アーカイブ:2016年3月

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かたる:先ずは、お詫びです。昨日はCMEの利上げ予測に於いて…0.5%の確率が云々との記述をしましたが、あの0.5%の94.2%は現状維持で…利上げは0.75%のようです。つまりFF金利の誘導目標が現在は0.25%~0.5%で、次の利上げは0.25%引き上げて0.5%~0.75%になる予定ですが…、その最上金利を掲げているようですね。カタルは間違って解釈していたようです。何故、こんな間違いをしたのか…。いい加減なカタルの性格にも拠りますが、イエレン女史のインフレ論が正しいのではないかと言う先入観がきっと強いのでしょう。この考え方は、現在、少数派です。

現状の大勢派の考え方の多くは、FRBの利上げは間違っており、再び緩和に追い込まれると言うものです。此方のレポートが分かりやすいかな? ロイターの配信でみずほ証券の上野さんの解説ですね。彼は一度利上げがあり、再び景気減速から米国は緩和に追い込まれると言うものです。多くのヘッジファンドなどは、この考え方を基本に行動しています。ダリオ時間ですね。しかしカタルは世界の中央銀行が、これほど量的緩和などを実施したので、やはりインフレの可能性があるのかも…知れないとも思っています。

昨日、サミットを控え、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授を招き勉強会がありましたが、彼も需要不足からの財政出動を訴えており、消費増税に反対でした。どちらかと言えば…ケインズ派に近い考え方のようです。最近はマネーの限界説が盛んに主張され…マイナス金利の限界説も指摘されています。でも、欧州の経済は自動車販売も悪くなく…かなり好転している様に感じているのは、カタルだけなのでしょうか?

何故、こうも意見が割れるのか? その要因は、カタルは金融規制だと思っています。金融だけが厳しい管理下にある為に…混沌としているのでしょう。本来なら…すんなりと景気が浮上しても良い筈なのです。カタルはこう考えています。基本的に金融規制が強く、自己資本比率目標を達成するために、世界の金融機関は、総資産残高を圧縮する為に、ポジションの整理を余儀なくされています。故に原油価格などは、仮需の需要が一時的に大きく減ったので、原油価格が下がりました。しかし世界の需要は、価格下落のように…減った訳ではありません。これは金融機関のポジション整理のための一時的な現象です。

この動向を受け産油国などのSWFの総資産が圧縮され換金化されたために…世界の株価が大きく落ちました。現状は過大な原油先物市場などの金融商品のポジション整理が終わり、原油価格は本来の需給バランスまで、戻り始めています。このような影響が世界の景気後退説に繋がっているのでしょう。仮にカタルの予測が正しければ…何れ、イエレン時間が正しいとも言えます。分かりますかね? そんなに…みんなが考えている様に、相場は弱くないのかもしれないのです。

そう考えると…最近の市場の指標の動きは…納得できます。このまま日銀のマイナス金利適用を受け…一気に華が開くかもしれないのですね。此方の指標推移ですね。カタルは昨年のGPIFなどによる指数買いの偽物相場から…今回の株高は、ひょっとすると、本格的な上昇過程に入るかもしれない…とも考えています。要するに未来予測なので…誰も真実は分かりませんよ。カタルだっていくつかの選択肢があり…その可能性を常に考え、日々の行動の過程にしています。

日経平均株価と好転RSIの推移

         日経平均株価と好転RSIの推移

この好転RSIと言う指標は、日々と週の差を掲示しています。つまり株が騰がるとRSIが改善しますが、観察期間の長いものは、短期のものに比べ遅れますね。その差を示したものです。乖離率でも同様の動きですね。指数による株価上昇ではなく…本格的な株価上昇の動きに見えるのですね。だから…カタルの運用成績はプラス圏に入っており、儲かるように…成りつつあります。

ケネディクスの株価は、マイナス金利の恩恵を一番受ける筈であり注目されます。オリックスも同様ですよ。本日も、昨日に続き、サラ金株は強いですね。この動きもその関連です。マイナス金利が銀行にとってマイナスだとの…間違った認識が定着しつつあります。確かにイールドカーブが平坦化し…鞘が抜けずに収益は下がります。でもこの考え方の基本にあるのは…デフレの国債運用での話が前提になっていますね。リートや外債への投資が成功し、リスクを冒して買えば…国債金利以上の収益が得られます。明らかに間違った解釈ですよ。

