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昨日も早く起きたのですが…本日も、早く起きました。とうとう…「爺さんの世界」に入ったカタルです。何しろ…このレポートの書き出し時間は7時前なのです。

今、昨日の「ジェイドG」(3558)の決算を観ました。概ね…「予想通り」です。驚いたのは…「30円の復配」の話しです。カタル自身は「信用取引」を主体にしています。何しろ…1万株分で1300万円として、一般信用だと4.1%の金利だそうです。年間で金利負担が53万円を超えますからね。

やはり…貧乏人には「株」を、長く…保持するのも大変なのです。かなりの金利を取られます。だから、基本的に「配当」があると、長期的な「コスト」が軽減されます。あと2年間だから「有言実行」も、大変なのです。だからとっても「嬉しい」のです。

「3Dマトリックス」(7777) の決算

株式投資には「二つの注目点」が在ります。一つは「赤字から黒字」に転換する場面です。「3Dマトリックス」(7777)は、この局面を狙っています。

「クックパッド」(2193)も「BASE」(4477)も「同じ狙い」だったのです。この場面は「損益分岐点」比率の考え方です。売り上げの増加が、利益の増加に…直結するところです。何しろ「基礎費用」と言う「固定費」の部分を超えた分岐点ですから…「変化率」を好む株式投資には最適な場面です。次は「出前館」(2484)なども注目しています。しかし昨日の決算は「赤字幅の拡大」だそうです。だから…こんな値動きになるのでしょう。でもカタルは202円で指値「買い」を用いました。

「出前館」(2484) の日足

もう一つのポイントが、ジェイドGの「復配」のポイントです。皆さんは知らないでしょうが…日本は「古い体質」の体制なのです。機関投資家には、各セクター別に「投資制限」が在ります。株式のような「元本」を割れる可能性のある「危険資産投資」は「ご法度」の機関投資家も、多く…存在します。

そこまで「制限」がなくても「無配企業」=悪い会社と言う概念があり、無配企業に投資制限をかけている「機関投資家」もあるのです。だから一般の方が投資できるのが「配当」を実施している企業なのです。カタルは「法人マン」をしていましたから、その実態がよく分かります。でも今も同じかどうか…は、分かりません。何しろ、サラリーマンの現役を離れて…30年以上です。40年かな?トホホ…。もう「棺桶」が近い…時間になりました。

同じ…個人の投資家でも「配当利回り」を重視する投資家も居ります。今の金利情勢を考えると、借入金利が普通は3%程度ですから、5%の配当利回りなら…20%の税金を引いても、1%の「鞘」が抜けますから、通常は「金利裁定」機能が働きます。だから高配当株は、保守層の投資家に人気が在ります。故に…「復配企業を狙え!」と言う…投資の「ジンクス」があるのです。

この「二つ」を知っておくだけで…あなたは「億万長者」なのです。赤字から黒字への転換期、そうして…復配をする会社です。株式投資は変化を好むのです。「ジェイドG」は、いきなり…30円配当ですから「合格」なのでしょう。一旦、此処で「ジェイドG」の解説は、打ち切ります。スペースがあるなら、後で、「何故」順調と述べたか…。解説します。

さて…昨日はトランプ大統領の「ロシア制裁」が発表されました。しかし…ロシアの反応は「米の圧力に屈せず戦闘継続へ」との報道です。ロシアは、安倍首相の時に「分かった」事ですが、プーチン大統領は「一筋縄」では…行きません。あんな奴に、何を諭しても…無駄なのでしょう。中国の習近平主席も同じように「過去の栄光」を追う…人間です。

カタルは既に「グローバル時代」ですから、新しいルールで「勝者」になるしかないと思っています。「市場原理」です。その点、世界のお金を集める米国の「M7」の企業は、たいしたものです。時価総額が「天文学」的な数字です。3兆ドルとか…4兆ドルの世界ですよ。桁が違う…世界なのです。

昨日は「華為技術」(ファーウェイ)の2024年の研究開発費が1700億元(3兆4454億円)の話をしました。進化のスピードも…その成否も「お金の量」が「もの」を言います。お金さえかけるなら…不可能の領域も「可能」になります。

