
肝心の経済は、なかなか「名目世界」に移行できない現状(流動性の罠)を、日経新聞の馬場さんは、カタルに大きなヒントを与えてくれました。7月7日の日経朝刊の「日銀物価目標、雇用との相関」と言うレポートは、多くの人は、その価値に気付かないのでしょうが、非常に大きな価値を秘めています。このグラフは日本が失われた時代に於いての「構造改革」の現状を示すものです。
パイオニアの「指名解雇」事件と言う出来事は、1993年に、この社会問題が表面化し、日本は泥沼の消耗戦に突入しました。それまでは「終身雇用」だと思っていたので、実に大きな構造変化なのです。それから23年が経過しましたね。やはり一つの価値観が大きく変わり、社会に新体制が整うのはこの程度の時間が人間には必要なのでしょう。歴史を観ると、そう感じます。
現状の「流動性の罠」も、このデータを観れば…もう直ぐ解消されます。全ての霧が晴れるとは…この事ですね。もう直ぐ日本は、アベノミクスによる「理想買い」から「現実買い」に、移行する事になります。いよいよ景気の「中だるみ」から脱出する事になります。失業率3%割れが、その合図になります。この仮説は、非常に論理的で、全ての事象との整合性が得られるものです。「デフレよ、さようなら、インフレよ、こんにちは…」長かったですね。パラダイムショックとは、こういう時間の流れを言うのですね。
人手不足から人件費が上がると…市場原理が働き、適正利益を確保する名目の世界の料金設定になりますね。ユニクロの柳井さんは、この推移の時間認識が足りなかったのでしょう。いよいよ始まりますね。ケネディクスの大相場が…非常に楽しみです。来年は、多くの自社開発物件がリートに移管され、利益の隠しようがありません。これまではレガシーアセットと呼ぶ、リーマンショック前に購入した高値物件の損失処理があり、利益が大きく膨らみませんでしたが、損失物件は、この3年間で全てなくなりました。残存は、全て利益の物件です。読者のみなさん、長かったですね。ようやく…全ての疑問が解かれます。
本日もIoTのユビキタスは高いですね。財政政策の要はスマートコミュニティーの進展であり、多くの人が漠然と新社会を認識していますが、実はどういう応用があるか…見えないのが実情です。みんな手探り状態なのです。佐野さんの事業説明会のビデオは価値があるでしょう。カタルが1万円相場の銘柄を惚れ込んだだけの材料が数多く眠っています。でも皆さんは株価が上がらない理解しないようです。本日、カタルは利食いをしていますが…離れない姿勢で継続的な売買を心掛けます。金曜日に株主総会時の事業説明がアップされていますから40分程度だったかな? 一度、聴いてみると良いですね。此方です。
この失業率がどんどん低下すると…人口問題が問題になります。「1億総活躍社会」と言うキーワードを僕らは今ひとつ理解していませんが…カタルは直ぐに連想しました。周りに居ませんか? 優秀なのに…出産や子育ての為に仕事をやめる女性、最近は働き方が多様化し…これまでの日本の社会は兼業を認めて来ませんでした。しかし今は能力ある人が、二つ、三つの仕事をこなし効率的な人生を送る事を容認する環境になっています。「兼業の勧め」です。
多くの人は一つのヒントを観て、ピンと来ないのでしょうが…普段から様々なことに疑問を感じ自分の頭で考えていれば銘柄など直ぐに思いつきます。そうです。カタルがなかなか自信がなく、カタル銘柄に昇格させなかった「クラウドワークス」が活躍する社会が到来しています。都会も田舎も関係ないし、時間に拘束されることもありません。あるのは成果だけなのです。能力ある女性は子育ての合間に子供が昼寝をしている間に…自宅で仕事をこなし、クラウド上で働くのですね。素晴らしい仕組みの構築です。
クラウドワークスが伸びなければ…日本の社会は、良くなりませんね。兎に角、間もなく人手が足りない時代になります。その時にクラウドワークスは急成長をします。4億→8億→12億の四季報数字の売り上げ推移ですが、現状の2倍増なんてもんじゃなく…5倍、10倍と…売り上げ推移が大きく膨らみます。その時に株価の4桁は単なる通過点で、10倍、20倍と急成長を遂げます。実にカタル銘柄らしい、急成長株になります。ヤフーは、たった200万円が5億円に大化けしました。今、クラウドワークスをたった1000株買って、5年か10年程度売らずに持ち続けていたら…あなたが一生、汗水して働く生涯賃金を獲得できるかもしれません。労働の在り方を大きく変えるクラウドワークスのコンセプトは素晴らしい仕組みです。この価値が分からないようであれば…証券マンを辞めなければなりません。あなたの「目は節穴」なのです。
時代が追い風だから…時代が求めているから、売り上げの事前予想を常に増額しているのです。吉田さんは米国のクラウドフラワーとも提携し…海外展開の視野も持っているようです。今は日本人の空き時間を利用する会社ですが…やがて…優秀なインド人を活用するグローバル展開も視野に入れるでしょう。限りなく成長するクラウドの世界。この株価が4ケタ以下に甘んじているのはおかしいのです。まもなく上昇を開始します。カタルが述べていることが、年末にも、皆さんは、ある程度理解、出来るようになるでしょう。
時代さえ、見えれば…怖いものはありません。既に上がる銘柄は事前に決まっているのです。誰が鈴を付けるか…それだけの話です。多くの人は見えないのですね。でもカタルはタイミングがずれる事は良くありますが、確実に薦めた銘柄はいつか上がります。Vテクのようにぴったりと時間認識が出来るものもあれば…ケネディクスのように3年も遅れているものもあります。それは政策の進展スピードなど…未来にどれをどの程度選択するか?方向性が分かっていても裁量(分量)が分からないのです。
幸い、皆さんはカタルの存在を知っていますから、自分なりにこのレポートを活用して下さい。七夕の雇用と物価推移のレポートは亡くなった父からのプレゼントのような気がしています。丁度、バブルの…この時期に父は他界しました。それでカタルはサラリーマンを辞め、一所懸命に生きようと心を決め、歩合外務員をやる為に上京したのです。実に馬場さんの書いたこのレポートは素晴らしいヒントをカタルに与えてくれました。
今、神主さんから、珍しく電話がありました。彼は一応、僕らの中でも成功者の部類です。この失われた時代でも、歩合生活でお金を残しましたからね。カタルが上京した時に、彼は自分の給料明細をカタルに見せ、あの時の彼は…1000万円程度の「月給」だったかな? そうして僕に昼食を奢ってくれました。そう言えば…金曜日にカタルの先輩からも電話があり、三菱UFJを買おうかと言う相談がありました。この人も成功者です。お金持ちですね。何故か、重なるものですね。タイミングと言うのは、きっと、こんなものなのでしょう。それでは…また明日。