このような仮説が正しいとすれば…日本経済は本格的にデフレのトンネルを抜け、一気に昔のような活力のある成長過程の道を歩むことになります。日経平均株価10万円説です。本日の日経新聞に自社株買いの効果が、云々と言う間違った解説があります。日産自動車などが事例に掲げられています。余りに…短絡的な解説ですね。日経新聞の記者ならカタルより、ずっと頭が良い筈です。おかしいな。

4000億円ですから…たぶん、まだ買い切ってないですね。そんなに簡単に…いくらこの弱い市況でも、株は集まらないと思いますよ。あるいは、持ち合い株解消の受け皿なのかもしれません。ToSTNeTの市場バージョンかもね。通常は加重平均株価で株を集める筈です。期末まで…まだだいぶ期間がありますね。このROEの考え方は正しいのですね。基本的に発行済み株式総数が減り、EPSを底上げしますから、最終的に必ず株価は上がります。効率的な資金運用になるのです。

まだカタルのような考え方は、現在は少数派で…多くは、期末は機関投資家のお化粧相場…との認識でしょう。でも現状は、非常に緩慢な動きなのです。非常に緩やかな上昇過程と言うイメージです。だから、なかなか皆さんが期待するような相場にはなっていません。でも確実にステップアップしているように感じています。やはりケネディクスが試金石になると考えています。でも今、買っても、なかなか上昇しませんが…ね。株って…玉が吸い上がらないと…なかなか、株価がスムーズに動かないのです。現在はカタルと同様の考えを持つ連中が、少しずつ買っている所なのでしょう。それもおっかなびっくり…ですね。

フィートレックの解説も必要ですかね。この小さなコマが続き…下値を切り上げると良いですね。大幅高を期待する人は無駄です。まだそのタイミングではありません。もしやるようなら…余程の相場が下手糞か、大材料を握っているのでしょう。通常は、1週間から2週間かけて、徐々に下値を切り上げ高値圏の4ケタに持って行くのが…正しいやり方だろうと…カタルには思えます。まぁ、いつもカタルは勝手な読みをしますが…、当然のことですが、先の事は誰も当たりません。それより…赤字企業への融資の話は大きいのです。関連銘柄は、既に上昇を始めています。

読者の人は…カタルのレポートを読んで自分でどう考えるか…自分自身で考えないとなりません。最も株価の動きが強いのは…ジワジワ毎日上がるのが一番なのですよね。中華鍋のようなイメージですね。3月14日のフュートレックの下げは…強烈な下げですね。通常は、このまま株価が崩れても仕方ありません。でもカタルはスマートコミュニティーには音声認識が必要で…この会社が最右翼に位置していると考えています。だから4ケタの株価が定着して一段高すると考えています。

四季報の来期数字は、まだ非常に流動的なのです。誰も1年先など分かりません。故に多くの会社が控えめに数字を出して、増額修正をするのが一般的です。肝心なことは…時代の流れなのです。この流れに合っていれば、新しい需要がどんどん生まれ…売り上げは伸びます。故に損益分岐点上にある企業の変化率は高くなりますね。007やJTECの株価を見れば分かりますが、1000円なんか、単なる通過点に過ぎませんね。やはり3000円とか…上場来高値の5000円とかの企業の育つかどうかの読みですね。

シャープは流動的ですね。でもホンハイは自分達の力だけでアップルの要請には応えられないと考えています。だから絶対に必要ですが…問題は条件が流動的な事です。前回の条件だとしても500円程度の相場しか…現状では読めません。だからあまり魅力がないとも言えます。でも最初の黒船来航銘柄なので…象徴的な人気株になって相場になると思っています。カタルは条件が決まれば…再び参加しようと考えています。現状は倒産しても良いように…1万株しか持っていません。

今日は花粉症が苦しくて…自分の考えが、上手く表現できているでしょうか? まだまだ大変な日が続きます。これも官僚のアホが、自然のバランスを考えないで…杉を植林した為に生まれたのですね。今回もスマートコミュニティーを良く考慮して、先ずはキャッシュレス化を推進すべきでしょう。電子カルテの規格統一など…やることは山のようにあるのに…本当に何をしているのか…シャープの高橋さんのような連中が、世の中に溢れています。また明日。



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