でも日本は、その肝心の「お金」が市場で「循環」をしていません。何故、カタルが、いつも…お金は使って「ないぼ」と述べているか? お金は「飾っておく」ものではありません。活発に「動かす」ものです。景気の良い、悪いと言うのは…このお金の「循環速度」の話です。この基本的な考え方が、我が国の「政策官僚」に欠けています。

だから「清貧思想」を「ばら撒いた」のです。別の言葉なら「転ばぬ先の杖」です。老人では、ないのです。お金は活用して…初めて「効果」を発揮します。それなのに、日本は自ら…凍てつく市場を人為的に創ったのです。だから日本人は「貧乏」になったのですよ。我々の…「心」の問題なのです。架空の安全神話や安心を求めてなりません。

何故、「失われた時代」なのか? 

チャレンジを畏れては、駄目なのです。失敗は「成功のもと」なのです。ドンドン…失敗をすれば良いです。そうして…馬鹿をやれば、良いのです。それを「許容する社会」が必要です。

「運のいい…能登の地震」だけを取り上げるから、みんなが「誤解」をします。そのおかげで…総務省かな? 住んでいる場所で、「手続き」が容易になる…話だったように記憶しています。あの地震があったから、役人が動いた…と言うような趣旨だったのでしょう。

それをメディアは困った連中です。嘘を並べます。日本人は、ロボット教育を受けており、考える力がありません。株が高ければ、ワイワイ…騒ぎ、株が安いと、ブツブツ…文句ばかりです。それも…常に「自分が中心」の考え方です。だから安倍首相が関係ないのに…狙われたのでしょう。国家の損失でした。考えて行くと…メディアの連中は腐った連中で、「教育」の大切さを実感します。

だから本当の「大人の世界」になる為には「教育制度の改革」が必要になります。日本人は臆病者です。ようやく…先着「一名様」から、頑張る人が報われる社会に変わります。だから当然ですが、「競争に敗れる」人は、舞台を変えて…別の場所で「頑張る」しかありません。転職を畏れては駄目なのです。

「日産自動車」(7201)は、ようやく「追浜工場」の閉鎖だそうです。でも…「稼働率」を観るなら、もっと早くに…「決断」をしなくてはなりませんが「内部抗争」でした。それも東京地検を巻き込んで…やったのです。ゴーンを逮捕したので、今の「日産の凋落」に繋がったのです。難しい場面なのに、それを理解してない…阿保が、西川です。

政策官僚も、その甘言に踊り…間違った「正義」の実行だったのでしょう。政策官僚のトップが、もっと立派な人なら…「却下」をしていた筈です。もっと広い視野を持った奴がトップになるべきです。

日本には「清濁併せ呑む」と言う諺もあるのです。

本当に…情けないレベルです。バブル崩壊から…ずっと「間違った選択」です。宮澤喜一に、三重野康など…呆れるのです。いずれも、既に故人ですから「神様」です。「東電」(9501)の原発問題も、あの時の決断が、後世に「禍根」を残します。だから…本当は「東電」を買う相場ですが、カタルは、仕方なく…「北海道電力」(9509)の選択でした。これは菅直人の選択でした。阿保が上に居ると、末端は大変です。

「日経ビジネス」の此方の報道も、既に世界時間が「グローバル」競争なのに…馬鹿な解説をしています。良いとか、悪いとか…とか言う話と「次元」が違います。東京地検の逮捕は「正当なもの」だった…のでしょう。しかし政策としてみると、これで「日産の社員」が生活苦から…自殺をしたら、間接的な「犯罪者」です。バブルを創った元日銀総裁の澄田も…それを壊した三重野も、多くの自殺者を量産したのです。

「政策」と言うのは重要なのです。

もう一つ…「レアアース」と引き換えに…「H20」の輸出です。トランプらしい取引です。だから「エヌビディア」(NVDA)の株価は上がり…半導体株(アドバン=6857)なども「堅調」だったのです。活字になったので…相場は天井圏かも知れません。でもAI革命の進展のシンギュラリティ時代の到来なら、別の話になります。

