アーカイブ:2016年10月17日

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カタル:この休みで驚いたのは…昨日の原稿で調べた「マネ―ストックの伸び率」です。9月の伸び率が、今年最高の3.6%になっていた事です。多くの識者は、金融政策の方策に対し、あれこれとコメントしますが、あまり実際のお金の普及度に、関心を払いません。大切なことは量的緩和によるマネタリーベースのタガではなく、実際に市場に出回るお金の量の変化です。金融政策の目的は、そもそも此処にあります。公定歩合とは今は言いませんが、金利操作や量的緩和などの国債買い入れも、最終目的は、市場のお金を如何に増やすか…と言う事です。

この最終目標の為には、様々な方策がありますが、日銀だけでは限界があります。これまでは、いくら日銀が旗を振っても、金融行政を管理する金融庁が、不良債権などに目を光らせ、貸出先が赤字になると、途端にこの貸し出しは正しいのかどうか? 銀行マンに問うた訳です。これじゃ、赤字法人への継続投資をしようとしても出来ません。

ところが今年に入り、財務省と日銀、更にこの金融庁の3者会談の場が設けられ、政策の一体管理をするようになります。この影響を受け、金融庁は赤字法人に対しての融資を容認し始めたのです。読者からのメールによれば…現場では不良債権に対するヒヤリングが軽減されているとの事です。今度は逆に、貸し出しノルマを掛けるような方向性に変化しています。

このような背景があるから…おそらくマネーストックも伸び始めているのでしょう。まだ4%台とか…5%台になっている訳ではありませんが、この9月の数字が3.6%と今年最高を更新していることは、実に大きな材料なのです。

それを馬鹿じゃないのか?…と思いますね。多くのニュースやレポートを観ても、誰も、この事に触れていませんね。つまり1月末のマイナス金利政策や行政指導の変更が効いているのです。この事は大きいですよ。ようやく…「流動性の罠」から抜け出す事に繋がります。馬場レポートの時間推移や、このような現象、全て来年は、いよいよ「名目時代」が始まる事を示唆しています。

本当に…現場の人間は、仕事をしたことがないのですね。証券界も見ていても、株のイロハを語る事が、出来る人間が居ないんじゃないかと思います。先ほど、日経新聞を観ていて驚きました。なんと!…日経新聞の本誌に「クラウドワークス」の新規事業が報道されていました。ところが、寄り前の場の買い物は僅かで…1063円の始まりでしたね。カタルは寄り後に気付き、先ほど、1075円、1080円で再び買い増しをしました。ようやく、このボックスを離れる時間がやって来たように感じていたところ…に、この記事の紹介です。

昔は先日の日経ビジネスの記事や、日経産業の記事、そうして、このような日経新聞の記事をコピーして、チャートを持って、お客様にセールスして歩いたものです。今はタブレットがあれば、簡単に利用できますね。良い時代です。クラウドワークスの良い所は、時代を開拓するところにあります。

折しも…安倍政権は「働き方改革」を政策の目玉に据えています。これからの時代はスマートコミュニティーが到来し、人間の働く概念が、大きく変わります。故にクラウドワークスは、ひょっとすれば…ひょっとして…本当に1万円、2万円と、やがて10万円と株価を追うかもしれません。

カタルは、この休みに…ヤフーの株価と業績推移を示しました。たった4億の売り上げが翌年には12億になり、更にその翌年には19億円、そうして56億円に膨らむのですね。この変化率が、成長企業を支えるのです。時代が企業の売り上げを左右するのですよ。 土曜日に書いた株式教室を参考にして下さい。

まだ安全圏の4ケタになったばかりの株価です。カタルは、前からこの手の企業の株価は4ケタ以下の筈がないと…述べてきました。故に800円割れの時に、必ず4ケタ以上になるから、早めに買って於け…と、何度も口が酸っぱくなるほどレポートで述べています。

そうして今、再び、述べますね。おそらく、このまま上場来高値を更新する確率が、非常に高いと思っています。今年末までに、いくらになるか…楽しみな株です。貧乏人のカタル君はそれほど買っている訳ではありませんが、暫くは…買い増しに専念する事になります。

新聞記事と時代の流れを…是非、感じて欲しいものです。このラインは売り物が被りますから、慌てることはありませんが、もう下値を叩くことは、おそらくないでしょう。最低単位の100株でも良いのです。参加する事に、意義があるのです。カタルの定期購読の読者は、およそ5000人から6000人ほどでしょう。その読者全員が100株ずつ買えば…50万株程になりますね。先ずは参加して下さい。100株なら、たかが10万円ですから、仮に倒産しても、面白かった…と思えますね。世の中、常にリスクはあるのです。

通常は、このクラスの企業のニュースリリースが、日経新聞に載る事は絶対にありません。おそらく記者本人が買っているか…応援しているのでしょう。日経ビジネスに、日経産業、そうして本誌への掲載で、いよいよ相場は、活況期を迎えます。仮に上手く人気化して、2000円、3000円になってから、馬鹿にならないでくださいね。

馬鹿になるのは、今のように売り物が、ある時です。時代の先が見えない馬鹿が売るのです。先日の1050円の4万株の売り物のようなものですね。だから、もう1050円は割れないと考えるのが普通でしょう。そうすれば…カタルが1075円や1080円でも高値を追い買い始めた行動が納得されるでしょう。

新聞記事の読み方も知らないから、カタルがイチイチ、その背景を語る訳ですね。先日のTSMCの「四半期ベースで過去最高の…」の意味を知らない馬鹿が、多過ぎますね。あの記事を読めば、今の半導体業界の現状が、分かるというものです。

確か…エルピーダの工場が広島にある筈です。広島の人は工場の近くの酒場で、情報を集めればいいのです。社員が飲んでいる筈ですね。現場の声が一番です。ただ日本は残念ながら後進国ですからね。今は中国です。本当は中国の現状を調べるのが一番ですね。日経新聞の駐在員は、仕事をしていませんね。まったく能力がない奴ばかりが、上に居ます。困ったことです。

これだから、いつまでも…「失われた時代」が長引くのです。証券マンの人も、ちゃんと仕事をしましょうね。どう考えても、今の相場環境で500万~1000万の株式手数料を達成できてないとすれば…その人は、自分が仕事をしてないと反省せねばなりません。結構、儲かる株は存在し、そんなに悪い相場には見えません。

かたると言う馬鹿に、騙されたと思って、1200円台以下なら、何処でもクラウドワークス一本で勝負をしても良いですね。大企業相手の法人セールスなら、例えば年金向けなら、東芝一本でも良いですね。赤字企業は、買えないと文句を言われたら、じゃ、アドバンテストは、どうでしょうと切り返せばいいのです。

前工程のエレクトロンの後を追いますから、如何ですか?…と言えば良いですね。その参考資料としてTSCMの業績推移を示せばいいのです。過去最高ですよ。その背景はIoTなのです。説明すれば、どんな馬鹿でも納得するでしょう。

何故、ソフトバンクの孫氏が、ARM社を買収して、更に10兆円ファンドを興すか? その背景を丁寧に解説すればいいのです。そうすれば…自ずと注文が来ます。いきなり100万株単位では、相手も委縮します。先ずは1万でも良いのです。そう言うと…相手はそんなゴミのような発注は出来ないと言いますから、じゃ、5万か10万で…如何でしょう。先ずは、相手の負担にならない、余資程度の予算でスタートします。やがて100万、200万が当たり前になります。

アレレ?ゴタクを述べていたら、クラウドワークスが上がって来ました。先ほど1090円に5000株程度の売り物が壁になっていたはずなのに…今は1107円までありますね。先ずは参加するのです。株価が高くなると買いにくいものですが…、それなら、下がる事を前提にして、先ずは…買えば良いのでしょう。そうして、下げたら、また買えば良いのです。今日は思いがけない日経新聞の記事を観て、…の感想です。

先日のTSCMの記事は、非常に意味があるのです。その背景を読めば…株の流れは簡単に見えるようになります。孫氏が、何故、この時期にARM社を買収して10兆円ファンドを創設するのか? IoTのユビキタスの株価が、何故、下がらないのか? その背景が見えてくるようになります。ユビキタスも、同様ですね。何も1500円台の高値を買えとは言っていませんね。おそらく、この株も、この水準を起点に、間もなく反転すると考えています。それでは…また明日。今日の味噌は「マネーストックの伸び率」ですからね。その様子を再び掲げておきます。

M2の前年比の伸び率推移

M2の前年比の伸び率推移



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