「年初」に話した「AI革命」の進展が…つまり「シンギュラリティ」時代がやって来たから「高金利」でも、経済活動が負けない「効率化」社会の到来かもしれません。年初の話で、カタルはその仮説を持って、割高な米国株を解説しました。

「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168) の日足

そうして…「ジェイドG」の失敗のお陰で…我々は「強烈な武器」を手にしました。これは、5月の連休の時に解説しています。その前の4月20日の段階で、皆さんに「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168)を提示しました。会員の方は、その…1か月前の3月23日の10回目の会員レポートに掲載してあります。カタル銘柄の多くは、株価が2倍以上になっています。確かに…「失敗」もありますが、結構、成功事例も多いのです。でも…その失敗の多くは「時間軸の間違い」なのです。

「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168) の決算短信

この株を観てください。14日に発表された決算です。売上げは22億7百万円で31.5%の伸び率です。営業利益は4億92百万円ですから22.29%の「売上高営業利益率」なのです。PSRは「何倍」でしょう。今期の予測は控えめの予想でしょうが、通期95億38百万円ですが…そのPSRは3.18倍です。20%なら…論理的にPSRは「3倍」以上になります。この関係を、良く覚えておきましょう。

この企業は「DX」と言う…広い意味では「AIの活用」とも言えるのでしょう。そのAIを直接、利用した報道が此方です。流石「日立」(6501)です。良い記事でも在ります。このようなAI革命が進展すると…一気に人間は「別の次元の世界」に行くことになります。だから…「シンギュラリティ」時代なのですよ。

年初に掲げた…米国株の「割高」相場の容認です。仮に…ですよ。この後、トランプ関税の実施が浸透して、米国は「物価」が高くなっても、その金利高を「AI革命」で克服するなら…米国の株価は「容認」されます。その可能性がないとは言えません。だって…作業時間が「8割減」ですよ。つまり…人間は「5倍の効率」ですから、金利が10%台になっても…耐えられます。人類は、桁違いの「成長期」を迎えます。「量子の世界」は、更に…凄いのです。

あらら…今日は約束通り…寄り値で500株の「ジェイドG」の株を買いました。決算を観て…あの「指値」も「変更」しようかなぁ~と思っています。カタルは「ストップ高」の可能性まで…今日は考えています。

しかし「事前公約」通り…一つの口座を除き、他の口座では、株を売り上がっていることも事実です。何しろ「楽しみ」を優先させています。それに…どうしても400万円のお金が必要なのです。お金は使って「ないぼ」です。相場的には…「新しい局面」に入っており…先ほど「ライズ」(9168)で解説したように、PSRは1倍以上に…時間の問題で確実になるでしょう。

もう長くなってので…解説は省きますが、簡単に説明をすると…1Q営業利益が557百万円で…売り上げが4548百万円です。つまり…利益率は12.24%ですからカタルが事前に予想したように…利益率は、10%台~15%台だろうと述べました。仮に通期で15%を超えて…更に20%に届くなら、あら大変、一気に…「4180円の奪回」です。自分で計算をしましょう。

他は「3D」(7777)を買いに行っています。昨日は201円だったかな? 忘れましたが…その辺りからスタートして、194円まで株を買っていました。カタルは一度、下がるにしても…225円から250円前後を観てから…もう一度200円割れを考えていましたが、昨日、その200円割れを演じています。

だから市場の雰囲気は、「ガラリ」と…変化しました。だから…ひょっとすれば、一気に相場が立ち上がるかもしれません。「データセクション」(3905)のような形です。この株は「信用規制」だそうです。当たり前です。

こんなところで…お終いです。今日も、明日も、明後日も…会員様に提示したように「3つの商い」を実施します。ひょっとすれば…提示した株価の「上を」買うかもしれません。何しろ、手の内は、ガラン…ガランなのです。

馬鹿が安値で株を売ってくれたために…昨日も1330円、1325円が買えましたからね。出来高のバランスをみて…指示した「株価制限」を解除するかもしれません。今は迷っています。他にも「買いたい」株が、沢山…あるのです。また明日。

皆さんは無理をせずに…適当に「利食い」を入れなさい。昔から…「利食い千人力」と言います。自分の「力量」は、自分だけしか…分かりません。無理をしないで…「ノンビリ」なのです。またね。



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